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== 鬼龍院サセ子探偵事務所 ==

鬼龍院サセ子探偵事務所 (13)実地授業

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (13)実地授業

「あら、これじゃ人間離れしすぎて参考にならないわね」
教室の隅で毛むくじゃらのバケモノに襲われる大山をみんなコワイモノ見たさでおそるおそる眺めていた。しかし女子のブルマ姿やスク水姿を変質者のようなイヤらしい目で舐め回すように見る大山に同情する女子はもちろん男子もいなかった。

「しょうがないわね、あなたとあなた、いつもしてるでしょ、ちょっとココでやってみて」
「へっ…、なんでわかるの?」
「やだ、何で言っちゃうのよ」
サセ子サンに指差された木村と内藤はつきあっているともっぱらのウワサだったが、そこまで深い関係だったとは知らなかった。うっかり口を滑らせた木村に内藤が恥ずかしそうに顔を伏せる。

「サセ子サン、あんまりだよ」
二人と初対面のはずのサセ子サンがどうしてそんなことを知っているのか不思議だったが、クラスメイトのプライベートを暴くナイスバディ美女のやり方はいくらなんでもやりすぎだと思った。
「いいのよ、ふたりは結婚の約束だって、してるんだから」
本気で憤るオレにゆったりした笑顔を絶やさないサセ子サンはまたまたふたりの秘密を暴露していた。

そうなのかっ、オマエらっ…。
やだ、美幸、そうだったの、なんで言ってくれないの…。
おめでとう、幸せになってね…。
ふたりの真剣な交際をクラスの連中は冷やかし半分に祝福していた。お祝いムードの教室でオレは怒りのやり場を無くしてふてくされていた。

「じゃあ、幸せなお二人サン、ココで、チャッチャとやっちゃって」
「できるかっ」
ニコニコと非常識なセリフを口にするサセ子サンにつられたオレはここぞとばかりツッコミを入れた。

「しょうがないわね、じゃあ、私が里美君としますね」
「結局それか、やるわけネエだろ」
駄々っ子を見るように困り顔を見せたサセ子サンが色っぽい仕草で甘い吐息を首筋に吹きかけてしなだれかかってくるが、あっさりよけたオレは腰のあたりがムズムズするのをごまかして大声を上げる。

「もう、昨日はあんなに…」
ウットリした表情を見せるサセ子サンのお約束のボケに
「もお、エエッちゅうねんっ…、(あっ…)」
オレは女性的な柔らかい曲線を見せる腰を思わずはたいていた。

「あんっ…、里美君、SM大好き高校生だから…」
つい手を出してしまったことを後悔するオレに上目遣いにはにかんで笑うサセ子サンは相変わらずの口調でおふざけを続け、肉感的な女体を悩ましげに揺らす。
「大好きじゃネエッ」
責める様子のないサセ子サンの優しさに安心したオレはまたツッコミを入れていた。

お姉さん、里美なんかより、オレのが、うまくできますっ、…。
バカ、オレだよっ、オレの童貞、ささげますから、ぜひ、お相手を…。
オレは里美と違って、紳士ですから、ソフトSMでぜひっ、…。
ボクは女王様に、ハイヒールで踏まれたいです、お願いしますっ、…。

成熟した女体を揺らしてシナを作ってニコニコ笑うサセ子サンとオレのツッコミで授業はいつの間にかマンザイの時間になって、サセ子サンの大人の色気に興奮した男子たちで大騒ぎになっていた。

「だ、誰か、た、助けて…」
教室の隅で毛むくじゃらのバケモノに蹂躙される大山はやせこけた顔を見せて死にそうな声で助けを求めていたが、バカ騒ぎするみんなからすっかり忘れ去られていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (14) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (12)ゴリラもどき

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (12)ゴリラもどき

「じゃあ、人間という生き物の根源である生殖について説明します」
担任の中井に変わって担任気取りでHRを仕切ったサセ子サンが1時間目の保健体育まではじめていた。

「いきなりかよ、おいっ」
「あなたが、一番好きなコトでしょ、昨日だってあんなに激しく…、やんっ、恥ずかしっ」
ついツッコミを入れてしまったオレにサセ子サンがいつものおふざけで、スリットからのぞくナマ太ももをすりあわせて肉感的な女体を艶めかしくもだえさせる。

うらやましいな、オレも、やりてえっ…。
お盛んだなっ、里美っ…。
里美君たら、淡白な顔して、そんなにスゴイの?…。

「ナニもしてないだろっ、何言ってンだ」
「興奮するのは夜のベッドの中まで待ってね…、授業を進めます、生殖とはセックスのことです、みなさん、わかりますか」
はあ~いっ!!…。
騒ぎ出すクラスメイトに弁解してもあっさりかわされたオレはサセ子サンの妖しい笑みを苦々しく見ていた。教壇で色気を振りまくサセ子サンの小学生に諭すような口調にクラスの連中が元気な返事で応える。

「はい、いいお返事ですね」
「おい、アンタ誰だっ」
「あら、どなた?」
「体育教師の大山だっ、1時間目はオレの授業だぞっ」
ニッコリと笑ってシナを作るサセ子サンに、やっと来た保健体育担当の大山が授業を乗っ取られたことにいきなり怒り出した。

「ちょうどいいわ、この方に実演してもらいましょう、誰かこのゴリラと交尾したい人、いる?」
熱気をはらんでいきり立つ人間離れした筋肉のかたまりに、ゆったりした笑顔を絶やさずキレイな立ち姿を見せるサセ子サンは、まな板ショーをさせようと女子生徒から相手役を募る。
「な、なにをっ」
女子高生との交尾にまんざらでもなさそうな大山はいかつい顔をだらしなく緩めて語気を弱める。しかし大山の相手をしようなんて破滅願望のある女の子などいるわけが無く、女子はみんな大山の癇癪を恐れて顔を伏せていた。

「あら、希望者無し?…、残念ね、じゃあしょうがないわ、私が…」
女子から総スカンを食って不機嫌そうな大山にサセ子サンがシナを作って妖しい笑みを浮かべる。
「おいっ、アンタ、誰でもいいのかっ」
「里美、うるさい、引っ込んでろ」
サセ子サンがいくらそっち方面が大好きでも、大山の相手なんかしたら華奢な女体はあっさり破壊されて廃人になるのは目に見えている。無謀なサセ子サンを止めようとしたが、ナイスバディ美女とすっかりやる気でジャージの股間をモッコリさせてニヤニヤする大山にあっさり阻まれてしまった。

「やんっ、里美君、ヤキモチ?…、安心してこのゴリラの相手は、コレよ」
心配してやったオレを小バカにするように妖しく笑うボディコン美人は例のカプセルを取り出す。
「いでよっ、カプモ~ン」
サセ子サンが大きく空いた胸元をタプンッと揺らして大山の足下にカプセルを投げつけると、お約束のUMAが現れる。

「ウガアッ、ガッ、ガウッ、ウガアアッ」
盛り上がった筋肉のような乳房でかろうじてメスとわかる毛むくじゃらのバケモノが大山に襲いかかった。
「ひっ、ばっ、ばけものおっ、たっ、たすけてっ、ひっ、ひいいっ」
ゴリラ並みに人間離れした筋肉バカの大山だがさすがに本物のバケモノにはかなわないようで、発情したゴリラのバケモノになすすべもなくのしかかられて陵辱されていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (13) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (11)ティーチャーズペット

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (11)ティーチャーズペット

「みんな、おはよう、今日も元気で、お勉強しましょうねっ」
「って、なんでアンタがいるんだっ」
イッシーを何とか封じ込めた(というかほとんど鬼龍院サセ子の計り知れない力によってだが)オレが学校で授業がはじまるのを待っていると、当たり前のような顔でサセ子サンが現れた。

担任、変わったのか…。
スッゲー美人だぞ…。
乳、デケえっ…。

「鬼龍院サセ子です、よろしくね」
オレのツッコミを無視したサセ子サンはざわつく教室に当たり前のように入ってきて、タイトスカートのスリットからナマ太ももを見せつける艶やかな立ち姿を見せてニコニコ愛嬌を振りまいていた。
「中井は、どうしたんだよ」
「誰それ?」
相手にしてもらえず怒り心頭なオレが強烈なツッコミを入れると、ピンクスーツの襟元から溢れそうな乳房のナマ肌をプルプルさせたサセ子サンが不思議そうに応える。

「担任の中井だよっ」
「ああ、あのオジサンね」
「オジサンね、って、アンタ、ナニしたんだ」
相変わらずニコニコするサセ子サンの股間を見つめたオレは、外宇宙とつながっているようなあそこですだれハゲの中井を吸いこんだんじゃないかとお馬鹿な疑いを抱いていた。

「ああんっ、そんな熱い目で見つめられたら…、やん、帰ってから、ゆっくりね」
「なに言ってんだ」
タイトミニの股間をやぶにらみしたオレを照れ笑いして見つめるサセ子サンに、

帰って、なにすんだよっ、うらやましいぞ、里美…。
里美、この美人と、どういう関係だっ…。
I wanna be teacher's pet.ってかっ、…。
いやあ~ん、浩太君、ロリだと思ってたのに年上好みだったのね…。
クラス中が大騒ぎになる。

「ちがうっ、こんなオバサン、関係ねえっ」
「あらら、照れちゃって…、お姉さんのオッパイしゃぶってバブバブ言ってたクセに」
オレがムキになって否定すると、いつものおふざけで笑うサセ子サンに

なにっ、オッパイってかっ、オレもしゃぶりてえっ…。
あんな、デカイオッパイしゃぶったのかっ、うらやましいぞっ…。
やだあっ里美君、マザコンの幼児プレイマニアだったのね…。

「だから違うっ、あ、中井、そんなとこでなにやってんだっ」
ざわつくクラスメイトにオレはムキになって否定したが、教室の外にすだれハゲを見つけて呼びつける。
「あの、そろそろ、いいでしょうか…」
いつも気の弱そうなハゲは頭に真っ赤なリップの痕をつけていた。

「せっかくだから、1時間目もヤッテあげるわ、1時間目は?」
「保健体育です…」
「あら、保健体育は一番得意よ」
ヤケに広い額にアブラ汗を浮かべてオドオドする中井を無視したサセ子サンは、にこにこ笑って1時間目の授業をはじめた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (12) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (10)深遠なる宇宙

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (10)深遠なる宇宙

「あんっ、あああ…」
鎧のようなウロコを逆立てたドラゴンにあそこから突入されたサセ子サンは、セーラー服に包まれた成熟した肉感的な女体を苦しげにもだえさせていた。

こんなコト、アリ、なのか…。
しかしあんなバケモノを胎内に封じ込めてしまうなんて、サセ子サンの体内は深遠な宇宙につながっているんじゃないかなんてバカげた考えが頭の中で交錯する。

「あ、ああっ…、里美君、早くっ、それ、入れてっ」
胎内で暴れ回る怪獣に身もだえして恍惚とした妖しい媚態を見せるサセ子サンは、ニーハイの脚線美を緊張させて両手で紺ヒダスカートを横に扇のように広げると、空のカプセルを入れるように腰を前に突き出す。

「あっ、あんっ、いっ、いいわあっ」
水面を切り裂いて空を舞うドラゴンのようなバケモノという、ファンタジーで現実離れした光景をまたまた目撃して魂が抜けてしまったオレは、言われるままにヒタヒタに濡れた肉の合わせ目に空のカプセルを押し込んでいた。

「あんっ、あ、あんっ、あっ、はあっ」
ニーハイの足を大胆に広げてセーラー服に包まれた成熟した女体を妖しげにもだえさせる美女は、艶めかしい吐息を漏らしながら腰をクネクネさせていた。
「あ、あんっ…、さ、里美君…、手…、手、出して…」
フェミニンなロングヘアを乱してのけぞるサセ子サンに言われるまま、広げたオマタの下に手を出すとネットリ濡れたカプセルが落ちてきてビリビリと震動していた。

「ああっ…、やったわ…、里美君…」
腰を前に突き出す姿勢で額に汗を浮かべたサセ子サンは、まるで出産直後のお母さんのように満足げにオレの手のひらのカプセルを眺めていた。

「やったあっ、さすがサセ子サン、陽菜もさくらんぼのヘタでリボン結ぶの、うまいんだよ」
花電車っぽい超常特殊技能で見事に怪獣をカプセルに閉じ込めたサセ子サンに、はしゃぐ陽菜がピンクのカワイイ舌をペロリと出してエッチな笑顔を見せる。

「それって、同じコトなのか…」
上の口と下の口の技を同じコトのように言う陽菜に、女体の神秘を見せつけられて茫然自失気味のオレは手のひらで震動するカプセルを差しだしたままツッコミを入れていた。

「うふっ、私もうまいのよ…、里美君、試してみる?」
汗がにじんだ上気した生々しい表情でネットリと舐めつけた唇を淫靡にゆがませたセーラー服美女が、オレの股間に妖しい視線を投げかけて誘惑する気満々のメスのフェロモンを漂わせていた。

「せっかくですが…、遠慮させていただきます…」
下の口で怪獣を閉じ込めてしまうサセ子さんに上の口で…されたらどうなってしまうかわからない。底知れない恐怖に襲われたオレは丁重にお断りしておいた。

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (9)イッシー捕獲作戦

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (9)イッシー捕獲作戦

「ともかく、アレを元に戻さないと」
セーラー服美女のタチの悪いおふざけに激高したとはいえ、自分でカプセルを割ってしまった責任があるので公園の池でドラゴンのようなバケモノを探していた。

「イッシー、どこおっ」
「イッシーって、何?」
「石神井池の怪獣だから、イッシーよ」
「『しゃくじいいけ』だったら、シャッシーだろ」
バケモノにおかしな呼び名を付けたサセ子サンにツッコミを入れると
「いいのよ、作者はさっきまで『いしじゃくしいいけ』だと思ってたんだから」
わけのわからない説明をするセーラー服美女がニッコリ笑う。

「そういえば、ネッシーのネス湖もココみたいにスゴイ縦長の湖なのよ」
世界的に有名なUMAの代表と言っていいネッシーと、アキバで手に入れた?怪獣を同列に扱うサセ子サンに、
「ネス湖は全長35キロだろ、500メートル超えるぐらいのこんな池とは比べものにならないよ」
オレはついウンチクを垂れてツッコミを入れていた。

「あら、里美君…、ヒタヒタに水気をたたえた細長いスジの様な場所から、黒光りする長くてたくましいナニかが出入りするコトに関しては詳しいのね」
「なんだそれは、アンタの言い方はいつもイヤらしいんだよっ」
ウットリした笑いを浮かべるセーラー服美女の妖しい説明に冷静沈着ニヒルなオレもついついツッコんでしまう。

「そうか、じゃあサセ子サンがヒタヒタの部分で誘ったら、イッシー、出てくるかも」
朝っぱらから水面を行き来するボートをお気楽に眺めていた陽菜がまた思いついたままのとんでもないことを口に出す。
「なんだそりゃっ」
「あっ、それいいかも、イッシー、おいでえっ」
オレのツッコミを無視してバカバカしいアイデアをあっさり採用したサセ子サンは紺ヒダスカートをひるがえして池に背中を向けた。大股に脚を開いて扇情的にお尻を突き出し、紺ミニスカのスソをヒラヒラさせてニーハイの絶対領域をチラチラさせていた。

「やめろよ、恥ずかしいっ」
「あん、また独占欲ね…、でもすぐだから…、ちょっとの間、ガマンして…」
冷静に見ればオバサンのキッツイセーラー服姿なのだが陽菜が言うようにコスキャバか風俗嬢として見ればアリのサセ子サンは、妖しい笑みでオレをねめつけるとニーハイの太ももを広げて多分ノーパンのスベスベしたお尻を池に向けてプリプリ振っていた。

「ちがうっ」
「キシャッー、ガウッ」
ニッコリ笑うサセ子サンのおふざけにツッコミを入れたのと同時に水面がいきなり盛り上がってドラゴンのようなバケモノが飛び出し、オレは度肝を抜かれてビビッた。
ズッポン…。
呆然とするオレの前でラバーカップ(プランジャー)でトイレをズッポンするときのような音を立てたソレは、サセ子サンの股間に突入して姿を消した。

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (8)ホゲモン

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (8)ホゲモン

「あらら、しょうがないわね…」
痴漢オヤジに簡単に撃退されてしまったオレに、セーラー服がパッツンパッツンに張り詰めた胸の下で腕を組んだコスプレ美人はため息をついた。

「いでよっ、ホゲモーン」
勝ち誇ってニンマリ笑う痴漢オヤジをチラ見したサセ子サンは、ガチャガチャより二回りほど大きいカプセルを取り出すとオッサンふたりめがけて投げつけた。

「ウガー、ベッ、ガッ、ジューッ」
オッサンふたりの足下で割れたカプセルから、突然アメリカでも大人気の黄色いアレを三回りほど大きくしたマッチョなバケモノが現れて、分厚い胸板をボコボコ叩いてドラミングした。
「バリバリッ、グシャッ、ガリッ、ボリッ、ジュルルッ、ゴックン…」
痴漢オヤジふたりに襲いかかったバケモノはいとも簡単にさきイカのように引き裂いて手頃な大きさにするとバクバクとキレイに平らげた。扇情的ななんちゃってセーラー服美女に痴漢を働いたオッサンは跡形もなくバケモノの腹の中に始末されていた。

「やあんっ、里美君、こわかったあっ」
人間の言葉とは思えないよくわからないセリフを唱えて『アラジンと魔法のランプ』のようなカプセルにバケモノを収めたサセ子さんは、わざとらしく怯えてはち切れそうな胸を押しつけて抱きついてくる。
「あれは、一体何なんだ」
暑苦しい柔らかい膨らみに不機嫌な顔を作ったオレがUMAとしか言いようのないバケモノを問いただすと
「アキバのガチャガチャで当たったの、レアなのよ」
ニッコリ笑ったサセ子サンはバケモノを戻したカプセルを手の上に自慢気に乗せていた。

「んなわけっ、あるかっ」
「やあんっ、興奮しないでえ、興奮するならここに入れてから、ね…」
「わあっ、やめろっ」
全く説得力のない説明にオレがブチ切れると、困ったように笑ったサセ子サンは恥じらいながら紺ミニスカのスソをつまむ。彼女のノーパン主義を思いだしたオレは慌ててスカートを押さえた。

「オニイチャン、レアだよすごいね、陽菜も一匹欲しい」
バケモノに全く驚く様子のない陽菜がいつものわざとらしい馴れ馴れしさでなついてくる。お気楽に笑う陽菜の思いつきのセリフに、
「あら、いいわよ、でも陽菜ちゃんだったら、きっと飼い慣らすまえに食べられちゃうからお薦めしないけど」
落ち着いた笑みを浮かべて剣呑なセリフをつぶやいたサセ子サンがカプセルを差し出す。

「だあっ、そんな危険なモノッ、渡すなよっ」
陽菜が手を出す前にナイスバディ美女の手から危険物を取り上げると、
「いやんっ、でも里美君なら、いいわよ」
さっき見たのより小振りなカプセルには『エロSM高校生専用ローター』とマジックで書かれていた。

「こんなもん、いるかっ」
「あっ、だめっ」
「キシャー、ガアアッ」
サッパーン…。
余裕綽々な笑みを浮かべるセーラー服美女のタチに悪いおふざけにキレたオレがカプセルをホームに投げつけると、白煙と共にドラゴンのようなバケモノが出現した。バケモノは耳をつんざく咆哮を残して駅の横にある公園の池に逃げ込んだ。

「あんっ、あの子がナカで暴れる震動がステキだったのに…」
危険なバケモノを放し飼いにしてしまってもあいかわらず動じる様子のないサセ子サンは、それが逃げ出したことよりもローターの動力源が無くなったことにガッカリしていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (9) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (7)はじめての通学電車

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (7)はじめての通学電車

「オニイチャン、陽菜、電車通学はじめてなの…、成長途中でロリな若い肉体が痴漢に弄ばれないように、ちゃんと見張っててね」
相変わらずわざとらしい馴れ馴れしさで甘えてくる陽菜が混んだ電車の中でセーラー服に包まれた若い女体をすり寄せてくる。今日からオレと同じ高校に編入して一緒に通う陽菜は電車通学が初めてだった。

「おおっ、お兄ちゃんにまかせとけ」
オレ以外の変態に、陽菜を触らせるわけないだろ、…。
昨日できたばかりの妹のウルウルした目にロリでペド鬼畜な本性を熱くするオレは、幼児的シェイプを残す柔らかい女体を抱きしめて悦に入っていた。
「あん…、触っていいのは、パンツの上までだから」
紺ヒダスカートに食い込む手に切なげにのけぞった陽菜が、はにかんだ笑顔で上目遣いにオレを見上げる。

「ああんっ、私も通学電車ははじめてだけど、中だってOKよ…」
「げっ、サセ子サン、なんだ、その格好はっ…」
耳元をくすぐる甘ったれたセクシーボイスがして肩に押しつけられた柔らかい弾力に振り返ると、
「あ、サセ子サン、セーラー服似合うね、コスキャバみたい」
セーラー服姿の鬼龍院サセ子がいた。カワイイ顔したマイペースな妹はある意味予想通りの毒舌娘だった。

「陽菜ちゃん、ありがと…、あ、あん…、さっそくセーラー服美女が痴漢の毒牙に…」
失礼なセリフを全く気にしてないサセ子サンは昂ぶった吐息をオレの首筋に吹きかけると、セーラー服がはち切れそうな肉感的な女体を悩ましげにもだえさせて艶めかしい弾力をすりつけてくる。

「なに言ってんだ…、え…」
いつものふざけたセリフにあきれて振り返ると、目を血走らせたハゲが頭から湯気を噴き出してサセ子サンの背中に張り付いていた。痴漢ですと言わんばかりの欲望ムキ出しのオッサンにオレは二の句が継げなかった。

「ハゲはヒダミニスカをまくり上げて、パンティの上から形のいいお尻をまさぐって…、エロヒゲは、セーラー服に手を差し込んで、めいっぱい指を広げた手のひらに余る乳房を揉み砕きながら、パンティのあそこのシワに指を食い込ませてるの…」
切なげに頬をすりつけてくるサセ子サンはセクシーな唇で耳タブをなぶりながら、克明な痴漢実況をささやいてくる。

「おいっ、オマエらっ、なにしてんだ、おりろっ」
公衆の面前で恥知らずにも野獣のような本能をさらけ出すオッサンに虫酸が走る。瞬間沸騰してハゲとエロヒゲをにらみつけたオレに、
「ああんっ、里美君たら、独占欲ムキ出しの横顔がカッコイイ…、私ってば、サディスティックなSMプレイ大好き高校生の里美君専用痴漢奴隷、だから…」
ナンチャッテ女子校生のナイスバディ美女が気持ちいい弾力を押しつけて来る。

「ちがうだろっ、ともかくオッサン、降りろっ」
セクシーセーラー服美女のセリフにズッコケそうな自分を奮い立たせて図々しい痴漢野郎にすごんだが
「お兄ちゃんってそうだったんだ…、陽菜、ソフトSMまでしか許さないからね、荒縄もノーブラTシャツの亀甲縛りまでよ」
ロリ妹までサセ子サンの度が過ぎたおふざけに乗っかってボケながら未成熟な肉体を押しつけてくる。

「だから、ちがうっ、ほらっ、オッサン降りろっ」
無表情なカワイイ顔でボケる妹にツッコミを入れながら、駅に着いた電車からオッサンふたりを引きずり降ろす。
「えっ、げっ、ぐほっ」
しかしホームに降りたオレはハゲとエロヒゲの反撃に遭ってあっさりのされていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (8) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (6)大人の女性

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (6)大人の女性

「やめろっ」
「いいから、はい…、あ、あんっ」
ムダな抵抗はあっさりかわされてベッドに押し倒されたオレに、シーツを脱ぎ去ってメスの香りが匂い立つ成熟した肉感的な女体が覆い被さってくる。

「お、おいっ、やめ、ああ…」
バカデカイ胸のしっとりした柔肌が吸い付くように密着して、悩ましげに頭を揺らすサセ子サンのいい匂いを漂わせるロングヘアがオレの顔をくすぐる。

「ちょっ、おいっ、あ、あう…」
ムンムンする大人の色気でむせそうだ。耳タブを嬲るように吐息を吹きかけてくるサセ子サンがキレイな曲線を描くお尻を浮かせて手を差し込むと、しなやかな指先が息子に絡んでくる。成熟した大人の手練手管に息子はたちまち元気になった。

「やっぱり若いから元気ね、うふ…、さっき私のナカに、あんなに熱い欲望を炸裂させたのに…」
淫靡に蠢く手の中でムクムクと鎌首をもたげる息子に、ネットリした笑みを浮かべたサセ子サンは、オレの手を取って薄い茂みの奥に誘ってくる。
「あ、あんっ、里美君…、はあ、じょうずね…」
ネットリしたヌメリ気に触れた指先がオレの意志とは関係なくスジを行き来して、クチュクチュと湿ったイヤらしい音を響かせる。

「や、やめっ、あうっ、はっ、ああっ」
官能の悦びにもだえてナマ温かい妖気をまとって、はち切れそうな肉感的な女体を窮屈そうに折りたたんだ美女は股間にすがりついてお口の奉仕を捧げてくる。
「気持ちいい?…、はあ、おいしいわ…、里美君の、あんっ、おちんちん…」
セクシーな唇を広げてピンクの舌を突き出すサセ子サンはオレのズルムケ息子をチロチロと舐めてくる。生ぬるい吐息がサオから根本をくすぐってオレはみっともなくのけぞっていた。

「これ、気持ちいい?…、あんっ、ビクビク、してるうっ…」
妖しくうごめく汁気たっぷりの舌で息子全体におツユを塗りたくったナイスバディ美女は、両手で押さえたバカデカイ胸の間にソレを挟むと気持ちいい弾力をすりつけながら、先端におツユをまぶしながらチュッチュッとキスしてくる。
「はあっ、あっ、ああっ…」
熟れた女体のゴージャスなサービスにオレは阿呆のようにのけぞり、股間から湧き上がる狂おしい快感に翻弄されるばかりだった。

「いいわよ、来て…、さっきみたいに、私をよくしてね…」
ヌルヌルの胸の谷間で元気にいきり立ったソレを見下ろしてニッコリ笑ったサセ子サンは、オレをベッドに押し倒すと下腹に沿ってギンギンに屹立する息子にまたがってくる。
「あっ、やっ、あっ、ああっ…」
しなやかな指先が息子を天井に向けて、艶めかしい女体がソレを目指して淫らに足を広げて腰を落とす。オレはトロけそうな温かさに包まれる幻想的な快楽にたたき込まれていた。

「オニイチャン、朝ご飯できたよ、あ、サセ子サンも、食べてく?」
突然ドアが開いてセーラー服を着た陽菜のカワイイ顔が無表情にこちらを見ていた。
「え…」
果てしない星空はどこにもなくて、少女っぽいニーハイの足の間にいつものオレんちの廊下が見えていた。
「もうちょっとだったのに、惜しかったわね…、里美君、勿体ぶってるから…」
茫然としたオレはいつのまにか高校の指定服を着ていた。さっきまで全裸だったはずのサセ子サンもボディコンスーツをフェミニンに着こなしていた。余裕綽々な笑みを浮かべる美女はオレの鼻を軽く弾くとセクシーに揺れる後ろ姿を見せて部屋から出て行った。

「オニイチャン、早くしないと遅刻しちゃうよ」
またまたわけのわからない混乱に陥れられたオレは、大宇宙に放り出されることもなく陽菜に手を引かれて部屋を出るとキッチンに連れて行かれた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (7) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (5)ふたりの部屋

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (5)ふたりの部屋

なんだ?…。
柔らかくて温かい心地いい弾力に触れたオレは、なんだかウットリするようないい匂いで鼻腔をくすぐられていた。

「あ、あん…」
耳元に湿った風が吹いて扇情的な声がして柔らかい何かが下半身に絡みついてくる。
「ん…、あっ、なんで、アンタがっ」
ウェーブのかかったロングヘアに顔をくすぐられたオレが目を覚ますとあの鬼龍院サセ子が目の前にいた。
「きゃっ、いやん…、あんなに激しく愛してくれたのに…」
慌ててベッドから飛び退くと、シーツをまとった肉感的な女体のなめらかな曲線を誇示するように横たわるサセ子サンが妖しい目つきでオレの股間を見ていた。

「うっ…、見るなよ…」
ゾクゾクするような視線が股間に突き刺さるイタ痒いようなこそばゆい感じに、全身素っ裸でいることに気付いて慌てて前を隠す。
「いまさら恥ずかしがらなくていいのよ…、私のことあんなに激しくもてあそんだクセに…」
落ち着き払った笑顔のサセ子サンは隠した手を透視するかのように股間に熱い視線を注ぐ。

「な、何言ってンだ、だいたいココはオレんちだぞっ、…っていうか東京都青少年保護育成条例違反だっ」
陽菜にグーパンチを食らってからの記憶がないオレは、あるいはサセ子サンの肉感的な女体に溺れてしまったかもという疑惑が払拭できずにみっともなくキョドっていた。何も憶えてない後ろめたさを振り払うようにオレは怒鳴り散らした。
「うふっ、大丈夫よ、ここ東京じゃないから…」
キョドるオレを楽しむようなサセ子サンは、シーツで押さえつけた胸の谷間を強調するように手を合わせてニッコリと妖しい笑みを浮かべる。

「何言ってンだよ、オレんちは東京…、え…」
余裕綽々のサセ子サンにブチ切れそうでまともに相手してられないとドアを開けると、目の前には見渡す限りの星空が広がっていた。
「里美君があんまり激しいから、この部屋だけはね飛ばされたみたいなの、宇宙に…」
あり得ない風景を目の当たりにして驚愕を隠せないオレに、シーツをまとったサセ子サンがその激しい交わりを思い出したようにウットリした表情でしなだれかかってくる。

「だあっ、だからそれをやめろっ…、こんなことありえないだろっ」
柔らかい成熟した女体の弾力的な誘惑を拒否したオレが何とか言い返すと
「そうはいってもねえ…、あ、CGとかじゃないから出ちゃダメよ、部屋の外はほとんど真空の絶対零度だから、あっという間に血液が沸騰しちゃうわよ」
駄々っ子をたしなめるような困り顔の巨乳美女は大宇宙の厳しい現実をオレに諭していた。

「で、でも、この部屋だけ、なんで普通なんだ」
「さあ…、ふたりの愛には宇宙の法則もかなわないってことじゃない」
「なんだそりゃっ」
「私たちが愛し合えばなんでもできるってことじゃない…、もう一回したら元に戻るかもよ」
あり得ない現実にまだ混乱気味のオレが不自然な今の状況を指摘すると、妖しい笑みを浮かべてシーツ越しに巨乳を押しつけて来るサセ子サンがニッコリ笑った。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (6) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (4)晩ご飯

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (4)晩ご飯

「オニイチャン、おかえり」
家に帰ると陽菜がカワイイ笑顔でオレを出迎えた。

「だあっ、なんでオマエがいるんだ」
「今日からオニイチャンの妹になったのよ、オニイチャン記憶力無いの?」
「ちがうっ、なんでオレより先に帰ってるんだ」
逃げ帰ったオレをサセ子サンとふたりで見送ったはずの陽菜が先に家にいることに驚いのだが、陽菜は無表情に応えて茶髪ロングヘアの頭をかしげる。

「それに、その格好…」
「カワイイ?…、サセ子サンがオニイチャンきっと喜ぶって」
その姿はエプロンで隠れている以外は全裸に見えた。後ろを向いたらホントにハダカに違いない。幼児体型の名残を残す若い女体にロリでペド野郎の血が沸き立つ。
「あ、でも血がつながって無くて結婚もできるからって襲っちゃダメよ、兄妹なんだから」
ケモノになりかけたオレの本性を見透かしたように背中を向けた陽菜は、チューブトップにショートパンツ姿だった。

「すぐごはんできるから、チョット待ってね」
すかされてガックリしたオレがキッチンに行くと陽菜が晩ご飯の準備をしていた。
「へえ、うまいな」
「やんっそんなホントのことっ、すぐにできるから待ってて」
つまみ食いしたオレがつい本音を漏らすと、嬉しそうに振り返った陽菜がはしゃいで足をパタパタ上下させていた。

「オニイチャン、おいしい?」
「ああっうまいよっ、バカオヤジだけどこのメシが食えるなら再婚したことほめてやるよ」
「もうっオニイチャンたらっ、正直なんだから、あ、お父さんがね、はい」
陽菜のメシはオヤジの作る家畜のエサの様な料理なんかとは比べものにならなかった。出来たてホヤホヤの妹の手料理にがっついているとうれしそうに笑う陽菜がケータイを差し出す。

…、父さん、新婚旅行で、1ヶ月は家を空ける、陽菜ちゃんに手を出すなよ…。
留守電にはそれだけ入っていた。前にも聞いた気がしたがそんなことはどうでもよかった。
「なんだとおっ、バカオヤジが、勝手なことばっかしやがって」
何の相談もなくやりたい放題のオヤジに忍耐強いオレの癇癪袋もあっさり破裂していた。

「オニイチャン、明日は何食べたい?」
「へ…」
「あ、陽菜を食べたいとかいう直接的なのはもちろんダメだけど、女体盛りとかワカメ酒もダメだからね」
「なに言ってんだ…」
やり場のない怒りを若い肉体に充満させているオレに陽菜がニコニコして聞いてくる。相変わらずのマイペースにいつの間にか怒りがしぼんでいた。
「だって陽菜、下のおけけ、薄いから…」
そう言う茶髪美少女は両手をオマタの上に合わせてはにかんだ笑顔でモジモジしてた。

「なるほど…、って何の話だよっ」
恥毛の薄い陽菜はワカメ酒に自信がないらしい。どうにもシモの方向に誘導したいらしい陽菜にキレそうになると
「じゃあ陽菜先にお風呂入るけど、のぞいちゃダメよ」
さっさと風呂場に向かった陽菜は振り返ってカワイイ笑顔で釘を刺す。

ダメだって言われたら…、したくなるのが人情だろ、…。
メシを平らげたオレは服を脱ぎ、臨戦態勢の息子をシゴいて悪党な笑みを浮かべる。
「陽菜、背中流してやるよ」
「え、きゃあっ、ヘビ、コワイッ」
「ぐ…」
ちょうどカラダを洗っている最中で全身泡だらけになった陽菜の目の前に自慢の息子を差しだしたオレは、ちょっと鼻にかかった悲鳴とともにカマトトな妹のグーパンチをそこに受けて意識を無くしていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (5) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (3)スピード解決

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (3)スピード解決

「それって、コレのこと」
ジャケットの前合わせを開けたままのサセ子サンは、セクシーな背中を向けるとタイトミニスカをまくり上げてお尻を突き出す。

「コレ、結構、あ、あんっ、いいわよ」
サセ子サンはノーパン主義らしい。何も付けてないそこには妖しいテカりを放つヌメリ気をまとった『コケシ』が突き刺さっていた。艶めかしい女体をよじって振り返ったサセ子サンは、突き刺さったソレの底を自分でツンツンしてウェーブのかかった髪を揺らしてのけぞっていた。

「…ていうか、コレが陽菜の『コケシ』じゃねえのかっ」
湿り気たっぷりに大人に色気を漂わせるサセ子サンにオレは爆発した。ほとんど食い込んで根本が少しだけ突き出した部分を掴んだオレは、咥えこんだ女体のことなどかまわずに一気に抜き出した。

「ひ、ひゃんっ…、もう里美君たら、乱暴なんだからっ」
コケシの形を保ったあそこからピュッと粘ったおツユが飛ぶ。お尻を突き出した扇情的なポーズでビクンとのけぞったサセ子サンは、汗がにじんだ上気した顔に妖しい笑みを浮かべて、オレの股間を見つめていた。

「あ、これ陽菜のコケシ…、でももうサセ子サンのオイニーが染みついてるから、いらない」
ネットリ濡れたコケシを持つ手にすがりついた陽菜は寄り目でそれを見つめていた。

「亡くなったお父さんの、形見じゃ…、なかったのか…」
いかにも妹らしいワガママで気まぐれなセリフを無表情につぶやく陽菜にキレそうな神経をかろうじてつないでいたオレがにらみつけると
「違うよ、陽菜のお父さんはオニイチャンのお父さんでしょ」
「なにしてんだ、あのバカオヤジッ」
ニッコリと笑って頭をかしげた陽菜のカワイイしぐさにオレはまた爆発していた。

「まあまあ里美君、興奮するならソレをココに戻してからにして…、それとも里美君自身の、入れてみちゃう」
ミニタイトスカートをまだまくり上げたままのスベスベしたお尻を突き出し、秘所丸出しのお淫ら開脚ポーズを取るサセ子サンが色情狂気味なセリフで誘惑してくる。

「だっー!!、するかっ」
「ちがうの、オニイチャン、これ、陽菜がおねだりしたの…」
「だから、興奮するなら、ココに入れてからでしょ」
「…」
ふたりは相変わらずマイペースで、若い肉体に宿る青い衝動を爆発させたオレは二の句が継げずにフリーズしていた。

「あれ、オニイチャン、静かになっちゃった」
「しょうがないわね、お姉さんが、お口で…」
「だっかっらっ、やめろってっ…、ああっどうなっちまうんだあっ」
着乱れた巨乳美女がかしづいて股間にキレイな顔を寄せてくるのから何とか逃れたオレだった。

「とりあえず事件解決ね」
みっともなく逃げ出すオレの後ろ姿に小さくため息をついたサセ子サンだったが、事件解決に満足そうな笑みを浮かべていた。
「そうねサセ子サン、でも新品買って返してね」
出来たてホヤホヤの妹はシレッとした顔でつぶやくと、大げさすぎる胸が本物かどうか確かめるために指先でツンツンしていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (4) につづく
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (2)第1の事件

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (2)第1の事件

「オニイチャン、それでね陽菜、とっても困ってるの」
なんだかわざとらしい態度で馴れ馴れしくしてくる出来たてホヤホヤのメイド妹が、腕にすがりついて控えめなふくらみを押しつけながらウルウルした目で訴えてくる。

「やっぱり、困ったことになったでしょ、里美君」
巨乳美女はキレイな笑みのドヤ顔を見せてはち切れそうな胸の下で腕を組んでいた。
「…、陽菜、何、困ってんだ?」
ソレ見たことかと言わんばかりのサセ子サンの笑みにブチキレて暴走しそうな自我を何とか抑えたオレは、陽菜のフリフリレースミニスカのお尻をまさぐって心を落ち着けながら聞いてやった。

「あのね、陽菜、お父さんにもらったコケシ無くしちゃったの…、それから、パンツに指入れちゃダメよ」
両手を顔の前で合わせたブリブリな態度のメイド妹は無表情に説明すると、生パンに手を伸ばしたオレにしっかり釘を刺していた。

「陽菜ちゃん、寝るときにいつも手放さなかったコケシ無くしちゃって今晩から眠れないって、困ってるのよ」
前屈みに空いた胸元の深い谷間を強調する巨乳美女のセクシーな唇から漏れる甘い吐息が首筋をくすぐる。
「なんかアンタが『コケシ』って言うと、スッゴイ、イヤらしく聞こえるんだけど…」
青少年を誘惑する大人のフェロモンを拒絶するオレがやぶにらみで応える。

「ああんっ、そんなケモノみたいな目で見つめられたら…、はあん、お姉さん、どうしたら…」
セクシースーツに包まれた女体を艶めかしく揺らしたサセ子サンは、妖しい目つきでオレをねめつけながらプチプチとジャケットのボタンを外しはじめた。
「だから、なんで脱ぐんだよ」
オレのツッコミを色っぽい笑みで無視したサセ子サンはジャケットの前合わせを開いて、高級そうなランジェリーが張りつめる乳房の尖ったピンクの先端をシースルーにスケさせていた。

「オニイチャン、サセ子サンのオッパイばっかり見てないで、陽菜のコケシ探して」
またまたわざとらしい馴れ馴れしさで甘えてくる陽菜がウルウルした目で見上げてくる。
「見てネエよっ、って言うかオマエのコケシってどんなのだよ」
ブリブリメイド妹の態度にまたぶち切れそうになったオレは大きく開いたメイド服の胸元に手を入れて何とか心を落ち着かせていた。

「あのね…、そう、サセ子サンが持ってるのとスゴイ似てる…、それでねオニイチャン、乳首つまんじゃイヤよ、陽菜、そこ潮噴いちゃうくらい弱いから…」
陽菜のちょっと耳がキンキンするキーの高い声を聞きながら、控えめなふくらみの心地いい弾力を楽しんでいるとまたまた釘を刺された。

「サセ子サンが、持ってるヤツ?」
トロンとした眼で上目遣いにオレを伺う陽菜にオスの本能を刺激されたオレが若い欲望で股間を膨らませていると、ネットリ笑うサセ子サンの妖しい視線が股間に絡みつくのに気付いた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (3) につづく
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== 鬼龍院サセ子探偵事務所 ==

鬼龍院サセ子探偵事務所 (1)鬼龍院サセ子登場

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (1)鬼龍院サセ子登場

この世界には会ってはいけないたぐいの人間がいる。鬼龍院サセ子はその最右翼、というよりアブナイ人間のチャンピオンだった。サセ子さんと出会ったのはしつこく迫ってくるグルービーのひとりをあんなことやこんなことをして半廃人にした後だった。

「そこのボク、今、困ってるでしょ、お姉さんに相談してみなさい」
カバンに何十個目かの撃墜マークを刻んでいたところ、後から声をかけられた。

「…、間に合ってます」
なんだよ、年増のババアはお呼びじゃないよ、…。
振り返ると胸の谷間がヤケに強調された襟元がヤケに深いスーツ姿のナイスバディが立っていた。しかしオレは自分の年以上の女は問題外のロリコンのペド野郎なので相手にしなかった。

「年増のババアって思ったでしょ、でもセーラー服姿もイケテルってよく言われるのよ」
心を読まれたオレの頭はバカデカイオッパイに挟まれていた。
「あのねえ…、迷惑なんだよ」
読心術かと思ったが、うっとうしい弾力から頭を引き抜くとタプンタプンとこれ見よがしに巨乳が揺れる。

「いいのかなそんなこといっちゃって、妹さんが泣くことになるかもよ」
余裕綽々の笑みを浮かべるナイスバディの美女が、巨乳を強調するように下乳で腕を組んで手ぐすね引くようにオレを見ている。
「オレの妹…、へっ、何言ってんだか、オレは一人っ子だ」
「じゃあ、お父さんに聞いてみたら?」
「なにを…、え?…」
オレには妹はいない。にわかに馬脚を現した不思議美女を嘲笑していると、ケータイが差し出された。ケータイにはオヤジのケー番が表示されていた。

「父さん再婚した、一つ下の妹ができるけど、手、出すなよ」
それだけ言って電話は切れた。

「じゃあご紹介します、里美浩太君の一つ年下の妹さん、陽菜ちゃんですっ」
「陽菜です、お兄ちゃんよろしくね、でもお風呂のぞいたりしないでね」
ニコニコ笑うナイスバディ美女に背中を押されて前に出た美少女は、何故か白メイド服だった。

「陽菜、今日からよろしく、風呂はのぞかないけど着替えはのぞくから」
二枚目を気取って冷静を装っていたがオレは混乱していた。オヤジはお袋と別れてから二度と結婚しないと言ってたはずだし、そもそもなんでこの女がオレの名前を知っているのか、なんでこの少女はメイド服なのか。

「じゃあ、最初から説明するわ、お父さんはあなたの晩ご飯の買い物で通っていたスーパーでレジをしていた陽菜ちゃんのお母さんに一目惚れしてその場でプロポーズしたそうよ」
「二つめは愚問ね、私が里美君の名前を知らないわけがないでしょ」
「それから陽菜ちゃんは、母子家庭の家計を助けるためにメイド喫茶でバイトしてたの、でもお父さんがやめていいからって言ってくれたからやめたのよ、このメイド服は退職金代わりに貰ったんだって」

またまた混乱するオレの心を読んだナイスバディ美女は余裕の笑みを浮かべて三つの疑問に答えた。二つめに関してなんで知らないわけ無いのかわからなかったが、それ以外にもオレの疑問は解消されなかった。

「うふっ、私は鬼龍院サセ子、探偵やってるの」
「…」
そうですか…。
ニコニコ笑う巨乳美女は最後の疑問もあっさり解いてくれた。何から何までお見通しのサセ子サンに、オレの高校生活はメチャクチャかき回されることになる。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (2) につづく
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== はじめに ==

鬼龍院サセ子探偵事務所 目次

ろま中男3 作品リスト
鬼龍院サセ子探偵事務所 目次(10/12/22更新)
これはフィクションです。強姦や痴漢は犯罪です。

内容:三上氏の傑作女流探偵マンガのパクリ(というかオマージュのつもり)のナンセンスエロコメディ(のはず)。
登場人物
鬼龍院サセ子:美形のナイスバディ。数え切れないほどの秘めた超自然なパワーの持ち主。ボディコンスーツ姿が定番だが、セーラー服や魔女っ子コスプレなど何でもあり。
里美君:美形高校生。本人はニヒルを気取っているが、とんでもないヤリチン。
陽菜:いつの間にか再婚した父のおかげでできたロリ妹。わざとらしい馴れ馴れしさで里美に絡む。
麻里:里美君に想いを寄せるショートヘア美少女
その他大勢

(1)鬼龍院サセ子登場 / (2)第1の事件 / (3)スピード解決 / (4)晩ご飯 / (5)ふたりの部屋 / (6)大人の女性 / (7)はじめての通学電車 / (8)ホゲモン / (9)イッシー捕獲作戦 / (10)深遠なる宇宙 / (11)ティーチャーズペット / (12)ゴリラもどき / (13)実地授業 / (14)サングラス男 / (15)保健室 / (16)薬 / (17)ラブちゃん / (18)初の調査依頼 / (19)すぐに発見 / (20)千載一遇が… / (21)楽しい食卓 / (22)美少女の涙 / (23)帰ってきたペロ / (24)1日の終わり / (25)騒がしい朝 / (26)麻里の告白 / (27)着替え / (28)リムジンで登校 / (29)女性の告白 / (30)女性の告白2 / (31)ご主人様と再会 / (32)変身不思議美女 / (33)光学迷彩 / (34)新任教師 / (35)新任教師の正体 / (36)サセ子先生再び / (37)水着 / (38)異空間? / (39)暗闇の中 / (40)今度は空から / (41)地球外生命体 / (42)宝の地図 / (43)トレジャーハンティング /

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以下つづく
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