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== ろま中男劇場 ==

ろま中男劇場 1.真由美 (2)ヰタ・セクスアリス

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ろま中男劇場 1.真由美 (2)ヰタ・セクスアリス

就職試験ではさすがにメイクアップした真由美は、会社の就職担当者が一目見るなり合格を貰った。いくつか内定を貰った真由美は超一流の企業からも誘われたが、そこそこの商社に入社した。

社会人デビューして学生ではなくなった真由美は、はじめの頃こそ身だしなみ程度に化粧をしたが、同期や先輩から言い寄られて、そして先輩OLから目をつけられると、また以前の地味ファッションに戻った。

10年以上もカラダに染みついた男を寄せ付けないオーラはさらに威力を増して、女として成熟に向かっていた真由美は、まともに男性とつきあうコトもなくひっそりと会社生活を続けて28歳になっていた。

男性経験のない真由美だったが、性の欲求がないわけではない。むしろ同年代の女性と比べたら、性衝動は強い方だった。普通の男女交際を経験してない真由美のヰタ・セクスアリスは、異常な傾向さえあったが、それは真由美自身が意識するところではない。彼女の性経験は自分で自分を慰めることだけで、普通の男女交際から発展する体験がないのだから、比べる基準がなかったからだ。

真由美は生理前になると性衝動が高まることを意識していた。生理が近くなると好意を持たない男性にさえ目がイクのに罪悪感を持っていたが、自分ではどうしようもなかった。そんなとき真由美は仕事どころではなく、休み時間にトイレで性的欲求を処理するのが、会社生活の一部になっていた。

今日も朝からカラダがうずいて、地味ファッションに包まれたカラダからフェモンがあふれ出すのを意識した真由美は、まちわびた昼休みに近くの公園に出掛けてオナニーした。会社でトイレに籠もっていると同僚たちから変な目で見られるので、いつからか外で致すコトにしている。

ああ、もう、こんなに、…。
公衆トイレで制服の短いスカートをまくり上げてパンティをおろした真由美は、糸を引く粘り気に指を当てて、小さくため息をついた。

パンティをキレイな脚線美から抜き取った真由美は、異臭のかすかに漂う個室で自分だけの官能の世界に浸って性衝動を開放する。輝くようなセクシーな下半身の素肌をさらして、形のいいお尻に手を回した真由美は、お尻のワレメに指を侵入させて、熱く火照ってネットリ濡れた柔らかい肉に指を這わせる。

あ、はあっ、ああっ、…。
外の騒音とともに、若い男性の声が聞こえてくる。目を閉じた真由美は誰とも知れない男性の前で、足を広げたつもりになって、しなやかな指先であそこの肉をこねくり回す。ピチャピチャとイヤらしい音が個室に響く。

あ、や、ああっ、見ないで、ああっ、はあっ、…。
個室の外からかすかに聞こえてくる若い男性の声が頭の中で響いて、真由美ははしたない姿を公衆の面前でさらす想像を浮かべ、指先の妖しい愛撫を繰り返す。

あ、やっ、だめえ、ゆるして、あ、はあっ、…。
後ろから手を回すのが真由美のクセで、そうすることで後ろからムリヤリ犯される被虐的な興奮を昂ぶらせる。柔らかい尻肉に食い込んだ細い手首が尻タブをゆがめて震わせる。ネットリした汁気に浸った指先は、あふれ出る泉に食い込んで敏感な粘膜を刺激する。

あ、ああっ、はっ、ああっ、もう、あ、いく…。
個室に入る前から高い興奮状態にあった女体はあっさり絶頂を迎えた。快感の頂点に達した美しい女体は弓のように反り返って、匂い立つようなそして淫靡な魅惑的な輝きを見せつける。声が漏れないように固く結んでゆがんだ唇が、整った美しさにアクセントを与えてセクシーさを強調していた。

しばらく甘い吐息にまみれて淫靡な笑みを浮かべていた真由美は、濡れた股間をキレイに拭き取ると新品のパンティに履き替える。制服がシワになってないのを確かめた真由美は、こっそりと個室から抜け出すと、急いで会社に戻った。

そのとき真由美のセクシーな後ろ姿を見送る男性の目があったことを真由美は知らない。

ろま中男劇場 1.真由美 (3)につづく
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== ろま中男劇場 ==

ろま中男劇場 1.真由美 (1)真由美という女

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ろま中男劇場 1.真由美 (1)真由美という女

真由美は28歳、中堅商社に勤めるOL。ハーフっぽい面立ちの美人でスタイルはモデル並みにいい。しかし恋人はいない。

真由美の両親は美男美女のカップルだったが、小学校のとき離婚した。プレイボーイの浮き名を流す父の度重なる浮気に母はウツになり、とうとう精神崩壊一歩手前になって父と別れた。

離婚直前、父と母は毎日のように言い争ってケンカした。そしていつも決まって母の慟哭で終わる。両親が別れた日、美しく優しい母のイメージからは想像できないような、焦燥しきった母の絶望のにじんだ表情が真由美の脳裏に焼き付けられた。

中学校に上がって真由美は好きな男の子が出来た。野球部のピッチャーで鈴木という少年だった。すでに美少女の片鱗を見せていた真由美と鈴木君はお似合いのカップルだと、友達からひやかされたが、二人がつきあうことはなかった。母のあのときの表情が頭に浮かんで、鈴木君とは友達以上の関係にはなれなかった。

高校に入学する頃には真由美の美少女ぶりは輝くばかりで、言い寄る男の子は後を絶たなかったが、高校を卒業するまで真由美は特定の男の子とつきあうコトはなかった。どうしても母のあのときの顔が忘れられず、恋人同士になる一歩が踏み出せなかった。

父と別れてから再婚しなかった母ひとりに育てられた真由美だったが、父がきちんと養育費を払ってくれたおかげで有名私立大学にすすんだ。女性として一番美しい時期を迎えた真由美だったが、同級生の女の子が美しく着飾るのと対照的に、いつも地味な服で化粧とは無縁だった。

高校時代、交際を迫る男子たちを断るのになんども嫌な想いをした真由美は、わざと自らの美しさを貶めるように振る舞っていた。いくら美しいバラでもホコリまみれに汚れた花に手を伸ばすモノ好きは、そうそういない。

しかし真由美の内面からにじみ出る美しさに惹かれる男子もいた。真由美の本当の姿を認めて、好意を持ってくれた彼らは、うわべにだまされない人を見る目を持つ好青年だったのだが、長年カラダに馴染んだ異性を寄せ付けないオーラは彼らをもはねのけていた。

そうして真由美は男性を知らないまま社会人になった。

ろま中男劇場 1.真由美 (2)につづく
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== はじめに ==

ろま中男劇場 目次

ろま中男3 作品リスト← 初めての方はこちらをご覧下さい。
ろま中男劇場 目次(11/10/02更新)

これはフィクションです。強姦や痴漢は犯罪です。

内容:ろま中男がその時思いついた官能的な妄想世界を短編小説という形で発表していく予定です。
ジャンル:OL、痴漢電車、ネエちゃんと弟、新人銀行員

1.真由美 (全26話 11/03/27完)
(1)真由美という女 / (2)ヰタ・セクスアリス / (3)アフターファイブ / (4)夢で逢いましょう / (5)朝から / (6)溺れていく真由美 / (7)公衆トイレ / (8)二度目の… / (9)課長 / (10)学生とのランデブー / (11)若い熱情 / (12)からみあう二人 / (13)悦び再び / (14)見知らぬ男 / (15)少年のお仕置き / (16)見られる / (17)高校生たち / (18)バックアンドマウス / (19)大人と子供 / (20)脱兎 / (21)うれしい?お仕置き / (22)高校生との決着 / (23)帰り道 / (24)夢よ、もう一度 / (25)悦びにとろける / (26)真由美の生活 /

2.ネエちゃんとボク
(1)成人式の夜 / (2)初体験 / (3)アサミとミキオ / (4)テニスウェアとネコ耳 / (5)ネエちゃんがイク / (6)出ちゃった / (7)お風呂で勝負 / (8)ボクの勝ち / (9)うしろ、気持ちいい? / (10)お似合い姉弟 / (11)ネエちゃんとお風呂 / (12)どっちもどっち / (13)一緒に寝よう / (14)慌ただしい朝 / (15)楽しい通学電車 / (16)両手に花 / (17)ご機嫌斜め / (18)お昼のごちそう / (19)二人目の恋人 / (20)婚約成立 / (21)海荷と佐藤 / (22)保健室で / (23)カワイイ海荷 / (24)保健室のおねえさん / (25)はじめてのチュウ / (26)クサイ仲 /

3.新人銀行員奈々
(1)灼熱の外回り / (2)至れり尽くせり / (3)おトイレタイム / (4)近藤の豹変 / (5)初めての体験 / (6)奈々を許して / (7)奈々の心変わり / (8)奈々の悦び / (9)口座の約束 / (10)薄らハゲの暴走 / (11)大奥総取締 / (12)部活帰りの高校生 / (13)精志と奈々 / (14)奈々の家 / (15)走れ、精志号 / (16)奈々の誘惑 / (17)初体験 / (18)城島 / (19)チュー / (20)また同じ手 / (21)のしょん / (22)ラブラブカップル / (23)映画館デート / (24)映画館の暗がりで / (25)大立ち回り / (26)凶暴な衝動 / (27)奈々にナカ出し /

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== 真央 ==

真央 (77)見知らぬ街

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真央 (77)見知らぬ街

「真央ちゃん、着いたよ、よく寝てたね」
沢村の声に目を覚ました真央は二枚目顔がキスしそうなほど迫って来るのを見て、思わず後ずさっていた。

「あ、ごめん、おどかした?…、マオを出すから、待っててね」
シートから抜け出した沢村が外に出る。薄暗い窓の外に通行人が歩く姿が見えるが見慣れない町並みだった。時計を見ると2時間弱寝ていたようだ。

あれ?…、これって、…。
前面のウインドスクリーンは真っ黒になっていたが、光が差し込んできてトランクらしい薄暗い景色が写った。次に沢村の顔が大写しになったが、時折ほんの一瞬だけ真っ暗になる。
マオの視界?…。
暗くなる瞬間がまばたきだとわかった真央は、目の前の風景がマオの目に仕込まれたカメラから送られる映像だと気付いた。

「お待たせ…、異常ないね」
戻ってきた沢村はウインドスクリーンに映る映像に満足そうにうなずくと、ゆったりとバケットシートに身を沈めた。

「ここ、どこ?」
車を停めた路地から出たマオはネオンが灯りはじめた繁華街を歩いているようだ。町並みのなんとなくハデな雰囲気に、ある場所を思い浮かべた真央だったが時間的に移動が無理な気がして、いつもの柔和な二枚目顔でスクリーンを眺める沢村に聞いてみた。

「あれ、言ってなかった?…、○×だよ」
沢村は意外そうに応えると日本で第2の都市名を口にした。

「そう…」
やっぱり…、でも2時間で?…。
真央の予想は当たっていた。しかし昼までいた都心からここまで2時間で来るには、一昔前のリニアを使ってどうにか間に合うぐらいで、車では絶対無理な気がした。
さすがは、超高級外車って、こと?…。
F1の血を引く100周年記念モデルならではの離れ業なのだろうと、なんとか自分を納得させた。しかし法定速度を守るオートドライブでは無理なはずで、沢村が実はF1ドライバー並みのテクニックの持ち主だということまでは、真央も気が回らなかった。

「でも、なんで?」
わざわざ数百キロも離れた街に連れてこられた理由がわからない真央が聞くと
「真央ちゃんを、知ってる人がいたら、困るでしょ」
相変わらず柔和な表情の沢村が当たり前のように応える。

??…。
どうして自分を知ってる人がいると困るのか、聞きたかったが沢村の当然だと言わんばかりの口調に気圧されて、それ以上は聞けなかった。

スクリーンに突然中年男のニヤついた顔が大写しになった。あまりアップで見たくない顔に怖じけた真央が目を伏せると、指を鳴らす音がして音声が聞こえてきた。

「…、なんぼなん?…、えっらい安いなあ…、人間やろ?…、病気、もってへんやろな」
中年男の臭い息がしてきそうな浮ついた声が聞こえてくる。どうやらマオをコールガールだと勘違いした男が近寄ってきたらしい。マオが本物の風俗嬢ならあり得ない破格値を応えると、中年男はビックリしながら、イヤらしい笑いを浮かべてマオのカラダを舐め回すように視線を泳がせて視姦する。

やだ…、いやらしい、…。
マオに向けられる視線がまるで自分に向けられているように感じた真央は、中年男を切れ長の目のハシで見て生理的嫌悪感を覚えながら、カラダの奥が熱くなるのを感じていた。

真央 (78)につづく
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== 真央 ==

真央 (76)お出掛け

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真央 目次

真央 (76)お出掛け

「マオ、よくやった、服を着ろ」
ご主人様の目論見を見事に実現したセクサロイドマオは、沢村にほめられてうれしそうだったが、服を着ろという命令に反応したように恥じらって、はじけそうな若い肉体を両手で隠した。

「真央ちゃん、大丈夫?…、行くよ」
まだ絶頂の余韻に漂って意識のはっきりしない真央は、沢村がマオに服を与える様子をぼんやり見ていると、ダナ・キャランのちょっと大人っぽいフェミニンなセクシーミニドレスと高級そうなアクセサリーを渡された。

「あ、はい…」
沢村に連れて行かれたブランドメゾンでそれを見た記憶があったが、貧乏学生の真央にその価値はほとんどわからなかった。ようやく気持ちが落ち着いてきた真央は急に恥じらいの気持ちが湧き上がってきて、沢村の目を盗んでドキドキしながらあそこに触れてみたが、すでにマオがキレイにした後でサラッとした感触だった。

あ…、あんなのを…、はずかしい、…。
沢村に与えられた服を身につける真央は、マオも沢村から衣装を渡されてうれしそうに笑うのを見ていた。ただマオの衣装はいかにもコールガール風で、露骨にハデな色彩の上に女の魅力を強調して露出が異常に高かった。機械だとわかっていても自分と同じ顔をした女性のはしたない姿を見るのは、自分がそんな格好をしているようで恥ずかしかった。

「行こうか」
まだ、下着が…、どこ、に?…、や、いやらしい…、あ…、まって、…。
プラダのヒールを渡された真央は、部屋から出ようとする沢村の背中に下着をまだはいてないコトやどこに行くのか聞こうと躊躇していると、うれしそうに沢村の腕に抱きつくマオに嫉妬を感じて言いそびれてしまって、しかたなく黙ってついていった。

ベタベタしちゃって…、えいっ…、なんで!?…、もう…、やだ…。
エレベータでも沢村にニコニコまとわりつくマオに、内心おもしろくない真央は気を引こうとして慣れないセクシーポーズを見せたりしたが、全く無視されてますます落ち込んでいた。

「マオは、こっちだ」
地下駐車場に出て例の超高級外車の停めてあるところまで来て、指を鳴らしてトランクを開けた沢村に、ツーシーターで二人しか乗れないのでトランクに入るように指示されたマオは、ニッコリ笑ってお辞儀するとあくまでも可愛らしい仕草でトランクに入り込んだ。

いい気味…、やだ…、はあ…。
ナビシートを勧められた真央は暗いトランクに押し込められたマオに少し溜飲を下げたが、機械相手に張り合ってそんな風に考える自分に自己嫌悪して、また落ち込んでいた。

「どうかした?…、元気ないね」
え…、どうして、こういうときだけ?…、いや、もう…。
真央の心中などお構いなしでマイペースに見える沢村に声をかけられて、真央は自分の惨めな気持ちを悟られた気がして何も言えずに下を向いた。

「ちょっと時間かかるけど、いいよね、何かかける?」
エンジンをスタートさせた沢村は、しばらくV 型12気筒エンジンの震動を楽しむように柔らかいバケットシートに身を預けていたが、暖気がおわったのか滑るように地下駐車場から外に駆け出していく。

ふん…、はあ…、ふわあ…、うきゅう、…。
沢村の問いかけの意味も対して考えずに黙って外を見ていた真央は、今日この車を見かけてから起こった一連の出来事での緊張の糸が切れたのか、心地よいシートに包まれていつの間にかカワイイ寝息を立てていた。

真央 (77)につづく
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== 真央 ==

真央 (75)プロフェッショナル

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真央 (75)プロフェッショナル

「マオ、真央ちゃん、好き…」
真央と同じ容姿をして真央の感情を移植されたセクサロイドが、はにかんで笑いながら迫ってくる。マオは真央の汗がにじんだ太ももに手を差し込むと、一番敏感な部分を指先で愛撫する。

「はあっ、やっ、あっ、あんっ、はっ、はあっ」
あんっ、やめ…、て…、はあっ、気持ち、いい…、おかしく、ああっ、なる、…。
沢村の荒々しさのある愛撫と対照的な女性らしい優しいタッチになすすべもなく翻弄される真央は、全身くまなく押し寄せる快感の波に押し上げられ揉みくちゃにされ、頼りなく開けた唇のスキマから湿った吐息を漏らし、快感の頂点へ連れて行かれる。

「や、やだあ…、あっ、そこ、だめえ」
やっぱり、あんっ…、同じ顔…、あ、あんっ、変な感じ…、やっ、そこは…、どうして、ああっ、わかるの、…。
鏡を見ているのかと錯覚させる同じ顔をしたマオのタッチは、真央の感じる部分を的確に愛撫する。真央のあのときの感情をモニタリングする際に、真央の反応も当然記録されて、どこをどうすれば真央を気持ちよくできるかが解析されて数値化されているためだが、真央にそんな専門的な知識などなくマオの手練手管に翻弄されるしかなかった。

「真央ちゃん、カワイイ」
快感にもだえる真央の顔をノゾキ込むマオは、かすかに頬を染めて照れたように微笑しながら、的確に感じる部分を攻めてくる。それも単調な攻めではなく緩急をつけながら、時にはぐらかすように別の場所をイジるなど、セクサロイドと呼ぶにふさわしいテクニックを駆使して、真央を快感の頂点に追い込んでいく。

前に説明したように真央が住む21世紀のほぼ中頃には、アンドロイドは普通の人間と同じ自然でなめらかな動作や、人間と区別が出来ないしゃべり方を実現して人間社会に溶け込んだ存在だったが、セクサロイドならではの特殊技能はまだ発展段階で、各社がしのぎを削る先端技術だった。

感情をサンプリングして移植するのも最新技術に属するが、すでに市販品に導入された技術だった。ここにいるマオは市販品をさらにチューンアップした特注品で、外観をマオに酷似させるカスタマイズの他に研究段階の最新技術を投入しており、次世代機のプロトタイプとしての役割も負っていた。

この時代にはセクサロイドに職を奪われて風俗嬢はほとんど消滅しかかっていたが、まだ機械にマネできない極上のテクニックを持つ生身の風俗嬢は超高級コールガールとして存在してた。可能な限りの技術と金をつぎ込んだマオは、彼女たちに匹敵する最上級テクニックを身につけていた。

「はあっ、あっ、もう、あっ、だめえ、あっ、いっちゃ、ううっ」
すご、あんっ、い…、はあっ、まっしろ、あっ、はあっ…、もう、ああっ、ガマン、ああっ、できない、…。
見た目は顔は真央と同様に幼さを感じさせるが、中身は百戦錬磨のプロ風俗嬢顔負けのテクニックを持つマオに、真央はあっさりイカされた。すがりつくマオをはねのけるように四肢を痙攣させた真央は、背骨が折れそうなほどのけぞるとガックリと脱力した。

「真央ちゃん、カワイイ」
的確なフィンガーテクで真央を快感の頂上まで追いやったマオは、ご主人様にご褒美をねだる忠犬のように沢村に愛らしい笑顔を向けていた。

真央 (76)につづく
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== 真央 ==

真央 (74)分身

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真央 (74)分身

「もう、欲しくてたまらないんだろ」
全身から発情したフェロモンを発散してガマンの限界にいる真央に、沢村が笑いを含んだ声を漏らす。

「ああんっ、はあっ、もう、いっ、やっ、いやっ」
余裕綽々な態度ではぐらかす沢村にジラされた真央は、大きな目に涙を溜めて視線を泳がせながら、火照った体をもてあまして癇癪を起こしていた。沢村に切られて布きれになった服の絡んだ手がポカポカとたくましい胸板を叩く。

「そう…、じゃあ、彼女に変わって貰おうか」
駄々をこねる真央に沢村はいつもの落ち着いた声をかけると、ヘッドから立ち上がった。
「え…、ひっ…、だれっ?」
沢村が歩み寄る先に全裸の女性がいた。全く気配を感じてなかった真央は、お化け屋敷で幽霊に遭遇したように腰を抜かしかけて、うわずった声で誰何する。

「紹介するよ、真央ちゃんが私をほったらかしにしていた間、相手をしてくれたマオだ」
沢村が腰に手を回すとマオはうれしそうにしなだれかかる。さっきまで真央が抱かれていた胸に寄りかかるマオは、ウットリした視線で上目遣いに沢村を見つめている。ベッドに火照った体を横たえた真央はその風景を茫然と眺めていたが、下腹をチリチリ焦がす感情にかすかに顔をしかめた。

「マオ…、なの?」
食堂で男子学生たちがウワサしていたマオを目の当たりにして、自分の感情を移植したセクサロイドを身動きできずに見つめていた真央は、恐怖さえ感じて震えた声を漏らす。

「彼女は特製でね、真央ちゃんを寸分違わず再現してるんだ」
ベッドの横まで来た二人を見上げる真央は、マオを間近に見て沢村の言葉を理解した。マオは真央そっくりだった。どうやらエステシャンやヘアスタイリストに磨き上げられた時の真央を再現しているようで、自分と瓜二つの姿に動揺する真央の無意識下で、マオの匂い立つような艶やかな肌や輝くような髪の美しさが、嫉妬心を生んでいた。

「スゴイだろ、真央ちゃんにそっくりだ」
ベッドに腰掛けてマオをダッコした沢村が、目を見開いたまま表情の固まった真央と腕の中の美女と見比べながら、満足げにつぶやいた。

「マオ、好きだよ」
沢村のセリフからこの女性が作り物で、アンドロイドに嫉妬するなんてバカバカしいと頭では理解は出来る。しかし沢村の唇が白いあごを突き出してウットリする自分と同じ顔をしたマオの唇に触れた瞬間、
「やめてっ」
真央はふくれあがった嫉妬心で癇癪を炸裂させて叫んだ。

「あんっ、はあっ」
真央の絶叫が聞こえないようにマオは沢村の愛撫にセクシーな声を漏らす。それは真央がその時に漏らす声と全く同じだったが、録音した自分の声が他人の声に聞こえるように、真央はそのよがり声に嫌悪感を催して、
「やだっ、離れて」
二人の間に割って入っていた。

「そう…、じゃあ、マオ」
涙を溜めた目で見つめられた沢村は、小さく溜息をつくとマオに目配せした。
「ハイ、ご主人様」
沢村をウットリ見つめるマオは長いまつげを瞬かせてうなずくと、真央のあごに接吻した。

「ひっ、やっ、やだあっ」
沢村にダッコされていたマオが真央にハグして柔らかいカラダが触れる。形のいい乳房の先端が柔らかい弾力で真央のカラダを刺激する。首筋を愛撫する柔らかい唇に嫌悪感を覚えながら、真央はカラダの奥で熱い欲情の炎をくすぶるのを、いまいましくも悩ましく感じていた。

真央 (75)につづく
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== 真央 ==

真央 (73)誘惑

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真央 (73)誘惑

「あんっ、やっ、私を、あんっ、利用した、はうっ、んでしょ…、あひっあっ」
正中線で服を切られた真央はキレイな背中をさらされて、その下のミニスカに入り込んだ手で感じる部分をイジられてうわずった声を漏らしながら、詰問を続けた。

「利用だなんで…、人聞きが悪いな…、充分なご褒美をあげたはずだし、なにより真央ちゃん、うれしそうだったよね」
うつぶせに押さえつけた真央をフィンガーテクでもだえさせる二枚目は、涼しい口調で反論する。しかし股間は淫らな欲望でふくれあがって妖しい熱気を発散して、昂ぶった劣情を示していた。

「くっ、あんっ…、な、なにが…、はあんっ、ご褒美よ、あっ、ああっ…、アンタ、なんかに、ひあっ…、なにも、あんっ…、もらって、あうっ、ないわ」
尻タブの谷間に食い込んだ指で火照ったあそこの肉を翻弄される真央は、色っぽい吐息まじりに懸命に抗議するが、女体の芯でマゾ奴隷の欲情の炎が抑えきれないほど燃え上がるのを認めざるを得なかった。

「おかしいな…、ホームレスのオジサンにお金、取られちゃったかな?…、でもあんなはした金、くれてやりなよ、買ってあげた服やアクセサリー、あのお金の何十倍はするよ」
クチュクチュと指先を蠢かせながら沢村が不思議そうにつぶやいたが、すぐにいつもの脳天気な声に戻って、ブランドメゾンで購入したアイテムのことを持ち出した。

「そんなの…、はあんっ、知らない…、あ、ああっ」
ベッドに押さえつけられて弄ばれる自分の状況に半ば陶酔するマゾ奴隷は、ピッタリ合わせた太ももまで濡らして快感にもだえていた。ハリのある太もものしっとりした肌が時折ピクリと震えて、新鮮な背中が切なげにのけぞる。

「あ、そうか…、今日、持って帰って…、真央ちゃんが取りに来るの、待ってたんだよ…、もう、ガマン出来ないだろ…」
ここにもう一度真央に自分から来させるために、わざと渡さずに預かっていたブランド品の数々を思いだした沢村は、照れ笑いを含んだ声を漏らす。あそこから指を引き抜くと濡れた指先で真央の鼻先をツンツンした。

「やっ、やめてっ、あっ、はあっ、うっ、ううっ」
自分が分泌した汁気のケモノ臭さに顔を背けた真央だったが、マゾ奴隷の性根を煽られてナマ太ももをクチュクチュすり合わせる。沢村は真央の顔を上げさせるといきなりキスした。気取った二枚目がくれる特上のキスに真央は胸踊らせ、吐息を荒くする。

「あんっ、ううっ、はあっ、やっ、ああっ、はあっ」
真央の横に添い寝した沢村が唇の柔らかい感触を楽しみながら足を絡めてくる。沢村は真央が気付かないうちに素早く下半身ハダカになっていた。ムダ毛の生えたスネやモモが強引に真央の足の間に食い込んでくる。

「もう、ガマン出来ない、だろ」
真央の火照った体を組み敷いた沢村は、あっさり開いたナマ足の付け根に下腹部を押しつけながら、頼りない視線を送る真央を見つめながらさっきと同じセリフをつぶやいた。

「いやあ、あんっ、はあっ、はっ、あっ」
アンドロイドの死んだ魚の目のような鈍い眼光とは比べものにならない沢村の淫靡な光を含んだ鋭い眼光に、ますますマゾ気を煽られた真央は、あそこに食い込む熱い肉棒を刺激するように発情した女体をよがらせる。口では逆らってもカラダは沢村が言うとおりにソレを入れて欲しくてガマンの限界だった。

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== 真央 ==

真央 (72)返り討ち

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真央 (72)返り討ち

「…、真央ちゃんのご想像通り、私をかたどった男性型セクサロイドだよ」
アレの正体を理解したのを真央の表情から察知した沢村は、いつもの二枚目らしい気取った口調で応える。その声は真央をだましたうしろめたさなどみじんも感じさせなかった。

「じゃあ、『指令』はセクサロイドに、私が体験したことを移植するためだったの?」
持ち前の強気な性格が顔を出して大きな目でキッとにらんだ真央が、沢村を問い詰める。

「…、真央ちゃんはホントに頭がいいね、うれしいよ」
毛を逆立てるネコのような真央の目をニコニコ見つめる沢村は、うれしそうに応えてサラサラした髪をなでる。

「どうしたの?」
頭をなでる手を無視して立ち上がった真央に沢村が聞く。それも無視した真央は床に崩れ落ちた沢村型セクサロイドに警戒しながら、赤いERで汚れたハサミを取り上げる。

「この卑劣漢!」
両手ではさみを握った真央はミニスカのスソをひるがえして振り返ると、ベッドにくつろいで座った沢村に怒りをあらわにして体ごとぶつかっていく。
「っと…、あぶないなあ…、ダメだよ、こんなことしちゃ…、おしおきだ」
あっさり体をかわした沢村は真央のくびれたウエストを抱えると、相変わらず落ち着いた声でミニスカがまくれたノーパンのお尻をペシッと叩く。

「やだっ、はなしてっ」
まるで子供扱いの情けなさに怒りが恥ずかしさに変わって顔を真っ赤にした真央は、お尻のナマ肌を叩かれてパンティを穿いてなかったことを思い出すと、羞恥心とともに沢村に仕込まれたマゾ奴隷の血を熱くする。

「あれ…、ずいぶん濡れてるね」
飼い猫を愛でるようにスベスベしっとりしたお尻のナマ肌をなで回していた沢村は、プックリふくらんだあそこに指を当てると、笑いを含んだ声を漏らす。

「やだ、変態っ、やめてえっ」
ついさっきイッたばかりの敏感な部分をイジられた真央は、ますますマゾ気を煽られて女体の芯を熱くする。悲鳴に近い声にもどこか淫靡な響きが混じっていた。

「女の子が、こんなモノ振り回すモンじゃないよ…、おしおきしようね」
ベッドに放り出した真央の背中にのしかかった沢村は、真央の手からハサミを取り上げる。赤い妖しい光を放つハサミにサド気を昂ぶらせた沢村は、感情を抑えた声を漏らすと背骨に沿って真央の服にはさみを入れる。

「やっ、やだあっ、変態っ」
ジョキジョキという音とともに背中の素肌が徐々にさらされていく情けない恥ずかしさに悲鳴を上げながら、真央はカラダの奥でマゾ奴隷の欲望が膨らんでいくのを自覚していた。それはネットリした滴になってあそこの肉を濡らしていた。

真央 (73)につづく
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== 真央 ==

真央 (71)号泣

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (71)号泣

「ま、お、ちゃ、ん…」
ピッ
男の不気味な影が真央を覆うほど近寄ったとき小さな電子音がして、涙ににじんだ視界から突然男が消えて崩れ落ちる。

「ゴメン、恐かった?…」
かろうじて意識を保って立っていた真央が震えながら声のする方に目を向けると、開いたドアのまぶしい光の中にぼんやりと誰かが立っているのが見える。
「もう、大丈夫だから」
その声は紛れもなく沢村の声だった。涙が溜まった大きな目を見開いた真央は、ゆっくりと床に崩れ落ちた男に視線を向けると、もう一度声の主を見つめた。

「安心して…、ホント、おどかして、ゴメン」
真央の視線の動きにつられるように床に転がる自分のレプリカに目を向けた沢村は、柔和な表情で真央を抱きしめた。

「うっ…、うわあっ、ああっ、ああっ」
沢村の温かい腕で抱きしめられた真央は、たくましい胸に顔を埋めて軽くしゃくり上げると大声を上げて号泣しはじめた。

「ごめん…、ほんとに、もう大丈夫だから、安心して…」
沢村は泣きじゃくる真央のカラダを優しく抱えると、ベッドに座らせて横に座って肩を抱く。
「うっ、ううっ、わあっ、なんで、こんな、ひっ、イジワル、ううっ、するのよおっ」
ひとしきり大声を上げて泣いた真央は少し気が落ち着いたようで、沢村の胸をポカポカ殴りながら泣き声で責め立てる。

「ほんと、ゴメン…、でも、刺すとは、思わなかったから…」
泣きながらなじる真央に苦笑した沢村は、震える背中を優しくなでながら言い訳っぽいセリフを口にする。
「…、うっ、誰?…、ひっ、アレ」
沢村の腕の中で安心感を覚えた真央は癇癪がだいぶ治まったようで、アレの正体を問いただす。

「ずいぶん、汚れちゃったね、キレイな顔が台無しだ」
真央の質問には答えず、沢村は真央の顔を上げさせると赤い汚れを拭き取った。
「ひっ、血…」
赤く染まったハンカチを見た真央は、沢村にギュッと抱きついて顔を埋める。

「ああ、違うよ…、これはER(電気粘性流体)」
怯える真央に沢村は笑いを含んだ声で応える。

電気粘性流体はER流体(Electrorheological Fluid)とも呼ばれるアンドロイドの動力源に使われる、電圧の変化で粘性が変化する流体だ。簡単に言えば電圧がかかっていない状態では液体で、電圧がかかると固体に近い粘性を持つ物質である。アンドロイドの「筋肉」として機能するが、「血液」のように全身を循環して、エンジンオイルのように稼働中に発生する極小のゴミを回収洗浄する役目や、メンテナンスや軽微な損傷修復を担当するナノマシンを運ぶ役目も負っている。

真央が突き刺したハサミは人間の心臓に当たる循環装置の中枢を破壊して、アンドロイドを機能不全に陥らせた。真央が血だと思ったのは循環装置から吹き出した電圧のかかっていない液状のERだった。

通常は白や青に着色されるが、セクサロイドは人間に似せるために赤く着色される。赤いERはセクサロイドの白い肌をうっすらピンクに染める。また女性に対して暴力的に振る舞うことで倒錯した興奮を感じる一部の趣味の人たちは、刑罰に触れないサディステックなプレイをよりリアルにしてくれるため、大いに歓迎していた。

「…、それじゃ…」
アンドロイドが社会に浸透した2040年代に生きる真央は、その単語からすぐにアレの正体を理解した。沢村の余裕のある態度に小バカにされた気がした真央は、少し不機嫌になって沢村の柔和な表情を見つめていた。

真央 (72)につづく
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== エロがきコナン ==

エロがきコナン (110)伏魔殿

ろま中男3 作品リスト
エロがきコナン 目次

エロがきコナン (110)伏魔殿

「急ごっ、HR、始まっちゃう」
ボヤボヤすんなよ、早くしろっ、…。
乱子のヤツが寝坊するから学校に着いたのはいつもより遅いくらいだったが、この調子なら小森先生が教室に来る前にカタをつけられるだろう。しかし大山が目を覚ます前に片付けた方がいいに決まってるし、オレはハルカと乱子のお尻を押して早足で歩く。

「あん、コナン君…」
わざとじゃないが指先がお尻のワレメに入り込んで、乱子が恥ずかしそうに笑って甘えた声を漏らす。ハルカは何も言わずにカツカツとハイヒールの音を早めるが、内マタになっている所を見るときっとあそこを湿らせているハズだ。

コイツら、また欲情しやがって、…。
ロッカーのある体育準備室に着く頃には、乱子もハルカも息を弾ませて頬を紅潮させてやがる。色ボケコンビども、オマエらの頭にはエッチしかないのか…、と言ってるオレが超小学生級エロエロ少年なんだけどな、えへへっ。

「うわあっ…、スゴイ…、臭いだね…」
すげえな…、発散されない40男の欲望が、渦巻いてるよ、…。
男所帯の体育準備室を開けると、こもった汗の臭いが混じったむせかえるような男臭さが鼻をつく。さながらモテ無いブサメンの怨念が渦巻く伏魔殿といったところだ。こんなトコに長くいたら、頭がおかしくなっちまう。

「うん…、そうだね」
乱子もこんな部屋に足を踏み入れたら、出てくる頃には異常性欲者の子種を宿してしまう、とでも心配してるのか、なかなか入ろうとしない。

「じゃあ、私が…」
さすがはマゾ変態教師だぜ。こんな濃ゆい空気も香ばしいぐらいに思っているのか、指先にロッカーのカギを振り回してお気楽に笑いながら、ハルカが大山のロッカーを開ける。

「うっ、え…、なに?…、きゃあ、いやあっ」
ロッカーを開けると何かが落ちてきてハルカの頭を覆う。異臭を放つそれを指でつまんだハルカは、大山の筋肉を強調するようにカラダに張り付いていたジャージだと気付くと、急に取り乱して半狂乱で振り回した。

「いたっ、きゃあっ、いやああっ、きゃああっ」
オトボケ美人教師が振り回したジャージが、ロッカーの棚に積んであった8ミリテープをたたき落として、それが自分の頭を直撃する。ハルカのヤツ、大人のクセに一人でボケまくってのたうち回ってやがる。

「ねえ、コナン君、アレじゃないの」
異臭渦巻く体育準備室で一人芝居してはしゃぐ?ハルカに、あまり同情してないような口調の乱子が流し目っぽい視線で、床に散らばったテープケースを見ている。

「決まりだね」
男臭さに酔っぱらってるんじゃ、ないか?…、この変態マゾ教師…。
乱子の言う通りそれはハンディカメラのテープだ。不気味な空気の中で陶酔したようにピンクスカートスーツのスソを乱して、アラレもない姿をさらす美人教師を無視して、オレは伏魔殿に足を踏み入れると証拠品をかき集めた。

「すごい、いっぱいあるよ…、乱子ネエちゃんも、手伝って」
突っ立ってねえで、手伝えよ、このバカ乱子、…。
変態筋肉教師は偏執的な情熱で大量にコレクションを溜め込んでやがった。3ケタは楽にありそうでとても一人では集めきれそうにない。オレはまだ入り口で躊躇するカマトト乱子に声をかける。

「うん…、わかった…、あれ、ブルマ?…、やだあっ」
乱子は渋々入ってきて、ハンカチで鼻を押さえて床に散らばったテープを横目で見ながら、指先でつまんでゴミ袋に放り込んでいた。よく見ないで赤い布きれを拾い上げると、それがブルマだと気付いてあわてて放り出す。

「生徒の体操服まで、盗んでたんだ…」
ホントに、期待を裏切らない、変態教師だな、…。
盗撮だけでは飽きたらず、少女の体操服まで盗んでいたとは呆れるほか無い。オレはもう何も言いたくなくなって、証拠品を真っ黒なゴミ袋に放り込む作業に黙々と従事した。

エロがきコナン (111)につづく
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== エロがきコナン ==

エロがきコナン (109)泣きじゃくる

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エロがきコナン 目次

エロがきコナン (109)泣きじゃくる

「いざ、参るっ、よい子をおっ、孕めよおっ」
ハルカと恋人同士になってやりまくる妄想にとりつかれた変態筋肉バカは、股間にそそり立つソレに手を当てると狙いを定めて腰を突きだした。

「やっ、やだあっ、たすけてえっ」
せまってくる熱い暴れん棒から懸命に逃げるハルカが、悲痛な悲鳴を上げる。
「調子に、乗りすぎだっ」
筋肉バカの後ろに立って金属バットを上段に構えたオレは、思いっきり振り下す。

バキイーン、…。
「へっ…、あ…」
見事に頭頂部に命中した金属バットが乾いた金属音を立てる。まるで蚊に刺されたように頭をさすった大山は、次の瞬間オレの方に倒れ込んできた。地響きを立てて大木が倒れてくる錯覚を覚えたがオレはなんとかよけて、気絶して舌をダランと下げた大山の顔をマジマジと見つめる。大股を広げた股間に暴れん棒が元気なままピクピク震えている。

「こ、こわかったよおっ、うえっ、え~ん」
地面にだらしなく倒れた筋肉のかたまりを見おろしていると、ハルカが抱きついて泣きじゃくる。毛嫌いする筋肉バカに穢される恐怖から解放されて、無垢な気持ちをムキ出しにしたハルカが子供のように泣き声を上げる。オレはちょっと罪悪感を覚えて震える背中をさすってやった。

「せんせい…、これ…」
震えて泣きじゃくるハルカにもらい泣きした乱子が横にしゃがんで、そっとハンカチを差し出してくる。
「うん…、こわかったっ、ああ~んっ、うえうっ」
乱子の差し出す手に白いハンカチを見たハルカは、今度は乱子に抱きついて大声で泣きじゃくる。

「もう…、心配無いから…」
…、もう、泣くなよ、…。
二人は抱き合って泣き出した。二人の悲しい泣き声にオレまで悲しくなってきたが、うまい慰め文句が思い浮かばずにありきたりなセリフを口にしていた。

「うう、うわ~んっ、こわかったよおっ」
「う、ひっ、コナンくうんっ」
そんなたわいないセリフに顔を上げたハルカがまたオレに抱きついて股間に顔を埋めてくる。それを見た乱子も負けじとオレにすがって泣きじゃくる。

「わかった、から…、もう、泣くなよ」
ばかっ、そんなとこ、やめっ、あうっ、…。
ハルカの湿った吐息で刺激されて子供のあそこがピンコ立ちしそうになる。わざとなのか今度はスーツの胸元から溢れそうなたわわな乳房を押し着けてきた。

「せんせい…、何してるんですか」
空気が変わったのを敏感に感じ取った乱子は、パイズリするように胸を押しつけるハルカに横目でジットリした視線を向けると、オレの下半身を奪い取ろうとする。

「へっ、あ、やだっ、ちがうの、毛利さん…、えへへっ…」
いつの間にか欲情していたハルカは、まだ涙に濡れた顔でペロリと舌を出して照れ笑いを浮かべると、名残惜しそうにオレから離れた。

「じゃあ、証拠品、探しに行こうよ」
ピンコ立ちしそうなオレは腰を引いて、腰にしがみつく乱子に声をかける。
「あ…、そうね、いきましょ」
照れ笑いのハルカを牽制していた乱子は、はっとしたように顔を上げるとやっぱり照れたように顔を伏せて立ち上がった。

「でも、大丈夫かしら?…」
地面に伸びて弛緩した筋肉をチラ見したハルカが心配そうな声を漏らす。しかしその心配は金属バットで殴ったオレが犯罪者にならないか、に対してのようだ。

「ああ、大丈夫みたいだよ、コブが出来てるだけみたいだし」
…、生きてる、よな…、コイツ…、やっぱり脳ミソも筋肉で、できてるんだろな、…。
幸せそうに舌をダランとさせた不気味な顔に手をかざすとちゃんと呼吸もしてるし、金属バットで打撃された頭頂部もコブが出来て膨らんだ程度で外傷はなかった。

「そのうち気がつくよ、いこう、先生っ」
「あ、はい…、あんっ」
「あ、まって、コナン君っ」
まだ屹立する股間のモノに呆れたオレは、ピンクスカートスーツのお尻を押してやると、うれしそうな声を漏らしたハルカが軽い足取りでついてくる。今度は置いてきぼりを食った乱子があわてて駆け寄ると、横に並んでニッコリ笑った顔でオレをノゾキ込んでからオレの手を握る。両手に花のオレ様は揚々と教員用ロッカーに向かった。

エロがきコナン (110) につづく
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== エロがきコナン ==

エロがきコナン (108)バカ筋肉の暴走

ろま中男3 作品リスト
エロがきコナン 目次

エロがきコナン (108)バカ筋肉の暴走

両手に花状態で学校に着くとすぐに職員室に向かった。部活の朝練を監督しなければならない大山は、好都合にも職員室でさぼってお茶をすすっていた。

「行ってくるわ」
大山を蛇蝎のごとく嫌って出来れば口も効きたくないハルカは、しかしご主人様の命令を忠実に実行すべくこわばった面持ちで、自らを励ますように緊張した声を漏らすと、一人で職員室に入っていった。

「おおっ、綾瀬先生、おはようございます」
ボディコンシャスなピンクスーツのハルカにイヤらしい視線を向ける変態盗撮教師は、ツバを飛ばしてうれしそうに声をかける。
「お、おはようございます、大山先生…、あの、ちょっと、いいですか」
ネットリまとわりつくような視線に身震いしながら、マゾ気を熱くする変態美人教師は、おそるおそる声をかけた。

「へっ、あ、ああっ、いいですよ、どこか二人になれるところに行きましょう」
いつもは声をかけても素っ気ないハルカが、今日は自分から用事があると積極的な態度を見せるのに、上機嫌な大山は怯えるハルカの背中を押して職員室出て行った。

「行ったね…、乱子ネエちゃん、行こう」
「うん」
なんて、簡単なヤツなんだ、…。
あっさり引っかかって思惑どおりに振る舞う筋肉変態教師の単純バカぶりに呆れたオレだったが、早足でハルカを連れ去っていく大山を乱子と追いかける。

大山は生徒たちに見つからないように校舎の裏を通って、体育館裏の用具倉庫にハルカを連れ込んだ。

「先生、うれしいです、私は先生を思って、毎晩コレをこすってたんですよ」
ハルカの背中を押して二人で歩く間に妄想を膨らませていた大山は、妄想並みに膨らんだジャージのモッコリを指さして狂気を含んだ不気味な笑いを浮かべる。

「はあ、それで、お話なんですが…」
筋肉を強調するかのごとくカラダに張り付いたジャージに、くっきりとその形を示すモッコリに怖じけながら、変態マゾ奴隷の血を騒がせたハルカは、後ずさりながらおずおずとうわずった声を漏らす。

「わかってますよ、さあ、朝の一発をしましょう」
完全に妄想の世界に浸った変態筋肉バカは、ハルカのカラダをごちそうになることしか考えてなかった。ジャージを脱ぎ去った大山は邪悪な熱気をはらむ股間の暴れん棒を見せつけるように、ジリジリと迫っていく。

「…、何してるんです、ここは学校ですよ、やっ、だめえっ」
いきなり下半身裸になって筋肉と暴れん棒を見せつける変態教師に呆れてつかの間茫然としたハルカだったが、なんとか声を上げて劣情に狂った筋肉バカを牽制しようとするが、体力ではハナからかなうはずもなくあっさり抑え込まれた。

「(乱子ネエちゃん、あったよ)」
ホントに、コイツ、期待を裏切らねえな、…。
こっそり忍び寄ったオレはとジャージのポケットを探ってロッカーのカギを見つけた。ハルカの裸体を弄ぶ妄想の世界にどっぷり浸かった大山は、
「オレのために、こんなエッチなパンチイをっ、おおっ、濡れ濡れですねっ」
オレが後ろにいることなどまったく気がついてない。抗うハルカを軽々抑え込んでムッチリした太ももをアラレもなく開いて、電車の中で作った恥ずかしいシミのついたTバックパンティをイジリはじめる。

「やっ、やめてっ、人を呼びますよ、やっ、あっ、やだあっ」
濡れたパンティに野太い指がグリグリと食い込んで苦しそうにのけぞるハルカは、嫌悪感にまみれながらマゾの血が騒いでますます恥ずかしい汁をあふれさせる。

「(コナン君、お願い、助けてあげて…)」
やりたい放題なバカ体育教師のご乱行をこわごわ見守っていた乱子は、とうとうガマン出来なくなったのかオレの袖を引いて助けを求めてくる。

「(…、うん)」
そろそろ、助けてやるか、…。
もう少しバカ教師のまな板ショーを楽しみたかったが、乱子の潤んだ目で見つめられたオレは是も非もなく頷くしかなかった。そばにあった金属バットを手に取ると、熱気をはらんだ筋肉のかたまりの後ろに忍び寄った。

エロがきコナン (109) につづく
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== エロがきコナン ==

エロがきコナン (107)乱子の体調

ろま中男3 作品リスト
エロがきコナン 目次

エロがきコナン (107)乱子の体調

あ、ああっ、気持ち、いい、…。
ハルカのうらやましそうな視線を受けて優越感に浸った乱子は、オレ様のイヤらしい指先の動きで頂点に向かって若い肉体を熱くもだえさせた。

次は、○×駅?、…。
え、やだっ、あっ、やんっ、ああっ、やめてえ…、あ、ああっ…。
しかし女子校生の公然ワイセツを許さない神様の差配か、乱子がイク寸前に電車は駅に着いてしまった。結局ハルカと同じようにイク寸前で突き放された乱子は、乗り降りする客に火照った女体を揉みくちゃにされてホームに降りると、その場にへたり込んでしまった。

「毛利さん…、大丈夫?」
混雑するホームでしゃがみ込んだ乱子の様子を何となく理解したハルカだったが、しかし年長者らしい大人の態度で介抱する。ピンクミニスカスーツに包まれた女体を折り曲げてしゃがんだハルカは、ミニスカから伸びるムッチリした太ももから大人の色気を漂わせていた。

「乱子ネエちゃん、大丈夫?」
おいおい、どうしたんだよ、やっぱり、どっか悪いのか?…。
急にしゃがみ込んだ乱子に、またカラダのどこかが悪いのかもという不吉な想いが浮かんで、オレは素になって、苦しそうな乱子の顔をのぞき込んでいた。

「あ、大丈夫だから、ゴメンね、ちょっとのぼせちゃって」
荒い息で背中を上下させる乱子は、乗り降りする乗客に揉みくちゃにされてイカされたとは言えずに、心配そうなオレにムリに笑顔を作っていた。

「そう、でも、ちょっと休んだ方がいいわ、立てる?…、チョット待ってて…、はい、飲んで」
乱子のセーラー服の背中を優しくなでるハルカは乱子を立たせるとベンチに座らせた。ハルカはカツカツとハイヒールの乾いた音を響かせて、自販機でミネラルウオーターを買ってくると乱子に渡した。

「スイマセン、こくっこくっこくっ、はあっ、おいしいっ」
乱子はハルカらからペットボトルと受け取るとカワイイ唇を当てて白いノドを上下させる。一気飲みした乱子は小さく息をつくとカワイイ笑顔をハルカに向けた。

「先生、ありがとございます、行きましょ」
「もう、いいの?…、もう少し休んでいったほうが…」
「大丈夫です、それに大山先生のことがあるし…」
心配するハルカに乱子は笑顔を向ける。乱子は立ち上がるとミニスカのお尻を払って、オレの心配など気にしてないようにニッコリ笑った。乱子は自分のカラダのことよりも、オレと変態体育教師の大山を追い詰めることしか考えてないようだ。

「じゃあ、乱子ネエちゃん、行こう」
案外元気そうだな…、心配させやがって、…。
思ったより元気そうな乱子に安心したオレは、ヒダスカートの下のムッチリした感触に手を食い込ませて、お尻を押して改札に向かう。

「あんっ、コナン君たらっ」
ホントに元気になったようで、オレ様にお尻をタッチされた乱子はうれしそうな声を漏らす。電車を降りた乗客はすでに改札を通った後なのでホームは閑散として、お尻を触られてうれしそうな声を漏らすエロ女子校生に注目するモノはいなかった。

「まって…、あ、いやんっ」
置いてきぼりを食ったハルカがカツカツとハイヒールを響かせて駆け寄ってくる。ハルカが横に並ぶと電車の中でズリ下げたパンティをちゃんと直したか、オレはこっそりミニスカをまくって確かめる。恥ずかしそうにお尻を押さえたハルカが、うれしそうな声を漏らして伏し目がちに目配せしてくる。乱子はハルカの浮きたった声で横目にチラ見したが、知らん顔してお尻を押すオレの手をギュッと押さえていた。

エロがきコナン (108) につづく
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== エロがきコナン ==

エロがきコナン (106)鞘当て

ろま中男3 作品リスト
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エロがきコナン (106)鞘当て

「(もう、もう、あ、いく、いっ、あ…)」
満員電車で自分からミニスカをまくり上げてTバックパンティをズリ下げ、オレにしか見えないが恥ずかしい姿をさらす変態美人教師は、下の口で咥え込んだバイブにメスの欲情を煽られて絶頂寸前の興奮状態にいた。

まだ、イカせねえよ、…。
エロに没頭して妖艶な美しさを見せるハルカをもっとイジメてやろうして、イク寸前にオレはバイブのスイッチを切る。目を閉じて快感に没入していたハルカはバイブの震動が遮断された瞬間、緊張した女体を弛緩させて小さくため息をつくと、不満そうにオレを見つめてくる。

「(イジワルしないで…、あ、ああっ…、え、やっ、もっとお…)」
さらにジラしてやるつもりでバイブを抜くと、粘膜を引きずり出されるうずきでまた快感の上げ潮を期待したハルカだったが、そのあと何もないことに抗議するようにオレにギュッと抱きついて、中途半端に火照った女体を押しつけてくる。

「じゃあ、そういうことで…、いいよね、乱子ネエちゃん」
ハルカ、おまえは、こういう方が、うれしいんだろ、…。
発散されないうずきに女体をチリチリと焦がされもだえるハルカに見せつけるように、乱子の感じる部分に直接触れた指でクチュクチュとイヤらしい音を立てて、女子校生のエロボケぶりを煽ってやる。

「あ、あん、わかった…、はあっ、私と、はあ、コナン君は、はあん…、一緒ね」
ハルカの様子を察知した乱子はオレ様を独占したつもりになって有頂天だった。小学生の指先でご機嫌のエロ女子校生は、「一緒」の部分でハルカを正面から見つめて挑発するような笑いさえ浮かべる。

「先生は、はあ、大山、先生を、あんっ…、よろしく、はあん…、お願い、ひっ、します」
普段の乱子ならこんな言い方をしないと思うが、オレを取られるかもしれないという危機感を持っているためか、挑発的は言い方でハルカを追い込んでいく。乱子はハルカの正体など知らないはずだが、無意識下にオレを助けようとする気持ちがあるためか、ハルカのマゾ調教に参加していた。

「大丈夫よ…、先生に、はあ、任せて」
表面上は優しい先生を装っているが、女体の芯に滞留するメスの欲情に焦がされるハルカは、10代の子供に負けた屈辱感にまみれてマゾ気も昂ぶらせていた。ガマン出来ないのかミニスカをまくり上げてさらした恥部を、電車の揺れに合わせて盛んにオレの手にすりつけてくる。

「先生が、危なくなったら、ボク、助けるから」
おまえが、大山の慰み者になるのも、おもしれえからな、…。
薄い茂みをすりつけられるこそばゆさに笑い出しそうなオレは、ハルカがどうなろうとお構いなしで、筋肉変態教師になぶられる美人教師の妄想を浮かべていた。

「約束よ、先生、信じてるから」
根が素直なハルカは、オレの言葉を額面通り受け取って真剣な目でオレを見つめてくる。ハルカもオレと同じ想像を浮かべたようで、あの暑苦しいマッチョに弄ばれる自分を妄想して生理的嫌悪感で身震いしながら、熱く昂ぶったマゾ気であそこをネチョネチョに濡らしていた。

「うん、私も助けるから、先生、はあんっ、安心して」
ハルカに気を取られたお休みしてしまった指先に、おねだりするようにあそこを自分から押しつける乱子が割って入ってきた。オレは乱子のワガママに応えて指先の愛撫を続けてやると、高校生らしくないエッチな笑いを浮かべた乱子が、優越感のにじんだ声でハルカを励ましていた。

エロがきコナン (107) につづく
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== エロがきコナン ==

エロがきコナン (105)作業分担

ろま中男3 作品リスト
エロがきコナン 目次

エロがきコナン (105)作業分担

「アイツが犯人なのは間違いないけど、証拠を押さえなきゃ」
ちゃんと、聞いとけよ、…。
変態美人教師とエロボケ乱子を指先の動きだけで快感に追いやっていくオレ様は、征服感で浮ついた気分だった。ご機嫌な口調で盗撮体育教師大山を追いやる作戦を、乱子のカワイイ耳タブをなぶりながら耳打ちする。

「はあんっ、そうね、でも、コナン君、なにかアテが、あんっ、あるの?…、あふん」
オレ様に可愛がられるのを自慢するかのように、乱子はハルカに見せつけるように色っぽい表情を浮かべる。

「うん、ボクの勘なんだけど、盗撮したテープをどこかに隠しているはずで、多分教員用ロッカーだと思うんだ」
あんなオッサンが考えるのは、その程度だろ、…。
オレ様に耳を寄せて不自然な姿勢を取る乱子のお尻に回した手で、恥ずかしいシミを作ったパンティをイジリながら、オレは推理にもならない当て推量を説明する。

「はん、たしかに、はあん、そうかも…」
すっかりいい気分の乱子は妖しい笑みで相づちを打つ。

「でも、どうやって、手に入れるの?」
乱子に熱中してほったらかしにされた、電車の中でパンティを下げる露出狂教師が口を挟んでくる。

「だから、先生に、大山をおびき寄せて欲しいんだ」
ほら、エロ教師、ご褒美やるから、しっかり働けよ、…。
放置プレイされて物欲しそうに色っぽい視線を向けるハルカに、ピンクミニスカスーツに忍ばせた手で底面のスイッチを入れるとバイブを出し入れした。

「あ、ああっ、そう、わかった、わ…、ああっ」
ナカで急に蠢きはじめたバイブに、粘膜を刺激されたハルカは苦しそうな吐息で紅潮した顔を湿らせながら、乱子と同じように適当に相づち打ってくる。

「その間に、ボクと乱子ネエちゃんが、証拠品を押収する」
急にもだえはじめたハルカにまた不機嫌そうな視線を向ける乱子に、オレはスポーツタイプのパンティをなんとかめくって指を入れると、濡れた花びらを直接イジってやった。

「あ、あんっ、は、ああっ、わかった、わ…、でも、カギして、はあん、るんじゃ?」
感じる部分を直接イジられた乱子は、オレの頭にギュットしがみついてバカデカイ胸を押しつけながら、下半身からこみ上げる快感に懸命に耐えていた。

「うん、それも、先生がなんとか、してくれるよね」
気持ちよく、してやるから、そのくらい働けよ、…。
半分顔を巨乳に埋めたオレは、横目でハルカに目配せすると「してくれるよね」の部分でバイブを激しく上下させた。

「あ、はっ、はうっ、んっ、んんっ、大丈夫…、はあん、任せて…(もう、いっちゃいそう…、です)」
ナカの粘膜を引き絞るように激しくかき回されたハルカは、乱子のマネをするようにオレに抱きついて、甘えた声で耳打ちする。両側から大容量の柔らかい肉を押しつけられて窒息寸前になったオレ様は、かろうじて頭を引いて酸素補給すると、乱子とハルカを両手で可愛がってやった。

エロがきコナン (106) につづく
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エロがきコナン (104)作戦開始

ろま中男3 作品リスト
エロがきコナン 目次

エロがきコナン (104)作戦開始

「せんせい、電車来たよ」
これからが、本番だ、…。
いつもより1本遅い電車がホームに滑り込んでくる。乱子にオレを取られて放置プレイ状態で頼りなげに立つハルカに声をかけると、いつものように混んだ電車に乗り込む。

「(声、出すなよ)」
「あ…、(はい…、あん…、はあ)」
すし詰め状態の車内に入るとすぐにピンクスーツ姿のハルカのミニスカに手を入れて、いやらしい汁の絡んだバイブをいじる。変態美人教師は被虐的な興奮を昂ぶらせてあそこをクチュクチュと濡らしていたが、オレ様の命令に素直に従って、自然に出そうになるエッチな声を懸命にこらえていた。

今度は、おまえな、…。
もう一方の手を乱子のミニスカに入れてお尻をまさぐると、乱子は切れ長の目でチラ見したが知らん顔していた。スポーツブラと揃いのコットンパンティはすでに恥ずかしいシミをつくって、指先をネットリ濡らしてくる。乱子のヤツ、もうすっかりエロ女になっている。

対面して立つ二人の間に挟まれて、ちょうど顔の位置にあるオッパイに両方からプニプニされるオレ様は極楽気分だったが、
「盗撮の犯人は、大山先生だよ」
唐突に言った。

「あ、あんっ、そう…、大山、先生なのね…」
満員電車の中で濡れ濡れのあそこにバイブを出し入れされる、恥ずかしい姿を誰かに見られるかもしれないというドキドキでマゾ気を熱くし、ノドから溢れそうなあえぎ声をなんとか飲み込んだハルカは、気の抜けた相づちを打つ。

「そう、ね…、私も、そう、思う…、うっ」
お尻から入り込んだ手ではしたなくシミを作ったパンティの部分をイジられる乱子も、湿った吐息混じりに応える。染み出るヌルヌル汁を搾り出すように指を突き上げると、エロ女子校生はギュッと目をつぶって乱暴な愛撫を味わい、漏れそうな声をガマンしていた。

「それでね、ボクに作戦があるんだ」
エロボケども、そんなに気持ちいいのか、…。
指先の動きに反応して痴態を見せる美人教師と美少女高校生にニンマリしながら、知らん顔でオレは話を続ける。

「先生、ちょっといい?」
その前に、可愛がってやる、…。
オレは背伸びしてハルカを呼ぶ。ナカをグリグリ刺激するバイブに煽られる欲情に耐えながら、ハルカは耳を寄せる。
「(自分でスカート、まくり上げて、パンティおろせ…、自分でオマ○コ、丸出しにするんだ、わかったな、ど変態教師…)」
ピアスアナを舌でチロチロ刺激しながら、マゾ奴隷に屈辱的な言葉を使って羞恥責めの命令を下す。

「(あ、はい)…、うん、わかったわ…」
乱子の手前、先生らしい態度を保つハルカは、しかし羞恥露出プレイにマゾ気を興奮させてゾクゾクしながら、オレにしかわからないようにミニスカをまくり上げると、Tパックパンティを太ももまでおろし、触りやすいように自分から進んで足を広げる。

(くっ、ううっ…、はあっ、いいっ、だめえ…、声が、ああっ、出ちゃう、…。)
オレは前から堂々と手を入れると、スジから顔を出したポッチをイジリながらバイブを出し入れする。自分からはしたない姿をさらす倒錯した興奮と、一番感じる部分の愛撫された上にバイブの出し入れで、最高潮に欲情する変態教師は、色っぽい唇から溢れそうな本気声を懸命にこらえていた。

「でね、乱子ネエちゃん」
「うん、なに?…、コナン君、あ、あんっ」
ハルカの発散する淫靡な空気に怪訝そうに表情を浮かべていた乱子は、淫らな欲望を隠したかわいい小学生の笑顔を浮かべるオレ様に呼ばれて、待ってましたとばかりに髪をかき上げて耳をオレの口に近づける。ヤル気満々のエロ女子校生にちょっとイタズラして、パンティの上からポッチをイジルと、高校生らしくないエッチで頼りない声を漏らした。

エロがきコナン (105) につづく
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エロがきコナン (103)掌中の華

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エロがきコナン (103)掌中の華

「せんせい、おはよっ」
ちゃんと命令、守ってるか、…。
オレ様はフェロモン漂うハルカの背中側に立つとミニスカをまくり上げて、タクシーの別れ際に命令したモノを入れているか確認した。

「きゃっ、やだっ」
ピンクのミニスカをまくられたハルカは、あわててお尻を押さえると恥ずかしそうに顔を伏せた。しかしオレはガーターベルトにつられた太ももまでのストッキングの上の、まぶしい太ももと丸い尻のナマ肌と、Tバックの少ない生地からはみ出したバイブをしっかり確認していた。

「コナン君っ、なにしてるの、だめっ」
顧問の高校教師にイタズラするオレに、乱子は血相を変えて迫ってきた。
「えへへっ、ゴメンね…、ちょっとふざけただけ」
嫉妬してんのか、エロ女子校生が、…。
カワイイ顔を怒らせる乱子を、オレははぐらかすように笑っていた。

「いいの、毛利さん、怒らないで…」
ご主人様の仕打ちにマゾ奴隷の血を泡立てたハルカはそれを顔に出さずに、乱子の声に振り返って間に割って入ってくると、おとなの女の余裕を見せる。

「コナン君、スカートめくりなんて、子供っぽいわよ」
ムッチリした太もものストッキングの濃い紫と白い地肌のコントラストを見せつけるように、オレの前でしゃがんだハルカはキスできるくらい近づくと、たっぷりした乳房が溢れそうになっているのを誇示するように、胸の下で腕を組んでいた。

「せんせい、やさしいんだ、好きだよっ」
おらっ、かわいがってやる、…。
従順なマゾ奴隷の胸に抱きついて深い谷間に顔を埋めると、ムッチリした太ももの間に足をコジ入れて、足先であそこにはまり込んだバイブのそこをツンツンしてやる。

「あ、あんっ、こんなとこで、だめえ」
人が行き来する駅のホームで、胸のナマ肌に熱い吐息を吹きかけられて、Tバックパンティの下に咥え込んだバイブをいじられた淫乱高校教師は、あたりはばからずイヤらしい声を漏らす。

「もう、コナン君、いい加減にしなさいっ」
オレ様がハルカに好きと告白するのを聞いて、嫉妬と不安とエッチな気持ちで千々に乱れた心を抱えた乱子は、オレを美人教師の女体から引きはがす。

「えへへっ、乱子ネエちゃんは、大好きだよっ」
おまえも、かわいがってやるよ、…。
調子に乗ったオレは、乱子に抱きつくとマイクロミニに手を入れると尻タブをグニグニと揉みまくってやった。ハリのあるお尻に指を食い込ませると、ぴっちりしたコットンパンティからはみ出した尻肉がしっとりと小指に絡んでくる。

「あんっ…、ああんっ、もう、コナン君たらっ、甘えん坊さんなんだから…」
大好きと言われたのとお尻の愛撫でとたんに機嫌を直した乱子は、セーラー服の胸の顔を埋めるオレの頭をなでて、甘ったれた声を漏らす。ピンコ立ちしたオレはワレメの奥に指を進ませると、あそこはすでにジンワリ湿っていた。

変態美人教師と美少女高校生を手玉に取るオレは、小学生のカワイイ顔でウハウハな心を隠して、新鮮な女体を楽しんでいた。

エロがきコナン (104) につづく
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エロがきコナン (102)駅までの道

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エロがきコナン (102)駅までの道

「乱子ネエちゃん、最近、よく寝るよね」
そうなんだよな…、オヤジ譲りで、突然寝るのは、前から良くあったけど、…。
手をつないで仲良く駅に向かうオレは、やっぱりオッパイのシコリが気になって聞いていた。

「やだ、ゴメンネ、明日はちゃんと、起きるから」
今朝寝坊したことを気にしているのか、乱子は照れたように笑ってつないだ手をブンブンと振り回す。

「そうじゃなくてさ、乱子ネエちゃん、どっか悪いんじゃないの?」
中身は大人でもやっぱり子供のオレは、不安な気持ちを自分の中に納めておくことが出来なくて、脳天気な乱子に真面目な表情を向ける。

「…、なんだ、そうだったの…、ありがと、コナン君…、私、元気だから」
オレの真剣なまなざしを見た乱子は立ち止まると、ゆっくりしゃがんで目線の高さを合わせる。オレにカラダの心配されたのがうれしいのか、潤んだ目でオレを見つめてニッコリ笑う。エッチを途中でやめてつれない態度になったのも、色気のないスポーツブラを選んだのも、自分を心配したからだと独り合点で納得していた。

「別に…、元気ならいいけど…」
ばかっ、そんな目で見るなよ…、カワイイじゃネエか、…。
乱子のカワイイ笑顔から何となく目をそらしたオレは、らしくない態度でモジモジしてしまった。

「うふふっ、いこっ、遅れちゃう」
うれしそうに立ち上がった乱子は軽い歩調で歩き出した。ご機嫌の乱子は調子に乗りすぎて、ウキウキした足取りでマイクロミニのスソがはねてパンチラする。オレはあわてて乱子のお尻を押さえる。

「あ…、ありがと…、えへへっ、気をつけるね」
お尻を押す手に意外そうに振り返った乱子は、パンチラしたのに気付いて照れ笑いすると、オレの手を上から押さえて歩き出した。

今日は大丈夫だろうな、…。
いつもより遅いがまだ充分余裕のある時間に駅に着いた。昨日の事もあるので、乱子のマイクロミニをのぞこうとする不埒モノがいないか周囲を警戒しながら、軽い足取りで階段を上がる乱子のお尻を押さえる。

「あんっ…、コナン君、優しいね」
階段でお尻をタッチされた乱子は、気の抜けた声を漏らすとまたオレの手の上に手を当てて、ミニスカのお尻を押さえた。

「コナン君、おはようございます、毛利さん、おはよう」
階段を登り切るとピンクのミニスカスーツのハルカが待っていた。奴隷らしい態度できちんとお辞儀すると、乱子ににこやかに挨拶する。

「せんせい…、おはようございます」
これまでハルカと朝の電車で一緒になったことのない乱子は意外そうな顔で挨拶する。さっきまで上機嫌だった乱子の表情がかすかに曇ったのを、オレは見逃さなかった。

エロがきコナン (103) につづく
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エロがきコナン (101)不安

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エロがきコナン (101)不安

「あれ?…」
なんだこれ?…、なんか、固いぞ、…。
その気になって乱子のカラダをまさぐっていたオレはバカデカイオッパイをイジリながら、寝起きに感じたいつもと違う感触に、つい間の抜けた声を漏らしていた。

「あんっ…、なに?…、コナンくうん」
すっかりサカリのついた乱子は、ぼんやりした目でオレに問いかけてくる。柔らかい下半身は別の生き物のように蠢いて大人になった一部分を誘っていた。

「あ、うん…、なんか、オッパイ…、かたいよ」
おかしい…、なんか、コリコリしてる、…。
乱子のカラダの異変にエッチな気分はしぼんでしまった。毎日触り慣れた乱子のオッパイだけに感触の違いが明確にわかった。詳しい知識はないが、乳ガンの症状と似ている気がした。しかし面と向かって乱子に言うほどの確信はなかった。

「え、そうかなあ…、あ、早くしないと、学校遅れちゃうね」
生理前は乳房が張るのを自覚する乱子はオレの言葉を真剣に受け止めずに聞き流し、大人から小学生に変わってしまったオレのカラダの一部分に興ざめしたのか、エッチな気分が治まったようでオレのカラダについた泡をシャワーで流しはじめた。

「乱子ネエちゃん、今日はこれにしなよ」
なんか、変、なんだよな…、ホントに、大丈夫か?…。
バスルームを出て、いつものように下着を選んでやる。何となく不安な気持ちにとらわれて、毎朝恒例のオッパイタッチはやりそびれていた。

「あ、うん…、あ、ああんっ」
昨日はエッチなランジェリーだったのに、今日はおとなしいスポーツブラと揃いのパンティを渡された乱子はなにか言いたげだったが、だまってブラに手を通してたわわな乳房を押し込んでいた。固くなった先端が押しつぶされて、甘えた声を漏らす。

「こういうのはくと、なんだか、恥ずかしくなるね…」
最近はエッチな下着ばかり着けていた乱子は、地味なパンティに足を通して高校生である自分を意識したのか、照れたようなカワイイ笑顔で視線をオレに向けてくるが、オレは無視していた。

「じゃあ、行こっ、まだ間に合うよ」
これなら、遅刻はないな、…。
急いで学校の支度をして玄関で靴を履く。いつもより5分ほど遅いが遅刻の心配はない。
「うん…」
バスルームで突然やる気を無くしてからつれないオレに、なにか言いたげな乱子はパンチラを見せつけるように、ひざを曲げずにローファーを履きながら、オレの様子をうかがっていた。

「ほら、遅刻しちゃうから」
なんだかギクシャクした雰囲気を払いのけるように、オレは乱子の手を握ると足早に歩き出した。
「あんっ、まって、コナン君」
握った手に引っ張られる乱子は、またマイクロミニのスソを乱してパンチラしていたが、ニーハイソックスの足をパタパタさせてついてきた。

エロがきコナン (102) につづく
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