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鬼龍院サセ子探偵事務所 (7)はじめての通学電車

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (7)はじめての通学電車

「オニイチャン、陽菜、電車通学はじめてなの…、成長途中でロリな若い肉体が痴漢に弄ばれないように、ちゃんと見張っててね」
相変わらずわざとらしい馴れ馴れしさで甘えてくる陽菜が混んだ電車の中でセーラー服に包まれた若い女体をすり寄せてくる。今日からオレと同じ高校に編入して一緒に通う陽菜は電車通学が初めてだった。

「おおっ、お兄ちゃんにまかせとけ」
オレ以外の変態に、陽菜を触らせるわけないだろ、…。
昨日できたばかりの妹のウルウルした目にロリでペド鬼畜な本性を熱くするオレは、幼児的シェイプを残す柔らかい女体を抱きしめて悦に入っていた。
「あん…、触っていいのは、パンツの上までだから」
紺ヒダスカートに食い込む手に切なげにのけぞった陽菜が、はにかんだ笑顔で上目遣いにオレを見上げる。

「ああんっ、私も通学電車ははじめてだけど、中だってOKよ…」
「げっ、サセ子サン、なんだ、その格好はっ…」
耳元をくすぐる甘ったれたセクシーボイスがして肩に押しつけられた柔らかい弾力に振り返ると、
「あ、サセ子サン、セーラー服似合うね、コスキャバみたい」
セーラー服姿の鬼龍院サセ子がいた。カワイイ顔したマイペースな妹はある意味予想通りの毒舌娘だった。

「陽菜ちゃん、ありがと…、あ、あん…、さっそくセーラー服美女が痴漢の毒牙に…」
失礼なセリフを全く気にしてないサセ子サンは昂ぶった吐息をオレの首筋に吹きかけると、セーラー服がはち切れそうな肉感的な女体を悩ましげにもだえさせて艶めかしい弾力をすりつけてくる。

「なに言ってんだ…、え…」
いつものふざけたセリフにあきれて振り返ると、目を血走らせたハゲが頭から湯気を噴き出してサセ子サンの背中に張り付いていた。痴漢ですと言わんばかりの欲望ムキ出しのオッサンにオレは二の句が継げなかった。

「ハゲはヒダミニスカをまくり上げて、パンティの上から形のいいお尻をまさぐって…、エロヒゲは、セーラー服に手を差し込んで、めいっぱい指を広げた手のひらに余る乳房を揉み砕きながら、パンティのあそこのシワに指を食い込ませてるの…」
切なげに頬をすりつけてくるサセ子サンはセクシーな唇で耳タブをなぶりながら、克明な痴漢実況をささやいてくる。

「おいっ、オマエらっ、なにしてんだ、おりろっ」
公衆の面前で恥知らずにも野獣のような本能をさらけ出すオッサンに虫酸が走る。瞬間沸騰してハゲとエロヒゲをにらみつけたオレに、
「ああんっ、里美君たら、独占欲ムキ出しの横顔がカッコイイ…、私ってば、サディスティックなSMプレイ大好き高校生の里美君専用痴漢奴隷、だから…」
ナンチャッテ女子校生のナイスバディ美女が気持ちいい弾力を押しつけて来る。

「ちがうだろっ、ともかくオッサン、降りろっ」
セクシーセーラー服美女のセリフにズッコケそうな自分を奮い立たせて図々しい痴漢野郎にすごんだが
「お兄ちゃんってそうだったんだ…、陽菜、ソフトSMまでしか許さないからね、荒縄もノーブラTシャツの亀甲縛りまでよ」
ロリ妹までサセ子サンの度が過ぎたおふざけに乗っかってボケながら未成熟な肉体を押しつけてくる。

「だから、ちがうっ、ほらっ、オッサン降りろっ」
無表情なカワイイ顔でボケる妹にツッコミを入れながら、駅に着いた電車からオッサンふたりを引きずり降ろす。
「えっ、げっ、ぐほっ」
しかしホームに降りたオレはハゲとエロヒゲの反撃に遭ってあっさりのされていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (8) につづく
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