ろま中男3 作品リストH2(ハル子とヒロ) 目次H2(ハル子とヒロ) (31)ご主人様とM奴隷
ハル子、…、そんなヤツに…。
変態医師の息子をお口で奉仕するハル子の姿を、クローゼットに隠れたヒロは戦慄とおぞましさに身震いして見つめたが、従順に奉仕するハル子にだんだん腹が立ってきて、怒りで熱くなるカラダを震わせていた。
お願い…、見てて…、出てきちゃ、ダメ…。
夫の息子にお口の奉仕を続けるハル子は、クローゼットに隠れるヒロに悲しそうな目を向けた。飛び出して変態医師をぶん殴ってやりたいヒロだったが、悲しい美しさを漂わせたハル子の目に浮かんだ懸命な訴えが伝わってきて、憤怒で破裂しそうな若いカラダをなんとか押さえていた。
「…脱ぎなさい」
ハル子の艶めかしい奉仕に満足したご主人様は、あるいはこのまま発射するのがもったいなかったのか、固くなった息子を色っぽい唇で愛撫するハル子を引きはがして命令した。
「はい…、失礼します…」
スルスルと服を脱ぎはじめたハル子は、ヒロに見られているのを意識して下半身を熱くしていた。下着姿の若い人妻は背中に手を回してブラを外した。
「立ってますね…、おねだりしなさい」
スベスベたっぷりのみごとな乳房の中心で屹立した乳首をねめつけるように見て、変態医師はイヤらしい声を漏らした。
「…、ご主人様、はしたないハル子の乳首を、しゃぶってください」
ダランと下げた手に外したブラを持つハル子は、頬を染めて胸を突き出すと変態医師に仕込まれたおねだりのセリフを口にした。
「…いいでしょう、しゃぶって、あげます」
ニンマリと陰湿な笑みを浮かべた変態医師は、乱暴に乳房を握って突きだした乳首をしゃぶりはじめた。
「いたっ…、あっ、ああっ…」
醜くゆがめられた乳房に苦しそうな表情見せたハル子は、乳房を舌で転がされて切なそうな声を漏らした。
ちくしょう…、そんな、顔…、するなよ…。
ハル子に冷たく命令する変態医師にこみ上げる怒りを必死に押さえるヒロだったが、苦しそうなハル子が切なげにもだえる妖艶な表情に、知らずに息子を固くしていた。
「…最近してませんから、今日は浣腸しましょう、準備しなさい」
ハル子の乳房をツバだらけにした変態医師は、ドクター気取りでえらそうに命令した。
「かしこまりました…」
うやうやしく一礼して変態医師と自分の服を片付けたハル子は、クローゼットを開けて例の引き出しを開けた。
「(そこで、見ててね…、絶対、出てきちゃダメ…、絶対よ)…」
浣腸器具一式を取り出したハル子は、闇の中で怒りに震えてギラギラした視線を向けるヒロに、そっとつぶやいて静かにクローゼットを閉めた。
「…うっ、…」
強い意志のこもった視線で見つめるハル子の悲しい気持ちに圧倒されたヒロは、また暗くなったクローゼットの中で泣いている自分に気づいた。いとおしいハル子の愁いを帯びた表情が目に焼き付いて身動きできないヒロは、無力な自分のふがいなさがつらくて悲しかった。
「くっ…」
目の前で変態に弄ばれるハル子を見るだけで何も出来ないヒロは、せめて泣き声が漏れないようにガマンするしかできなくて、悔しさで体を震わせていた。
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