2ntブログ

== SBY16 ==

SBY16 (8)閑話休題:キャラについて(AKB48)

ろま中男3 作品リスト ← 初めての方はこちらをご覧下さい。
SBY16 目次

SBY16 (8)閑話休題:キャラについて(AKB48)

(これは2010/08/27に書いたモノで、SBY16の初出は2010/8のアメブロです)

作者の話にはAKB48のキャラがよく出てきます。『SBY16』はタイトルからしてパクリですし(汗笑)、『魔法のめがね』、『エロがきコナン』にも出てきます。

もちろんこのブログに書いているエロ小説は「すべてフィクションで実在の人物団体場所などとは一切関係ない」のですが(苦笑)、わざとわかるように書いているので、誰がモデルなのかすぐにわかると思います。

彼女たちを登場させるのはハヤリモノでマスコミに露出する機会が多くよく目にするというのが理由ですが、AKB48の売り方自体にそこはかとなくエロを匂わせているのも理由です(作者注:これを書いた当時の2010/8頃にリリースされた『ベビーローテーション』や『逃がした魚たち~』などを指しています)。


特定の個人をのぞいて、作者は特にAKB48のファンだというわけではありません。もちろんアキバの劇場など行ったこともありません。

20世紀最後の10年間はパソコンの街であったアキバによく通いましたが、徐々に趣味の街に変貌していき、秋葉原駅が新しくなった頃には行かなくなりました。

だからメイド喫茶のたぐいも行ったことはありません。その手の描写が作品中に出てきますが、テレビなどのマスコミやネットからの情報を元に想像で書いています。


総選挙の1桁台なら、マスコミの露出も多いので多少は見分けが付きますが、アンダーガールズあたりになるともう誰が誰だかわかりません(総選挙の結果が出たあと『総選挙ガイドブック』を購入しましたが、やっぱりよくわかりません)。

そういうわけでエロ小説に登場する彼女たちは作者の妄想から生まれたキャラで、彼女たちをよく知っているファンの人から見たら全く別モノだと思います。

このエロ小説をファンの方たちが読んでいるかどうかわかりませんが、すべてフィクションですから、気に入らない描写があっても笑って読み飛ばしてください(汗笑)。


作者はファンではないと書きましたが、20世紀が終わる頃から2年くらい前までのドラマやそのDVDはかなりの本数(ちゃんと数えてませんが200本は確実に超えてます)見ているので、彼女たちが出たドラマも何本か見てます。

前田は以前のブログで『栞と紙魚子の怪奇事件簿』のキャプチャー画像を乗せたことがあります(魔法のメガネ (39)あっちゃん / 作者注:コレはアメブロにはじめて書いたときの話です。東京都の例の条例が出来たので、このFC2に画像は載せてません)。小嶋陽菜は主演した『コインロッカー物語』を録画したDVDを何度か見てますし、『山田太郎ものがたり』『ヤスコとケンジ』に出る彼女も見てます。


エロ小説の中で小嶋がお気に入りという記述が何度か出てくると思いますが、それは作者自身の感想でもあります。

このブログに登場する女優やタレントをモデルにしたキャラは、ドラマでの役柄を参考にすることが多いのですが、小嶋を「毒舌キャラ」とするのもそれらのドラマでの役柄を反映してるからです。


DVD収集が趣味でシングルクリップDVDもわりと好きなので『逃がした魚たち~』DVDは持ってます。特典映像に大島、前田、高橋、小嶋陽菜の映像付きコメンタリーがあります。

PV撮影当時の裏話などでキャアキャア騒ぐ様子は楽しいです(笑)が、同時に彼女たちの性格を知る参考になります。

その映像の小嶋はのんびりした性格(放置してたら寝てしまいそうな…、笑)のようで、たまに核心を突くような発言はありますが毒舌な雰囲気はありませんでした。


ドラマ以外にウィキペディアも重要な資料になっています。『SBY16』(4)初見で、ノンティが「ヘビ、こわい」と騒ぐのはウィキからのネタです(蛇足ですが『逃がした魚たち~』DVDに付いてきたおまけのナマ写真は野呂佳代でした…、野呂佳代はAKB48からは外れてSDN48のキャプテンになっています)。

ウィキの『小嶋陽菜』の項目には、以前「毒舌」という記述がありましたが、最近は「マイペース担当」に変わりました。

ウィキの記述は常に議論や編集がされているので内容が変わることはよくある*のですが、ファンや小嶋本人が「毒舌」と言われることに拒否反応を示しているのように感じます。

そういう雰囲気を感じてますが、「毒舌」属性はキャラ立ちさせるので使ってます(汗笑)。

* 魔法のメガネ (39)あっちゃんで「世界征服」と敦子に言わせ(心の声で独白)てますが、以前のウィキには座右の銘が「世界征服」だと言う記述がありました。ウィキからその記述はなくなりましたが、同じ内容が前田敦子 エケペディアに残ってます。


はじめに「AKB48の売り方自体に結構エロを匂わせている」と書きましたが、「AKB48 枕」で検索すると、AKB48のメンバーたちが体を売ってのし上がってきた、というデマが山ほど出てきます。

もちろん真偽のほどはわからないので、もしかしたら真実かも知れませんが、それを証明する事実にお目にかかったことがないので、ココではデマと断言しておきます。

しかしそんなウワサが飛び交うのは、やはりエロを匂わせる売り方をしているためだと思います。


『ヘビーローテーション』のDVD付きCDの、下着姿ではしゃぎまくる彼女たちを何度も見ました。誰だかわかりませんが(Tバックで)ケツ丸出しのカットもありました(笑:コレはあとで大島優子だとわかりました)。

そのDVDに野菜ジュースCMとのタイアップ映像?も入っていました。

ひとりずつ出てきてカメラに向かって話しかけて野菜ジュースを飲む映像が続くのですが、それはAVのあるジャンルの撮影手法と酷似していると感じました。

カメラに向かって話しかけるAV女優がアレをするフリをする映像と、撮影の仕方がよく似ています。


そもそも秋元康が25年前に大成功した『おニャン子クラブ』の高井麻巳子と結婚したことが、「プロデュースするタレントに手を出すヤツ」というレッテルを貼られることになったのだと思います(そのネタを『魔法のめがね』でも使っています、苦笑)。

その秋元康プロデュースのAKB48がブームになって良からぬ噂が立つのも、有名税みたいなものである意味しょうがないと思います。

またAKB48が最近では珍しい恋愛禁止なのも、おかしな妄想を駆り立てるきっかけになっていると思います。実は『SBY16』はそれをヒントにしてます。


まだ結末を考えてないのでこの先どうなるかわかりませんが、『SBY16』をぜひ楽しみにしてください。

とりとめのない長文に最後までおつきあい頂きありがとうございました。

SBY16 (9) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:40:31 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (7)触感

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次

SBY16 (7)触感

「にゃんにゃん、しゃべり方、子供っぽいでしょ…、でも舌使いは大人だって、言われるのよ」
上目遣いに小悪魔な笑みを浮かべたにゃんにゃんは、オレを見ながら股間をまさぐり、ファスナーを下す。

「もうおっきくしてる…、ノブさん、エッチ…、舐めていい?」
そう言ってカワイイ笑顔で見上げた彼女は、オレの応えを待たずに先端にキスしてきた。

「お…、おおっ…」
毒舌天使のフェラはビリピリした。もちろん唾液に毒があるわけじゃないが、なんだかそんな気がして、オレはおおげざにのけぞってもだえていた。

「ノブさん、きもちいい?…、もっとよくしてあげる」
お口の愛撫に反応してもだえるオッサンの様子が嬉しいのか、上気した顔にメスの色気を漂わせたにゃんにゃんは、ニッコリ笑ってグロスリップの唇に先端を含む。

鈴口に分けるように舌先をチロチロさせながら、咥えた唇で先端をシゴいてくる。カウパーのヌルヌルがにじみ出てくると、別の生き物のように蠢く舌先がキレイに舐め取る。

「ちゅうっ、ちゅぷっ、じゅぶっ、ぬぷっ、じゅるるっ…」
お口のご奉仕に熱中してカリに舌を這わせたにゃんにゃんは、口に溜まったツバを濡れた唇でサオにぬりつけてくる。

ビンビンに反り上がったソレに寄り目で見つめる美少女は、唇をめいっぱい広げて根本まで咥え込み、サオに舌を絡ませてジュブジュブとイヤらしい汁気がかき回される音を響かせる。

「おっ…、も、もう、いいぞ…」
絶品のフェラですぐにでも発射してしまいそうだった。もう若くない中年のオレはフェラで出したら1回分損するような気がして、彼女の頭を引き上げた。

「気持ちよく、なかった?」
いとしい肉棒から引きはがされた美少女は首をかしげると、ちょっと不満そうに見上げる。

「いや、気持ちよかった…、今度はにゃんにゃんを気持ちよく、してやる」
20代に戻ったようなビンビンのナニを、目の前の萌え萌え美少女にすぐにブチ込みたかったが、その前に濡らしてやるのが大人の努めだと、ヘンなこだわりが頭をかすめた。

「うれしっ、じゃあ、ぬがせて…」
ニッコリ笑ったにゃんにゃんは純白のヒラヒラワンピを両手でつまんで引き上げると、パンティが張り付いてムッチリした腰を丸出しにする。

コケティッシュでカワイイポーズなのだが、肩幅に開いた足が作る鋭角な二等辺三角形の頂点にあたる、パンティのあの部分にシワが寄って、そこだけ淫靡で挑発的な雰囲気が漂う。

「ああ、脱がせてやる…」
あっけらかんと明るい色気をみせる美少女にゴクンとツバを飲み込んだオレは、健康的な太ももの前にひざまずくとパンティを下ろす。

「生えてないのか?」
「やん、言わないで…、恥ずかしい…」
毒舌天使はパイパンだった。恥じらうように内マタにヒザを合わせた女性的な脚線美から、パンティを滑らせ、足先から抜く。

かすかに震える指先でミニスカをつまんで、身動きしない美少女の恥ずかしい部分を見つめたオレは、ゆっくりと口を近づけていく。

「ああっ、や、ああっ、んっ、きゃうんっ…」
太ももの肉をよけるように広げて、ツルツルのあそこを口に含む。頭の上でかわいくてちょっとエッチな声がする。

真ん中に一本スジが通ったプックリした肉を口に含んだオレは、発情したケダモノのような興奮した吐息を荒くし、意外にムッチリした腰回りのナマ肌に指を食い込ませて引き寄せると、ポッチとかビラビラとかスジとか関係なしにベロベロ舐め回す。

「あっ、やっ…、あっ、いいっ…、気持ち、いいよおっ…」
あそこの肉がすぐにツバでビチョビチョになる。ミニスカをつまんだまま足を広げる若い女体が、快感に耐えて切なげに震える。

「あんっ、の、ノブさん…、はっ、ああっ、にゃん、にゃん…、いっ、気持ち…、くっ…、いい…」
恥ずかしくて敏感な柔らかい肉を舌で舐め回された美少女は、切なげな吐息で忙しく肩を上下させながら、悩ましげなセリフでオレのケモノを煽ってくる。

SBY16 (8) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:14:47 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (6)守秘

ろま中男3 作品リスト ← 初めての方はこちらをご覧下さい。
SBY16 目次

SBY16 (6)守秘

「まず…、にゃんにゃんは、本物なのか?」
オレはビールで乾杯してすぐに本題に入った。

「いきなりですね、うふふっ、どう見えますか?」
ヒゲのようにビールの泡を付けたにゃんにゃんがカワイク笑って、舌足らずに質問を質問で返してくる。

「本物に…、見える」
カワイイ笑顔をジッと見つめて応えると
「そうです、本物です」
舌足らずな毒舌天使がニッコリ笑う。

「そうか、判断はこっち任せってコトか」
ニコニコ笑う彼女の表情から、オレがニセモノだと言ったら、ニセモノと応えただろうと想像できた。

「えへへっ、ノブさん、頭いいんですね」
オレの勘は当たっていたようで、にゃんにゃんは照れたように笑っていた。

「ここに来る前に埼京線に乗ったんだ」
彼女が本物かどうかはとりあえず置いておいて、最初から確認することにした。
「ともちんとしのまりでしょ、ノブさんって、テクニシャンなんですね」
電車の中であったことはすでに筒抜けのようで、小悪魔な笑みを浮かべたにゃんにゃんが上目遣いに見つめる。

「彼女たちが勧誘員みたいなものなのか」
オレは思ったままに聞いた。
「あの娘たちだけじゃないよ、にゃんにゃんも電車、乗るし…、ノブさんはたまたまあのふたりだったんだけど、ナンバー3と4だもん、ラッキーだよね」
ビールを舐めるようにして飲むにゃんにゃんが応える。さっきまでの笑顔が消えていた。ふたりにヤキモチを焼いているようで、なんだか嬉しかった。

「ナンバー3って、あの総選挙のか?」
彼女の応えにニュースになっていた選挙のことを聞いた。
「そうだよ、ニュースになってたのは表の投票だけど、裏の投票で選ばれた娘がSBY16になったの、だいたい表と同じ結果だったよ」
笑顔に戻ったにゃんにゃんがさも当たり前のように応える。

「だけど、こういう場所でのサービスを嫌がる娘もいるだろ」
にゃんにゃんの態度があまりに自然なので、思ったままを聞いてみた。
「新曲のPV見てくれた?…、あれで下着姿になるの嫌がった娘は、投票で選ばれても除外されてるよ」
ニコニコ応えるにゃんにゃんに感情の抑揚を感じない。彼女は裏投票の結果をあっさり受け入れたのだろう。

「あの書き込み見た人は、ココに来れるのか?」
わかりにくいサイトとはいえ、誰でもアクセス出来るハズで、ならもっと客が多くていいように思った。
「そんなことないよ、若くてアキバの劇場に行ってそうな人はスルーだし…、ノブさん大人でしょ、お金持ってそうだしね」
ごまかし笑いっぽいテヘヘと擬音がしそうな笑顔のにゃんにゃんは、またビールを舐めていた。

彼女の説明によると踊り子である女の子が最初に審査をするようだ。あのふたりの意味深な笑顔は第一次審査通過の意味だったらしい。

「入り口におじいさんがいたでしょ、正体不明な人なんだけど、すごいのよ、危なそうな人は見抜いておいかえしちゃうから」
傾けたコップを舐めるにゃんにゃんが続ける。

ただ者じゃないと思ったが、入り口の老人は門番の役目も負っているらしい。オレはあの老人の審査も通過していたことを知った。

「でね、おじいさんのところで書いたでしょ…、秘密厳守は絶対よ、コレ守らないと、ホントこわいことになるから」
にゃんにゃんがまじめな顔で見つめてくる。

「秘密を漏らしたら、抹消されるわけだ、シュレッダーみたいに」
喉元過ぎれば熱さを忘れるで、老人の眼光に震え上がったのを忘れて、オレは茶化していた。

「ホントだよ、ホントにホントだから、これだけは絶対守ってね」
ニヤけるオレににゃんにゃんは上目遣いの真剣なまなざしを向けてくる。その表情はちょっと悲しそうにも見えた。

「あ…、ああっ、わかった」
切羽詰まった女の子の一生懸命な様子に老人のあの目が蘇ってきて、オレは緩んだ口が自然に閉じていた。

「でも、それだけ守れば、あとは自由だから…、私たち、今晩は恋人同士なんだから、楽しみましょ」
気持ちが通じてホッとしたように笑ったにゃんにゃんは、上目遣いにしなだれかかってくる。

子供っぽい雰囲気に大人の女を漂わせる舌足らずな毒舌天使は、しなやかな指を股間に伸ばしてきた。

SBY16 (7) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:14:01 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (5)接客

ろま中男3 作品リスト ← 初めての方はこちらをご覧下さい。
SBY16 目次

SBY16 (5)接客

また幕間か…。
舞台からふたりがいなくなって、また真っ暗になった。

さっきまでのまぶしい照明に慣れた目には何も見えなくなったが、舞台ソデから次の出番の準備をする声が聞こえる。

こじはるか…、チップ用意するか、…。
三人ぐらいの声がして、小○陽菜の声も聞こえてくる。小嶋○菜はお気に入りだ。オレは念のため3枚財布から出して彼女の出番を待った。

「こんばんはっ、ノースリーブラで?す」
急に舞台が明るくなって三人の少女が現れた。真ん中には純白のワンピを着た○嶋陽菜がいた。彼女を見つめてオレは諭吉を握りしめた手を上げる。

「あ、オジサン、ありがとっ、でも1曲歌わせてね」
センターを勤めるこじはるがカワイイ笑顔を見せる。
「私たちも、指名してね、おねがいしますっ」
両サイドのふたりがカワイイ仕草で他の客に愛嬌を振りまく。

「ちょっと、準備を…」
すぐに曲に入るのかと思ったが、三人娘はコスチュームに手を入れてゴソゴソしている。
「コレでホントのノースリーブラ、ですっ」
着衣したまま器用にブラを取った三人が、ニッコリ笑って客席に投げる。こじはるは当然オレに投げてくれた。

「がんばって!」なんて、私♪…。
イントロがはじまり、三人が踊り始める。オレは最前列で三人のミニスカの中をのぞき込んでニヤニヤしていた。

あきらめたく♪…
ソロパートはデベソまで出てくるようで、ミニスカをヒラヒラさせて生パンを客に披露していた。ただ元のままだと交替のタイミングが早すぎるので、1番がセンターで2番がライトのようにデベソまで出てくる順番が決まっている。

曲が終わる頃には、なかみなとみぃちゃんにもチップの手があがった。このあとに本命がいるのか、こじはるにオレ以外の手が上がることはなかった。

「どうぞ」
三人が舞台ソデに下がるのと同時に後ろから声をかけられた。サングラスをかけた若い男だった。

こんな暗いのに、サングラスか、…。
どうでもいいツッコミを心の中でつぶやいていると、男はさっさと歩いていく。オレは彼についていった。

男がドアを開けると、その向こうはドアが並んだ廊下になっていた。三つめのドアの前にさっき舞台で見た衣装のままのこじはるが立っていた。

「ご指名、ありがとうございます」
ニッコリ笑ったこじはるが、両手を重ねて差し出す。
「あ、ああっ」
カワイイ笑顔に見とれたオレは、慌ててチップをその上にのせた。

「どうぞ」
綺麗にたたんで胸に差し込んだ彼女がドアを開ける。中はバスルームとベッドがあってソープと同じだった。

「改めて、ご指名ありがとうございます、小嶋○菜ですっ」
部屋に入ると彼女はニッコリ笑って舞台でするようなポーズを取った。

「よろしく、なんて呼ぼうか」
いい年をしてと言われそうだが、ドラマで見たちょっと蓮っ葉な毒舌少女の実物を目の前にして、オレの声は震えていた。

「こじはるでも、にゃんにゃんでも、なんでもいいよっ」
ヒジを曲げて手をヒラヒラさせた彼女がカワイイ笑顔を見せる。何か言うたびにポーズを取るのが、きまりなのだろう。

「じゃあ、にゃんにゃんっ、おれ、ココ初めてなんだよ」
にゃんにゃんに淫靡な響きを感じて、こじはるからにゃんにゃんに変えた。

この年まで独身を通してきてソープなら慣れていた。こういう場所で気取っていてもしょうがない。オレは正直に聞いていた。

「そうだったね、じゃあ、システム説明するね、その前に何か飲む?」
手を腰に当てて太ももを強調するようなちょっとエッチなポーズを取ったにゃんにゃんは、冷蔵庫の中をのぞいた。

「じゃあ、ビールで、オレのコトはノブって呼んでくれ」
缶ビールが見えたのでビールを頼むと、思いつきで偽名を口にした。

「ノブさんですね、どうぞ」
ベッドに座ったオレの前に小さなテーブルを持ってきたにゃんにゃんは、ひざまずいてコップにビールを注ぎ、首をかしげる。

「にゃんにゃんも座れよ、飲むんだろ」
「えへへっ、すいません」
彼女が本物ならとっくに成人しているはずで、オレは隣に座るように言ってビールを勧めた。

SBY16 (6) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:12:48 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (4)初見

ろま中男3 作品リスト ← 初めての方はこちらをご覧下さい。
SBY16 目次

SBY16 (4)初見

「気に入った踊り子さんにはチップを渡してください」
カーテンをくぐろうとすると老人が耳打ちする。

「チップ?」
聞き返したオレに
「コレが標準ですが、他のお客様とかち合った場合、オークションになります」
ニッコリ笑った蝶ネクタイの老人は指を一本立てて説明した。

「では、ごゆっくりお楽しみください」
カーテンの向こうはドアがあるだけだった。老人がドアを開いてニッコリ笑う。

何が出てくるかっ…。
正体不明の怪しい場所に足を踏み入れたオレは、年甲斐もなくドキドキしていた。中は真っ暗で舞台とイスがあるのがぼんやり見える。

暗さに目が慣れてくると張り出した円形舞台(デベソ)の周りを簡単なイスが取り巻いているのがわかった。「道頓堀劇場」とそっくりのつくりだった。数人の先客が座っていた。

なんだ、やっぱりストリップか、…。
老人の踊り子と言った言葉と、となりにあるストリップ劇場と同じ様子に、なんだか気が抜けた。
ボッタクリじゃねえかっ、…。
そして急に怒りがこみ上げてきた。ストリップに25万も払った自分のマヌケさに腹が立った。

「なのチンでえ~す」
老人に怒鳴り込んで料金を返してもらおう、しかしアブナイ手合いが出てきたらどうしよう、などと迷っていると、急に舞台が明るくなってふたりの少女が現れた。

「いらっしゃいませえ~、お客様っ、そこの渋いオジサマも、近くに来てノンティのことよく見てねっ」
「なにいってんの、オジサマは夏希のファンよっ、さあ、どうぞ、お座りになってね」
客いじりするお笑いコンビは『な○のん』のふたりだった。

オレは誘われるまま舞台のすぐ前に席に座った。どうやらさっきまで幕間だったようだ。

最前列の席は彼女たちの短いスカートを自然にのぞき込む形になる。ミニスカの中は黒パンではなく生パンで、ムチムチした太ももとパンティを見上げるのは結構興奮する。

「グループ名は『なのチン』なんですけど、もちろんチンチン、付いてません」
ノンティがボケてミニスカをヘソの上までまくり上げると
「当たり前でしょ、私だって付いてないよっ」
夏希も負けじとミニスカをまくり上げる。

しょうもなあ…。
ニーソの太ももからパンティまで丸出しにするふたりに、客席からかすかに笑いが起こる。オレもつい笑いそうになったが何とかこらえた。

「あ、ヘビ」
「きゃあっ、いやあっ、ヘビ、こわいよおっ」
「ゴメン、間違えた、カメだった」
「なんだ、カメか…、お客さん、まだ早いよ、しまっててね」
「そのカメなのっ、やんっ、お客さんのエッチ、夏希、恥ずかしいっ」

舞台の上ではふたりの掛け合いが続いていた。学芸会のような大げさな身振り手振りをするたびに、ミニスカがまくれ上がって生パンを披露する。

「お行儀の悪いカメさんは、ノンティが成敗してやるっ」
「なにするの?」
「ロケットパーンチッ」
「マジ○ガーZかっ、若い人知らないよっ…、ていうより、なんでパンツ脱いでるの」
「だから、ロケットパーンツッ」
「ああ…、投げちゃうのね…、だったら私もっ」
ノンティが舞台上で生パンを脱いで客席に投げつけると、夏希も脱いで投げつける。

受け取った客が歓声を上げて、諭吉を持った手を振る。

「ありがとうございま~す」
丁寧にお辞儀したノンティが舞台袖に消えていくと、諭吉を振っていた客も店員らしい男に案内されて消えていった。

アレがチップなのか、…。
ここに入る前に老人が説明してくれた意味がやっとわかった。あの客はノンティとこれから楽しいことをするのだろう。

「えーん、夏希、ひとりじゃコントできないですうっ」
舞台上にひとり残った夏希が泣きマネをすると、客のひとりがやっぱり諭吉を持った手を振り出した。その客は夏希が投げたパンティを握りしめていた。

後でわかったが、パンティを受け取った客が指名するのがお約束のようだ。

「ありがとうございま~す、じゃあ失礼しますっ」
夏希も丁寧お辞儀すると、ミニスカのスソをひるがえしてモロチラのサービスをしてから舞台ソデに引っ込んだ。

SBY16 (5) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:11:50 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (3)追跡

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次

SBY16 (3)追跡

渋谷か、…。
ふたりの美少女との夢のような時間は、あえなく終わった。

ドアが開いて押し出されたオレの前を、小悪魔な笑みを浮かべた二人がチラ見して通り過ぎる。

二人を追って乗客が大挙降車すると思ってよけたが、オレたち以外に降りるモノはなく、そしらぬ顔をした乗客で混雑した電車はドアを閉じて発車した。

乗りかけた船だ、…。
なんだか不思議な気分で電車を見送ったオレは、若いフェロモンの混じった残り香に誘われるように、ニーハイソックスの美少女二人の後に付いていった。

あの下が…。
ニーハイの足が一歩前に出るたびに揺れるミニスカのその下は何もないと思うと、自然に股間が元気になって歩きにくい。

道元坂か…。
ハチ公前、109を通り過ぎた二人は上り坂をゆっくり歩いていく。

金曜夜の渋谷は、週末を楽しもうとする老若男女でごった返していたが、不思議なことに二人はまったく注目されることなく一般人のように歩いていた。

ホントは、違うのか?…。
あのグループの二人だと思ったのは勘違いで、実はナンチャッテなのかと疑いながら、後を付いていく。しかし美少女二人が歩く後ろ姿はセクシーで、オジサンのスケベ心を誘ってくる。

女子高生の聖地のように言われている渋谷だが、オレのような中年オヤジにとっては道玄坂のホテル街であり、ストリップ劇場「道頓堀劇場」だった。

二人は確実にそっち方面に向かっていた。

ストリッパーだったのか…、あれ…。
角で曲がった二人の先には「道頓堀劇場」の看板があった。てっきりそこに入るのかと思ったが、その手前の雑居ビルに二人の姿は消えた。

見失わないようにオレもそこに入ると、階段に揺れるミニスカのスソをのぞき込みながら後を追う。

二人はごく普通のスチールドアを開けて入っていった。そのドアの前に立つ。表札や看板らしいモノはなく、「SBY16」と書かれた小さなプレートが貼られているだけだ。

ええいっ、オニが出るか、蛇が出るか、だ…。
ココまで来て引き返すのもなんだかみっともない気がして、思い切ってドアを開けた。

「いらっしゃいませ、会員の方ですか?」
ドアの向こうには蝶ネクタイの男が立っていた。物腰の柔らかい老人で危なそうな手合いには見えない。

「違います」
会員制クラブか、なにかなのか、…。
入り口は黒いカーテンで仕切られて部屋の中は見えない。怪しい雰囲気プンプンだったが、オドオドするのもみっともないので、虚勢を張ってなるべく威厳があるように振る舞う。

「では、こちらに記入を…、会員登録の誓約書ですから、ご熟読ください」
老人はドアに隠れていた小さな机に座るように促す。机にはA4くらいの紙が置かれていた。

会員登録の誓約書には、住所、氏名、生年月日、職業などを書く欄があって、その下に「個人情報は誓約内容に違反しない限り、悪用することはありません」と書かれていた。

そして下半分が誓約書の内容になっていた。よくある内容だったが、最後の一行に「秘密厳守」と太字で書かれていて、「SBY16で見たこと知ったことを、SBY16以外の場所で口外した場合(ネットの書き込みなど情報漏洩すべてに関して)、会員は抹消される」と書かれている。

「あのコレは?」
会員資格が抹消されるという意味かと思ったが、こんな怪しい場所だけに一応確認してみる。
「その通りの意味です」
老人は優しい笑顔を浮かべて応えたが、その目は笑っていなかった。

鋭い眼光に背筋が冷たくなった。人を殺したことのある人間の目だと思った。

そしてSBY16は日本国の法律が通用しないアンダーグラウンドな何かで、口外した者は文字通り抹消されるのだと直感した。

ココまで来たんだ、毒を食らわば…、だ…。
逃げ出すことも考えたが、中年のつまらないプライドがそれを許さなかった。

「ありがとうございます、年会費20万と入場料5万になります」
誓約書に記入して渡すと、うやうやしくお辞儀した老人が料金を請求する。

「え…、カードで」
法外な料金に驚いたが、やせ我慢で平気ぶったオレはカードを差し出す。

さっきの電車以上に、楽しませてくれるんだろうな、…。
大枚をはたくのだから元を取ってやる、というケチ臭い気持ちで、オレは老人がカーテンを持ちあげて促す先に入っていった。

SBY16 (4) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:10:34 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (2)僥倖

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次

SBY16 (2)僥倖

えっ…、お、しりっ…。
電車内でセクシークイーンふたりに密着する僥倖を味わっていたオレはスケベ心に駆られて、窮屈に押し込まれていた手を前に出した。

出来心でソフトな痴漢行為を楽しむつもりだったが、手のひらに触れたのはミニスカの生地ではなく、スベスベしたお尻の感触だった。

あ…、いいのか?…。
指先に食い込んでくるようなしっとりしたナマ肌にニヤケていると、ふたりは横顔を見せてイラズラっぽく口角を上げた。

小悪魔な笑みを見せるふたりに、中年のスケベ心は限界まで膨らんで破裂した。

そういうことなら…、くうっ、た、たまらんっ…。
セクシークイーンふたりは嫌がるどころか喜んで見える。遠慮は無用だと自分に言い聞かせて、柔らかい感触を楽しむ。

スベスベした素肌が適度の弾力で押し返してくるのが気持ちいい。スケベ中年になりきったオレは、美少女二人のお尻を蹂躙して、倒錯した征服感に満たされていた。

もっと、よくしてやる、…。
スケベ中年の本領を発揮したオレは、かすかに湿ったワレメに指先を進めて菊門に突き当たる。

「はあっ」
ショートヘアの麻里子が悩ましげな横顔を見せて、色っぽい溜息を漏らす。ロングヘアの友美はプルプルした唇に力を込めてガマンしているように見える。

マリコ様は、後ろもオッケイかっ、…。
色っぽい横顔に鼻息を荒くしたオレは、指先を押しつけて菊門をムリヤリ拡張してやる。

ともちんは、こっちだな…、濡れてんじゃねえかっ…。
尻タブをキュッと締めつけて抗う友美には、さらに指を進ませて大事な部分に到達する。指先はぬかるんだ柔らかい肉を触っていた。

「あっ」
同時に友美の唇が震えて切なげな吐息が漏れる。若い色気にますます図に乗ったオレは、指先を蠢かせてクチュクチュしてやる。

マリコ様もな、…。
顔を伏せてかすかにスキマを空けたプックリ唇を震わせる友美にニンマリしたオレは、麻里子のお尻のナカを犯す。

「やっ…」
直腸を指でくすぐられた麻里子はカワイイ声と括約筋を締め付けで、スケベ中年の愛撫に応える。

「くっ、ああっ…」
尻タブをひしゃげさせてさらに指を進ませる。イヤらしい指に直腸を貫通された美少女は、目をギュッと閉じて長いまつげを強調するような切ない表情を見せる。

こんどは、ともちんだぞ…。
麻里子のお尻に人差し指を根本まで突き刺して中指をあそこに伸ばしながら、友美に取りかかる。

「あ、ああ…」
ヌメリ気を帯びたスジを指先でくすぐられた友美は、やせた女体を震わせて切なげな吐息で唇を湿らせる。

おっ、ここかっ、…。
指先に引っかかりを感じたオレは上方向に進ませる。女体に突入した指は温泉を探り当てたように、あふれる温かい汁気にまみれた。

「だ…、ああっ」
感じる部分を指でかき回される友美は、切なげにカラダをよじって麻里子に寄りかかっていた。

お、おいおい、…。
いつの間にか股間に手が当てられていた。どちらの手かはわからないが膨らんだソコを艶めかしくなでつけてくる。

セクシークイーンふたりをよがらせ、淫らな手つきのサービスまでされて上機嫌のオレは、スケベ笑いを顔にはり付けて幸せの絶頂にいた。

SBY16 (3) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:09:44 ━ Page top ━…‥・

== SBY16 ==

SBY16 (1)邂逅

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次

SBY16 (1)邂逅

そのウワサを知ったのは、ネットのある書き込みだった。

ネットサーフで正体不明の怪しげサイトを見つけた。画像などの装飾はほとんどなく、黒を主体とした暗色系で怪しさ満載のサイトだったが、眺めていているうちにその告知を見つけた。

まるで見て欲しくないような目立たない場所に1行、「新宿、埼京線大崎行き、21時35分、3両目」とだけ書かれていた。

その書き込みのレスを展開すると何十件も書き込みがあり、「ありがとうございます」「極楽でした」「人生最高の幸せを味わいました」などに混じって、「絶対にヒミツします」「口外しません、約束します」などと書かれていた。

その怪しいサイトの書き込みに背徳の臭いを感じたオレは、その電車に無性に乗りたくなった。警戒心がなかったわけではないが、電車内という公共の場所で命の危険は無いだろうと高をくくっていた。

金曜の夜、いつもはしない残業をして時間を潰したオレは新宿に向かった。立ち食いそばで腹を満たしたオレは、9時ちょっと過ぎに埼京線のホームに立った。

3両目の8号車が止まるあたりで何本か見送り、周りを観察していたが特に怪しいコトはなかった。

空いてるな、…。
朝は大混雑する埼京線だが、この時間はそれほどでもなく閑散としているぐらいだ。

あ…。
9時半を過ぎていよいよだ思ったときに、コスプレ衣装のような女子校生がふたり、視界のハシに現れた。

麻里子と友美?…。
ブレザー制服風の衣装に太ももまであるニーハイの美少女二人には見覚えがあった。アキバの劇場からのし上がってきたあののグループの、セクシークイーンふたりだった。

電車がホームに滑り込んでくるとふたりはオレの前に立ち、チラ見した。その横顔はかすかに笑っているようだった。

先頭車両はガラガラだったが、なぜか3両目は朝のラッシュ時のように乗客を満載していた。ドアが開いても誰ひとり降りることなく、ふたりを迎え入れるように詰めてスペースが空いた。

若い女性が持つ華やかな雰囲気をまとったふたりが吸いこまれるように車両に入る。若いフェロモンに誘われるようにオレも車両に乗り込むと同時にドアが閉まった。

うおっ…。
ドアが閉まるのと同時に引いた波が押し返すように余裕はなくなり、背中はドアに押しつけられた。

柔らかい、…。
そして当然のようにカラダの前面は、ふたりの女体が柔らかく押しつけられていた。

いい匂い…。
目の前にショートカットとウェーブのかかったロングヘアの茶髪が並んでいた。柑橘系のコロンが鼻腔をくすぐる。髪が触れて顔をなでられる。ドアを背にして身動きできないオレは、夢心地でしばらくウットリしていた。

SBY16 (2) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:08:40 ━ Page top ━…‥・

== はじめに ==

SBY16 目次

ろま中男3 作品リスト
SBY16 目次(11/03/14更新)
痴漢や強姦は刑法犯罪です。これはフィクションです。実在の人物、団体と一切関わりありません。特に人気絶頂の某アイドルグループをモデルにしてますが、すべて作者の妄想であり実在の人物とは全くいっさい関係ありません。

内容:ふとしたことで知ったある秘密の集団に迷い込んだオッサンの話。
ジャンル:AK○48、小○陽菜、篠○麻里子、板○友美

(1)邂逅 / (2)僥倖 / (3)追跡 / (4)初見 / (5)接客 / (6)守秘 / (7)触感 / (8)閑話休題:キャラについて(AKB48) / (9)接合 / (10)収納 /

ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
以下続く
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:06:25 ━ Page top ━…‥・

== 女教師しほり ==

女教師しほり (26)本命登場

ろま中男3 作品リスト
女教師しほり 目次

女教師しほり (26)本命登場

「まずい、誰か来る」
ケモノのような欲望に溺れているように見えても、いつ誰が来てもおかしくない昼休みに周りの状況に常に気を配っていた小心者の省吾は、カツカツと渇いたハーヒールの音にあわてて発情した女体二つを立たせると、ベッドに放り出して脱ぎ散らかした下着類を投げつけた。

「あうんっ、やさしく、してえ」
やあんっ、もっと…。
快感の階段をのぼりかけていた実季は、いきなり抱き起こされて緊迫感のない声を漏らしたが、続きを期待していたのか素直にベッドに寝そべってセクシーなポーズを見せる。
「あんっ、やっ、省吾君、あんっ、どうしたの?…」
え、こんどは、ベッドでするの…。
肉布団にされて二人の下の組み敷かれていた恭子は、いきなり立たされてわけがわからずベッドに押し倒されていた。

「静かにしろ、誰から見られたら、恥ずかしいのはオマエらだぞ」
カーテンをピッタリ閉めて二人まとめてシーツをかぶせた省吾は、シーツの上からドスの利いた声で脅した。近づいてくる足音を省吾はドキドキしながら聞いていた。

「あ、はい…」
「あんっ、早くしてえ…」
省吾の緊迫感が伝染したように緊張した恭子の声した。肉の悦びに浸って色ボケなイヤらしい声を漏らす実季に
「静かに、させろ」
省吾が怒気を含んだ声を漏らす。
「せんせい、お願い、静かにして」
恭子の緊張した声がして淫乱養護教諭の口を押さえたようで、フンフンと荒い鼻息がする以外に実季のお気楽な声は聞こえなくなった。

「…、あれ、誰もいないの?」
足音が保健室の入り口で立ち止まったあと、緊張感のない声がした。しほりだった。
「ま、いっか、バンソウコウ、どこかな?」
なんだか浮ついた声で一人言を漏らすしほりは、薬品棚を物色しはじめた。

「しほり、どうしたの?」
シャツのボタンを留めて身支度を調えた省吾は静かにカーテンを開けると素早く閉めて、美人教師の背中に声をかけた。
「えっ、あ…、なんだ、省吾君、びっくりした」
省吾の存在に全く気付いてなかったしほりは、ビックリしたような大きな目で省吾を見つめると、すぐに表情をくずして気安い笑顔を向けてくる。

「しほり、どっかケガでもした?」
親しみある笑顔で見つめられる省吾は、二人のコトを気付かれないかと心臓をバクバクさせていたが、それを顔に出さないように努めて平静を装って聞いた。
「うん、ちょっとね」
焦る省吾と対照的にしほりは意味深に笑っていた。省吾の裏切りなどまったく思いもしない、恋する自分にウキウキするしほりだった。

「ひょっとして、あのとき?…、どうかした?」
早くしほりに行って欲しい省吾だったが、意味深な笑いに音楽室でムリヤリ犯したことを思いだして、自分がケガさせたのかもとあわてた。
「ううん、たいしたことないの、心配しないで」
恋人気取りのしほりは、深刻な表情を見せる省吾にうれしそうに笑っていた。

「みせて、どこ?」
しほりを追い返したいのはヤマヤマだが、それには治療をすぐに済ませるしかないと、できの良くないおつむで考えた省吾は、しほりの女体に視線を這わせた。
「ホント、たいしたことないのよ、ここ」
心配する省吾がうれしいのか、はにかんだしほりはタイトスカートの中を指さしていた。

「見せて」
省吾は薬品棚からバンソウコウを取り出すとしほりを診察台に座らせて、タイトスカートをズリ上げて開脚させた。
「あんっ、恥ずかしい、あ、だめえ」
下半身丸出しの恥ずかしい姿にされて履き替えたおニューのパンティをさらしたしほりは、太ももをグイッと広げて股ぐらをのぞき込んだ省吾に、キズをペロペロ舐められて甘えた感じの浮ついた声を漏らす。

省吾君、なんで、梶谷せんせいと?…。
カーテンの向こうでじっとして息を殺す恭子は、聞こえてくる恋人同士のような会話にいろいろ想いを巡らせ、不安な気持ちで落ち込んでいた。

でも、できない、省吾君に、叱られる…。
二人に割って入って関係を問いただしたい衝動に駆られもしたが、調教されたばかりの奴隷根性がそれを制止した。モヤモヤした気持ちを抱えた恭子は実季の口を両手で押さえて、もぞもぞする肉感的な柔らかいカラダを抱きついて押さえ込んでいた。

女教師しほり (27) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 13:50:13 ━ Page top ━…‥・
New « ┃ Top ┃ » Old