2ntブログ

== ろま中男劇場 ==

ろま中男劇場 3.新人銀行員奈々 (11)大奥総取締

ろま中男3 作品リスト
ろま中男劇場 目次

ろま中男劇場 3.新人銀行員奈々 (11)大奥総取締

「なんだ君は、仕事は半人前のクセに、こんな卑猥な下着を着てるのか」
下着姿になった奈々のガーターストッキングにフリルTバックパンティを見た変態上司は、ますます劣情を昂ぶらせてあらぬ妄想と股間を膨らませたが、口調はあくまでも上司らしく振る舞っていた。

「あ、すいません、でも、これ…」
やっぱり、遠慮すれば、よかったのかな、…。
近藤から勧められたエッチな断らなかったことを後悔したが、もう遅かった。

「だいたいなんだ、お尻が丸出しだぞっ」
ケモノのような欲情を昂ぶらせる薄らハゲは、Tバックでほぼ丸出しのお尻に顔を寄せて臭いを嗅いでいた。

「や、やめて、くださいっ」
ひいっ、また、臭い、嗅いでるうっ…、たいへんな、へんたいだよおっ、…。
下半身にまとわりつく薄らハゲの頭頂部にほくろがあるのを見つけた奈々は、おぞましさにふるえていたが、言葉遊びするくらいの余裕はまだあった。

「ああっ、やめろだと…、誰に向かって、口利いているんだっ、このズベタがあっ」
上司様に口答えするなんて生意気な小娘は許せんとばかりに、変態上司は昂ぶったサド気のまま奈々のお尻にきついスパンキングを見舞った。

「ひいいっ、痛いっ…、や、やめて…、ください」
いっ、いたいっ…、どうして、奈々、叩かれてるの?…、やだよおっ、もうっ、…。
お尻に大きな紅葉模様を付けられた菜々は、目の涙をいっぱい溜めてなんとか抗議していた。しかしマゾ気は痛みも快感に変えて、オシッコの沁みたTバックパンティをネチョネチョに濡らしていた。

「まだわからんようだな、オレ様の精神注入棒で反省するか」
血走った目でサディステックに笑う変態上司は、怯える若い肉体に劣情を昂ぶらせてにじり寄っていた。薄らハゲに頭の中ではすでに全裸に剥かれた奈々が、ヒーヒーともだえて自分の息子をおねだりしていた。

「なに、言ってるんですか?…、主任、やめてください、大声出しますよ」
だめ、狂ってる…、だれか、助けてえ、…。
催淫剤の効き目がまだ残っている奈々の意識下のマゾ気は、乱暴に押し倒されてメチャクチャに犯されるのを期待して、あそこからとめどなくエッチな汁を垂らしていたが、まだ冷静な意識が残っていて、我を無くして暴挙に出た主任を説得しようとしていた。

「正直に言えよ、欲しいんだろ、これが」
妄想まみれの変態上司はとうとう下半身裸になってちんまりしたおちんちんが硬くなってビクビクふるえるのを見せつけていた。

「きゃあっ、いやあっ、だれかあっ、たすけてえっ」
やだあ、小さい…、あんなのやだよ…、え…、奈々ったら、何考えているの?…。
薄らハゲのおぞましい半裸姿と奈々のセクシーな下着姿が対峙する光景は、奈々の絹を裂くような悲鳴でかき消された。

「黙れっ、静かにしろっ、あうっ、いっ、な、なに、するんだっ」
騒ぎ出した奈々に慌てた薄らハゲは、抱きついて口を押さえようとしたが手を噛みつかれて半ベソになった。それでも上司の威厳を保とうと虚勢を張っていた。

「何してるんですか、うるさいですよ」
そこヘこの店舗で一番の古株、別名大奥総取締(もちろん本人は知らない)と呼ばれる姥山が顔を出した。

「なっ、なんですかっ、破廉恥なっ、アナタたち、何してるんですかっ」
下着姿の奈々に抱きつく下半身裸の薄らハゲを目撃した大奥総取締こと姥山は、ヒステリックな声を上げて詰問した。

「うわっ、うう、助けてください…、主任が、うっ、襲いかかって、ううっ、怒鳴られて、うっ、恐くて…」
ああっ、助かったあ…、たしか女子行員で、一番エライ人だよね、…。
まだ店舗内の人間関係をほとんど理解していない奈々だったが、先輩女子行員から大奥総取締にだけは逆らってはダメだと言われていた。奈々はボロボロ泣きながら、姥山にすがっていた。

「なっ、なんて恥知らずなっ、それでも本行の行員ですかっ、この卑劣漢っ」
支店長でさえ頭が上がらない姥山にとって、うだつのあがらない万年主任など虫ケラも同然だった。40をとっくに越えたこの年まで純潔を守ってきた(単に男から相手にされてなかっただけだが)姥山は、この手のトラブルに異常に厳しかった。仁王のごとく薄らハゲの前に立ちふさがった姥山は、厳しい口調で恫喝した。

「ひいっ、す、すいません、出来心なんですっ」
在籍期間だけなら姥山にまさるとも劣らない薄らハゲは、大奥総取締の怖さを充分すぎるほど理解していた。姥山の剣幕に震え上がった薄らハゲはみっともなく土下座して、なんとか姥山の怒りが収まるのを願っていた。

「アナタのような変質者がいるのでは、みなさん安心して仕事が出来ませんっ、首を洗って待ってなさい」
この時点で薄らハゲの運命は決まった。銀行の体面を気にして公にされるコトはないだろうが、良くて僻地に左遷、悪くすれば懲戒免職。たぶん退職勧告されて自主退社が妥当なところだろう。

「あ、ありがとう、うっ、ございます」
ああっ、助かった…、よかったよおっ、…。
姥山が叱りつけている間に、菜々は自らをかばうようにうずくまって制服を身につけた。まだ涙が止まらない奈々は、姥山の勇姿をまぶしそうに見上げていた。

「大事に至らなかったようで、よかったです、でもアナタの下着は、本行の行員としては、華美に過ぎるようです、今後気をつけなさい」
怯える奈々に優しく笑った姥山だったが、奈々のハデな下着を注意することは忘れなかった。

「は、はい、すいません、以後、気をつけます」
や、やっぱり、オジサンに貰わなきゃ、良かった、…。
姥山の怒りを買うのがどんなに恐ろしいコトか、薄らハゲの態度からもよくわかった奈々は、泣きながら直立不動の姿勢を取ると深々と頭を下げた。

「そうしてね、そんなに緊張しなくていいのよ、この卑劣漢を処分するから、状況を詳しく聞かせて頂戴」
きちんとお辞儀した奈々のかしこまった様子にクスッと笑った姥山は、奈々に座るように勧めると事情聴取をはじめた。なんとか涙の止まった奈々は緊張しながらありのままを一通り説明した。

「そう、大変だったわね、今日は帰ってゆっくり休んでね、月曜日にこの卑劣漢の顔を見ることはないから、それから帰る前にちゃんとお化粧を直すのよ」
黙って聞いていた姥山は、一生懸命説明する姿を見て全面的に奈々の証言を信用したようだ。涙が乾きはじめた頬をやさしくぬぐった姥山は奈々を帰らせた。

ろま中男劇場 3.新人銀行員奈々 (12)につづく
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 10:12:23 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/1711-20397231
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next