ろま中男3 作品リスト英語教師英梨 目次英語教師英梨 (27)英梨のカワイイ生徒たち
「お腹、空いてない?」
お揃いのパンティとTシャツを身につけて、健康的な色気をつつましやかに漂わせる英梨は、洋子にキッチンのイスを勧めた。
「コーヒー煎れてたでしょ、先生のコーヒー飲みたいな」
尾崎に脅されながら英梨が用意したコーヒーを見ていた洋子はそう応えて、スケベ中年のような目で笑って、若い英語教師のセクシーな立ち姿をながめていた。
「コーヒーは眠れなくなるから、ミルクにしましょ」
体の線をなぞるような洋子の視線に困ったように笑った英梨は、冷蔵庫からミルクを出してコップに注いだ。
「ママのおっぱいが良かったな」
またもふざけて英梨の胸をツンツンした洋子に、
「もう、オイタしちゃ、だめっ」
恥ずかしそうにノーブラの胸を押さえた英梨は、紅潮した頬を膨らませてにらんでいた。
「…、ごめんね、先生…、先生はママじゃないモンね…」
美人教師に似合わないこわもてをしばし真顔で見つめた洋子は、ミルクの入ったグラスを隠すようにまだ湿った髪を垂らしてうつむき、悲しそうな声を漏らした。
「えっ、ちがうのよ、わたし、本気で怒ってないから、ねっ」
何度はめられてもやっぱりダマされてしまう素直に英梨は、小さい頃に母と死に別れた少女の悲しみに同調するように泣きそうな声でオロオロし、震える背中に手を当てて優しくさすっていた。
「なんてねっ、せんせいっ、そんなんじゃ、悪い男にすぐだまされるよ」
ダマされやすい純な担任教師をまんまとはめて得意満面の笑顔を見せた洋子は、キュッとくびれたウエストをツンツンして冷やかしていた。
「もうっ、しらない、私、先に寝るから、おやすみなさい」
生徒に手玉に取られる恥ずかしさで全身をピンク色に染めた純情教師は、とうとう本気で怒ってベッドに潜り込んで頭からシーツをかぶっていた。
「…、ごめんね、せんせい、一緒に寝ようよ」
ゴクゴクとミルクを一気飲みしてプハーと満足そうにため息をついた洋子は、シーツに艶めかしい陰影を作る女体に抱きつき、まだおちょくり足りないと言わんばかりのふざけた口調でジャレついていた。
「どうせ私は悪い男に引っかかって、『嫌われM子の一生』みたいな人生、送るんでしょ」
ふざける洋子にますます拗ねる美人英語教師は、シーツを丸く突きあげたお尻をプルプル振り、某名作映画?を引き合いに出していた。
「ホント、ごめんてば…、先生みたいな美人には、きっと王子様が待ってるって」
拗ねる英梨をカワイイと思ってニンマリした洋子は、シーツをめくって大きめのお尻をなでていた。
「ホント、王子様が、私を待ってる?…」
その場しのぎのいい加減ななぐさめなのがミエミエなのに、王子様願望でもあるのかたちまち機嫌を良くしたお人好しの美人英語教師は、ベッドからパッと体を起こしてニコニコしながら洋子を見ていた。
王子様を夢見る純情教師が、2年後にはどSな変態1年生の奴隷に貶められて、生徒の父親にまで淫らなご奉仕をさせられることになるとは、その時の英梨は思いもしなかった。
「一緒に寝て、いいよね」
嬉しそうに笑顔を輝かせる英梨をますますカワイク感じた洋子は、Tシャツ一枚の魅惑的な女体に抱きついて、ニンマリしていた。
「う、うん…」
抱きついてじゃれる洋子が英梨も可愛くて思わず抱き返した。一人っ子の英梨は洋子を本当の妹のように感じて、ちょっとくらいのワガママはもうどうでも良くなっていた。
「でも、エッチなことは無しで…」
しかしちょっとスキをみせるとすぐにエッチなこととしてくる妹を警戒し、そのことだけはキッチリ釘を刺しておいた。
「もう、わかってるって…、せんせい、いい匂い…」
英梨のカラダに抱きついてベッドに潜り込むことに成功した洋子は、控えめなフェロモンが漂う女体にウットリして、優しい柔らかさに包み込まれる幸せな気分に浸っていた。
「…、おやすみなさい、洋子ちゃん」
もう、こわいことは、ないからね…。
何かから身を守るようにして丸まったカラダを優しく抱いた英梨は、この子の幸せな未来を願っているうちに、眠りに落ちていた。
次の日、英梨は病院に行って洋子のカラダに特に異常がないことを確認した後、警察の事情聴取を済ませた。当日朝に電話で休みを願い出た英梨に、学年主任は不機嫌そうな声で応えたが、ちゃんと事情を説明すると、英梨の学級のことは任せなさいと太鼓判を押してくれた。
HRで1日だけとはいえ英梨の代わりを口うるさい学年主任が代行すると告げられ、洋子の事情など知らない生徒たちが絶望に近い落胆をしたのは言うまでもない。
英語教師英梨 第1部 終わり
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