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鬼龍院サセ子探偵事務所 (12)ゴリラもどき

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (12)ゴリラもどき

「じゃあ、人間という生き物の根源である生殖について説明します」
担任の中井に変わって担任気取りでHRを仕切ったサセ子サンが1時間目の保健体育まではじめていた。

「いきなりかよ、おいっ」
「あなたが、一番好きなコトでしょ、昨日だってあんなに激しく…、やんっ、恥ずかしっ」
ついツッコミを入れてしまったオレにサセ子サンがいつものおふざけで、スリットからのぞくナマ太ももをすりあわせて肉感的な女体を艶めかしくもだえさせる。

うらやましいな、オレも、やりてえっ…。
お盛んだなっ、里美っ…。
里美君たら、淡白な顔して、そんなにスゴイの?…。

「ナニもしてないだろっ、何言ってンだ」
「興奮するのは夜のベッドの中まで待ってね…、授業を進めます、生殖とはセックスのことです、みなさん、わかりますか」
はあ~いっ!!…。
騒ぎ出すクラスメイトに弁解してもあっさりかわされたオレはサセ子サンの妖しい笑みを苦々しく見ていた。教壇で色気を振りまくサセ子サンの小学生に諭すような口調にクラスの連中が元気な返事で応える。

「はい、いいお返事ですね」
「おい、アンタ誰だっ」
「あら、どなた?」
「体育教師の大山だっ、1時間目はオレの授業だぞっ」
ニッコリと笑ってシナを作るサセ子サンに、やっと来た保健体育担当の大山が授業を乗っ取られたことにいきなり怒り出した。

「ちょうどいいわ、この方に実演してもらいましょう、誰かこのゴリラと交尾したい人、いる?」
熱気をはらんでいきり立つ人間離れした筋肉のかたまりに、ゆったりした笑顔を絶やさずキレイな立ち姿を見せるサセ子サンは、まな板ショーをさせようと女子生徒から相手役を募る。
「な、なにをっ」
女子高生との交尾にまんざらでもなさそうな大山はいかつい顔をだらしなく緩めて語気を弱める。しかし大山の相手をしようなんて破滅願望のある女の子などいるわけが無く、女子はみんな大山の癇癪を恐れて顔を伏せていた。

「あら、希望者無し?…、残念ね、じゃあしょうがないわ、私が…」
女子から総スカンを食って不機嫌そうな大山にサセ子サンがシナを作って妖しい笑みを浮かべる。
「おいっ、アンタ、誰でもいいのかっ」
「里美、うるさい、引っ込んでろ」
サセ子サンがいくらそっち方面が大好きでも、大山の相手なんかしたら華奢な女体はあっさり破壊されて廃人になるのは目に見えている。無謀なサセ子サンを止めようとしたが、ナイスバディ美女とすっかりやる気でジャージの股間をモッコリさせてニヤニヤする大山にあっさり阻まれてしまった。

「やんっ、里美君、ヤキモチ?…、安心してこのゴリラの相手は、コレよ」
心配してやったオレを小バカにするように妖しく笑うボディコン美人は例のカプセルを取り出す。
「いでよっ、カプモ~ン」
サセ子サンが大きく空いた胸元をタプンッと揺らして大山の足下にカプセルを投げつけると、お約束のUMAが現れる。

「ウガアッ、ガッ、ガウッ、ウガアアッ」
盛り上がった筋肉のような乳房でかろうじてメスとわかる毛むくじゃらのバケモノが大山に襲いかかった。
「ひっ、ばっ、ばけものおっ、たっ、たすけてっ、ひっ、ひいいっ」
ゴリラ並みに人間離れした筋肉バカの大山だがさすがに本物のバケモノにはかなわないようで、発情したゴリラのバケモノになすすべもなくのしかかられて陵辱されていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (13) につづく
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