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エロがきコナン (102)駅までの道

ろま中男3 作品リスト
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エロがきコナン (102)駅までの道

「乱子ネエちゃん、最近、よく寝るよね」
そうなんだよな…、オヤジ譲りで、突然寝るのは、前から良くあったけど、…。
手をつないで仲良く駅に向かうオレは、やっぱりオッパイのシコリが気になって聞いていた。

「やだ、ゴメンネ、明日はちゃんと、起きるから」
今朝寝坊したことを気にしているのか、乱子は照れたように笑ってつないだ手をブンブンと振り回す。

「そうじゃなくてさ、乱子ネエちゃん、どっか悪いんじゃないの?」
中身は大人でもやっぱり子供のオレは、不安な気持ちを自分の中に納めておくことが出来なくて、脳天気な乱子に真面目な表情を向ける。

「…、なんだ、そうだったの…、ありがと、コナン君…、私、元気だから」
オレの真剣なまなざしを見た乱子は立ち止まると、ゆっくりしゃがんで目線の高さを合わせる。オレにカラダの心配されたのがうれしいのか、潤んだ目でオレを見つめてニッコリ笑う。エッチを途中でやめてつれない態度になったのも、色気のないスポーツブラを選んだのも、自分を心配したからだと独り合点で納得していた。

「別に…、元気ならいいけど…」
ばかっ、そんな目で見るなよ…、カワイイじゃネエか、…。
乱子のカワイイ笑顔から何となく目をそらしたオレは、らしくない態度でモジモジしてしまった。

「うふふっ、いこっ、遅れちゃう」
うれしそうに立ち上がった乱子は軽い歩調で歩き出した。ご機嫌の乱子は調子に乗りすぎて、ウキウキした足取りでマイクロミニのスソがはねてパンチラする。オレはあわてて乱子のお尻を押さえる。

「あ…、ありがと…、えへへっ、気をつけるね」
お尻を押す手に意外そうに振り返った乱子は、パンチラしたのに気付いて照れ笑いすると、オレの手を上から押さえて歩き出した。

今日は大丈夫だろうな、…。
いつもより遅いがまだ充分余裕のある時間に駅に着いた。昨日の事もあるので、乱子のマイクロミニをのぞこうとする不埒モノがいないか周囲を警戒しながら、軽い足取りで階段を上がる乱子のお尻を押さえる。

「あんっ…、コナン君、優しいね」
階段でお尻をタッチされた乱子は、気の抜けた声を漏らすとまたオレの手の上に手を当てて、ミニスカのお尻を押さえた。

「コナン君、おはようございます、毛利さん、おはよう」
階段を登り切るとピンクのミニスカスーツのハルカが待っていた。奴隷らしい態度できちんとお辞儀すると、乱子ににこやかに挨拶する。

「せんせい…、おはようございます」
これまでハルカと朝の電車で一緒になったことのない乱子は意外そうな顔で挨拶する。さっきまで上機嫌だった乱子の表情がかすかに曇ったのを、オレは見逃さなかった。

エロがきコナン (103) につづく
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