ろま中男3 作品リスト私立聖光威学園 目次私立聖光威学園 (27)ザ・監視社会の功罪
「アナタもシャワー浴びてく?」
元気いっぱいの息子とともに勝利の余韻に浸っていると、ほどなく優子がバスルームから戻ってきた。タプタプと溢れんばかりの胸の大事な部分を、ギリギリ隠すラインで二重巻きにしたバスタオルだけの、風呂上がり定番の艶めかしい姿だった。
「でも、試験の続きが…」
まだ試験が、そんなコトしてる場合じゃ…。
下もバスタオルがギリギリのラインで大事な部分を隠した、コークボトルのような艶めかしい女体のラインを見ながら、オレ以外の受験生たちはまだ試験を受けているはずで、最後まで受けないとトップ合格にならないと思っていた。
「もう終わりよ、それとも、もう一回する?」
肩の素肌をほんのりピンクに染めた優子が、甘ったるい香りがしそうな湯気を女体から立ち上らせて、オレの隣に座るとまだ元気な息子を優しくさする。
「う…、いえっ、いいですっ」
くうううっ…、きもち、いいっ…、だ、だめだ、だめっ…。
シャワー上がりの美人教師は手コキもスペシャリストだった。数回こすられただけで腰がとろけそうないやらしい手つきから逃げるように、オレはみっともなく腰を引いて息子を両手で隠していた。
「じゃあ、戻りましょう、アナタも服着て」
腰の引けた弱気なオレのヘタレな姿を楽しそうに笑った優子は、セミロングヘアの頭を乾かすタオルの下から思わせぶりな妖しい視線を送っていた。
「ところで、なんでオレのコト、知ってたんですか」
そういえば…、どうしてなんだ…。
さっきは切羽詰まって聞き流していたが、昨日のことをなんで優子が知っているのかオレは聞いていた。
「ああ、そのこと…、寮は一応西棟と東棟で男女別れてるけど、つながってるから行き来は自由でしょ」
「だから、いちおう監視カメラで危なそうな子は監視することになってるの、大事な息子さん、娘さんを預かってるわけだし、学校としては当然のことでしょ」
優子は乾燥肌なのか手足にベビーローションを塗りながら、まるでオレが聞くのを待っていたかのように得々と話し始めた
「はあ…」
監視?…、見られてた、ってことか…。
危なそうな子、と思われていたことに引っかかったが、オレは黙って聞いていた。
「アナタだけじゃないのよ、受験生で昨日寮に泊まった子はみんな監視してたの、だって受験書類だけじゃ、どんな人間かわからないからね、これも学校側としては当然のことでしょ」
「でも、何人もの女の子を相手にした強者は、アナタだけだったけどね」
四肢にベビーローションを塗り終わった優子は、バスタオルを巻いた胸からあふれそうな乳の上側を、カンボジア舞踊のアプサラ・ダンスのように反らした指で塗りつけ、またあの思わせぶりな笑みでオレを見た。
「在校生のみなみとしてたでしょ、聞いたと思うけどみなみは1年のリーダーだったのよ、リーダーは1年の首席ってこと」
「そのみなみを相手にして、しかも最後にはイカせてしまったアナタは、試験無しでも合格でいいでしょうって、先生方の一致した意見だったの」
そこまで言い終わった優子は片足をベッドのかけて、着替えたガーターキャミに脚線美を滑らせた網タイツを吊っていた。まだパンティははいてないので、アンダーヘアがムッチリ太ももに挟まれたオマタに見えていた
「はあ…、ありがとうございます」
あっ…、てことは、あのときまで…、やめてくれよお…、でも、ココで怒ってもなあ…。
ザ・監視社会はこんな辺鄙なイナカにも浸透していて、しかも発射したあの瞬間のこっぱずかしい顔まで見られていたかと思うと納得いかない気もするが、それで合格にしてもらったのだから、その時のオレには文句は言えなかった。
「じゃあ、いきましょうか」
ガーターベルトの上に着替えのTバックをはいた優子は、深くスリットの入った着替えのミニスカに履き替えると試験会場に戻ると告げる。
さっさと歩き出した優子はオレに見せつける様に丸いラインをクッキリさせたミニスカのお尻を、悩ましげにプリプリ振っていた。シャワーを浴びた名残でかすかにピンクに染まった太ももが、深いスリットからチラチラのぞくのが妙にエロチックだった。
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