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== 彼女は幽霊 ==

彼女は幽霊 (11)お小遣い

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彼女は幽霊 目次

彼女は幽霊 (11)お小遣い

「や…、あっ、ああっ、だめえっ、イッちゃううっ」
ツトムはシメ子にイチモツの根本を抑えらるどSな発射禁止に脂汗を垂らしながら不思議な妖力によって激しく腰を振らされ、セクシー美女を快楽の絶頂に追い込んでいた。

「やっ、いっ、いいっ」
根元を押さえらたデカマラが愛液まみれの性器は激しく突き刺す。太いサオに広げられた小陰唇が一突きごとに卑猥にゆがみ、ネットリしたおツユを飛沫にして撒き散らす。
「はっ、いっ、は、あ、ああっ」
自分の意志ではどうにもならない挿入が止められないツトムは全身から汗を吹き出してセクシー美女をよがらせた。激しい挿入に尻タブがパンパンと大きな音を立て、服をまくりあげられてはだけた背中がビクビク痙攣し、胸からぶら下がった乳房が突き出した乳首を前後左右に振り回してタプタプ揺れる。
「いっ、いぐうっ」
激しい挿入に責められ続けたセクシー美女はついに昇天した。火照った女体を緊張させ、よだれを垂らしたアヘ顔でビルに切り取られた空を見上げた彼女は、ビシュっと音を立てて愛液とオシッコが混じった潮を吹いた。
「あっ…、お、おお…」
同時にチンポ根本の締め付けが無くなり、ツトムは膣出しした。湿った肉々しいヒップを抱えて股間を突き出したツトムは、はじめて生身の女性にナマ出しする悦びを味わうこともなく、チンポが破裂する危機感から開放された安堵感の漂う間抜けなうすら笑いを浮かべていた。

「…、あなた。すごいわね…、好きになっちゃったかも…」
二回戦目を期待してかしばらく後背位の受け入れ体勢を保っていた彼女だったが、その気配がないことを悟ると腑抜けたツトムに向き直ってネットリした笑いを浮かべた。
「は、はあ…」
はじめてした生身のセックスよりもチンポが破裂しなかったことがなによりなツトムは、蠱惑的な笑顔や官能的な女体には食指が動かず、生返事をしただけだった。
「もう…、でもいいわ、はいこれ」
命の次に大事な一人息子の危機を全く知らない彼女はツトムのつれない態度に拗ねてみせたが、すぐに気を取り直して諭吉を手渡した。
「は?…、なんですか」
エッチなおツユが染みこんでそうな紙幣に戸惑うツトムに
「お小遣いよ、これ連絡先だから、したくなったらいつでも連絡して、私はいつでもOKだから」
おもいっきりシナを作った笑顔で名刺を差し出した。

「じゃね」
要領を得ないツトムを置き去りにして美女は行ってしまった。
「あっ、シメ子、ひどいじゃんかっ」
セクシーヒップが妖しく揺れながら遠ざかるのを見送ったツトムは、肩のあたりに漂うシメ子の存在を思い出すと、拷問に近い発射禁止を問いただした。
「きゃっ、ごめんなさい…、でもあんなエロ女にツトムさんが、『早漏』って、罵倒されるなんて、耐えられなくて…」
突然の癇癪に吹き飛ばされたシメ子は上目遣いの萌え目線で謝った。
「む…」
男として情けないセックス経験不足をそれとなく指摘されたツトムは何も言えず、ウルウルした視線に苦虫を噛み潰したような顔を見せるだけだった。
「でも良かったじゃないですか、セックスフレンドできたし」
やんわりとツトムを黙らせたシメ子は、セクシー美女とこれからいつでも好きなときにセックスできることを喜んでいた。

「ひょっとして、妬いてんのか…」
可愛い笑顔の裏に隠れた幽霊の気持ちを読み取ったつもりのツトムは、ちょっとした仕返しのつもりでシメ子に聞いてみた。
「へ?…、そんなことは…、私は実体化出来ないから、こうするしかないし…」
自分でも気づいてないいじらしい恋心を指摘されて真顔になったシメ子は、ツトムの周りにフワフワ漂いながらどうでもいい言い訳をしていた。

彼女は幽霊 (12)につづく
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