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H2(ハル子とヒロ) (8)激しい想い

ろま中男3 作品リスト
H2(ハル子とヒロ) 目次

H2(ハル子とヒロ) (8)激しい想い

「ヒロ、わかって、お願い…」
涙をこぼしながらハル子はムリに笑顔を作って、ぼんやりにじんだヒロの顔を優しく見つめた。

「…わかんないよ、なんだよ、勝手なことばっかり、言って…、そうか、他に好きな男が出来たんだな…、ぼくなんて、用済みなんだろっ…、そんなのダメだっ、ハル子さんはボクのモノだっ」

ハル子の悲しい笑顔が見てられないヒロは、ベッドにハル子を押しつけると唇を押しつけて乱暴にキスしながら、ボタンを飛ばしてナースコートをはぎ取った。ブラをむりやりズリ上げると乳首に口を当てて強く吸いこんだ。

「…あっ、ああっ、はあっ」
ヒロの強引な愛撫にもハル子は女体を熱くして、色っぽいあえぎ声を漏らしていた。
「どうだっ、他の男なんかより、ボクの方がずっといいだろっ…」
ナースコートをまくり上げたヒロは、パンストを引きちぎってパンティを乱暴に引き下げると、まだ湿り気の足りない秘所に猛り狂った息子を押し当てた。

「…あっ、くっ、…、い、いいっ、ヒロ…、すてきよ」
まだ受け入れ準備の出来てないあそこにムリヤリ息子をねじ込まれて顔をしかめたハル子は、しかし優しくヒロを受け入れていた。
「…そうだっ、ぼくが一番だ…、そうだろっ、スキだって、言ってよっ」
乱暴に想いをぶつけても優しくしてくれるハル子に、なぜだか悲しくなったヒロはボロボロ泣いた。顔をクシャクシャにしたヒロは全力で腰を振り、熱い想いをハル子にぶつけていた。

「…ああっ、スキ、あっ、よ、ヒロ…、はあっ、あんっ、ああっ、でも、あっ、ね…」
抱きついて濡れた頬を髪にすりつけるヒロの背中に優しくて手を回して、ハル子は下半身からわき上がる熱い波に甘美なあえぎ声を漏らした。
「でも、じゃないだろっ、ハル子さんは、ぼくと結婚するんだっ…、そうだろ、頼むから、言ってくれよおっ」
ハル子の手を振り払うように顔を上げたヒロは泣きじゃくりながら、激しく腰を振った。

「…ああっ、いいっ、いい、でも、はあっ、ああっ、ああんっ、結婚は、…、出来ないの、…ああっ、あっ、わかって…、はあっ、お願い、ああっ」

激しく腰を振り続けるヒロに、ハル子は止めどなく愛液を漏らして二人の股間をビショビショにしていた。全身に力を込めたヒロに突き上げられるたびに、ハル子は苦しげにもだえたが優しい目でヒロを見ていた。

「いやだっ、ハル子さんが、ぼくを捨てるなら…、ぼくはハル子さんを殺して、ぼくも死んでやるっ」

ハル子を荒々しく突き上げてよがらせたヒロは涙まみれの目でにらみつけると、首を両手でつかんで力を込めた。か細い首に指先が食い込む感触がリアルに伝わってくる。
「うっ…、…、…、」
一瞬苦しそうな顔を見せたハル子は無抵抗のまま、かすかに笑みを浮かべて唇を震わせた。

ヒロ、ありがとう、…。

ヒロにはハル子の唇がそう言ったように見えた。

「うわあっ、うっ、ううっ、うっ…」
その瞬間、ヒロはハル子のナカに熱いほとばしりを注ぎ込んだ。ドクドクと何度も熱い奔流を注ぎ込んだ。

息子を突き上げる熱い波にビクビクと全身を震わせたヒロは、身動きしないハル子にガックリとのしかかり、声を殺して慟哭し続けた。

H2(ハル子とヒロ) (9) につづく
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