2ntブログ

== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (4)公園のカップル

ろま中男3 作品リスト
千人斬りのチヒロ 目次

千人斬りのチヒロ (4)公園のカップル

「あ…、座ろうか」
焦りまくって高校生を連れたまま公園に駆け込んだチヒロは、つい連れてきてしまってどうしようか迷ったが、無表情にこちらをうかがう少年をチラ見してベンチに座るように勧めた。

「はあ…」
高校生は手を離すのも忘れてチヒロの横に座った。自分では手を揃えて座ったつもりだが、チヒロは少年の手を無意識に太ももに押しつけていた。
「え…」
押しつけられた手からムッチリした太ももの、お尻とは違う柔らかいハリのある感触が伝わってきて、少年はチヒロの顔を見てつい声を漏らした。

「どうしたの?…、あ…、ちがう、ちがうのよ…」
危機を脱したつもりで気を抜いていたチヒロは、その声にお気楽な笑顔で見返すが、やっと少年の手をつかんだままでしかもかなり恥ずかしい部分に自分で押しつけている事に気付いて、慌てて離した。

慌てすぎたチヒロはバカみたいに大げさに手を振った。そしてそんなハデな仕草に羞恥で真っ赤になって落ち込んでいた。

「あの…」
スカートの中をのぞいたことをとがめられず、それどころかこの微妙な美女は足を開いて見せてくれた。そのあと直接お尻を触っても怒る様子もないチヒロに、孝二郎は逃げようかどうしようか迷っていた。

少年の名前は小泉孝二郎。塾帰りの地下鉄の中でチヒロを見つけて、ついオヤジっぽいスケベ心を出してムチムチした下半身をのぞき込んでしまったが、同級生からは草食系と揶揄されるほどおとなしくて女子とつきあった経験もない。

見た目はイケ面でモテそうな感じなのに、異性との交際経験が無いのは彼がヘタレだったからに他ならない。思春期に人並みに女性を意識した孝二郎は、オナニーを覚えてから異性を妙に意識しすぎた。ネクラヘタレ少年は同級生の女の子と普通にしゃべることができなくなってしまった。

「あ…」
モジモジする孝二郎をどうしようか戸惑ったチヒロだったが、股間が膨らんでいるのを見て収まりかけていたメスの本能がまた熱く昂ぶりはじめる。

この子、私と、エッチしたいの?…、さっき、触ってきたし、…。
まだ冷めない酩酊と欲情で女体を熱くするチヒロはエロ女の思考に陥っていた。パンティの中が湿っぽくて落ち着かない十人並みの美女は、しっとりした太もものナマ肌を落ち着き無くすり合わせる。

…、やだ…、カップルばっかり、…。
暗さに目が慣れてきてなにげなく周りを見渡したチヒロは、あちこちのベンチに座るカップルが絡み合う様子を見て思わず目を伏せた。となりの高校生の様子をうかがうと、チヒロと同じように周りの状況に気付いたようだ。

あんっ…、や、触ってる、…。
孝二郎の手がチヒロの足に伸びてきて太ももに触れた。ビックリしてチヒロは見つめたが、うつむいた少年はかすかに吐息を響かせてミニスカのスソに指を差し込んでくる。

だ、だめ…、ああっ、でも…、はあん…。
少年の手はスカートに入り込んでパンティに触れていた。さらにすり寄ってきた少年はDカップの胸に頬をすりつけていた。

あ、やあ…、やあん、触られちゃう…、濡れてるのに、恥ずかしい…。
下半身をまさぐられて頬と湿った息で胸を刺激されるチヒロはドキドキしていた。あそこからエッチな汁が染み出るのを意識して、パンティの濡れた部分を触られるんじゃないかとドキマギしていた。

ああんっ、もう、だめ、触られちゃうっ…。
しっとりした太ももの間に入り込んだ手が、大事な部分に触れそうになってチヒロは慌てた。

「してあげる」
出したら…、きっと、落ち着く…。
元々酔っていてまともじゃなかった上に恥ずかしさが高じたチヒロは、逆に攻撃的な行動に出てしまった。

いいわ、お姉さんが、してあげる…。
カウンターアタックの体勢に入った十人並み美女の行動は早かった。イキナリ立ち上がったチヒロは高校生のヒザの前に発情して火照った女体をしゃがませると、ファスナーを下げて固くなった息子を取り出し、しなやかな指先を絡めてさすりはじめた。

「あっ…、う…、ああっ…」
公衆の面前で固くなった息子をムキ出しにされた少年は思わず声を上げたが、すぐに淫らな手つきで息子を愛撫される気持ち良さにウットリして、みっともなく顔を緩めていた。

やだ、見られてる…、おちんちんを、イジる私を…。
勢いに任せて手コキをしてしまったチヒロは、公園のそこかしこに点在するカップルたちに、淫らな仕儀に至ってしまった自分を見られている気がして、無自覚な露出狂の血を熱くしてムッチリと畳んだ太ももをモジモジさせていた。

千人斬りのチヒロ (5) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 16:49:15 ━ Page top ━…‥・

== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (3)強い視線

ろま中男3 作品リスト
千人斬りのチヒロ 目次

千人斬りのチヒロ (3)強い視線

なんか、すごい、見られてる…、パンツ…。
酔っぱらった帰りの地下鉄で、前に座った高校生から股間をのぞかれるチヒロは、はっきりしないその頭で考えていた。

ちゃんと、はいてるし…、別に、ヘンじゃないよね…。
今日男にフラれらたばかりのチヒロだったが、そんなことになるとは全く思ってなかったので、ラブホにシケ込むのを期待して勝負パンツを着用していた。恥ずかしいどころか自慢のパンツだ。

そんなに、見たいなら…、見せてあげるよ…。
そして酔っぱらった頭が出した結論がコレだった。酔いのせいもあるが前向きな正直者はおしとやかな女性らしさが少々欠けたおバカでもあった。

ほら、ボク、見ていいよ…、お姉さんの、パンツ…。
ミニスカの奥を凝視する高校生の視線で、意識の深層に押し込めた露出狂の性根を煽られたチヒロは、女体の芯がジリジリ熱くなっていくのを意識せずに、女の色気が漂うムッチリした太ももをゆっくり開いてく。

ははっ…、見てる、見てるっ…、あははっ…。
足が開くのに合わせてデバガメ高校生がだんだん前のめりになっていくのが、チヒロはおかしくしょうがない。おバカな痴女まがいの美人OLは笑い出しそうになるのをかろうじてこらえていた。

「…、ははっ…、あ…」
そんなに、見たいの…、こんなもん…、あははっ…、あ…。
少年の視線が股間の奥にチクチク突き刺さる感じが、成熟した女体のメスの本能を熱く泡立てる。酔いも手伝って発情したカラダがムズムズするチヒロは、浮かれすぎてとうとう声を出して笑い出してしまった。

しまった、…。
その声にビクッと震えて顔を上げた高校生と目が合う。しばし酔っぱらい美女と学生服の少年は見つめ合っていた。

あちゃあ…、そんなに、落ち込むなよ…、お姉さんが、悪かった…、ほら、見て、いいよ…。
しかし彼はすぐに真っ赤になって顔を伏せると学生服のカラダを抱きしめるようにうずくまった。なんだか悪い事をしたような気になった酔っぱらい美女は、少年にパンティが見えるように足を広げていた。

しばらく顔を伏せて固まっていた少年だったが立ち直ったのか、あるいはチヒロの優しさが伝わったのか、たぶん単にスケベ心が勝っただけだが、上目遣いに顔を上げてまたミニスカの奥をのぞきはじめた。

見てる…、はあんっ…、ノラ犬に餌付けしてる、みたい、…。
下着をのぞかれて無自覚な露出狂の血を熱くする酩酊美女は、人並みにセクシーな女体を熱くしてだんだんエッチな気分になっていた。あそこの肉の合わせ目からエッチな汁がにじんでくる。

あ…、じゃあね、エッチ君、…。
カラダの奥に押し込めた露出狂なメスの本性を煽られ、発情したセクシーバディの火照りでうっすら頬を染め、フワフワした気分に酩酊していたチヒロだったが駅に到着して席を立った。ドアのすぐ横に座った高校生とすれ違う瞬間、浮かれた酔っぱらいは投げキスのつもりかチュッと唇を鳴らしていた。

あれ?…、ついてくる、…。
酔いはだいぶ収まったがそれでも千鳥足気味に改札を出たチヒロは、階段でお尻に視線を感じて顔を伏せると、目のハシでうしろの様子をうかがった。うしろにはさっきの少年がいた。

少年は前屈みになってミニスカのお尻をのぞき込んでいた。

もう…、そんなに見たいの…、しかたないわね…。
まだまだ酔いが醒めずにハイになっているチヒロは、お尻にチクチク突き刺さる栗花クサイ視線にメスの本性を熱くした。にわか痴女に成り下がった美人OLはわざとらしく腰を振ってミニスカのスソを揺らして、ゆっくり階段を上がっていた。

はあ…、きてる…、やだ、濡れてる、…。
学生服の少年は若い欲望を膨らませてだんだんチヒロに近づいてくる。近寄ってくる性欲まみれの高校生の気配を背中で意識するチヒロは、熱く昂ぶったメスの本性がゾクゾクして、濡れた秘肉が擦れ合ってクチュクチュするのに気付いて戸惑っていた。

え…、やっ…。
すぐ後ろまで近づいた少年は、目の前で揺れる扇情的な女体に若い欲望を抑えきれなくなった。狼狽気味に鼻息を荒くしてキョロキョロした少年は、狭い階段にチヒロと自分しかいないことを確認すると、震える手をミニスカに入れてパンティに触れた。

あ、あん…、やあん…、う、うごけない…。
熱い視線にメスの本性を焦がされていたチヒロは、湿り気を帯びた恥ずかしい場所への直接の接触にビクッと震えると立ち止まっていた。

ああっ…、どうしよう…、あ、やんっ…。
劣情に囚われて前後の見境のなくなった少年の手は、スベスベしたパンティの生地をまさぐっていたが、興奮した鼻息を響かせると指先に力を込めてシワになった部分に指先食い込ませた。

「…、あ…、だ、だめえ…」
ああんっ…、だ、だめ…、やめてえ…。
背後からお尻にすがりつく少年の興奮した鼻息に、女体の芯でメスの本性を熱くしたチヒロはかろうじて制止の声を漏らしたが、オスの昂ぶりに狂った少年には聞こえてなかった。聞こえていたとしてもその甘えた色っぽい声は逆に少年を煽っただけだろう。

「あ…、あん…、こっち来て」
しかし上から誰かが来る足音を聞いたチヒロは高校生の手をつかむと引っ張った。踊り場でおりてきた中年とすれ違うとき、チヒロは恥ずかしくて顔から火が出そうで、少年の手首をつかんだ手をギュッと握って階段を駆け上がっていた。

少年は駆け上がる足で乱れるミニスカとセクシーな太ももを凝視して、学生服の股間を膨らませていた。そのままの勢いで地上に出たチヒロは、すぐ横にある公園に高校生を連れて駆け込んでいた。

千人斬りのチヒロ (4) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 16:28:54 ━ Page top ━…‥・

== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (2)恥ずかしい思い出

ろま中男3 作品リスト
千人斬りのチヒロ 目次

千人斬りのチヒロ (2)恥ずかしい思い出

カズオ君…、泣き出しちゃったのよね…。
少女時代の甘酸っぱい思い出に浸っていたチヒロは、カズオにしたイタズラを思いだして自己嫌悪に陥っていた。

あ?、あんなこと…、しなきゃ、よかった…。
おでん屋台でコップ酒をあおる十人並みの美人OLは、酔っぱらいとしか言いようのない真っ赤な顔を上げると、かすかに星が瞬く空をぼんやり見ながら、子供のおバカなイタズラと言うにはあまりに幼すぎる失敗を後悔していた。


「カズオくん、おんなのこだよね」
カボチャパンツの似合う幼稚園児だったチヒロは同じ年長のカズオと大の仲良しだったが、おてんばなチヒロは女の子のようなカズオのおかっぱ頭を、いつもからかっていた。

「ちがうよ、ボク、おとこのこだもん…、チヒロちゃん、どうして、いつも、いじわる、いうの」
いつもの決まり文句でからかわれたカズオは、やっぱりいつもの半ベソ顔で泣き声混じりに言い返す。

「おとこのこだったら、しょうこ、みせてよ」
いつもならここで謝るパターンなのだが、その日のチヒロはやけにつっかかっていた。

「しょうこって、なに?」
紅葉のような手から目だけ出したカズオが聞く。

「おとこのこだったら、おちんちん、ついてるでしょ、みせてよ」
いかにも子供らしい単純でおバカな発想だったが、カボチャパンツのチヒロは自慢気だった。

「やだよ、はずかしいもん」
チヒロがおバカなガキなのに対して、カズオはあくまでも冷静だった。幼稚園児の下半身にロックオンしてドングリまなこを爛々と輝かせるチヒロに、カズオは文字通り腰が引けていた。

「いいじゃない、みせてよ」
悪ノリしたチヒロはニンマリ笑うと半ズボンと一緒にパンツを引きずり下ろした。

「やめてよおっ、はずかしいよおっ」
下半身を裸に剥かれたカズオは、ラッキョウのようなおちんちんを両手で隠して泣き出した。

「ちゃんとみせてよ…、かわいいっ」
股間を隠す手をどけさせたチヒロは、ドングリまなこを寄り目にしてのぞき込むと、うれしそうにまん丸顔を輝かせて楽しげな声を上げる。

「もう…、いいでしょ」
肉食系園児の犠牲になったカズオはめそめそ泣くだけだった。

「ダメだよ、ちゃんとしたおとこのひとは、ムケてるんだよ」
お風呂でお父さんのモノを見ているチヒロは、皮かむりのラッキョウをムリヤリ剥こうとした。

「いっ、いたいっ、や、やだっ、チヒロちゃん、きらいだあっ、あっ…、ああっ、わああっ」
爪を立ててムリヤリ皮をひん剥くチヒロに悲鳴を上げたカズオは、フルチンのまま逃げ出したがヒザに引っかかった半ズボンに足を取られてすっころぶと、顔面を地面に激突させて鼻血を垂らし、火が付いたように泣き出した。

騒ぎを聞きつけた保母さんにカズオは保護されて、チヒロは大目玉を食らった。そのことがあって以来カズオはチヒロに近づこうとしなくなり、別々の小学校に通うようになってからはふたりが会う機会まったく無くなった。


ああっ、バカだ、私は、バカだ…。
20年近く前の恥ずかしい思い出にますます自己嫌悪するチヒロは、コップ酒を一気にあおった。

「おネエちゃん、そろそろ帰ったほうが、よくないかい」
フラれるたびにここに来ているチヒロはオヤジに顔を覚えられていたが、これまで酔いつぶれて迷惑を掛けることはなかった。そろそろ頃合いだとみたオヤジはチヒロに帰るように勧めた。

「そう…、じゃあ、帰るね」
苦笑いするオヤジをジットリした目で一瞥したチヒロだったが、素直に従うと怪しい足取りを見せながらちゃんと地下鉄の駅に向かった。

チヒロは酔っぱらっても飲み過ぎて酔いつぶれたことはない。一度ヒドイ目に遭ってから、酒は飲んでも飲まれるな、と自分を鍛えてきたからだ。そういう隙のないところも、男から敬遠される一因になっているのだが、チヒロ自身は気付いていない。


最終までだいぶ余裕のある地下鉄は空いていた。夜風に当たってだいぶ酔いも醒めたチヒロは、空いた席に座るとうつむいてぼんやり床を見ていた。

やっぱり、変わらなきゃ…、言い寄ってくる男なんて、ろくなモンじゃないし、…。
フラれた男の顔がふいに浮かんできてまた落ち込んだチヒロは、言い寄ってくる男をたいした吟味もせずに受け入れたことが失敗の原因だと思った。

そうだ…、これからは、自分からガンガン、いかなきゃ、…。
カズオの半ズボンをムリヤリ降ろしたガキの頃のイタズラを思いだしたせいか、酔いの回った頭は受け身をやめて逆ナンして積極的に行くべきだと考えていた。

ん?…、あ、見てる、…。
その時視線を感じて顔を上げたチヒロは、対面の座席に座る学生服を着た少年が目に入った。

酔った美人を見つけて対面に座った塾帰りの高校生は本人に気付かれたとも知らずに、ミニスカから伸びた色っぽい太ももが見せるかすかなスキマの奥を凝視していた。

千人斬りのチヒロ (3) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 15:56:27 ━ Page top ━…‥・

== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (1)フラれ女

ろま中男3 作品リスト
千人斬りのチヒロ 目次

千人斬りのチヒロ (1)フラれ女

「私、このギュウスジに誓うわっ、男たちがひれ伏す、世界一のいい女になって、アイツにゴメンなさいって、言わせてやるっ、ねっ、そうでしょっ、オジサンッ」

いつものごとくフラれたチヒロは、おでん屋台のオヤジ相手に一人酒をかっくらってクダを巻いていた。

好物のギュウスジ串を力のこもった手に捧げたチヒロは、酩酊して血走った目を異様に輝かせながら、恋の捲土重来を誓っていた。


チヒロは4大を卒業したあと、就職氷河期と言われた就活をなんとか切り抜け、中堅メーカーに就職して3年目になる。生真面目な性格で仕事を着実にこなす彼女の会社生活は、それなりに順調で上司の受けも悪くない。

しかしプライベートは順風満帆とはとても言えなかった。社会人になってからのチヒロは8連敗中だった。8回連続して男にフラれたということだ。というより早熟で多感な少女だったチヒロが恋に目覚めてからこのかた、フラれた記憶しかない。

フラれてばかりのチヒロだか、決して見た目が悪いわけではない。容姿端麗と言うほどではないが、普通に美人だし、モデル並みとは言わないが、スタイルだって悪くない。

死語だから気にしないと強がっても、やはりクリスマスケーキを引き合いに出される年齢は気になるし、未婚女性が増えていると口では言っても、結婚願望は人一倍ある。だから彼女の恋愛に対する態度はガツガツしてるとまでは言わないが、常に積極的だ。

彼女の場合、その性格がどうにも恋愛に向いていないのだ。普通の美人は男も声をかけやすいのか、チヒロにつきあっている相手がいないと知るとすぐに口説いてくる。しかしつきあい始めてチヒロの性格を知ると去っていく、の繰り返しだった。

チヒロは決して性格破綻者などではない。なにより致命的だったのはチヒロが正直者だったことだ。真っ直ぐな性格で正義感も強いチヒロは、男に媚びるために自分を欺くようなマネを毛嫌いして、男の前で良く見せようと繕う女たちを軽蔑していた。

重い、ウザイ、鬱陶しい、息苦しい、滅入る、しつこい、うるさい、屁理屈、へらず口、こざかしい、小生意気、自意識過剰、…。

チヒロをフッた男の捨てゼリフの数々だ。こんなにまであしざまに言われて、漁師結びにして天井から吊ったロープに首を通さなかったのは、チヒロが小生意気で自意識過剰の図々しい女だったからではなく、前向きな性格だったからだろう。

フラれたあとのチヒロは飲んだくれてクダを巻き、恋の捲土重来を誓って、新しい恋に突き進むのだ。


カズオ君、かわいかったな、…。

辟易したおでん屋のオヤジが相手をしてくれなくなって、回想モードに入った酔っぱらい女は、幼稚園の友達を思い出していた。

思えば、アレが初恋、だったのかも…、カズオ君…、私が、スキって、言ってくれたのよね…、でへへ…。

おかっぱにキレイに髪を切りそろえたお稚児さんのようなカズオを思い浮かべたチヒロは、つかのま酔芙蓉に例えてもよさそうな朱に染まったベッピンな横顔をみせたが、すぐに頬を緩めてだらしなく笑っていた。

千人斬りのチヒロ (2) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 15:44:40 ━ Page top ━…‥・

== はじめに ==

千人斬りのチヒロ 目次

ろま中男3 作品リスト
千人斬りのチヒロ 目次(11/04/14更新)
痴漢や強姦は刑法犯罪です。これはフィクションです。実在の人物、団体と一切関わりありません。

内容:フラれ女チヒロは、めげずに前向きに男を漁る。
ジャンル:OL

(1)フラれ女 / (2)恥ずかしい思い出 / (3)強い視線 / (4)公園のカップル / (5)星空の下で / (6)溺れるチヒロ / (7)孝二郎の結末 / (8)2番目の男 / (9)前哨戦 / (10)月明かりの茂みで / (11)ルナティック / (12)静流の災難 / (13)美女と美少女とノゾキ / (14)お嬢様のおウチ / (15)娘の恩人 / (16)風呂上がりの晩酌 / (17)静流のおねえさま / (18)中年紳士のお出まし / (19)エロ紳士の秘め事 / (19)エロ紳士の秘め事 / (20)亀井家の秘密 / (21)朝のお出掛け / (22)電車内の犯罪者たち / (23)一網打尽 / (24)お台場署到着 / (25)警察の裏習慣 / (26)静流の指先 / (27)チヒロの奥の手 / (28)復活Aカップ婦警 /

ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
以下続く

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 15:41:45 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (10)収納

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次

SBY16 (10)収納

「今度はバックからだ」
軽い女の子のカラダとはいえ、中年のたるんだカラダに駅弁スタイルはきつかった。

「あ、うん、して…」
腰に両足を絡めていたにゃんにゃんは焦点の合わない半開きの目で見上げると、オレから離れてベッドに上体を預けるように倒れ込み、ヒラヒラミニワンピをまくり上げて汗をにじませたお尻をこっちに向ける。

「こんなモノもあるのか」
美少女の卑猥なポーズに息子はビンビンだが、ベッドの横にオモチャを見つけた。

「やあん…、ノブさんの、エッチ…」
イボイボバイブを手にとって笑うオレに、にゃんにゃんもうつろな目でエッチな笑みを浮かべる。

「四つん這いになるんだ」
底のスイッチを入れるとグイングインとうねりだして低い電動音を発する。

「うん…」
蠢く醜悪なイボ付きバイブをチラ見したにゃんにゃんはけだるげに応える。ヒラヒラワンピを頭から脱いでロングヘアを淫靡に乱したセクシーな裸体を見せつけると、ネコ科の肉食獣のようなしなやかなカラダをベッドにうつぶせにしてお尻を突きあげる。

「いいこだな、にゃんにゃんは…」
スジからわずかにビラビラを見せるパイパンのあそこが、ヌメリ気で妖しくテカる。スベスベしたお尻をなでてその感触を楽しみながら、グルグル回転する先端を肉の裂け目にあてがう。

「あ、あっ、あんっ、は、はいって、くるうっ、あ、イボイボが…、ああっ、いいっ」
普段からコレで遊んでいるのか、ネットリ濡れた肉の亀裂は嫌がるそぶりもなくそれを受け入れた。

下の口でバイブを咥え込んだ新鮮な女体は切なげな吐息を漏らしてもだえながら、ムリヤリ広げられた亀裂のスキマからネットリしたおツユを溢れさせる。

「すごいぞ、全部入った」
回転するバイブをグリグリと押し込んで根本まで突き刺す。プルプル震えるトゲのようなポッチが敏感なポッチを刺激する。クリはすでに開発されているようで、震動するトゲの刺激にスレンダーな女体はピクピク痙攣しながら、うれしそうに反応する。

「あ、あんっ、あ、たる…、おナカが、ビリビリ、するう…」
同時に根本まで突き刺したバイブは子宮口をこじ開けてボルチオ性感も刺激していた。幼い顔をした美少女は膣奥の子宮口もすでに開発されているようだ。

「ああっ、きもち、いいよおっ、はあっ、かきまぜて、はあっ、いいっ」
サラサラしたロングヘアを乱してベッドに顔を埋めたにゃんにゃんは、舌足らずに子猫の鳴き声のようなあえぎ声を上げて、スリムな女体を淫靡にくねらせる。

「そうか、じゃあ、こっちはどうだ」
気持ちよさそうにもだえる若い女体にどSな興奮を覚えたオレは、アナルバイブをヒクヒクふるえる菊門にあてがう。

「あ、そこ…、ああっ、いいよ、ノブさんが、したいなら…」
排泄器官の刺激に顔を上げたにゃんにゃんだったが、それも織り込み済みだったのか、嫌がる様子もなく、菊門を広げる先端を受け入れる。

シワの寄った穴が広げられてアナルビーズを1個飲み込むたびに、汗でテカるお尻から太ももがかすかに震える。そのイヤらしい光景にオレはますますサド気を昂ぶらせていた。

「よし、全部入ったぞ、オレもいいか?」
全部お尻のアナに挿入して満足そうに息を吐いたオレは、グリグリと回転するバイブが透明の汁気をかき出すのを見て、二本差しをたくらむ。

「え、なに?…、やっ、そんなの、ムリッ、やっ、だめえっ、壊れちゃう」
イボイボバイブを押し下げてスキマを作ると、ビンビンの息子を差し込む。

侵入してくる肉棒に振り返ったにゃんにゃんは、バイブを入れたまま挿入されるのを本気で嫌がっていたが、オレはサオを握ってムリヤリ押し込んでいく。

「くっ、キツイぞ、おっ、ううっ、た、まらんっ、いいぞっ」
窮屈なスキマにムリヤリねじ込むと、回転するバイブのイボイボが息子を刺激してくる。

痛みが伴った快感に溺れたオレはムリヤリ押し込んで、腰を密着させる。

「あっ、だっ、ああっ、くるっ、ちゃう、だっ、あっ、いっ、やっ、ああっ、こ、われるっ」
押しつけた股間でバイブの底面が固定されて、窮屈なナカでムリヤリ回転しようとする。

お尻にバイブビーズを入れられて、あそこを二本差しされた美少女は口角から汁気を垂らし、苦しそうなあえぎ声をあげてよがりもだえる。

「イイ子だ、にゃんにゃんは、イイ子だ」
うら若い女性に破壊的な陵辱をする倒錯した興奮で我を忘れたオレは、痙攣したように震える女体に抱きつくと腰をグラインドさせて、狭いナカで締め付けられる息子を回転するバイブと、引き延ばされた粘膜にこすり付けていた。

SBY16 (11) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 07:14:23 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (9)接合

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次

SBY16 (9)接合

「にゃんにゃん、チューさせろ」
自分でミニスカをまくり上げた美少女の局部を舐め倒してもだえさせたオレは、ケモノのような劣情に突き上げられて、メスの悦びにもだえる華奢な女体に覆い被さるように抱きついた。

「あはっ、はあっ、いいよ」
いきなり抱きしめられたにゃんにゃんは、ウットリしたような上目遣いで見上げると目を閉じた。

カワイイぞ、陽菜、…。
さっきまで美少女の恥ずかしい肉を嬲っていた唇で、ツヤツヤポッテリの唇にしゃぶり付く。

「あ、ああっ、やっ、あっ、はわあっ」
強引に唇をこじ開けられたにゃんにゃんは、カワイイ顔に似合わないメスのあえぎ声を漏らしてもだえるが、かまわずにオレは舌をねじ込んで口の中をベロベロ舐め回す。

「ううっ、くっ、おおっ」
やせ気味だが柔らかい女体をオスの衝動のまま抱きしめたオレは、うなり声を上げてベロチューを続けた。

「はあっ、あんっ…、ノブさん、好き…」
満足するまで美少女の唇を口の中を嬲ったオレが口を離すと、湿った吐息にまみれて半開きのウットリした目を向けるにゃんにゃんが、切なげに見上げてくる。

ツバで濡れた唇が妙にそそられる。ケモノのような欲望にとりつかれたオレは、湿り気を帯びたオマタにビンビンに屹立した息子を差し込んでいた。

「や、ああんっ…」
「どうした、にゃんにゃん…」
汁気をあふれ出してネチョネチョに濡れた肉のスジに食い込んだ分身に、にゃんにゃんが妖しい吐息を漏らす。

「だ、だって…」
「いいから言えよ」
濡れた唇の美処女に恥ずかしい単語を言わせる倒錯した興奮に駆られたオレは、もだえる女体を抱き寄せると、伏し目がちに恥じらうカワイイ顔をのぞき込む。

「ノブさんの…、お、ちんち…、チンチン、電車、が…」
オレの肩に頭を押しつけた萌え美少女は恥ずかしがって、結局言えずにバラエティで口走った恥ずかしい単語を代わりにつぶやいた。

「そうか、チンチン電車にハッシャして欲しいんだな、このチンチン電車は、路面のミゾも好きだけど、トンネルも大好きなんだ」
オッサンらしいギャグで返したつもりのオレは、上機嫌で腰を突き出すとミゾにすりつけながら、引っかかりを探り、先っちょを食い込ませる。

「ああっ、入っちゃうっ、やあんっ」
いきり立つ暴れん棒の先端で秘密の花園をこじ開けられたにゃんにゃんは、恥じらいを込めた上目遣いで見つめてくるが背中を反らせて腰を突き出し、濡れ濡れのあそこを差し出してくる。

「じゃあ、トンネルに突入するぞっ」
さりげなくオマタを緩めて挿入しやすい体勢をするにゃんにゃんに、オレは理性を無くして腰を突き出す。

「あっ、にゃうっ、にゃはあっ、はっ、ああんっ」
濡れそぼった下の口でサオの半分ほど咥え込んだ美少女はオレの腕の中でのけぞって、振り上げた片足を腰に絡めてくる。

自分からあそこを押しつけて来る陽菜は、吐息混じりに奇妙なあえぎ声を上げ、むき出しの肩を震わせてもだえていた。

「ダッコしてやる」
美少女のもだえ狂う痴態に興奮で理性を吹き飛ばしたオレは、もう一方の足を抱え上げると駅弁スタイルで根本まで突っ込む。

「ひっ、くっ、あっ、たるっ、奥まで…」
床から両足が離れて支えを失った女体は、広げたネチョネチョの股間をサオの根本のモジャモジャに密着させて、苦しそうにもだえのけぞる。

20代の元気を取り戻した暴れん棒の先端で子宮口をこじ開けられた女体は、粘膜をキュッと締めつけて、ヒダヒダヌルヌルが気持ちいい。

「ど、どうだ、いっ、いいかっ」
勢いで抱え上げてしまったオレは首に手を回してあそこを密着させる女体をユサユサ揺らして、トロトロの下の口に咥え込まれた暴れん棒を出し入れさせる。

美少女のイヤらしい合わせ目に食い込んだ肉棒は、サオに張り付いた肉を引っ張り出して、押し込むのを繰り返して、新鮮な女体から溢れた透明な汁を白く泡立ててかき出していた。

SBY16 (10) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 07:10:13 ━ Page top ━…‥・
New « ┃ Top ┃ » Old