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鬼龍院サセ子探偵事務所 (3)スピード解決

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鬼龍院サセ子探偵事務所 (3)スピード解決

「それって、コレのこと」
ジャケットの前合わせを開けたままのサセ子サンは、セクシーな背中を向けるとタイトミニスカをまくり上げてお尻を突き出す。

「コレ、結構、あ、あんっ、いいわよ」
サセ子サンはノーパン主義らしい。何も付けてないそこには妖しいテカりを放つヌメリ気をまとった『コケシ』が突き刺さっていた。艶めかしい女体をよじって振り返ったサセ子サンは、突き刺さったソレの底を自分でツンツンしてウェーブのかかった髪を揺らしてのけぞっていた。

「…ていうか、コレが陽菜の『コケシ』じゃねえのかっ」
湿り気たっぷりに大人に色気を漂わせるサセ子サンにオレは爆発した。ほとんど食い込んで根本が少しだけ突き出した部分を掴んだオレは、咥えこんだ女体のことなどかまわずに一気に抜き出した。

「ひ、ひゃんっ…、もう里美君たら、乱暴なんだからっ」
コケシの形を保ったあそこからピュッと粘ったおツユが飛ぶ。お尻を突き出した扇情的なポーズでビクンとのけぞったサセ子サンは、汗がにじんだ上気した顔に妖しい笑みを浮かべて、オレの股間を見つめていた。

「あ、これ陽菜のコケシ…、でももうサセ子サンのオイニーが染みついてるから、いらない」
ネットリ濡れたコケシを持つ手にすがりついた陽菜は寄り目でそれを見つめていた。

「亡くなったお父さんの、形見じゃ…、なかったのか…」
いかにも妹らしいワガママで気まぐれなセリフを無表情につぶやく陽菜にキレそうな神経をかろうじてつないでいたオレがにらみつけると
「違うよ、陽菜のお父さんはオニイチャンのお父さんでしょ」
「なにしてんだ、あのバカオヤジッ」
ニッコリと笑って頭をかしげた陽菜のカワイイしぐさにオレはまた爆発していた。

「まあまあ里美君、興奮するならソレをココに戻してからにして…、それとも里美君自身の、入れてみちゃう」
ミニタイトスカートをまだまくり上げたままのスベスベしたお尻を突き出し、秘所丸出しのお淫ら開脚ポーズを取るサセ子サンが色情狂気味なセリフで誘惑してくる。

「だっー!!、するかっ」
「ちがうの、オニイチャン、これ、陽菜がおねだりしたの…」
「だから、興奮するなら、ココに入れてからでしょ」
「…」
ふたりは相変わらずマイペースで、若い肉体に宿る青い衝動を爆発させたオレは二の句が継げずにフリーズしていた。

「あれ、オニイチャン、静かになっちゃった」
「しょうがないわね、お姉さんが、お口で…」
「だっかっらっ、やめろってっ…、ああっどうなっちまうんだあっ」
着乱れた巨乳美女がかしづいて股間にキレイな顔を寄せてくるのから何とか逃れたオレだった。

「とりあえず事件解決ね」
みっともなく逃げ出すオレの後ろ姿に小さくため息をついたサセ子サンだったが、事件解決に満足そうな笑みを浮かべていた。
「そうねサセ子サン、でも新品買って返してね」
出来たてホヤホヤの妹はシレッとした顔でつぶやくと、大げさすぎる胸が本物かどうか確かめるために指先でツンツンしていた。

鬼龍院サセ子探偵事務所 (4) につづく
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