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== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (3)強い視線

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千人斬りのチヒロ (3)強い視線

なんか、すごい、見られてる…、パンツ…。
酔っぱらった帰りの地下鉄で、前に座った高校生から股間をのぞかれるチヒロは、はっきりしないその頭で考えていた。

ちゃんと、はいてるし…、別に、ヘンじゃないよね…。
今日男にフラれらたばかりのチヒロだったが、そんなことになるとは全く思ってなかったので、ラブホにシケ込むのを期待して勝負パンツを着用していた。恥ずかしいどころか自慢のパンツだ。

そんなに、見たいなら…、見せてあげるよ…。
そして酔っぱらった頭が出した結論がコレだった。酔いのせいもあるが前向きな正直者はおしとやかな女性らしさが少々欠けたおバカでもあった。

ほら、ボク、見ていいよ…、お姉さんの、パンツ…。
ミニスカの奥を凝視する高校生の視線で、意識の深層に押し込めた露出狂の性根を煽られたチヒロは、女体の芯がジリジリ熱くなっていくのを意識せずに、女の色気が漂うムッチリした太ももをゆっくり開いてく。

ははっ…、見てる、見てるっ…、あははっ…。
足が開くのに合わせてデバガメ高校生がだんだん前のめりになっていくのが、チヒロはおかしくしょうがない。おバカな痴女まがいの美人OLは笑い出しそうになるのをかろうじてこらえていた。

「…、ははっ…、あ…」
そんなに、見たいの…、こんなもん…、あははっ…、あ…。
少年の視線が股間の奥にチクチク突き刺さる感じが、成熟した女体のメスの本能を熱く泡立てる。酔いも手伝って発情したカラダがムズムズするチヒロは、浮かれすぎてとうとう声を出して笑い出してしまった。

しまった、…。
その声にビクッと震えて顔を上げた高校生と目が合う。しばし酔っぱらい美女と学生服の少年は見つめ合っていた。

あちゃあ…、そんなに、落ち込むなよ…、お姉さんが、悪かった…、ほら、見て、いいよ…。
しかし彼はすぐに真っ赤になって顔を伏せると学生服のカラダを抱きしめるようにうずくまった。なんだか悪い事をしたような気になった酔っぱらい美女は、少年にパンティが見えるように足を広げていた。

しばらく顔を伏せて固まっていた少年だったが立ち直ったのか、あるいはチヒロの優しさが伝わったのか、たぶん単にスケベ心が勝っただけだが、上目遣いに顔を上げてまたミニスカの奥をのぞきはじめた。

見てる…、はあんっ…、ノラ犬に餌付けしてる、みたい、…。
下着をのぞかれて無自覚な露出狂の血を熱くする酩酊美女は、人並みにセクシーな女体を熱くしてだんだんエッチな気分になっていた。あそこの肉の合わせ目からエッチな汁がにじんでくる。

あ…、じゃあね、エッチ君、…。
カラダの奥に押し込めた露出狂なメスの本性を煽られ、発情したセクシーバディの火照りでうっすら頬を染め、フワフワした気分に酩酊していたチヒロだったが駅に到着して席を立った。ドアのすぐ横に座った高校生とすれ違う瞬間、浮かれた酔っぱらいは投げキスのつもりかチュッと唇を鳴らしていた。

あれ?…、ついてくる、…。
酔いはだいぶ収まったがそれでも千鳥足気味に改札を出たチヒロは、階段でお尻に視線を感じて顔を伏せると、目のハシでうしろの様子をうかがった。うしろにはさっきの少年がいた。

少年は前屈みになってミニスカのお尻をのぞき込んでいた。

もう…、そんなに見たいの…、しかたないわね…。
まだまだ酔いが醒めずにハイになっているチヒロは、お尻にチクチク突き刺さる栗花クサイ視線にメスの本性を熱くした。にわか痴女に成り下がった美人OLはわざとらしく腰を振ってミニスカのスソを揺らして、ゆっくり階段を上がっていた。

はあ…、きてる…、やだ、濡れてる、…。
学生服の少年は若い欲望を膨らませてだんだんチヒロに近づいてくる。近寄ってくる性欲まみれの高校生の気配を背中で意識するチヒロは、熱く昂ぶったメスの本性がゾクゾクして、濡れた秘肉が擦れ合ってクチュクチュするのに気付いて戸惑っていた。

え…、やっ…。
すぐ後ろまで近づいた少年は、目の前で揺れる扇情的な女体に若い欲望を抑えきれなくなった。狼狽気味に鼻息を荒くしてキョロキョロした少年は、狭い階段にチヒロと自分しかいないことを確認すると、震える手をミニスカに入れてパンティに触れた。

あ、あん…、やあん…、う、うごけない…。
熱い視線にメスの本性を焦がされていたチヒロは、湿り気を帯びた恥ずかしい場所への直接の接触にビクッと震えると立ち止まっていた。

ああっ…、どうしよう…、あ、やんっ…。
劣情に囚われて前後の見境のなくなった少年の手は、スベスベしたパンティの生地をまさぐっていたが、興奮した鼻息を響かせると指先に力を込めてシワになった部分に指先食い込ませた。

「…、あ…、だ、だめえ…」
ああんっ…、だ、だめ…、やめてえ…。
背後からお尻にすがりつく少年の興奮した鼻息に、女体の芯でメスの本性を熱くしたチヒロはかろうじて制止の声を漏らしたが、オスの昂ぶりに狂った少年には聞こえてなかった。聞こえていたとしてもその甘えた色っぽい声は逆に少年を煽っただけだろう。

「あ…、あん…、こっち来て」
しかし上から誰かが来る足音を聞いたチヒロは高校生の手をつかむと引っ張った。踊り場でおりてきた中年とすれ違うとき、チヒロは恥ずかしくて顔から火が出そうで、少年の手首をつかんだ手をギュッと握って階段を駆け上がっていた。

少年は駆け上がる足で乱れるミニスカとセクシーな太ももを凝視して、学生服の股間を膨らませていた。そのままの勢いで地上に出たチヒロは、すぐ横にある公園に高校生を連れて駆け込んでいた。

千人斬りのチヒロ (4) につづく
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