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ろま中男劇場 3.新人銀行員奈々 (10)薄らハゲの暴走

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ろま中男劇場 3.新人銀行員奈々 (10)薄らハゲの暴走

はあ、熱い、…。
4時を過ぎていたがまだ外は35度近い灼熱地獄だった。近藤の家で水分補給した奈々は全身から汗を吹き出していた。銀行の帰り道に残りのビラを配ったが、それでも1/4ほど残ったビラを銀行に持ち帰った。

「戻りました」
なんで、この人、いつも忙しそうなのに、出世しないんだろ、…。
トイレで汗を拭いて身なりを整えてから、奈々は万年主任に帰店を報告した。この薄らハゲが誰にでも出来るやっつけ仕事ばかりあてがわれていることを知らない奈々は、忙しそうに書類をさばく主任を不思議そうに見ていた。

「ああ、ご苦労さん、全部配った?」
汗まみれのセクシーな姿を期待していた万年主任は、涼しげな奈々に不満そうにねぎらいの言葉をかけると、ビラ配りの首尾を尋ねた。

「すいません…、1/4ぐらい残ったので、来週でいいですか?」
暑かったし、今日は週末だもん…、許してくれるよね、…。
100あったチラシを70以上も配ったのだから許してくれるだろうと、甘えた気持ちで奈々は報告した。

「…、ちょっと来なさい」
奈々の甘えた返事に、苦虫を噛み潰したような顔を見せた薄らハゲは会議室に奈々を連れて行くと、二人きりになった。

「私はね、時間内で出来る分量を渡したつもりだよ…」
薄らハゲは以前食事に誘って断られた奈々にイジワルが出来るとばかりに、ネチネチと説教をはじめた。

「はあ…、スイマセン…」
やっぱり、サボってのが、マズかったよね、…。
近藤にダマされた事さえ知らない奈々は、冷たいジュースを飲んでその後あんなことまでした後ろめたい気持ちもあって、殊勝な態度で万年主任のお小言にいちいち頷いていた。

「君、こんな靴で外回りしてるのか」
ハイヒールに目を付けた薄らハゲは、ニンマリ笑って指さした。

「あ、はい…」
確かに歩きにくかったけど…、かかとの低い靴のほうが、いいのかな、…。
OLはハイヒールだと思っていた奈々は、なんの疑いもなく履き慣れないヒールで外回りに出掛けたが、言われてみれば合理的じゃないと思った。

「ちょっと、脱いで…、真面目に歩いてたら、もっとスゴイ臭いがするはずだよっ」
申し訳なさそうにヒールを脱いで渡すと、薄らハゲは鼻を突っ込んでフンフン臭いを嗅いでいた。

「え…」
ひええっ、臭い、嗅いでる…、やだあっ、へんたいだよおっ…。
いきなり変態行為をはじめた上司に怖じけた奈々は、背中をミミズがのたうつような生理的嫌悪感でふるえていた。

「ブラウス、脱いで」
ヒールの皮の臭いに混じった若い女性の足の匂いに、倒錯した興奮を昂ぶらせた変態主任は、今度は白いブラウスを脱ぐように要求した。

「あの、どうして、脱ぐんですか?」
そんなの変だよ…、だめ、脱げない、…。
さすがにそれは出来ないと拒否した奈々だったが、
「ちゃんと仕事したかチェックするんだ、早く脱げっ」
奈々の足の匂いに酔って変態性向をあらわにした薄らハゲは、強引に迫ってきた。

「は、はい…、わかりました…」
ひいんっ、こわいよおっ…、逆らったら、殺される、…。
目を血走らせた変態上司の勢いに飲まれた奈々は、この不条理な命令に従ってベストを脱いでブラウスを脱ぐとブラ姿になっていた。

「ふんふんっ…、ああ、臭い…、ふんっ」
ワキの部分を鼻に押しつけた変態上司は、わざと鼻息を立てて匂いを嗅いでいた。外回りから帰って着替えてないブラウスは、滝のような汗を充分に吸ってかすかにワキガのすえた臭いさえ漂わせていた。

「うう…」
やだあ、臭いって…、もう、ゆるして、…。
恥ずかしそうにブラの胸を隠す奈々は、クサイを連発する万年主任に身の置き所無く、目に涙を溜めてふるえていた。しかし催淫剤の効き目が残った女体にひそむマゾ気質は、言葉責めに反応して下半身を熱くし、Tバックパンティを濡らしていた。

「じゃあ、スカートを脱いで貰おうか」
若い女体から発散されたむせるような臭いを満喫してすっかり平常心を無くした変態上司は、奈々のセクシーな下半身を妄想して、制服をすべて脱いで下着姿になることを命令した。

「そんな…、できま、せん…」
やだよおっ…、そんなの、だめえ…、でも、こわい…。
常識外れな業務命令に逆らう奈々だったが、淫らな無理難題にマゾ気質を呼び起こす催淫剤の効き目が、意識の表層に現れていた。あそこの肉がクチュクチュして奈々は、落ちつき無く太もものナマ肌をすり合わせていた。

「早くしろっ」
怯える奈々に薄らハゲに怒号が響く。劣情に狂った変態上司をとどめるモノは何もなかった。エライ上司様の誘いを断ったけしからん部下に天誅を下すのは当然だと、自分の中で無茶苦茶な命令を正当化していた。

「は、はいっ」
ひいいっ、こ、こわいっ…、脱がないと、きっと…、殺されちゃう、…。
女体に響く大声に震え上がった奈々は、わずかだがお漏らしまでしていた。奴隷体質の奈々は野性をムキ出しにして迫ってくる変態上司に抗う勇気もなく、素直にスカートを脱いだ。そして催淫剤で意識の表層に浮かび上がってきたマゾ気は、お漏らしで湿ったフリルTバックパンティに恥ずかしいシミさえ作っていた。

ろま中男劇場 3.新人銀行員奈々 (11)につづく
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