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== H2(ハル子とヒロ) ==

H2(ハル子とヒロ) (10)再会

ろま中男3 作品リスト
H2(ハル子とヒロ) 目次

H2(ハル子とヒロ) (10)再会

あれから5年経った。

退院したヒロは外来のたびにハル子を捜したが、系列の病院に移ったハル子と会うことは出来なかった。

ハル子に会えなくてふさぎ込んだヒロは、別人のような暗い少年に変わってしまった。暗い中学生活を過ごしたがなんとか高校に合格して心機一転、同じ年の女の子とつきあった。しかしセックスしても思い出すのはハル子の顔で、長続きしなかった。

中学の時からずいぶん背も伸びて美少年からイケメンになったヒロは、すぐにまたあたらしいガールフレンドが出来てつきあいだしたがそれも長続きせず、そんなことを何度も繰り返した。高校時代に何人もの女の子とつきあったが、いつも思い出すのはハル子のことで、本当に好きになることができなかった。いつしかヒロは女の子をとっかえひっかえのヤリ男のウワサをたてられていた。

立派な大人になるというハル子との約束を忘れてなかったヒロは、高望みしすぎた大学受験に当然のように失敗して、自宅から予備校に通って今度は予備校の女の子とつきあいだした。彼女とは年内はなんとか続いたが、年明けに受験に専念したいと言われて別れた。ヒロの愛情を感じられない彼女の方から別れを切り出されたのだった。

女にフラれたヒロは大学からもフラれた。就職も考えたがハル子との約束が忘れられず、もう一年浪人することにした。しかしまた親元で甘えていては来年も受験に失敗すると思ったヒロは一人暮らしを親に願い出た。

近所の目を気にした親は、渡りに船とばかりにそれを快く承諾した。ヒロはアパートを借りてひとり暮らしをはじめた。

「散ってるなあ…」
引っ越しの少ない荷物を片付けたヒロは、近くを散歩しようと外に出た。アパートの裏の桜が散るのをしみじみ眺めていると、隣の家のベランダで洗濯物を干す女性が目に入った。膝上のスカートの奥に白いパンティが見えた。

見上げる青年の視線に気づいた彼女は、はっとしたようにヒロを見つめて手から白い布を落とした。桜の花びらと一緒にヒロの足下に白い布が落ちた。

「…、ハル子さん?…」
見上げたままヒロがつぶやいた。ベランダからまばたきもせずこちらを見つめる女性はハル子だった。

H2(ハル子とヒロ) (11) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (9)最後の夜

ろま中男3 作品リスト
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H2(ハル子とヒロ) (9)最後の夜

「…、うっ、けほっ、…、けほっ、けほっ…」

ヒロにナースコートをはぎ取られ、パンストをビリビリに破かれて、ズリ下げられたパンティを太ももに引っかけたズタボロのハル子は、青ざめた顔で静かにベッドに横たわっていたが、急に咳き込んで女体を震わせた。

「ハル子さん…」
涙まみれの顔を上げたヒロはぼんやりとハル子を見た。ハル子のナカでしぼんだ息子が抜け出して、わずかに口を開けた亀裂からだらりと粘液が垂れてシーツにしたたっていた。

「ハル子さん、生きてたんだ…、よかったっ」
ハル子の顔に抱きついたヒロがまた泣き出した。ヒロの涙がハル子の頬を濡らした。
「…、ヒロにだったら…、…、わたし…、殺されても、いいのに…」
泣きじゃくるヒロにもらい泣きして目尻から涙をこぼしたハル子が、優しく微笑みながらささやいた。

「やだっ…、死んじゃヤダよ、ハル子さんに、生きてて、欲しいよおっ」
ヒロはハル子の女体をきつく抱きしめて、乳房の間に顔を埋めて叫んだ。
「…、うん…、生きるよ…、だから、ヒロも、強く、生きて…、立派な、男の人に、なってね」
胸に抱きつくヒロの髪をいとおしげになでるハル子の優しい声に、ヒロはゆっくり顔を上げた。

「…立派な大人になりますから…、ハル子さん、ぼくと、結婚してください」
涙でぐしゃぐしゃのヒロの顔が、ハル子の優しい笑顔を見つめていた。
「うん、ハル子も、大人になったヒロと結婚したい…、だから、それまで、お別れしましょ、ね…、ヒロと結ばれる運命なら、きっと神様がまた、二人を会わせてくれるはず…」
ぐしゃぐしゃの頬に手をあてたハル子はヒロの涙をふきながら、真っ直ぐに見つめてやさしくささやいた。

「…、あっ、これっ…、赤ちゃん、出来るだろ、そしたら結婚するしかないだろっ」
ハル子の聖母のような優しい笑顔に見とれたヒロは、思いだしたように濡れた股間に手を入ると指先のぬめり気を示して、笑顔でハル子の顔をのぞき込んだ。
「ごめんね、ヒロ…、わたし、お薬、飲んでたの…、だから、赤ちゃん、出来ないわ…」
ヒロの笑顔に寂しそうな微笑を浮かべたハル子が応えた。

「…こうして、朝まで一緒にいましょ…、ね…」
また泣きそうになったヒロをハル子がやさしく抱きしめた。
「…、ずっと一緒だよね…」
柔らかい女体に抱かれて、赤ん坊をあやすようにさする手の温かさにヒロは幸せな気分だった。いつの間にかヒロは寝ていた。

朝、ヒロが目を覚ますとハル子の姿はなかった。

H2(ハル子とヒロ) (10) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (8)激しい想い

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H2(ハル子とヒロ) (8)激しい想い

「ヒロ、わかって、お願い…」
涙をこぼしながらハル子はムリに笑顔を作って、ぼんやりにじんだヒロの顔を優しく見つめた。

「…わかんないよ、なんだよ、勝手なことばっかり、言って…、そうか、他に好きな男が出来たんだな…、ぼくなんて、用済みなんだろっ…、そんなのダメだっ、ハル子さんはボクのモノだっ」

ハル子の悲しい笑顔が見てられないヒロは、ベッドにハル子を押しつけると唇を押しつけて乱暴にキスしながら、ボタンを飛ばしてナースコートをはぎ取った。ブラをむりやりズリ上げると乳首に口を当てて強く吸いこんだ。

「…あっ、ああっ、はあっ」
ヒロの強引な愛撫にもハル子は女体を熱くして、色っぽいあえぎ声を漏らしていた。
「どうだっ、他の男なんかより、ボクの方がずっといいだろっ…」
ナースコートをまくり上げたヒロは、パンストを引きちぎってパンティを乱暴に引き下げると、まだ湿り気の足りない秘所に猛り狂った息子を押し当てた。

「…あっ、くっ、…、い、いいっ、ヒロ…、すてきよ」
まだ受け入れ準備の出来てないあそこにムリヤリ息子をねじ込まれて顔をしかめたハル子は、しかし優しくヒロを受け入れていた。
「…そうだっ、ぼくが一番だ…、そうだろっ、スキだって、言ってよっ」
乱暴に想いをぶつけても優しくしてくれるハル子に、なぜだか悲しくなったヒロはボロボロ泣いた。顔をクシャクシャにしたヒロは全力で腰を振り、熱い想いをハル子にぶつけていた。

「…ああっ、スキ、あっ、よ、ヒロ…、はあっ、あんっ、ああっ、でも、あっ、ね…」
抱きついて濡れた頬を髪にすりつけるヒロの背中に優しくて手を回して、ハル子は下半身からわき上がる熱い波に甘美なあえぎ声を漏らした。
「でも、じゃないだろっ、ハル子さんは、ぼくと結婚するんだっ…、そうだろ、頼むから、言ってくれよおっ」
ハル子の手を振り払うように顔を上げたヒロは泣きじゃくりながら、激しく腰を振った。

「…ああっ、いいっ、いい、でも、はあっ、ああっ、ああんっ、結婚は、…、出来ないの、…ああっ、あっ、わかって…、はあっ、お願い、ああっ」

激しく腰を振り続けるヒロに、ハル子は止めどなく愛液を漏らして二人の股間をビショビショにしていた。全身に力を込めたヒロに突き上げられるたびに、ハル子は苦しげにもだえたが優しい目でヒロを見ていた。

「いやだっ、ハル子さんが、ぼくを捨てるなら…、ぼくはハル子さんを殺して、ぼくも死んでやるっ」

ハル子を荒々しく突き上げてよがらせたヒロは涙まみれの目でにらみつけると、首を両手でつかんで力を込めた。か細い首に指先が食い込む感触がリアルに伝わってくる。
「うっ…、…、…、」
一瞬苦しそうな顔を見せたハル子は無抵抗のまま、かすかに笑みを浮かべて唇を震わせた。

ヒロ、ありがとう、…。

ヒロにはハル子の唇がそう言ったように見えた。

「うわあっ、うっ、ううっ、うっ…」
その瞬間、ヒロはハル子のナカに熱いほとばしりを注ぎ込んだ。ドクドクと何度も熱い奔流を注ぎ込んだ。

息子を突き上げる熱い波にビクビクと全身を震わせたヒロは、身動きしないハル子にガックリとのしかかり、声を殺して慟哭し続けた。

H2(ハル子とヒロ) (9) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (7)悲しい決意

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H2(ハル子とヒロ) (7)悲しい決意

「…、聞くまでも、なかったよね」
黙ってしまったハル子に不安になったヒロは、ムリに笑顔を作ると冗談めかしてつぶやいた。

「そのこと、なんだけど…」
思いつめたようにうつむいていたハル子が、やっと重い口を開いて話し出した。
「ヒロは、まだ中学生でしょ…、これから、いろんな人との出会いが、きっとあると思うの…」
そこまで言ったハル子は、顔を上げてヒロを見た。

「…、だから?」
その先を聞きたくない気がしたが、勝手に言葉が出ていた。
「ヒロの前途ある将来を、私が縛るようなこと、しちゃいけない、と思う…」
真顔で見つめるヒロから逃げるように顔を伏せたハル子の悲しい声が暗い病室に響いた。その声は語尾がかすれていた。

「ハル子さん…、何言ってるか、わかんないよっ、なんで…」
別れの予感を振り払うように声を荒げたヒロは、うつむくハル子をきつく抱きしめたが、ハル子の目に光るモノを見てそれ以上言えなくなった。
「…、ヒロ、スキだよ…、でも、私たち、お別れした方が、いい…」
目に涙を一杯溜めたハル子が笑ってヒロを見つめた。頬に涙が伝う優しい笑顔が月明かりに照らされるのを見たヒロは、キレイだと思った。

ヒロの退院が近づくにつれて、ハル子はヒロとの将来を真剣に考えるようになった。

中学生のヒロとはもちろん結婚できない。じゃあ4年後、ヒロが18になったら…、6年後、ハタチになったら…。少なくともヒロ自身の意志で結婚するには6年待たなければならない。その時自分は26になっている。

ヒロのことは愛してるし、おなじくらい愛されている自信もある。ヒロが結婚できる年齢になるまで待つ自信だってある。しかしハタチといえば、大学2年生だ。それも順調にいったとしたらだ。学生結婚はヒロの負担でしかない。

それにヒロが自分と結婚するために大学進学をあきらめて、高卒で就職したら…、ヒロならきっとそうするだろう。自分の好きと言う気持ちだけで、将来のある若者の未来を狭めることはしたくない。ヒロの足かせのような存在にはなりたくない。

退院したらヒロと別れる、これがハル子の出した結論だった。

H2(ハル子とヒロ) (8) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (6)蜜月の時

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H2(ハル子とヒロ) (6)蜜月の時

「…、あっ、ハル子さん、巡回の途中でしょ、大丈夫?」
嗚咽の治まったヒロは、急に心配そうな顔をしてハル子を見つめた。

「あっ、そうだっ、行かなきゃ…、主任さんに、怒られちゃう…、じゃあ、ぐっすり寝て、早く良くなってくださいね」
ヒロの言葉に慌ててベッドから起き上がったハル子は、ヒロの愛の名残を股間に残したままパンティとパンストを引き上げて身繕いすると、ヒロに可愛い笑顔を見せて出て行った。

急いで巡回を済ませたハル子を、やはりナーステーションでおかんむりの主任が待っていたが、お腹の調子が悪くなったと言ってごまかした。そしてお小言を言い足りなそうな主任に、お腹の薬を探しに行くといって、薬剤に行くと緊急避妊薬を持ち出してトイレに向かった。

結婚するとしても、今は産めないモンね、…。

ヒロの気持ちはうれしかったし、ホントに結婚する気だったハル子だったが、まだヒロが中学生の今は赤ん坊を産むことはできない。ヒロの純粋な気持ちにすこし申し訳ない気がしたが、制吐剤と一緒に緊急避妊薬を飲み下して、パンティを履き替えた。

それからも、ハル子は夜勤や勤務明けにヒロの病室に忍び込んで愛し合った。昼間勤務でも個室なのをイイコトにヒロはハル子を求めたが、ハル子は体に触らせるだけでそれ以上は拒否した。

しかしヒロに体中をまさぐられて女体を熱くしたハル子は、ヒロから解放されて病室を出ると毎回トイレに直行して、濡れたパンティを履き替えなければならなかった。

ハル子の献身的な看護もあって若いヒロのケガは、みるみる回復してすぐにリハビリに入った。リハビリはハル子の業務外だったができるだけ協力した。そしてとうとうヒロは主治医から退院の許可をもらった。

「…起きてる?…、来ちゃった」
消灯後の巡回がすんだあと、ハル子がヒロの病室に顔を出した。
「ハル子さん…」
ハル子の声に起き上がったヒロは、ハル子が抱きつくときつく抱きしめてキスした。

ああっ、すてき…、ヒロ、どんどん、キスがうまくなる…。ハル子、もう、あそこが、熱くなってるよおっ、…。ヒロ、スキ…。もっと、抱きしめて…。でも…。

「…明日、退院だね、おめでとう」
ヒロに抱かれて、まだ華奢な腕の中で幸せな気分に浸ったハル子がニッコリ笑った。
「うん…、退院しても、もちろん、会ってくれるよね」
笑顔を返したヒロが当然会ってくれるものと思って聞くと、ハル子はヒロから目をそらして表情を曇らせると黙ってしまった。

H2(ハル子とヒロ) (7) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (5)純情の告白

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H2(ハル子とヒロ) (5)純情の告白

「…ヒロ君て、若いのに、経験豊富なのね」
パンティとパンストをズリ下げられたまま、ナースコートをはだけたセクシーな姿でハル子がはにかんだように聞いた。

「?…、ぼく、初体験なんだけど…、ハル子さんが、初めての人だよ」
ハル子に抱きついて、むき出しの下半身をいじっていたヒロが不思議そうにつぶやいた。

…これで、はじめてなの?、ハル子、バージンじゃないのに、すっかりヒロ君のペースだったよ、…、ひょっとして、ヒロ君、エッチの天才?…。でも、ヒロ君の、初めての女なんて、チョットうれしいかも…。

「…ハル子さん、」
急に真剣な顔になったヒロが、ハル子の横顔を見つめた。
「…なに?」
ひょっとして、もう一回したい?…、とか、あんっ、また、あんなに激しくされたら、ハル子、壊れちゃうかも…。でも、ヒロ君が、したいって、言うなら、ハル子、許しちゃうっ、…、だって、あんなに、気持ちよかったんだもん、…、いいわよ、言って、ヒロ君…。

「…、チューして、いい…、かな」
ヒロは勇気を振り絞って、ハル子を好きな気持ちを口にした。

「えっ、…、うん…、して…」
ちゅー、…、ヒロ君、ハル子と、キス、したいの?…、なんて、カワイイの…、ハル子、ホントに、ヒロ君のこと、スキになりそう…。うん…、して…、して欲しい、…。

ヒロの告白に面食らったハル子だったが、横向きになってヒロの緊張した顔に真っ直ぐ向き合うと、やさしくはにかんだように笑ってゆっくり目を閉じた。

「…」
ハル子の優しい顔にゆっくりと近づいたヒロは、ゴクンと喉を鳴らすと唇を重ねて目を閉じた。つかの間の唇の接触だったが、ヒロにはとても長い時間に感じて、唇を離したヒロは照れたように笑った。

あっ、あんっ…、はあっ、ヒロ君のキス、やさしいね、ハル子、うれしいよ…。

唇を離したヒロにハル子も目を開けて同じように照れ笑いで見つめた。しかしヒロの笑顔がだんだん曇ってきて目が潤んだとおもったら、目尻から涙がこぼれた。

えっ、どうしたのっ、…。
急に泣き出したヒロに、ハル子がビックリして見つめていると
「ハル子、さん…、スキだよっ、結婚してっ」
ハル子をぎゅっと抱きしめて体中でハル子を感じながら、ヒロがかすれたしかし強い意志のこもった声で、初めての女性に熱い気持ちを伝えてプロポーズした。

「…、うん、ハル子も、ヒロ君が、好き…、お嫁さんに、して…」

うれしい…、あっ、泣けてきちゃった…。ハル子、ヒロ君の、お嫁さんになる…、約束するよ…。

きつく抱きしめられたハル子は泣き笑いの顔を天井に向けてヒロの肩にあごをのせていた。息苦しい幸福感に包まれたハル子は背中に回した手を優しく押し当てて、ヒロのカラダが嗚咽で震えるのを感じていた。

H2(ハル子とヒロ) (6) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (4)ハル子の絶頂

ろま中男3 作品リスト
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H2(ハル子とヒロ) (4)ハル子の絶頂

「…ハル子さん、入れても、イイ?」
官能にまみれてもだえるハル子をベッドに組み敷いたヒロは、色っぽい新米ナースの淫らなカラダにドキドキしながら、エッチな滴を漏らす亀裂を指でかき回しながらささやいた。

「えっ、…、うん…」
ああっ、入れる?…、はあっ、いいよ、もう、よくわかんない…、はあっ、あ、ああんっ、ヒロ君、上手なんだもん、はあっ、好きにして…、ハル子を気持ちよく、してえっ、…、ああんっ、あっ、そこっ、ああ、何しても、イイから…。

ギブスの足を引きずって、ハル子の足を持ち上げたヒロはパンティとパンストの絡んだ太ももを抱えると、尻タブの間でプックリふくらんだ肉の中心線に息子をすりつけた。
「…いれるよ」
スジの奥に蜜をたたえた亀裂を見つけたヒロは、息子の先端を食い込ませると腰を押しつけた。

「…あっ、はあっ、はっ、はっ、…ああん、ヒロ君、気持ちいいよおっ」
パンティとパンストに締め付けられて揃えた太ももを抱えるヒロは、曲げた膝の間から顔を出して、目を半開きにして色っぽく開いた唇からあえぎ声を漏らす、セクシーなナースの顔を眺めながら、腰を振りジュブジュブと音を立ててぬめったしぶきを飛ばした。

ああっ、気持ちいいっ、ヒロ君の、おちんちん、気持ちいいよおっ…。もっとおっ、ついてえっ、ハル子をムチャクチャにしてえっ、いいのっ、いいのよっ、ああっ、おちんちんが、ビクビクしてるうっ、…。熱いのおっ、ああっ、はあっ、…。

「…はっ、はあっ、はっ、あっ、ああっ、出るうっ、でっ、あ、ううっ、くっ、うっ、うんっ…、はあっ…」
女体を折り曲げて揃えた太ももをお腹に押しつけ、蜜をあふれさせるあそこを突き出させて快調に腰を振っていたヒロは、突然息子に熱い高まりを感じて、ひたひたの股間の肉に腰をめいっぱい押しつけると、セクシーなナースの女体に、熱くたぎった欲望を吐きだした。

「…あっ、あ、熱いっ、…、ああっ、んっ…、イクッ、いくうっ」
あっ、はあっ…、いやっ、あっ、だめっ、はあっ、ああっ、ヒロ君の、あんっ、おちんちんが、ああっ、おっきくなって、ビクビクしてるうっ…、あ、熱いっ、熱いの…、ドクドクって、ヒロ君の、おちんちんが…、ナカで、熱いの、いっぱいなのっ…、あっ、いっちゃう、ナカで、出して…、はあ、いっちゃう、ああっ、…。

「…ハル子さん、気持ちよかったよ…」
ナカ出しされたハル子は膣を満たす熱い白濁した液の熱さに、絶頂を味わいながら火照った柔肌をブルブル震わせた。ナカ出ししてハル子の屈曲した女体に満足そうにしがみついていたヒロが、しぼみはじめた息子を抜くと、息子の形にしぼんでいく亀裂から、今注ぎ込んだ白濁した液があふれてきた。

「…うん、気持ち、あんっ、よかったあっ…、あ…、あんっ、はあっ…」
ヒロはハル子に寄り添うように横になると、股間に手を伸ばしてぬかるんだ秘所に指を差し込んで、ヒクヒクと震える充血した花びらをいじって、余韻にもだえるハル子の女体をさらによがらせた。

H2(ハル子とヒロ) (5) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (3)もだえる新米ナース

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H2(ハル子とヒロ) (3)もだえる新米ナース

「…ヒロ君は、精子がたまりすぎて、今、精神的におかしくなってるだけなの…、出してスッキリすれば、元に戻るからね」
エッチな妄想を妙な理屈で正当化したハル子は、ヒロの息子に優しく触れた。

あっ、熱いっ…、カワイイ男の子だと思ってたけど、ココは立派な、大人だわっ、…、もう、ハル子のばかっ、何考えてるのっ…。ナースらしく、クールに処理するのよ、物欲しそうな顔、しちゃだめっ、…、あくまでも、患者さんのため、なのよっ、…。

うんうんと、自分だけ納得したハル子は、熱気を放つ息子をさすりだした。
「…あっ、ハル子さん、気持ちいいよおっ」
息子の優しい刺激にヒロはウットリした声を漏らしながら、ハル子の女体の柔らかさを感じながらナースコートの上からお尻をなでていた。

いや~っん、お尻、触られてるうっ、…、ハル子、がんばるのよ…、このくらい、患者さんのためじゃないっ、そうよ、ナースの仕事なんだから…。

風俗嬢のような行為を、いつの間にかナースの業務にしてしまったハル子は、気合いを入れて息子をシコり続けた。
「…ああっ、いいっ、ハル子さんっ、スキだよ…」
湿った息に紛れた甘えた声でナースコート越しにハル子の乳房を刺激するヒロは、ナースコートのスソをまくり上げて、パンストの太ももやお尻をなで回した。

あっ、だめえっ、そんなとこ、あんっ、触られたら、ハル子、声が出ちゃう…、あっ、だめっ、そこはっ、あんっ、ダメなのおっ、はあっ、ああんっ、いや、だめっ、はあっ、ああっ…。ヒロ君て、テクニシャンなのね…。お願い、早く、いってね…、ああっ、そうしないと、ハル子、おかしなっちゃう…。

ヒロの手はお尻のワレメに入り込んでパンストとパンティ越しに敏感な部分をなで回した。ハル子の下半身は少年の愛撫に素直に反応して、あそこのスジをネットリした滴で濡らしはじめた。

「…ああっ、ヒロ君、早くっ、ああんっ、イってえっ…、お願いよおっ、はあっ…」
快感にあえぐハル子は、ヒロの頭に火照った顔を押しつけて下半身からわき上がる、官能の波に耐えていた。

昂奮したヒロは直接アソコに触れたくなって、パンストのゴムに指をかけるとパンティも一緒にズリ下げた。

あっ、はっ、そこっ、だめっ、あっ、ああっ、んっ、んんっ、くうっ、…。はあっ、だめえっ、おかしくなるうっ、気持ちいいのっ、ああっ、やっ、はあっ、あっ、そこっ、イジって、はあっ、もうっ、スキにしてえっ、ああっ…。

潤んだ秘密の花園を直接イジられたハル子は官能の喜びにもだえながら、ヒロをイカせる目的を忘れて少年の体にしがみついていた。

H2(ハル子とヒロ) (4) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (2)混乱新米ナース

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H2(ハル子とヒロ) (2)混乱新米ナース

どおすれば、いいの?…、ヒロ君、手、離してくれないかなあ…。ハル子、ドキドキして、胸が苦しい…。…そうか、男の人って、精子がたまっちゃうから、出さないと、いけないのよね…。そうよ、オナニーは、健康な男の子の、証拠なんだから、看護婦のハル子は、喜ばなきゃ、いけないのよね…。そう、だから、ナースらしく明るく、振る舞わなきゃ…。

「…いいんですよ、男の子ですから…」
パニックで混乱したハル子は見当外れな結論にたどり着くと、こわばった笑顔を見せた。

「…、ハル子さんで、ぼく、オナニーしてたんだ」
ウルウルした目でまばたきもせずにハル子を見つめるヒロは、両手で強くハル子の手を握った。
「ゴメン、なさいっ」
ヒロはハル子の手を握ったまま勢いよく頭を下げた。その勢いに引っ張られたハル子は
「きゃあっ」
ヒロの上に倒れ込んでいた。覆い被さる女体にビックリして顔を上げたヒロは、ハル子の胸に顔を押しつけていた。

やだっ、ヒロ君、胸が、顔が…、ああんっ、グリグリ、してるうっ…。胸のドキドキ、聞かれちゃうよおっ…、ああんっ、息が、あっ…、やあん、そんな目で、見ないでえっ、…、吸ってるの?、あっ、やっ、やめて、ああっ…。

ヒロに女体を密着させたハル子はますます混乱して、現実とエッチな妄想をゴチャ混ぜにしていた。ヒロの湿った吐息で胸のふくらみを刺激されて、ヒロの顔が開いたえり元の胸のナマ肌に触れたのを口で吸われたのと勘違いしていた。

「…お願い、落ち着いて…、女はね、好きな人としか、こんなコトはしないの…、わかって」
ハル子が混乱しながら、歳に似合わない的外れな説教クサイセリフを口にすると
「…、ぼくっ、ハル子さんが好きなんだ、…結婚してくださいっ」
胸の谷間に顔を埋めたヒロも混乱しながら、頭に浮かんだ言葉をそのまま口に出していた。

結婚っ!…、ハル子、プロポーズ、されちゃったっ、…って、違うでしょっ、ハル子の、おバカッ、喜んでる場合じゃ、ないでしょっ…。結婚なんて、セリフ…、したい勢いで、出ただけじゃない…、そうか、すっきりしちゃえば、いいのよ、…、そしたら、ヒロ君も、変なこと考えないし…。

パニックで混乱して思考はエッチな妄想と現実をまぜこぜにして、安易でエロな結論に達してしまった。

H2(ハル子とヒロ) (3) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (1)夜勤の出来事

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H2(ハル子とヒロ) (1)夜勤の出来事

はあ、はあ…
ヒロは近づいてくる足音にゴクンとツバを飲み込んだ。高鳴る胸の鼓動を意識しながら固くなった息子を握って弾む息を必死で押さえていた。

個室のドアが開いて、ペンライトをかざした人影が近づいてくる。

ヒロはドキドキしながら薄目を開けて暗闇に目を凝らした。近づいてくる柔らかい曲線を描く影を見つめながら、ヒロはシーツに隠れた息子をシゴいた。ナースコートから伸びる太ももを目に焼き付けようと必死に見つめながら、コスコスといきり立つ息子をシゴキ続けた。

「…、水島さん?…、…どうかしたんですか、大丈夫ですかっ…、え…」
細かく振動するシーツを見たハル子は、痙攣発作と勘違いしてシーツをめくり上げた。ベッドに横たわる少年のまだ肉付きの薄いカラダを確認したハル子は、股間で振動する手を見つめて硬直した。

手の痙攣?、ちがうよね…、アレって、おちんちん、よね…、おっきく、なってる…、オナニー?…。オナニーしてるっ、やっ、やだっ、どおすればいいの…、こんなの看護学校でも、教えてくれなかったよおっ、…。

パニックになったハル子は、逃げ出すことも出来ずにヒロの股間でふくらんだ息子を見つめていた。

ハル子は高校の衛生看護科から2年コースの看護学校にすすみ、今年卒業したばかりのまだ二十歳の看護婦で、夜勤にもやっとなれたホヤホヤの新米ナースだった。

パニックなのはヒロも同じで、まさかシーツをまくり上げられるとは思わずに、ハル子の女体をオカズにしてたまった欲望をはき出すことに集中していた。シーツをめくり上げられても、しばらくその手の動きが止まることはなかった。

「…、見た?」
やっと両手で股間を隠したヒロが、最初に口を開いた。
「…、うん」
コクンと喉を鳴らしたハル子が、頭だけ上下させてナースキャップを揺らした。

「…、お願いっ、見なかったことにしてっ」
ベッドから体を起こしたヒロは、手を握ってウルウルした目でハル子を見上げた。
「えっ…、う、うん…」
ハル子は汗ばんだ手の強いグリップにドキドキしながらなんとか応えた。子犬のようなすがるような目から視線を外せずに、湿った吐息に顔を赤くして口がカラカラに渇くのを意識したハル子は、息苦しさにツバを飲み込むとその場に立ちすくんでいた。

H2(ハル子とヒロ) (2) につづく
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== はじめに ==

H2(ハル子とヒロ) 目次

ろま中男3 作品リスト
H2(はる子とヒロ) 目次 (11/04/23更新)

これはフィクションです。実在の人物及び団体とは一切関係ありません。痴漢や強姦は刑法犯罪です。

内容:ナースのハル子と年下のヒロが許されない関係に切ない恋心を燃やす恋愛官能小説

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以下つづく
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