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鬼龍院サセ子探偵事務所 (15)保健室

ろま中男3 作品リスト
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鬼龍院サセ子探偵事務所 (15)保健室

「おいっ、麻里、大丈夫かっ」
ドリフのコントのように口から煙を吐くアフロサングラスを足蹴にして茫然とする麻里に駆け寄る。

「あ、里美君…、わたし…、バーンって、ブワッて…、なって…、あ、あんっ、イッちゃった…」
ビリビリの紺ヒダミニスカで太ももをあらわにした女の子座りのナマ足の根本に手をツッコンで、カワイイ寄り目顔を見せる美少女がウットリした口調でつぶやく。

「麻里を保健室に連れてく」
食い頃だ…、さっそく、ごちそうに…。
ビリビリになったセーラ服はしかし肝心な部分はしっかり隠していた。無防備なお菓子系エロチシズムを漂わせる放心状態の美少女にロリでペド野郎の性根を熱くたぎらせたオレが彼女を連れて行こうとすると、
「じゃあ、私も行くわ」
どこからか現れた警官にアフロサングラスを引き渡したサセ子サンがついてくる。

「来なくていいよ」
これから、おいしい時間なんだから、ジャマすんなよ…。
これ以上ないおいしい状況に邪魔者でしかないサセ子サンに冷たく一瞥をくれると
「弱った女の子を手込めにするなんて、人でなしの鬼畜野郎のするコトよ」
オレの邪険な態度に腹を立てたのか不思議美女は珍しく正論を吐いて長いまつげの切れ長の目でオレをにらんでくる。
「なっ、何言ってンだ、救護だよっ、て、手込めなんてっ…」
破れたセーラー服からのぞく素肌に指先が触れる気持ち良さが一気に吹き飛んで、オレは思いっきりキョドっていた。

「そう…、ならいいけど…、でも私だったらいつでもウェルカムよ、じゃああとはすだれハゲにお願いしますね」
投げキッスして成熟した大人の色気を振りまいて教室を出て行くサセ子サンに、
ええっ、お姉さん、行かないでっ…。
こらっ、ハゲっ、オマエが行けっ…。
ボクの、童貞、もらってください…。
麻里、しっかりね、里美君と楽しんでね…。
クラスメイトは悲喜こもごもな感情で沸き立っていた。

「重いでしょ、手伝ってあげる」
「麻里なんか軽いよ、ってなんでアンタが抱きついてくるんだ」
どこを触っても放心状態で何も言わない麻里に野外調教チックなどSな妄想な昂ぶらせるオレに、サセ子サンが肉感的なバディのふっくらした気持ちいい弾力を押しつけて甘えてくる。

「あら、養護の先生いないわね、彼女寝せてあげて、変なトコに指入れちゃダメよ」
保健室にいつもの巨乳のお姉さんはいなかった。ベッドがあって若い男女が二人きりという絶好の状況を台無しにするナイスバディ美女が薬品棚を物色しながら仕切っていた。

この、カワイイ顔が…、悩ましげに、もだえて…、変顔して、くれたはずなのに…。
無防備に横たわる格好の獲物に手を出せないジレンマにキレそうにジリジリしていると
「じゃあ、コレ、飲ませてあげて」
イタイというよりキツすぎる魔女っ娘コスに変身したサセ子サンが、バカデカイ胸の谷間を強調するように前屈みにニッコリ笑って、いかにも怪しそうなガラスビンをさしだしてきた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (16) につづく
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