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== ろま中男劇場 ==

ろま中男劇場 1.真由美 (5)朝から

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ろま中男劇場 1.真由美 (5)朝から

カーテンのスキマから差す朝日で目を覚ました真由美はけだるい疲労感を包まれながら、全裸でベッドに横たわる自身のカラダをしばらく眺めていた。

夢じゃない、…。
おそるおそる下腹部に手を伸ばした真由美は指先のネットリした感触に、夕べの出来事が夢じゃないことを理解した。

誰、だったの?…。
寝ている間に犯された屈辱や妊娠の恐れなどよりも、真由美は相手が誰なのかを考えていた。
あ…、昨日、…。
脱ぎ捨てられたバスローブを羽織ってベッドから降りた真由美は、カーテンを開けて窓にカギがかかってないのを見た。昨日ベランダに出てから、カギをし忘れた事を思いだして、男が窓から侵入してきたことはわかった。

裏通りに面したマンションの2階は侵入犯には絶好のロケーションと聞かされていたので、いつもはきちんと戸締まりしていたが、昨日は帰りの痴漢のこともあってつい気が緩んでいたらしい。

ほとんど口を開かなかった男だったが、断末魔に漏らした声には聞き覚えがある気がした。しかし具体的な顔は思い浮かばない。

出ない答えにいつまでも拘泥する真由美ではなく、カラダにまとわりつく淫靡な名残を洗い流そうとバスルームに向かった。

シャワーを浴びてあそこに手を伸ばすと、男の残したモノがドロリと溢れて太ももを伝って流されていく。お湯に押し流される粘液を眺める真由美は、嫌悪感よりも全身を激しく揺さぶった官能に名残惜しさを感じていた。

もう一度、逢いたい、…。
緊縛された屈辱的な初体験だったが、真由美の女の本能はあのデカマラに魅了されていた。あるいは生理のせいで性的欲求が昂ぶっていたせいかもしれないが、真由美はもう一度あの熱い肉棒に貫かれたいぼんやり考えながら、あそこが熱く湿っているのを意識した。

いつもなら自分の手で慰めるところだが、昨日の激しい官能に比べたら自慰で得られる快感などとうてい及ばない気がして、下ろしかけた手をあげてシャワーで体を洗い出した。

バスルームを出た真由美はエプロン一枚だけつけると朝食の準備を始めた。エプロンが隠せない形のいいナマ尻がリズミカルに揺れる。いつも朝食はコーヒーだけでサプリメントで栄養補給する真由美は、今日はヤケに食欲が湧いてきてベーコンエッグとトースト二枚をぺろりと平らげていた。

いつもは身だしなみ程度の控えめなメイクで済ますが、鏡の前に座った真由美は念入りに化粧した。鏡の中にいるまるで別人の迫力美女の笑顔に、真由美はメスのイヤらしさを感じた。

使うことはないかもしれないと思いつつ用意しておいた勝負下着を引き出しの奥から取りだすと、当たり前のように身につける。姿見に映る下着姿をみだらな商売女のようだと、心の奥の冷静な真由美は思う。

いつもの黒のストッキングも今日はスワロフスキーで飾られたガーターベルトで吊す。ガーターベルトがギリギリ隠れる長さのカラダにピッタリしたミニワンピの、わきの下のファスナーをとめた真由美は胸元が大きく開いた一つボタンのジャケット身につけた。

カバンに替えの下着をいつもより多く入れた真由美は、ぬめったバーガンディのハイヒールに足を通すと颯爽とドアを開ける。昨日とはまるで別人の美女が軽やかにヒールの音を響かせて闊歩する姿に振り返った男は、一人や二人ではなかった。

駅で電車を待つ真由美の回りはいつもより人口密度が高くなっていた。フェロモンをまき散らす真由美に誘われた男たちが、混んだ車内で真由美と密着するのを期待して場所争いをしていた。

いつものように混んだ電車が到着すると、真由美は堂々と乗り込み、男たちも後に続いた。しかし小市民の中年リーマンはせいぜい偶然を装って手の甲をお尻に押しつける程度で、それ以上の不埒はしなかった。女のサガを昂ぶらせた真由美にはそれが不満でさえあった。

「(今日は、美人だな)」
え、この、声?…。
電車の揺れに眠気を感じ始めた頃、聞き覚えのある声が耳元でした。

「(裸エプロン、よかったよ)」
裸、エプロン?…、見てたの?…。
それは目隠しされた真由美が聞いた声だった。それが朝食の準備をする真由美を指していることは明白だった。男が朝まで部屋にいたと思うと、真由美はちょっと恐くなって火照ったセクシーダイナマイツな女体を緊張させる。

「(もう、濡らしてるんだろ、ドスケベ女)」
男の手が当たり前のようにミニワンピのスソに入り込んで、パンティの上から柔らかい尻タブを揉み砕く。男の大胆な手で女体の芯で欲情を熱くする真由美は、男の言う通り勝負下着から滴りが落ちるほど、亀裂からにじみ出る湿り気で股間を濡れ濡れにしていた。

ろま中男劇場 1.真由美 (6)につづく
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ろま中男劇場 1.真由美 (4)夢で逢いましょう

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ろま中男劇場 1.真由美 (4)夢で逢いましょう

真由美は夢を見ていた。

あ、はあっ、ああっ、あっ、…。
何も隠すモノがないセクシーな裸体をさらした真由美のカラダをナメクジが這い回る。首筋のあごのラインを這いずるナメクジがいつの間にか乳房に移動し、屹立した乳頭の周りをグルグルと回っている。

はあ、だ、あ、ああっ、…。
まばゆい柔肌に幾筋もナメクジの這い痕をつけられた真由美は、気持ち悪さと同時に官能の昂ぶりでカラダを火照らせて、ピンクに染まった肢体を震わせていた。なぜか手足の自由が奪われて払いのけるコトが出来ない。全裸の美女は小さな軟体動物に支配されて、淫靡な蹂躙に身を任せていた。

い、や、あ、そ…、あ、ああっ…、やっ、ああっ、い、あ…、もっ、と…、あっ、…。
ネットリしたナメクジの感触をおぞましく感じながら、昂ぶったメスの欲情は早く乳首に這い上がって欲しいと切望する。真由美の気持ちはお見通しとばかりに、ナメクジは控えめな硬くなった先端によじ登る。

はあっ、ああっ、もっ、あっ、ああっ、…。
乳房の先端を押しつぶすようにナメクジは驚くべき圧力をかけてくる。形のいいバストが乳頭を中心に陥没して、セクシーな唇から苦しげなあえぎ声が漏れる。

あ、はあっ、はあ…、あ、やっ、そこ、だめえっ、…。
両方の乳首を押し込む圧力が突然無くなって、真由美はつかの間弛緩すると物欲しげな甘い吐息を漏らす。神出鬼没のナメクジは突然股間に現れて、スジから溢れた媚肉にまとわりつき成熟した女の本能を激しく刺激する。濡れた媚肉をクチュクチュと翻弄された真由美は、匂い立つような裸体をのけぞらせて官能の昂ぶりを急上昇させる。

もう、ああっ、いっ、いくっ、うっ、…。
一番感じる部分を無防備にさらした真由美は女体を暴れ回る官能の嵐に翻弄されて、エクスタシーへのスパイラルに巻き上げられていた。生理前で感じやすい女体はあっさり頂点まで突き上げられて、汗のにじんだしっとりした肌がピクピクと震える。

「…、は、はあっ、はっ、はあっ、…」
夢?…、じゃ、ない、…。
官能の頂点で朦朧とした意識のピンクのモヤが少し晴れてくると、真由美は自分にのしかかる誰かの興奮した吐息を聞いた。はじめは夢の続きかと思った真由美だったが、火照った女体を圧迫するたくましいカラダは現実だと、何となく実感した。

誰?…、はあ…、手が…、ああ、うごけない…。
はしたなく足を広げられたハーフっぽい美女は誰かにのしかかられて、欲望にまみれた肉棒で女の中心部を貫かれていた。いつのまにか両手は頭の上で手首を縛られてその先をベッドに固定されていた。勇気を出して目を開けると、黒い布で目隠しされて何も見えない。

誰なの?…、あ、ああっ、くっ、あ、い、いいっ、あっ、…。
はじめて男性器で貫かれた真由美はそれがどの程度のモノか判断できなかったが、実際には10インチを超える日本人離れしたビッグガンだった。そのデカマラが潤沢な愛液をまぶされて、初体験の女体を何度も深々と貫いていく。

あ、はっ、ああっ、ひっ、いいっ、あひっ、い、いくっ、…。
根本まで埋没したビッグガンは子宮口をこじ開けてカリまでねじ込むと、真由美は下から突き刺された丸太が口から突き出す錯覚を覚えて、だらしなく開いた口のハシからヨダレを垂らして、昂ぶる官能を訴えるようにハスキーな吐息を苦しそうに漏らす。

ひっ、い…、あっ、いいっ、ああっ、いっ、…。
広がったカリが子宮から膣の粘膜をひっかいて膣口まで引き抜かれる。膣壁をギリギリまで拡張していた心棒が抜けて惚けたような声を漏らした美女は、再び勢いよく突入してくる棍棒に敏感なアナを掘削されて、突き上げられた頭を苦しそうにのけぞらせる。

「うっ…、で、でるっ」
美しい女体をよがりもだえさせた拷問に等しい激しい陵辱は、突然終末を迎えた。黒い布で隠された美貌のすぐそばで男の苦しそうなうめき声がして、お腹の奥底で熱い粘液の爆発が起こった。女体の最深部で起こった爆発で真由美の全身は熱い官能で覆われる。

あ、やっ、あっ、ああっ、く、ひいっ、だっ、あっ、…。
一気に快感の頂点まで突き上げられた真由美は、子宮にドクドクと注ぎ込まれる灼熱の粘液に脳髄まで焼かれるような、発狂寸前の興奮に囚われて汗まみれの女体を激しく悶絶させる。

男が最後の一滴まで注ぎ込む頃には、真由美は白目を剥いて意識を無くしていた。汗のぬめり気でヌルヌルした女体の、気持ちいい感触を手の平で楽しんでしばらく放出の満足感に浸っていた男は、やがて真由美から離れると身支度を済ませて、縛めと目隠しを解いて窓から出て行った。

ろま中男劇場 1.真由美 (5)につづく
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ろま中男劇場 1.真由美 (3)アフターファイブ

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ろま中男劇場 1.真由美 (3)アフターファイブ

昼休みに性的欲求を発散させた真由美だったが、3時のオヤツの頃にはパンティに恥ずかしいシミを作るほど、体の欲求が高まるのを感じていた。

知らずにフェロモンをまき散らす真由美に、スケベな視線を向ける男性社員はひとりやふたりではなかったが、近寄りがたい強固なオーラに恐れを成して遠くからひそかに眺めるだけだった。

襲い来る官能の拷問のような時間がやっと過ぎ去って定時になると、真由美は挨拶もそこそこに会社から逃げ出すように帰路についた。定時直後の電車は混むことが多いが今日は朝のラッシュに匹敵する混雑ぶりだった。

え、痴漢?…。
魔女コスプレと呼びたくなるような地味ファッションの真由美は、男を寄せ付けないオーラにも守られてあまり痴漢に遭うことがなかったが、今日はひさしぶりに痴漢の餌食になった。

え、そんな…、や、だめ、かんじちゃう、…。
しかもその日の痴漢は服の上から軽くタッチするようなソフト痴漢行為に留まらず、スカートの中に手を入れて体に触れてくる。地味な黒のストッキングが真由美の定番だが、パンティストッキングではなく、太ももの途中までしかないレーストップをガーターベルトでとめている。直接パンティの上からお尻をまさぐられていた真由美は、湧き上がる性的興奮が体の外に溢れそうで懸命にこらえていたが、

あ、やっ、ああっ、そこは…、はあんっ…、あっ、ああっ、だめえ、…。
お尻のワレメに沿って入り込んだ指が、パンティの濡れた布地の上から感じる部分を愛撫されて身動きできなくなった。シワになったパンティが食い込んだ柔らかい肉が、男の手で翻弄されるたびに、カラダが震えてイヤらしい声が出そうになる。

やっ、あ、だ、あ、声…、ああっ、出、ひあ、ちゃう…、ひっ、あひあっ…。
そんな真由美の反応を楽しむように、痴漢の手はゆっくりと感じる部分に刺激を与えてくる。男の手はパンティを引き絞り、荒縄のようになったパンティがネットリ濡れた媚肉に食い込んでくる。

や、あ、だめ…、や、ひあっ、ひい…、ああ、い、や、あ、ああ、…。
引き絞られたパンティからにじみ出た愛液が、ウチ太ももに垂れて男の手で塗り広げられる。めくるめく官能にもだえる真由美は痴漢を撃退するなど思いもよらず、だたこの時間が早く過ぎ去ってくれるのを切望しながら、快感の頂点にイキたい衝動と戦っていた。

イキそうな本能に理性が屈服する寸前、電車が駅に到着して真由美の火照った体はホームに押し出された。乗降する乗客たちにカラダのあちこちを刺激されて、目の前がピンク色にチカチカする真由美は頼りなく開けた唇からあえぎ声を漏らして、快感に震えるカラダをかろうじてその場に立たせていた。

雑踏が過ぎ去ったホームに一人残された真由美は、なんとか気持ちを保って家路についた。しかし足を踏み出すたびに、パンティが食い込んだあそこが刺激されてほとんど朦朧とした真由美は、どうやって家に帰ったかさえ、覚えてなかった。

そんな発情した美女のあとをつける男性の存在など、全く真由美の意識の外だった。男は満員電車で真由美を官能の世界に翻弄したイヤらしい手の持ち主だった。

もう、ああっ…、ガマン、出来ない、…、あ、ああっ、はあっ。
どうにかひとり暮らしの部屋に帰った真由美は、ドアに鍵を掛けると着衣を脱ぎ去ってバスルームに向かった。シャワーに顔射される真由美は、発情したカラダを両手で激しく愛撫する。

あ、はあっ、や、やめて、見られちゃう…、や、あ、ああっ、…。
自らを愛撫するズリネタはもちろん痴漢だった。見知らぬ男にはじめて恥部をイジられた屈辱的な体験は、異常性向を持つ美女の性衝動を激しく刺激した。電車の中で男がしたように後ろから手を回した真由美は、濡れ濡れの媚肉を指先で弄んで官能の悦びに浸っていた。

だ、あ、声が…、ああっ、でちゃ、あひっ、ああっ、…。
卑劣な痴漢の指があそこに入り込む妄想に浸ったハーフっぽい美女は、火照ったカラダをくねらせて異常なほど昂ぶったメスの淫靡な空気を発散していた。

「あ、ああっ、あああっ」
とうとうガマンしきれずにハスキーなあえぎ声を漏らした真由美は、快感に昂ぶる全身を緊張させて頂点に達した。コレまで経験したことの無いような高い興奮状態を経験した真由美は、その場に崩れ落ちるようにシャワーの中にしゃがみ込んだ。

は、ああ、ああっ、…。
温かいシャワーがゆっくりと淫靡な火照りを洗い流していく。カラダからセクシーな昂ぶりが抜けると、真由美はゆっくり立ち上がると体を洗い始めた。

ああ、きもちいい、…。
丹念にカラダの隅々まで綺麗に磨き上げた真由美は、バスローブ一枚の匂い立つような女体をベランダに立たせていた。日の落ちたひんやりした空気にゆっくりとカラダを冷やされて、心地よい疲労感とともにメスの欲求からの開放感に浸っていた。

うふっ、おいしっ、…。
部屋に戻ってカーテンを閉めた真由美は、ベッドに座って缶ビールをあけると一気に半分ほど飲み干した。のどを刺激する炭酸の心地よさに思わず嘆息した真由美は、恥ずかしそうに口を押さえてカワイイ笑顔を見せていた。

心地よい疲労感が色香を立ち上らせるカラダを脱力させる。缶ビール1本分のアルコールで真由美は睡魔に襲われて眠りに陥っていた。

ろま中男劇場 1.真由美 (4)につづく
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== ろま中男劇場 ==

ろま中男劇場 1.真由美 (2)ヰタ・セクスアリス

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ろま中男劇場 1.真由美 (2)ヰタ・セクスアリス

就職試験ではさすがにメイクアップした真由美は、会社の就職担当者が一目見るなり合格を貰った。いくつか内定を貰った真由美は超一流の企業からも誘われたが、そこそこの商社に入社した。

社会人デビューして学生ではなくなった真由美は、はじめの頃こそ身だしなみ程度に化粧をしたが、同期や先輩から言い寄られて、そして先輩OLから目をつけられると、また以前の地味ファッションに戻った。

10年以上もカラダに染みついた男を寄せ付けないオーラはさらに威力を増して、女として成熟に向かっていた真由美は、まともに男性とつきあうコトもなくひっそりと会社生活を続けて28歳になっていた。

男性経験のない真由美だったが、性の欲求がないわけではない。むしろ同年代の女性と比べたら、性衝動は強い方だった。普通の男女交際を経験してない真由美のヰタ・セクスアリスは、異常な傾向さえあったが、それは真由美自身が意識するところではない。彼女の性経験は自分で自分を慰めることだけで、普通の男女交際から発展する体験がないのだから、比べる基準がなかったからだ。

真由美は生理前になると性衝動が高まることを意識していた。生理が近くなると好意を持たない男性にさえ目がイクのに罪悪感を持っていたが、自分ではどうしようもなかった。そんなとき真由美は仕事どころではなく、休み時間にトイレで性的欲求を処理するのが、会社生活の一部になっていた。

今日も朝からカラダがうずいて、地味ファッションに包まれたカラダからフェモンがあふれ出すのを意識した真由美は、まちわびた昼休みに近くの公園に出掛けてオナニーした。会社でトイレに籠もっていると同僚たちから変な目で見られるので、いつからか外で致すコトにしている。

ああ、もう、こんなに、…。
公衆トイレで制服の短いスカートをまくり上げてパンティをおろした真由美は、糸を引く粘り気に指を当てて、小さくため息をついた。

パンティをキレイな脚線美から抜き取った真由美は、異臭のかすかに漂う個室で自分だけの官能の世界に浸って性衝動を開放する。輝くようなセクシーな下半身の素肌をさらして、形のいいお尻に手を回した真由美は、お尻のワレメに指を侵入させて、熱く火照ってネットリ濡れた柔らかい肉に指を這わせる。

あ、はあっ、ああっ、…。
外の騒音とともに、若い男性の声が聞こえてくる。目を閉じた真由美は誰とも知れない男性の前で、足を広げたつもりになって、しなやかな指先であそこの肉をこねくり回す。ピチャピチャとイヤらしい音が個室に響く。

あ、や、ああっ、見ないで、ああっ、はあっ、…。
個室の外からかすかに聞こえてくる若い男性の声が頭の中で響いて、真由美ははしたない姿を公衆の面前でさらす想像を浮かべ、指先の妖しい愛撫を繰り返す。

あ、やっ、だめえ、ゆるして、あ、はあっ、…。
後ろから手を回すのが真由美のクセで、そうすることで後ろからムリヤリ犯される被虐的な興奮を昂ぶらせる。柔らかい尻肉に食い込んだ細い手首が尻タブをゆがめて震わせる。ネットリした汁気に浸った指先は、あふれ出る泉に食い込んで敏感な粘膜を刺激する。

あ、ああっ、はっ、ああっ、もう、あ、いく…。
個室に入る前から高い興奮状態にあった女体はあっさり絶頂を迎えた。快感の頂点に達した美しい女体は弓のように反り返って、匂い立つようなそして淫靡な魅惑的な輝きを見せつける。声が漏れないように固く結んでゆがんだ唇が、整った美しさにアクセントを与えてセクシーさを強調していた。

しばらく甘い吐息にまみれて淫靡な笑みを浮かべていた真由美は、濡れた股間をキレイに拭き取ると新品のパンティに履き替える。制服がシワになってないのを確かめた真由美は、こっそりと個室から抜け出すと、急いで会社に戻った。

そのとき真由美のセクシーな後ろ姿を見送る男性の目があったことを真由美は知らない。

ろま中男劇場 1.真由美 (3)につづく
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ろま中男劇場 1.真由美 (1)真由美という女

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ろま中男劇場 1.真由美 (1)真由美という女

真由美は28歳、中堅商社に勤めるOL。ハーフっぽい面立ちの美人でスタイルはモデル並みにいい。しかし恋人はいない。

真由美の両親は美男美女のカップルだったが、小学校のとき離婚した。プレイボーイの浮き名を流す父の度重なる浮気に母はウツになり、とうとう精神崩壊一歩手前になって父と別れた。

離婚直前、父と母は毎日のように言い争ってケンカした。そしていつも決まって母の慟哭で終わる。両親が別れた日、美しく優しい母のイメージからは想像できないような、焦燥しきった母の絶望のにじんだ表情が真由美の脳裏に焼き付けられた。

中学校に上がって真由美は好きな男の子が出来た。野球部のピッチャーで鈴木という少年だった。すでに美少女の片鱗を見せていた真由美と鈴木君はお似合いのカップルだと、友達からひやかされたが、二人がつきあうことはなかった。母のあのときの表情が頭に浮かんで、鈴木君とは友達以上の関係にはなれなかった。

高校に入学する頃には真由美の美少女ぶりは輝くばかりで、言い寄る男の子は後を絶たなかったが、高校を卒業するまで真由美は特定の男の子とつきあうコトはなかった。どうしても母のあのときの顔が忘れられず、恋人同士になる一歩が踏み出せなかった。

父と別れてから再婚しなかった母ひとりに育てられた真由美だったが、父がきちんと養育費を払ってくれたおかげで有名私立大学にすすんだ。女性として一番美しい時期を迎えた真由美だったが、同級生の女の子が美しく着飾るのと対照的に、いつも地味な服で化粧とは無縁だった。

高校時代、交際を迫る男子たちを断るのになんども嫌な想いをした真由美は、わざと自らの美しさを貶めるように振る舞っていた。いくら美しいバラでもホコリまみれに汚れた花に手を伸ばすモノ好きは、そうそういない。

しかし真由美の内面からにじみ出る美しさに惹かれる男子もいた。真由美の本当の姿を認めて、好意を持ってくれた彼らは、うわべにだまされない人を見る目を持つ好青年だったのだが、長年カラダに馴染んだ異性を寄せ付けないオーラは彼らをもはねのけていた。

そうして真由美は男性を知らないまま社会人になった。

ろま中男劇場 1.真由美 (2)につづく
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┃ テーマ:恋愛:エロス:官能小説 ━ ジャンル:小説・文学

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== はじめに ==

ろま中男劇場 目次

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ろま中男劇場 目次(11/10/02更新)

これはフィクションです。強姦や痴漢は犯罪です。

内容:ろま中男がその時思いついた官能的な妄想世界を短編小説という形で発表していく予定です。
ジャンル:OL、痴漢電車、ネエちゃんと弟、新人銀行員

1.真由美 (全26話 11/03/27完)
(1)真由美という女 / (2)ヰタ・セクスアリス / (3)アフターファイブ / (4)夢で逢いましょう / (5)朝から / (6)溺れていく真由美 / (7)公衆トイレ / (8)二度目の… / (9)課長 / (10)学生とのランデブー / (11)若い熱情 / (12)からみあう二人 / (13)悦び再び / (14)見知らぬ男 / (15)少年のお仕置き / (16)見られる / (17)高校生たち / (18)バックアンドマウス / (19)大人と子供 / (20)脱兎 / (21)うれしい?お仕置き / (22)高校生との決着 / (23)帰り道 / (24)夢よ、もう一度 / (25)悦びにとろける / (26)真由美の生活 /

2.ネエちゃんとボク
(1)成人式の夜 / (2)初体験 / (3)アサミとミキオ / (4)テニスウェアとネコ耳 / (5)ネエちゃんがイク / (6)出ちゃった / (7)お風呂で勝負 / (8)ボクの勝ち / (9)うしろ、気持ちいい? / (10)お似合い姉弟 / (11)ネエちゃんとお風呂 / (12)どっちもどっち / (13)一緒に寝よう / (14)慌ただしい朝 / (15)楽しい通学電車 / (16)両手に花 / (17)ご機嫌斜め / (18)お昼のごちそう / (19)二人目の恋人 / (20)婚約成立 / (21)海荷と佐藤 / (22)保健室で / (23)カワイイ海荷 / (24)保健室のおねえさん / (25)はじめてのチュウ / (26)クサイ仲 /

3.新人銀行員奈々
(1)灼熱の外回り / (2)至れり尽くせり / (3)おトイレタイム / (4)近藤の豹変 / (5)初めての体験 / (6)奈々を許して / (7)奈々の心変わり / (8)奈々の悦び / (9)口座の約束 / (10)薄らハゲの暴走 / (11)大奥総取締 / (12)部活帰りの高校生 / (13)精志と奈々 / (14)奈々の家 / (15)走れ、精志号 / (16)奈々の誘惑 / (17)初体験 / (18)城島 / (19)チュー / (20)また同じ手 / (21)のしょん / (22)ラブラブカップル / (23)映画館デート / (24)映画館の暗がりで / (25)大立ち回り / (26)凶暴な衝動 / (27)奈々にナカ出し /

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