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== 秀香蘭高校美術部 ==

秀香蘭高校美術部 (16)エッチなポーズ要求

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秀香蘭高校美術部 目次

秀香蘭高校美術部 (16)エッチなポーズ要求

「1年J組の下平崇雄くんですね」
肩口から美羽に覗き込まれて、崇雄の手は興奮で震えた。純白セーラーの胸をつっぱらせる柔らかくて大きな膨らみが背中から肩に押し付けられる。いい匂いのする黒髪が顔を撫でる。下手な筆跡はさらに乱れた。

「崇雄くんは美術部員になりました、歓迎します」
乱れた字で書かれた入部届を満足そうに受け取ってファイルした美羽は、人懐っこい笑顔を見せる。
「あ、はい…、よろしくお願いします」
何度も裸体接触した美少女に可愛い笑顔を見せられて、ついニヤけてしまう。伏し目がちにミニスカの生足を見つめる崇雄は、これからのエッチな展開をのんきに妄想した。

「経験はありますか?」
初めて男子部員をゲットした美羽は嬉しそうに聞いた。
「え?…、あ、ああっ、美術部は、初めてです」
人懐っこい丸顔が見つめる質問がセックス体験の有無だと勘違いして一瞬焦ったが、すぐに美術部経験を聞かれたと理解して正直に答えた。

「そうですか…、何事も経験です、さっそく描いてみましょう」
若干落胆の表情を見せたが、すぐに笑顔に戻るとスケッチブックと鉛筆を差し出す。
「え、あ、あの、何を?…」
中学3年間を受験勉強に費やして美術の授業は内職していた崇雄は、いきなり描けと言われても何をどうしたらいいか全く見当がつかない。

「そうですね…、崇雄くん、女子のカラダ…、裸婦のことですけど…、興味あるでしょ」
スリムなカラダにEカップ巨乳を備えた美少女部長は小悪魔チックな笑顔で聞いた。実際は普通の笑顔だったかもしれないが、そう見えた。
「えっ…、あ、はい…」
(やばい…)
裸の下半身をなんども味わったことを指摘されたと思って焦る。そして目を閉じた美羽に痴漢行為をしたことを問い詰められるかもしれないと怯えた。

「崇雄くんの年頃なら、当たり前です、興味のあるモノのほうが、うまく描けるでしょ、美羽を描いてみてください」
しかし心配したことは微塵も考えてなさそうだ。一般論で男子を語ったつもりらしく、名案だと自慢しているようなカワイイ笑顔だった。
「どんなポーズがいいですか?、何でもいいです、しますよ」
持ってきた肘掛け椅子にきちんと足を揃えたきれいな姿勢で座った美羽は、ポーズを指示されるのを待った。

「え…、なんでも、いいんですか?…」
(「何でも」って…、裸婦って、ラフデッサンじゃないよな、ほんとに何言っても、いいの?…)
美人部長がデッサンモデルを買って出てくれだだけでもうれしいが、どんなポーズでもするという提案はにわかに信じられなかった。それに裸婦画とは裸のモデルを描くことだ。裸でいやらしいポーズもしてくれるという期待に浮き立ち、胸はドキドキ、股間がムラムラした。

「何でも言ってください、言われた通りにしますから」
エロ妄想で頭がいっぱいになった崇雄の気持ちを知ってか知らずか、美羽はあっけらかんとした少女のような笑顔だ。
「は、はあ…、じゃあまず、浅く腰掛けて、ください」
(な、なら…、思いっきり、エッチなポーズを…)
無防備な笑みを浮かべる美羽に変態興奮が湧き上がる。ワンレン黒髪のカワイイ先輩に思いっきりエッチなポーズを取らせて辱めたい衝動が、崇雄を変質者にする。

「これでいいですか」
警戒心など微塵も見せない美羽はきちんと座った姿勢を崩す。椅子の天板先端にお尻をずらして腰を押し出した。ノーパンの股間が見えそうなくらいスカートがまくれ上がるが、笑顔がカワイイ先輩はスソを直す素振りも見せなかった。

(17)変態リクエストにつづく

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