2ntブログ

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 あとがき

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

最後まで読んでくれた方々、そして涼子を愛してくれた方々、ホントにありがとうございます。

『交渉人涼子』のあとがきを書くのは2回目です。

去年の2月にFC2ブログで書き始めて、アメブロに引っ越したあとも書き続け、8月に完了しました。その間他に10ほどの作品を同時に書いていたので、執筆期間が半年という意味ではありません。先月ブログを削除されたので最初から全部見直して今日やっと修正が終わりました。MS-Wordで191ページ、約272,700文字(原稿用紙680枚以上、改行などの余白は計算に入れてないのでたぶん普通に原稿用紙に書いたら800枚くらいになると思います)の長編になりました。

当時、放送されていたドラマの主役美人女優の黒ブラ姿に触発されて書いた小説です。はじめてブログに載せた官能小説であり、はじめて完結させた長編小説で作者にとって思い入れのある作品です。

8月に書いたあとがきに

男たちに美しい肉体を弄ばれ、山田にさえ性のはけ口にされ、それでも気丈な性格で数々の事件を切り抜けた涼子は、5話以降山田と恋愛関係を深くします。…、作者としては涼子の今後の人生が幸せであることを願っています。

というようなコトを書いたと覚えています。ずいぶんヒドイ性的虐待を受けた涼子ですが、書き進むに従って涼子に感情移入して(コレは他の作品でも同じで、作者のクセのようです)いって、だんだん涼子の幸せを願うようになりました。山田との結末もそんな気持ちを反映させたのだと思います。

このあと『交渉人涼子2』を書き始めて、結婚して妻であり母である涼子をまた活躍させてますが、本作のようなエログロで悲惨な性描写は薄くなったように思います。やはりお母さんになった涼子をヒドイ目に遭わせるのは、ちょっと気が引けます。『交渉人涼子2』の結末は頭にあるのですが、いまのところ未完のままです。しばらく続きを書くことは出来ないと思いますが長い目で見守ってください。

ろま中男 aosaga9
(アメブロで書いた文章を修正したモノです)

ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 21:07:28 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (39)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (39)

翌朝、涼子の作った朝食をうれしそうに平らげた山田と一緒に通勤した。バイクはアブナイと山田が心配そうに言うので涼子はそれに従って電車で出勤した。復帰の挨拶を課長にした涼子は、山田を呼んで一緒に婚約の報告をした。山田の刺傷事件以来、課長を信頼する涼子は山田と相談して、課長に仲人を頼むと決めていたが、課長は仲人役を快く承諾した。笹野にも結婚の話をすると、そうか残念だ、と悲しそうな顔をしながら、涼子のお尻に手を回してさすっていた。笹野さん、涼子の冷たい視線に、わかってるよ、とセクハラオヤジの顔で笑った笹野は、おまえが結婚するまでにはやめるから、とシワクチャの顔をゆるませていた。

弥生の裁判が始まって涼子は裁判の成り行きを見守っていた。嘆願書が効いたのか、有罪にはなったものの、執行猶予がついて弥生は実家に戻った。実家に帰る前に弥生は涼子を訪ねていた。涼子に会いに来た弥生に、心配した山田が付き添っていた。涼子さん、すいませんでした、と弥生は深々と頭を下げた。許してもらえないのは、わかってますけど…、すいませんでした、弥生は頭を下げたまま、泣いていた。山田が慰めようと近づくのをさえぎった涼子は、許さない、とつぶやいた。

涙に濡れた悲しそうな顔を上げた弥生に、あなたが今みたいな不幸な女を続けるのを、私は許さない、…、幸せになりなさい、…、大切な人を見つけて、あなたが幸せな家庭を築くことが、私への罪滅ぼしよ、涼子の厳しい口調に弥生は黙って聞いていたが、その時は会いに来てね、と笑った涼子に、…、約束します…、きっと…、と弥生はその場に泣き崩れた。それ以来弥生には会っていないが、涼子の入院費などは涼子の親が支払った。弥生の父は慰謝料を払おうとしたが、涼子は断った。

海外の親に婚約の報告をすると、慌ててチケットを手配した夫婦は揃ってフランクフルトから山田に会いに来た。セレブな夫婦に初めて会った山田は終始恐縮していたが、この子、ワガママでしょ、よろしくお願いしますね、と優しく笑う母親の言葉に、任せてください、必ず涼子さんを幸せにしますっ、と山田は胸をはって応えた。

山田の両親にも会った。年上を心のどこかで気にしていた涼子だったが、姉さん女房は金のわらじを…、などといわれて涼子は山田の家族から喜ばれて迎え入れられた。美人の涼子に、いい嫁さんだ、と息子が一人前になったことを喜ぶ山田の父はうれしそうにヤニさがったバカ面で笑っていた。涼子は山田のバカ面は父親譲りなのだと笑いをかみ殺していた。

幸せな結婚式を挙げた涼子は臨月から1年ほど産休して育児に専念した。その後、警察に復帰して準キャリアとして活躍するが、それはまた別の話…。

交渉人涼子 2008年8月2日 完 / 2009年2月5日 加筆修正完

2010年9月2日追記 (素人の法解釈)
弥生が涼子を刺した行為は殺人未遂罪(殺人罪に準ずる)が相当なので、懲役5年以上の実刑になり、執行猶予はつきません(執行猶予が付くのは3年以下の懲役判決に対してです)。

ただ過去に殺人未遂の裁判で嘆願書や事情を考慮して3年以下の懲役判決(執行猶予付き)の例もあるので、弥生に執行猶予がついたという記述はそのままにしてます。

また傷害罪は15年以下の懲役なので、3年以下の判決なら執行猶予がつきます。弥生は初犯で過去に罰金刑などない(そうでないと警察官に採用されません)ので、3年以下の懲役判決なら執行猶予がつきます。

調書を作成した笹野は、逮捕時に「涼子を殺した」と自白した弥生が心神喪失に近い状態と判断し、被害者本人である涼子の「弥生に殺意はなかった」という主張を全面的に採用し、傷害罪で送検したという設定にしています。

本文中の「嘆願書が効いた」というのは涼子の個人的な感想であり、判決に大きな影響はありません(ただし被害者本人の嘆願書なので、多少は考慮されます)。


交渉人涼子 あとがき
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 21:01:06 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (38)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (38)

ウマイです、山田は冷しゃぶにパクついてあっという間に平らげた。次は、チャンとしたモノ作るから、食事を終わってコーヒーカップを口に当てた涼子が、山田の満足そうな顔に微笑むと、涼子先輩の作ったモノなら、何でもOKです、と応える山田に、なんだか、私の料理がマズイみたいに、聞こえるわ、とわざとスネたような顔をすると、そんな…、涼子先輩の料理は何でもウマイですっ、とあわてる山田に、そう、よかった、と涼子が笑ったので山田も安心したように笑った。

あと、涼子先輩、はやめて、…涼子、って呼んで、涼子が妖艶な顔で甘えたようにつぶやくと、一瞬言葉につまった山田が、涼子…、さん、とつぶやいた。山田の困ったような顔に、ぷっ、と吹き出した涼子が、それでいいわ、と楽しそうに笑った。涼子さん、お風呂入りませんか、いいんでしょ、と涼子の艶っぽい顔に興奮してスケベに笑う山田に、いいけど、乱暴にしないでね、と涼子は恥ずかしそうに笑った。はいっ、と応えた山田は、涼子を抱き上げるとバスルームに向かった。もう、強引なんだから、山田の首に両手を回した涼子は恥ずかしそうにでもうれしそうに笑って抱きついた。

髪をアップにしてシャワーを浴びる涼子の美しい裸体をスケベ面で眺める山田に、あんまり見ないで、恥ずかしいわ、とカラダと背中の傷跡を隠して恥じらう涼子に、ここにオレの赤ちゃんがいるんですね、と涼子のくびれた腰に抱きついた山田は、キレイです、と立ち上がって荒々しく唇を吸った。あっ、はあっ、甘い吐息を漏らす涼子は、たくましいカラダに抱きついて恥丘を押し返す熱く固くそそり立つ息子に、蜜壺を潤ませていた。柔らかい女体をまさぐる山田はたわわな乳房に顔を埋めて硬くなった乳首を口に含むと、震える女体にますます興奮した。

山田の愛撫に足の力が抜けて座り込みそうになるのを堪えて、口と舌が柔肌を這い回る刺激に涼子は幸せを感じていた。あっ、はあっ、股間に顔を埋めた山田に、甲高い声を上げた涼子は蜜を漏らすアソコを、お尻に回した手でイジられてブルブル震えながら、官能の喜びに女体をもだえさせた。欲情に溺れそうになりながら、口でしてあげる、と興奮した山田を制して浴室の床に寝かせると、山田の顔の上にまたいでそそり立つ息子を口に含んだ。はあっ、気持ちいいです、息子のネットリとした暖かさにウットリと笑った山田は、目の前で蜜を垂らすアソコに指を入れると、クチュクチュ、とかき回した。

あっ、はあっ、甘いと息を漏らす涼子に指先に力が入りそうになるのを、ダメだ、と自制した山田はそっと指を抜き出すと、その周りの柔らかい肉を優しくさすった。ふうっ、じゅっ、くちゅ、ちゅううっ、じゅぶっ、ちゅっ、息子を翻弄する涼子の手管に腰を震わせた山田は、柔らかいお尻に抱きついてアソコを引き寄せると口に含んでベロベロと舐め回した。ふっ、ううっ、じゅっ、ぺろっ、ちゅぷっ、アソコを這い回る軟体動物のような舌に女体の芯を焦がしながら、妖しい表情で息子を口に含む涼子は、うっ、とうなった山田の声を聞くと、口の中に放出された液体をノドをならさないように全部飲み込んだ。

気持ちいいです、湯船に涼子を後ろから抱いた山田は、お湯に浮き上がったたわわな乳房を下から手を当てて揉んでいた。うん、まだイッてないが山田に抱かれる幸せに浸った涼子は、うれしそうに応えた。これからは、ずっといっしょね、この時間が永遠に続くようにと願う涼子がつぶやくと、涼子さんとずっといっしょです、と山田のうれしそうに声がした。その日は、一緒に寝ようか、と涼子に誘われたが、寝癖の悪さを自覚していた山田は、涼子のカラダを気遣って床に布団を引いて寝た。ベッドで寝る涼子の静かな寝息を幸せそうに聞きながら山田も寝た。

交渉人涼子 11話 (39) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:59:32 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (37)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (37)

山田が取りだしたのはリングケースだった。指輪…、それが指輪だとすぐにわかった涼子だったが、意表を突かれて素になってそれを見つめていた。安物で恥ずかしいんですけど、いちおう給料3ヶ月分です、山田が照れたように笑っていた。涼子が刺された時、涼子を失うことの空虚感を痛切に思い知った山田は、次の日コレを買ったが渡す勇気が出せなくてずっと隠し持っていた。でも涼子の妊娠を知った今がチャンスだと思った。もらってくれますか、ふたを開けて差し出す手に小さいけどキラキラ光る石がついた指輪がのっていた。

震える手で受け取った涼子がそれを見つめて、キレイね、と山田に笑顔を向けた。その目は潤んでいた。よかった…、うれしそうに山田が笑った。ケースから指輪を取りだした涼子は山田の手に渡すと、して、と恥ずかしそうに左手を差し出した。潤んだ目を伏せた涼子の美しい顔に一瞬見とれた山田は、興奮した鼻息を響かせると涼子の手を取って指輪を差し込んだ。左手の薬指に輝く指輪を見つめた涼子は、うれしそうに笑ってその拍子に目尻から涙をこぼした。幸せそうな涼子に感無量の山田は、綺麗な顔をつたう一粒の涙を、真珠のようだと見つめていた。

こんな情けないオレですけど…、だけど…、だからっ、涼子先輩がいないとダメなんですっ、結婚してくださいっ、涼子の手を優しく握って大きく息を吸った山田はイッキに言い終わると涼子の答えを待った。…私で、いいのね、山田の真剣な顔に涙があふれてかすかに肩を震わせながら目を伏せた涼子が聞くと、涼子先輩じゃないと、ダメなんですっ、山田が大声で叫んだ。声の大きさに涙が止まって、ビックリしたように大きく目を開いた涼子は、怒ったような山田の顔を見て、いいわ、と笑うと山田の胸に寄りかかり、結婚して…、あげる、とつぶやいた。

ホントですか、肩を抱いて涼子の顔をのぞき込んだうれしそうな山田に、うん、と涼子も笑った。ありがとうございます、山田はうれしくて涼子をぎゅっと抱きしめると、あっ、と叫んで、腕の力を緩めた。大丈夫だから…、涼子のカラダを心配する山田に、ニッコリ笑った涼子は背中に手を回して抱きついていた。山田の胸に顔を埋めて高鳴る鼓動を感じながら、うれしそうに笑っていた涼子は、ご飯、食べましょう、と顔を上げた。そうですね、と山田もうれしそうに笑った。

交渉人涼子 11話 (38) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:58:45 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (36)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (36)

家に帰りましょう、涼子を胸に抱いた山田が優しくささやくと、そうね、を涼子は涙に濡れた目で見上げて笑顔を向けた。そうだ、お祝いにおいしいものを食べましょう、なにか食べたいものありますか?、涼子の笑顔にうれしそうに笑った山田に、…、今日は家に帰りましょう、私が何か作るわ、と涼子が応えると、そうですね、…涼子先輩の手料理、楽しみだな、山田はウキウキして涼子の顔を見た。でも、準備してないし、あまり期待しないでね、以前から和食を作ると約束していたが手の込んだモノを作る時間が無いので、申し訳なさそうに涼子が言うと、涼子先輩の料理だったら、なんでもうれしいです、と山田は笑った。

涼子がナースステーションに挨拶すると、涼子の妊娠を聞いていたサエコが、退院おめでとうございます、幸せになってね、と優しい笑顔を見せた。でも、気が向いたら遊びに来てね、山田にイタズラっぽい笑顔を向けると、もう、来ません、サエコのイタズラに懲りていた山田はきっぱりと断った。山田の誠実な愛情を信じている涼子は、いいじゃない、産科には来るんだから、その時山田と一緒に顔出すわ、とサエコに笑った。そうよね、涼子の幸せそうな笑顔にサエコは笑って応えたが、もう山田にちょっかい出すのはやめよう、と自らに言い聞かせて一抹のさびしさを味わっていた。

タクシーを拾って帰路についた涼子は、材料買うから、…で止めて、とスーパーの名前を告げた。スーパーでカートを押す山田は、新婚みたいですね、とニヤけていた。そうね…、何食べたい、新婚という言葉にドキッとした涼子は照れたように笑って聞いた。そうですね、お祝いだからスキヤキがいいんだけど、暑いからなあ、と考え込む山田に、お祝いはスキヤキなの?、と涼子が笑った。え、ああっ、ウチではそうなんですよ、オヤジがどうも好きらしくて…、照れたように鼻をこする山田に、そうなんだ、と涼子はうれしそうだった。

そういうこと、これからいろいろ教えてね、涼子がはにかみながら言うと、そうですね、オレも涼子さんのご両親のこと知りたいし、…、そうだ、ご挨拶に行かないと、急にまじめな顔になった山田に、そうか、でも親は今、フランクフルトなの、しばらく帰らないと思うけど…、えっ、そうなんですか、困ったように考え込む山田に、まあ、そういう話は後で相談しましょう、とりあえず今は、夕食のメニューよ、と笑顔を向ける涼子に、そうですね…、そうだ、ブタしゃぶ食いたいですね、冷たいヤツ、と応えた。

うん、わかった、ニッコリ笑った涼子はテキパキと材料をカートに放り込んでいた。スーパーからタクシーを拾って久しぶりの家に帰った。山田は涼子の着替えを取りに何度か来ていたが、涼子は一ヶ月ぶりだった。ドアを開けるといつもと変わらない家に、涼子はほっと小さく息をついた。家の中はキレイで、山田は涼子が気持ちよく帰ってこられるように来るたびに掃除をしていたようだ。山田の優しさがうれしかった涼子が、山田、ありがとう、と言うとなんで感謝されるのかわかってない山田は曖昧に笑っていた。

てきとうに座って…、山田に座るように勧めると涼子はコーヒーサイフォンをセットして、腰にエプロンを巻いて料理をはじめた。キッチンに立つ涼子の後ろ姿を幸せそうに眺めていた山田に、はい、とコーヒーを出した涼子は、すぐ出来るから待ってて、とニッコリ笑った。初めてコーヒーをごちそうになったときのと違うが、テーブルに並ぶペアカップに山田はそれだけでまた幸せな気分に浸って顔をゆるめていた。しばらく待っていると涼子は冷しゃぶやスープをテーブルに並べて、ご飯、炊く時間なかったから、ごめんね、とレンジでチンしたパックのご飯をお茶碗によそった。涼子のかいがいしい新妻のような姿を見て感動に震える山田は急に思い出したように、コレ、もらってくれますか、とポケットから小さな包みを取りだした。

交渉人涼子 11話 (37) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:57:45 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (35)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (35)

妊娠するのを願って毎回ナカ出ししていた山田は、涼子の妊娠を心から喜んでいた。喜びのあまり勢い余って涼子をベッドに押し倒した山田のうれしそうな顔を見つめた涼子が、喜んでくれるの?、と涙で潤んだ目で不安そうに聞くと、当たり前ですよ、とはっきりと応えた。きっぱりした山田の態度に不安だった気持ちが晴れて、かすかに笑顔を見せた涼子はうれしくて半ば閉じた切れ長の目からポロポロと涙をこぼしていた。あっ、と叫んだ山田は涼子から離れた。…、急に逃げ出した山田にまた不安になった涼子だったが、どこか痛かったですか、と泣きだした涼子を心配していた。

涼子と赤ちゃんを気遣う山田に安心した涼子は、大丈夫、と泣き笑いの顔でつぶやいた。そうですか、ほっと息をついた山田も笑った。でも、7週目だとまだ不安定らしいから、と涼子が申し訳なさそうに言うと、そうか、しばらくエッチ出来ませんね、でも子供のためだし、しょうがないですよね…、男かな、涼子先輩みたいな美人の女の子だったら、いいですね、すっかり有頂天になって饒舌に喜びを口にする山田はバカ面をうれしそうにゆるませていた。…、でも、山田の喜びようにうれしくなった涼子だったが、気になっていることを黙っていられなかった。

何ですか…、小躍りして陽気に笑う山田が涼子の深刻な顔を見た。あなたの、赤ちゃんよ、涼子は真顔で山田を見つめた。…、当たり前ですよ、なんでわざわざそんなことを言うのかわからない山田だった。あなたも知ってるとおり、私は何度も犯人に…、汚されたわ…、涼子のつらそうな表情に山田は黙って聞いていた。こんなに喜んでくれる山田に水を差すようだが涼子は思っていることをきちんと伝えるのが誠意だと思った。…でも、この子は、あなたの子なの、お腹に手を当てた涼子は、山田ならきっと信じてくれる、と祈るような気持ちで山田を見つめた。しかし信じてくれなかったら、一人で産んで育てるしかない、と悲壮な覚悟を秘めていた。

オレの子供に決まってるじゃないですか、あんな犯罪者相手に、涼子先輩が妊娠するわけ無いですよ、ニッコリ笑った山田は自信満々で応えた。それに7週目ってことは、6週間ぐらい前だから、オレが初めて涼子さんの家に行った頃ですよね、あのときに出来たんだ、幸せ絶頂の笑顔に、信じてくれるの?、涼子は目を潤ませた。信じるも信じないもないですよ、元気な赤ちゃんを産んでくださいね、うれしそうに笑って顔を輝かせた山田が涼子の顔をのぞき込んだ。ありがとう…、そう言って笑顔を見せた涼子は、山田の男らしい態度に心から感謝して、うれしくてあふれる涙が止められずに抱きついたたくましい胸をいつまでも濡らしていた。

交渉人涼子 11話 (36) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:56:35 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (34)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (34)

涼子さん、退院です、東条は笑顔で涼子に告げた。ありがとうございます、先生には何度も命を助けて頂いて感謝してます、涼子は山田の分まで礼を言った。あと、お伝えしなければならないのですが…、東条は急にまじめな顔になって、涼子の反応を伺っていた。なんですか、東条の真剣な顔にちょっと不安になった涼子が聞くと、血液検査の結果で…、妊娠していることがわかりました、そう言った東条は涼子を優しい表情で見つめた。妊娠…、何度も山田とナマでして妊娠しない方がおかしいが、はっきりそうだとわかると涼子は急に不安になった。

どうします、当院には産婦人科もありますが…、固い表情を見せる涼子に東条が心配そうに言った。産科といえば、堺医師がいる…、と涼子にセクハラ診断をした医師を思い出して表情を暗くした。産科にはベテランの信頼できる医師もいますし、紹介状を書きますよ、涼子の心配を知ってか知らずか、東条が涼子に勧めるのに、そうですね、先生の推薦なら安心です、と笑顔を作った涼子が応えた。東条が根回ししてくれたおかげで堺にはあたらず、以前カンジタの診断をした中年女性の鈴木医師が診てくれた。

簡単な検査の結果鈴木は、7週目に入ってますね、おめでとうございます、と優しく笑ったが妊娠がはじめての涼子は不安を隠しきれなかった。涼子さんは未婚ですね、相手の男性と、ちゃんと話してください、鈴木の優しい口調にお母さんのようだと思った涼子は目を潤ませて抱きついていた。大丈夫、あなたは健康だから、きっと元気な赤ちゃんが生まれますよ、鈴木は涼子の背中をやさしくなでていた。一人で抱え込まないで、相手の男性にちゃんと相談するのよ、鈴木は敏腕刑事の気弱な面を見て、優しく励ました。

その日も山田は涼子の病室に行くつもりだったがケータイに連絡があって大事な話があると言われ、何の話だろう…、と出来のよくない頭であれこれ考えていた。最近冷たくなった涼子は自分を嫌いになって別れ話を切り出されるのかも、と不安に駆られながら定時になる前に病院に向かった。病室には普段着に着替えた涼子がベッドに座って山田を待っていた。真剣な面持ちで山田にいすを勧める涼子にますます不安を募らせた山田だったが、今日、退院になったわ、と涼子がつぶやくと、そうだったんですか、よかったです、じゃあ、もう帰れるんですよね、不安が杞憂だったと安堵の息を漏らした山田はうれしそうに笑っていた。

あとね…、涼子は山田の笑顔を見つめてちょっと言葉につまった。なんですか?、涼子の真剣な顔に、やっぱり別れ話、とまた不安になった山田は涼子の口が開くのを待った。…、山田は、子供好き?、妊娠の二文字が言い出せない涼子はそれとなく聞いてみた。恐れていたことではなさそうだ、と一安心した山田はなんだかいつもと違ってはっきりしない涼子の意図がわからずに、なんでそんなこと聞くんですか?、と不思議そうに聞き返した。どうなの、涼子は山田の質問には答えずに、もう一度聞き返した。

ワケがわからない山田は、…、涼子さんの子供だったら、大好きですよ、と思ったまま応えた。そう、良かった…、山田の答えに表情を緩めた涼子は恥じらうように目を伏せて、赤ちゃん、できたの、とつぶやいた。赤ちゃん、ですか…、最初意味が理解できなかった山田は口に出しながら、やっと涼子が妊娠したことを理解すると、ホントですかっ、と涼子の顔をのぞき込んだ。…7週目だそうよ、涼子は山田の顔を見るのが怖くて目を伏せたままつぶやいた。ありがとうございますっ、と叫んだ山田が涼子を抱きしめた。きつく抱きしめられて息苦しさを感じながら、天井をぼんやり見る涼子の目から涙がこぼれた。

交渉人涼子 11話 (35) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:55:47 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (33)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (33)

涼子さん、お加減どうですか、朝の検温にサエコが入ってきた。昨日は、変なことしなかったでしょうね、サエコが意味ありげに笑っていた。サエコの表情から、見られた、と直感した涼子だったが山田は、何もないです、とわざとらしく応えていた。まだ安静にしてくださいよ、涼子さんは重症患者なんですから、平熱の体温計を見たサエコは、涼子にニッコリ笑って出て行った。涼子はちょっと反省して入院中は禁欲するコトを誓ったが、そんな涼子の決意など全く知らない山田は今夜もエッチができると妄想して顔をゆるませていた。

弥生は検察に身柄を送致され、起訴が決まった。調書を取った笹野は検察送致前に涼子に裏取りに来て、おまえたち、そう言う関係だったのか、とエロオヤジの顔で笑っていた。それでも笹野は個人的なことだから、このことは必要以上には漏らさないと約束してくれた。もう隠してもしょうがないので涼子が白状すると、それでいつ結婚するんだ、と笹野が笑った。結婚…、何度も山田から言われながら、それをずっと避けてきた涼子だったが、急に結婚という言葉に現実味を感じていた。はたして山田は本気で自分と結婚する気なのか、涼子は不安だった。

しかし今はそんなことを考えている場合じゃないと、弥生が厳しい罰を受けないように減刑を望む嘆願書を書くことを涼子が伝えると、そうか、そうしてくれ、と笹野は優しく笑った。事情を理解している笹野も弥生に同情していた。あの子も悪い子じゃないし、これからきっといい人が見つかるだろうしな、とセクハラオヤジらしくないしみじみした口調だった。まあ、結婚式には呼んでくれよ、おまえのケツが触れなくなると思うと、ちょっと残念だがね、セクハラオヤジのセリフを残して笹野は病室を出て行った。

退院まで毎日山田が泊まりに来て何かと涼子の世話を焼きたがったが、涼子は二度と一緒に寝ようとは言わなかった。エッチも極力避けて山田が奇行に走りそうな目を見せてアブナイと思った時だけ口で処理した。涼子が急に冷たくなってそのわけがわからない山田は、自分が嫌いになったのか不安になったがそれを聞くことが出来ずに、涼子が完治するまでガマンするべきだと考えて何とか欲望を抑えると、夜は病室の床に布団を引いて寝ていた。一月ほど入院してやっとキズが完治して退院の許可がおりたが、その前に涼子は担当医の東条に呼ばれた。

交渉人涼子 11話 (34) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:54:53 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (32)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (32)

出ました…、こんなに早く発射するとは思わなかった山田が照れたように笑うと、そうね、と膣を熱い粘った液で満たされた涼子はアソコの粘膜が焼けるような熱さを感じながらやさしく笑っていた。早すぎる発射に涼子の女体はまだイってなかったが、ふたりで一緒に寝るだけで涼子は幸せだった。お互いに抱き合ってカラダをまさぐっているうちにふたりは寝ていた。

翌朝目を覚ますと、涼子に抱きついた山田が朝立ちして膨張させた息子を、昨日の山田が放出した液を漏らす蜜壺に出し入れして湿った音を響かせて腰を振っていた。あっ、だめっ、激しく出入りする息子の刺激に女体の芯を刺激された涼子は、目をぎゅっと閉じてあえぎ声を漏らした。過去の苦い経験から悪い予感がして鼻息の荒い山田の顔を見ると、予想通り目を閉じたままだった。また、寝ぼけてる…、きっとスケベな夢を見ているのだろう、山田のニヤけた寝ぼけ顔を見ながら、呆れながらもキツイ突き上げに涼子の意識は淫靡な世界に入り込んでいた。

ああっ、もうっ、起きてっ、山田が抱きしめる腕から何とか手を自由にすると、背中をパシパシと叩いた。あっ、んっ、起きる気配がないので、涼子は山田の鼻をつまんで口づけをして口をふさいだ。…、んっ?、…んんっ、はあっ、幸せそうなバカ面をしていた山田が顔をしかめると、涼子は口を離した。ビックリしたように涼子を見つめる山田は、あなた、寝ぼけ癖、なんとかして、と涼子が睨んでいた。まだ目の覚めない山田は、涼子の言葉を不思議そうに聞いていた。

あなた、寝ボケて、女を犯すクセがあるのね、山田の態度にムッとした涼子はふくれあがった息子を力一杯握った。ひっ、あっ、すいません、息子が握りつぶされる恐怖にとりあえず謝った山田だったが、涼子の不機嫌を全く理解してなかった。まるで被害者のような顔で不満そうな山田にまだ怒りの収まらない涼子は、悪い子に、お仕置きしないとね、とイジワルそうに目を細めて笑うとタマ袋を握った。ひえっ、コリコリしたタマを握りつぶされる恐怖に顔を引きつらせた山田に、悪い子の親分ね、と握った手に力を入れた。

ひいっ、勘弁してください、タマをつぶされたら涼子と出来なくなると恐れた山田はベッドに正座して平謝りした。説教モードになった涼子は、山田をいすに座らせると、あなた、どんな夢見てた?、と聞いた。えっ、あっ、へへっ、夢の中で涼子を散々陵辱していた山田はスケベ面でだらしなく笑った。寝ボケて、それをしてたのよ、山田の表情から夢の中で自分がどんな目に遭っていたか、だいたい想像のついた涼子は冷たい視線で山田を見つめた。

えっ、そうなんですか、すいません、まだチャンと理解してない山田だった、涼子の不興にとりあえず謝っていた。変態のあなたらしい、と言えばそれまでだけど、これじゃ、一緒に寝られないわ、ため息をつく涼子に、それは困ります、と山田がきっぱり応えた。だったら、寝てる間に変なことしないと、約束できる、涼子はまじめな顔で山田を見返した。状況が理解できないまま山田は一緒に寝たい一心で、約束します、と胸をはって応えた。

交渉人涼子 11話 (33) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:54:06 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (31)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (31)

涼子の優しい表情をウットリと見つめた山田は、蜜をあふれさせるアソコにネットリと包み込まれた息子の暖かさに幸せな気分に浸っていた。涼子のカラダを気遣って負担をかけないようにゆっくりとカラダを重ねた山田は涼子のカラダを横に向けて、お互いの傷口を上に向けていた。背中に手を回して胸板を押しつけて乳房を扁平させる山田に、涼子も山田の背中に手を回した。色っぽい足を山田の腰に絡めて、抜けかかった息子を涼子は自ら深く導いていた。

大きいわ、涼子のナカでふくれあがって鼓動を打つ息子につぶやいた涼子が、目を伏せて恥じらっていた。涼子先輩だからです、山田は誇らしそうに応えるとお尻を抱えて股間を密着させた。根本まで受け入れたアソコは汁をあふれ出してふたりの股間を濡らしていた。お尻の柔らかい感触にニヤけてバカ面をさらす山田は有頂天になって、中心に指を進ませてアナに指先を食い込ませていた。…、変態、アナの刺激に甘えた声を漏らす涼子に、へへっ、と山田は照れたように笑って涼子の唇を吸った。

熱いキスに気が遠くなるような官能に揺さぶられた女体を山田の手でまさぐられた涼子はまた高みに向かっていた。色っぽい顔であえぐ涼子に興奮した山田はゆっくりと腰を動かしていた。アソコの内壁をこする肉棒に涼子は膣全体を締め付けて、息子が粘膜にこすりつけられるのに淫乱な興奮を昂ぶらせて甘い吐息を漏らした。うっ、ううっ、涼子の唇をこじ開けて舌を侵入させた山田は、息子がネットリと締め付けられるのに小さくうなり声を上げていた。お尻を支えて股間を押しつけながら、空いた手は豊満な胸を手のひら全体でマッサージした。

あっ、ああっ、押しつぶされた乳首に胸の中心から熱い波がわき起こって、淫靡な官能をかき立てられた涼子はさらに高みに向かっていた。湿った息を山田のニヤけた顔に吹きかけながら、数の子天井をざわつかせて息子を刺激していた。あう、うああっ、緩慢な動きで発情した女体を堪能する山田は、じわじわと息子が浸食されるようなアソコの気持ちよさに、さっき舌ばかりなのにもう発射の予感を感じていた。発射の予兆を感じた涼子は、いいわ、ちょうだい、と色っぽい声でささやくと自ら腰を突き出して深く迎え入れていた。うっ、背中をビクビク震わせた山田は熱いほとばしりを涼子のナカに注ぎ込んだ。

交渉人涼子 11話 (32) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:53:27 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (30)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (30)

お口の愛撫に満足げにバカ面でうれしそうに笑って幸せな気分に浸っていた山田が、ベッドから降りようとすると、一緒に寝ようよ、と涼子が甘えた声でつぶやいた。いいんですか、涼子の恥じらう表情にまた劣情を催した山田はまた息子を元気にしていた。…、一緒に寝るだけよ、山田のケモノじみた目に怖じけた涼子が念を押すと、もちろんです、と全裸になって涼子の横に寝た。わき上がる欲望を抑えて山田は大事そうに涼子を抱いて、柔らかい女体の暖かさにニヤけて涼子を見つめた。涼子も山田の笑顔に応えるようにうれしそうに笑った。

山田はふたりのカラダにシーツをかぶせると、胸に手を当てて手のひらに余る乳房の感触を楽しんだ。ブラ、取ってもいいですか、とうれしそうなスケベ面で見つめる山田を横目で見た涼子が、ふふっ、と笑った。山田が涼子に抱きつくように両手を背中に回すと涼子は背中を心持ち浮かせた。興奮した鼻息を涼子の柔肌に吹きかけながら、仰向けでも見事な形を保つ乳房を見つめて幸せそうな山田は乳首を口に含んだ。あっ、固くつきだした乳頭の弾力を確かめるように舌で転がす山田に、涼子は甘美なあえぎ声で応えた。

女体を襲う官能の波にさらされて熱い吐息でかすかに顔を赤くした涼子を、すぐ目の前に見て興奮した山田は柔らかい女体をまさぐって、包帯の巻かれたくびれたウエストに行き当たった。…、痛いですか、傷口のあたりに手を当てた山田は、涼子の顔色をうかがっていた。もう、痛くないけど、乱暴にしないでね、…傷口、開いちゃうから、目を細めてかすかに笑った涼子が優しくささやいた。涼子の柔和な表情に安心した山田は、さらに手を進めるとくびれから急に盛り上がったお尻の横の部分をさすっていた。なに?、数日ぶりに山田の手でカラダをまさぐられた涼子は、胸を高鳴らせて期待に震える自らの女体を山田の愛撫に任せていた。

オレ、涼子さんのお尻が好きです、スベスベしたお尻の感触を楽しみながら、ニヤける山田に、そういえば、お尻のアナじゃなきゃ、イケない、って言ってたわね、銀行立てこもり事件ではじめて山田にお尻を犯された後、土下座して山田が哀願したことを涼子は思い出していた。そうですね、最近してないし、治ったら、いいですか?、お尻にあてた手を中心部に進ませた山田は、菊門を指先でさすりながら、たわわな胸に顔を埋めて甘えていた。やっぱり、あなた、変態だわ…、菊門をイジられて初めてアナを貫通された記憶が生々しく蘇った涼子は、アソコから甘い蜜を漏らして女体の芯を熱くしていた。

涼子先輩のすべてを、オレのモノにしたい、頭を振って乳房の気持ちよさを顔全体で味わった山田が、うれしそうなバカ面で涼子の顔を見つめた。幸せいっぱいの山田の顔を見て、くすっ、と涼子は笑って、いいわ、全部、あなたにあげる、山田の想いに素直に応えるセリフに自分でもちょっと驚いたように、涼子は恥ずかしそうに目を伏せた。…、涼子のセリフに胸がいっぱいで感極まった山田は、照れたように目を伏せた涼子の顔に覆い被さって熱い口づけをした。感激のあまり山田は涙をこぼして涼子の頬を濡らしていた。唇を離して上気した涼子の顔を見つめて、入れてもいいですか、と山田が聞いた。

もう、熱い吐息を漏らしながら涼子が苦笑すると、やっぱり、ダメですよね、と山田は恐縮したが、乱暴にしないでね、と恥じらいながら涼子がささやいた。ありがとうございます、息子をビンビンにした山田は、うれしくてまた目尻から涙をあふれさせた。傷口の負担にならないように、反対側の足を広げた山田は、濡れた花びらに先端をあててゆっくりと腰を進ませた。あっ、熱い肉棒がぬかるんだ粘膜をかき分けて侵入する官能の刺激に声を漏らした涼子は、唇に力を入れて声が漏れないようにした。痛かったですか、山田がおそるおそる聞くと、大丈夫、でも動かさないでね、腰だけ密着させて極力涼子の負担にならないように腕を突っ張る山田に、涼子は優しく微笑んだ。

交渉人涼子 11話 (31) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:52:34 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (29)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (29)

5日ほど禁欲した山田の息子は劣情でふくれあがって、涼子がする舌の愛撫に敏感に反応していた。カワイイ舌が先端を舐めるだけで、山田は情けない声を上げて筋肉ばって緊張したカラダをもだえせた。ああっ、いいです、シーツをめくって自分の買ってきたシースルーのエッチなパンティに熱い息を吐きかけながら、山田は興奮して腰を震わせた。あっ、だめっ、感じちゃう、恥丘に熱い吐息を感じた涼子は、無意識に足を開いてパンティの生地が二重になったアソコの部分をさらしていた。かすかに震える肉感的な太ももやパンティを盛り上げるアソコで視覚的に刺激された山田は、つい足の間に指を入れてパンティの上から敏感な突起をさすっていた。

だめっ、うっ、ふううっ、スジから飛び出した突起をイジられて、秘所からわき上がる淫靡な熱い波に涼子は甘い声を漏らして先端を口に含んだ。あっ、はあっ、カリを柔らかい唇で包み込まれる気持ちよさに、山田は我を忘れて涼子の下半身に抱きついて、鼻を食い込ませたパンティの匂いをかいでいた。ふうっ、ぺしょ、ぺろっ、息子で押しつけられて頭が動かせない涼子はわき上がる肉欲にもだえながら、熱い肉棒に舌を絡めて懸命に愛撫した。ああっ、はあっ、息子を暖かくネットリと包み込まれる気持ちよさに幸せを感じながら、山田は腰を前後させてめいっぱい口を広げた涼子にピストン運動して、パンティに出来たシミを指でグリグリと刺激した。

ふっ、ううっ、ふにゅうっ、口いっぱいに肉棒を咥えた涼子は愛撫されたアソコがジンジンと熱くなるのに、喉の奥からこもったあえぎ声を漏らしながら、出入りする息子に舌をまとわりつかせた。獣欲に支配された山田はパンティをズリ下げると湯気を上げる秘所に口をあてて、ペロペロと舌で突起を刺激した。ふっ、ふううっ、ふにゅっ、じゅぶっ、一番感じる部分を直接愛撫された涼子は、たくましい山田の腰に抱きついて狂いそうなほどの快感を訴えた。口の中はツバがどんどんわき上がって、ビショビショになった息子はしぶきを飛ばして涼子の顔をベタベタにしていた。

張りのある太ももの間に顔を押し込んだ山田は突起を口で吸いながら、蜜を漏らすアソコに鼻を食い込ませて細かく左右に揺らした。じゅっ、じゅるっ、じゅぶっ、…、忙しく出入りする息子に歯をあてないように懸命に口を広げてツバでヌルヌルになった唇で締め付ける涼子は、下半身を荒らす山田の強引な愛撫にだんだん高みに向かっていた。ううっ、おおっ、はうっ、ううっ、薄暗い病室で肌ににじむ汗を鈍く光らせた山田は、ひときわ腰の回転を上げると低いうなり声を上げ、ドピュ、と白濁した粘った液体を放出した。うっ、こふっ、うぷっ、うっ、こくっ、んくっ、口の奥で暴発した息子にむせた涼子は、なんとかそれを飲み込むと、縮んでいく息子をいとおしそうに舌でキレイに舐めあげた。

交渉人涼子 11話 (30) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:51:46 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (28)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (28)

涼子が睡眠薬をもらって寝ると、山田はずっとそばについているつもりだったがサエコにICUから連れ出された。その夜、涼子の容態が急変することはなく、サエコも山田にちょっかいを出すこともなく、無事に次の日の朝を迎えた。点滴を受ける涼子の横で、本来なら許されないが山田が朝食を食べていると、前の日に連絡を受けていた笹野が署に出勤する前に見舞いに来た。笹野の話では、弥生は山田を病院に搬送した警官の通報で、捜査一課特別班の部屋に震えて座り込んでいるところを緊急逮捕されたそうだ。

狂った愛情であっても、弥生が山田に対して並々ならぬ愛情を抱いていたか痛いほどわかっていた。そもそもそうし向けた責任が涼子にあると思っていたし、同じ男を愛した女の気持ちとして許してやりたかった。しかし弥生自身が涼子を殺したと自白しているので心神喪失が認められない限り、殺人未遂で実刑は免れないだろう、ということだった。そして弥生がどこまでしゃべるかわからないが、涼子と山田の関係は課長以下、特別班の課員が知ることになるだろう、涼子は思った。

担当医の東条から、よほどのことがない限り命の危険はないが、しばらくICUで様子を見て、それから普通の病室に移動するので、まだ退院のめどは全く立っていないと知らされた笹野は、しかし最悪の事態が避けられたことに安堵していた。まあ、ゆっくり休め、退院したらまたケツを触ってやるから、床ずれなんかになるなよ、とシワだらけの顔をさらにしわくちゃにしてセクハラオヤジの顔で笑った。山田に、仕事は心配しなくていいから、しばらく涼子についていてやれ、と言い残してカラカラといつもの笑いを残して笹野は署に戻った。

3日目まで山田は涼子に付ききりだったが、4日目にICUから出て入院病棟に移ると涼子から仕事に戻れ、ときつく言われて仕事に復帰した。幸い大きな事件が無かったこともあって仕事が終わると病院に直行して、山田は少しでも涼子のそばにいようとした。涼子の世話を焼く山田は洗濯も喜んで自分からした。しかも自分好みの下着を買ってきては、それを身につけた涼子を盗み見て股間をふくらませていた。どうやら洗濯した下着を持ってランジェリーショップで同じサイズの下着を買ってきたようだ。それで涼子は少女趣味だと思っていた山田が、実はスケベな下着が好きなのだとわかった。

夜も涼子の横で寝たがったが女性の病室のため追い出されて、個室代を自分で払うから、とワガママを言った山田は涼子を個室に移動させて、次の日から涼子の横で床に寝るようになった。その晩異様な雰囲気を感じて涼子が目を覚ますと、目を血走らせた山田が涼子の胸をまさぐりながらオナニーしていた。山田…、涼子が声をかけると、ひっ、と飛び上がった山田が床に尻もちをついた。黙って見つめる涼子に、すいませんっ、もうしませんっ、と固くなった息子を握ったまま山田が謝っていた。

山田の恥ずかしい姿に苦笑した涼子は、いいわ、してあげる、と色っぽい表情で山田を誘った。そんな、ダメです、山田は口では断ったが、妖艶な美貌にますます息子はふくれあがらせていた。大丈夫よ、口でするだけだから、涼子の艶っぽい口調に劣情をふくらませた山田は、…そ、そうです、か、息子のそそり立つ腰を突き出して、ふらふらと涼子に近寄っていた。涼子が目配せすると山田はシックスナインの体勢で覆い被さって息子を涼子の顔に突きつけた。涼子はギンギンにふくれあがった息子にドキドキしながら、唇の間から舌を出してチロチロと先端をくすぐると、うひっ、と山田のうれしそうな声がした。

交渉人涼子 11話 (29) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:50:58 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (27)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (27)

してあげても、いいわよ、山田の手の温かさに熱いモノが胸にこみ上げてきて涼子はささやいた。えっ、涼子の言葉にたちまち好色そうに顔をゆるませた山田だったが、でも、だめです、絶対安静です、息子がムクムクと頭をもたげるのを意識しながら、山田は自制した。絶対安静は、大げさよ、だったら、あなたココにいられないはずでしょ、はしたない提案をした恥ずかしさから涼子はわざと陽気に軽口を漏らした。オレのことは、どうでもいいですから、良くなることだけ考えてください、山田は握った手に力を入れると、真剣な顔で涼子の顔を見つめた。…、そうね、山田を流し目でチラ見した涼子は、うっすらと涙がにじんだ目を閉じた。

でも、あなたが聞き分けのいいことをいうなんて…、もう私に飽きた?、山田の気持ちがうれしく、いつもの冷静さを無くした涼子は、つい思ったままを口にしていた。飽きた、…?、そんなこと絶対無いですっ、山田は必死の形相で訴えていた。わかったわ、…声が大きいわ、血相を変えた山田に苦笑した涼子に、信じてくださいっ、そうだ、証拠を見せますっ、山田は立ち上がって下半身をさらすと、涼子さんのそばにいるだけ、こうなるんですっ、腰を突き出してそそり立つ息子を見せつけた。山田の勢いに圧倒された涼子はビックリしたようにそれを見て、くすっ、と笑った。

もう、わかったから、しまいなさい、…、それとも、して欲しい?、息子をモロダシする山田ははたから見ればただの変質者だが、山田の熱い気持ちに股間を湿らせた涼子が色っぽくささやいた。えっ、あっ、…いや、ダメですっ、妖艶な笑顔にそそられた山田だったが、なんとかふくれあがる劣情を抑えて息子を納めた。…、ありがとう、…もう寝るわ、いつもはケモノのように襲いかかってくる山田が自制する姿に、ちょっと感動した涼子は潤んだ目を閉じたが胸がドキドキしてとても寝られそうになかった。…ねえ、キスして、山田の熱い視線を意識して、カラダが熱くなるのを抑えられない涼子がつぶやくと、はっ、目を閉じた妖艶な美貌に見とれた山田は、ゆっくりと覆い被さった。

横たわる魅力的な女体を抱きしめそうになるを必死に堪えた山田は、色っぽい唇に吸いこまれそうな錯覚を覚えながら震える唇でやさしく触れた。何してるんですか、ICUをのぞきこんだサエコの声に山田はあわてて涼子から離れた。まさか、エッチしようとしてないですよね、山田を咎めるように見つめたサエコは、涼子さん、あなた、一度は心臓が止まったんですよ、先生だって、今夜がヤマだ、って言ってたんだから、もっと自分が重傷患者だと自覚してください、サエコの厳しい口調に涼子は何も言い返す言葉がなく、恥ずかしさで目を開けられないでいた。

交渉人涼子 11話 (28) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:50:09 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (26)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (26)

ねえ、あっためて、わざと幽霊のマネをして無表情に見上げたアキに、もう、やめろっ、山田はアキの柔らかい体を突き離した。…、サエコさんには、したのに、ズルいよ、不満そうにアキはふくれっ面でにらんだ。だめだ、涼子さんが治るまで、エッチはしないっ、山田が胸をはって応えるのに、だから、サエコさんと、しちゃったんだから、もう無効だよ、アキがニコニコ笑って甘えていた。あれは、ダマされたから…、迫ってくるアキをおしのけて山田が逃げようとすると、いいじゃない、してあげれば、隣でナースコートをはだけて魅惑的なナマ乳をさらして、甘美な余韻に浸るサエコが妖しげな視線を向けた。

サエコさん、ひどいよ、山田が文句を言うと、いいじゃない、涼子さんと結婚してるわけじゃないし、サエコは山田のカラダをまさぐりながら妖しく笑っていた。そうよ、山田さんのせいで、私、後ろも感じるようになったのよ、お尻に山田の手を押しつけてアナに導いたアキが指先でアナをグリグリさせて好色な笑みを浮かべていた。ふたりの女性から言い寄られた山田は、でも、だめだっ、と叫んで病室を逃げ出した。息を整えながらICUをのぞき込んだ山田は、目を閉じた涼子が静かに横になっているのを確認して音を立てないようにドアを開けた。

眠り姫のようだ…、と山田がニヤケ面で涼子を眺めていると、ふっ、と鼻を鳴らして目を開いた涼子が、したわね、と切れ長の目のハシで山田をにらんだ。…、何のことですか?、後ろめたさに顔が引きつるのを必死に隠そうとして山田がそらとぼけると、匂いでわかるのよ、サエコさんと、したでしょ、長いまつげの下に半分隠れた半眼で冷たい視線を送る涼子に、…、スイマセンッ、ダマされたんです、緊張して立ち上がった山田は、涼子の視線をこわごわ見ながら大げさに頭を下げた。サエコさんなら、あり得るわ…、サエコの抜け目なさを思い知っていた涼子は、山田がどんな目にあったかだいたい見当がついた。

した、って認めるわけね、山田が悪くないのはわかったが、寝られずに退屈していた涼子は山田をからかってやろうと、わざとイジワルな口調で責めるような目で見つめた。…、それは、…スイマセンッ、言い訳できない山田は、前屈するような勢いでまた大げさに頭を下げた。…、いいのよ、私は年増だし、あなたみたいな若い子には、不釣り合いだしね、山田が本気で謝るのがおかしくてしょうがない涼子は、笑いを堪えながら弥生に罵られたセリフを使って、言ってることと反対に若ぶった口調でスネてみせた。

そんな、涼子先輩は綺麗だし、その辺のガキなんか足下にも及びません、年増だなんてつゆほども思わない、涼子にベタ惚れの山田は身を乗り出して本気で否定した。…、私が上司だからって、お世辞、言わないで…、吹き出しそうなのを懸命に堪えて横を向いた涼子は、悲しそうな声を作ってつぶやいた。そっぽを向いた涼子にますます焦った山田は、涼子さんは世界一の美女です、オレは涼子さんを一生愛します、涼子の耳元に覆いかぶさって訴えた。山田のデカイ声が耳元で響いて、ちょっと顔をしかめた涼子は、ぷっ、と吹き出すと、もういいわ、山田、声がデカイわよ、と笑っていた。

えっ、あっ、すいません、涼子が笑顔になったのにつられて、山田もだらしない顔で笑った。あなた、バカなんだから、気をつけなさいよ、優しい笑顔を向ける涼子に、そうですね、と山田が照れながら応えた。でも、オレは涼子さんじゃなきゃイケません、と自慢げに胸をはっていた。そうね、あなたって、変態だからね、サエコとしてもイカなかった、という言葉を信じている涼子のうれしそうな笑顔に、それほどでも…、言葉ではずいぶんひどいことを言われているが、涼子の信頼を感じて山田は照れて笑っていた。涼子が目を閉じてそっと手を出すと、山田は急いでズボンで手の平をぬぐってから大事そうに両手で握った。

交渉人涼子 11話 (27) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:49:26 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (25)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (25)

ひいいっ、あきらめるはずじゃ…、セーラー服幽霊の冷たい手に頬をなでられた山田は、震え上がってベッドの上に気をつけの姿勢で固まっていた。…、幽霊は山田の股間に手を伸ばして縮み上がった息子をさすっていた。ひっ、やめてくれっ、イヤらしくまさぐる冷たい手に肉棒が幽霊に呪われて凍傷で壊死して崩れ落ちる、スプラッタホラーな恐怖の妄想に囚われた山田は、いやだあっ、と叫んで幽霊を突き飛ばした。いったあ~い、床に尻もちをついたセーラー服幽霊はだらしなく足を広げて、まくれ上がったミニスカからまだ薄い茂みとその下のスジをはっきり見せていた。

ひいっ、…え、月明かりに照らされたその少女とその声に山田は覚えがあった。アキ…?、細い足を広げたセーラー服の少女をぼんやり見ながら山田が呼びかけると、あっ、バレちゃった、えへへっ、アキは悪びれもせず照れて笑っていた。かすかに笑い声がするので横を見るとサエコが口を押さえて、笑いを堪えていた。…、ふたりにダマされたことにようやく気づいた山田は怒ることも出来ずにションボリした息子を両手で隠した。続きしようよ、立ち上がってお尻を払ったアキがニコニコ笑いながら、山田にセーラー服の胸を押しつけてきた。

なんで、そんなに冷たいんだ…、まだ動揺から立ち直れない山田は頭に浮かんだまま、手の冷たさのワケを聞いていた。あっ、そうなの、私、冷え性だから…、死人みたいでしょ、下からのぞき込むようにアキが楽しそうに笑っていた。でもなんでサエコさんと…、まだ状況の飲み込めない山田が聞くと、山田さんが入院したって聞いて来た時、案内してもらって友達になったの、…だって最近全然遊んでくれないから、こっちから行くしか無いじゃん、…でもちょうど涼子さんとエッチの最中だったから、遠慮したのっ、アキはちょっと怒ったように口をとがらせて山田を睨んでいた。

それでフラれたモノ同士、山田さんを脅かしてやろうってコトになって、涼子さんの手術が終わってすぐ呼んでもらったの…、息子をイジリながらアキがイタズラっぽく笑っていた。でもサエコさん、雰囲気出してたよね、私も聞いてて、ちょっと怖くなっちゃった、アキは裸のお尻に山田の手を導いて、好色さをにじませた幼い顔で見つめていた。でも、急に現れたのは、幽霊だったぞ、突然ベッドに現れたアキを幽霊と信じ込んだ山田が聞くと、あっ、あれ、絶妙だったでしょ、サエコさんが山田さんの気をそらしてるウチに、出てきただけなんだけど、山田さん、ホントにビックリしてたもんね、アキは山田のもう一方の手をセーラー服の中に導いてノーブラの胸を触らせていた。良くできた手品って、トリックは単純だ、って言うけど、ホントだね、山田にまさぐられてウットリしたアキが淫靡な笑いで見上げていた。

交渉人涼子 11話 (26) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:48:36 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (24)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (24)

山田の視線の先に、セーラー服を着た少女は確かにいた。その娘ね、山田さんみたいなイケメンに取り憑くそうよ、ベッドの押し倒されて震える山田の顔に、鼻をすりつけながらサエコが妖しく笑っていた。いやだっ、サエコの話に半信半疑の山田が叫ぶと、しっ、とサエコが真剣な顔で口を押さえて、でもね、相手のいる男には興味ないみたいでね、セックスして仲のいいところを見せつけると、あきらめるみたいよ、色っぽいナマ足を絡めたサエコは、ノーブラのナマ乳を山田の胸に押しつけながら、エッチな笑みで山田を見つめた。だから、しましょ、頬をすりつけるように耳に唇を当ててささやいた。

そんな、ウソだ、ガタガタ震える顔をサエコの髪にくすぐられながら山田が声を上げると、ベッドに座った少女がゆっくりと立ち上がった。ひいっ、ゆっくりと近づく少女の影にますます震え上がった山田に、早くしないと取り憑かれるわよ、耳タブを口にくわえて甘噛みするサエコが色っぽい声でささやいた。そんな…、サエコの柔らかい女体で押さえつけられて逃げ出すことも出来ない山田は泣きそうな声を出すと、涼子さんとしてたから…、あなた無事だったのよ、とサエコの無表情な声が耳の中で響いた。

入院中何度も涼子としていた山田にその言葉は説得力があった。すぐ近くまで来て見下ろす髪の長い影に、恐怖の限界で緊張の糸がキレた山田は、乱暴にサエコの女体をまさぐった。いいわよ、柔肌を這い回って翻弄する荒々しい手に甘いあえぎ声を漏らしたサエコは、山田の息子をイヤラシイ手つきでさすった。脱力した息子に小さく息をついたサエコは、涼子さんのコト、考えたら、と自嘲気味に山田の耳に息を吹きかけた。サエコに言われるまま、涼子の女体を思い浮かべた山田は、たちまち股間をふくらませた。いいわっ、単純な山田の反応におかしそうに笑ったサエコは、パンティを脱ぐと山田の下半身を裸にした。

懸命に涼子のカラダを思い浮かべて息子を元気にさせる山田が、そっと目を開くと長い髪が顔に触れそうなくらい近寄った影がのぞき込んでいた。ひいいっ、情けない悲鳴を上げた山田はぎゅっと目を閉じて涼子の妄想に没頭しようとした。すでに蜜を垂らしたアソコをむき出しにしたサエコは、大胆に足を広げて山田の腰にまたがると、ネットリしたアソコにふくれあがった息子を導いた。ああっ、大きいわ、腰をゆっくりとさげて山田の息子をアソコに埋めるサエコは、興奮したイヤラシイ声を上げて、月明かりに浮き上がったナマ乳をタプタプ揺らしていた。

?…、唇に何か触れるのにおそるおそる山田が目を開けると、長い髪が山田の顔をくすぐって女子高生の幽霊がキスしていた。ううっ、恐怖で息子が縮こまりそうなのを感じたサエコは荒い吐息混じりに、涼子さんよ、とささやいた。山田は涼子の女体を妄想してなんとか息子を奮い立たせ、これは涼子さんの唇だ…、震え出しそうになるのを懸命にこらえて、山田は涼子との甘美なひとときを妄想しようとした。ああっ、いいっ、山田にまたがって月の光に妖しく浮き上がった柔らかい女体をくねらせて、貪欲に甘美な快楽を求めるサエコの甘いあえぎ声と、柔らかいお尻が山田の腰に当たる乾いた音に混じってアソコの汁が飛び散るぬめった音が病室に響いていた。

蜜をあふれさせる粘膜にこすられる気持ちよさを涼子のそれだと思い込もうとする山田は恐怖を打ち払って、淫靡な世界に意識を埋没させようと懸命に妄想していた。月明かりに青白く浮き上がった裸体をイヤらしくくねらせるサエコは、ああっ、とひときわ高い声を上げると、屹立した乳首をプルプル震わせて山田に抱きついた。耳元に甘い吐息を吹きかけるサエコに、コレで助かる…、と思った山田だったが、山田のまだ元気な息子を抜き取ってサエコが横に寝ると、今度はセーラー服幽霊がヒダスカートに両手を入れてパンティを脱ぎ、山田に抱きついてきた。

交渉人涼子 11話 (25) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:47:45 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (23)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (23)

山田さんのいた病室、空いてるから、使っていいって、サエコは今朝まで涼子と山田が入院していた病室に山田を連れて行った。色っぽく足を組んでピチピチしたナマ足を見せつけたサエコは、この病室だったの、と薄暗い病室で上目遣いに妖しく笑った。?、山田が何のことかとサエコの言葉を待っていると、私の座ってるベッドで息を引き取ったんだけど、まだ高校生のカワイイ女の子だったわ、月明かりの窓を背にして、グロスリップの赤い光沢とまぶたに半分隠れた伏し目がちな目の妖しい光りが、サエコの陰になった顔に不気味な雰囲気を漂わせていた。

その娘には好きな男の子がいたそうよ、妖しく笑うサエコに山田は黙って話を聞いていた。ちょうど山田さんのようなイケメンでね、死ぬ直前までその男の子の名前を呼び続けたそうよ、サエコはそこでいったん黙ってナースコートのボタンを外した。ノーブラのナマ肌をさらしたサエコは、見舞いに来た女友達がかわいそうに思って、その娘が好きな男の子を連れてきたんだけど、間に合わなくて…、ナースコートをはだけたサエコの白い肩が月明かりに青白く浮き上がっていた。

せめて死に顔でも、と男の子が霊安室に横たわるその娘の顔を見たとき…、胸をはだけたサエコは立ち上がって、かしこまってベッドに腰掛けた山田の横に座ると、エッチな笑顔で上目遣いに見上げた。なんですか、サエコの胸の谷間に目を向けた山田が、おそるおそる聞くと、遅いよっ、…ってその娘、男の子をにらんだの、サエコの鬼気迫る表情に山田はベッドから飛び上がって震えていた。その娘…、死んだんじゃないんですか?、背筋にゾクゾクするモノを感じながら山田が聞くと、そうよ、とサエコが色気を漂わせた横顔でしなだれかかっていた。

だから、誰もその男の子の言うことを、信じなかったんだけど…、窓側をぼんやり見ながらサエコがつぶやくのに、山田もつられて窓の方を見た。ほら、いるでしょ、サエコが無表情に耳元につぶやいた。窓から差す月の青白い光の陰になって顔は見えないが、ベッドに髪の長い少女が座っていた。ひっ、声を上げた山田の顔を、サエコはムリヤリ横に向けてキスをして口をふさぐと、ダメよ、と妖しく笑った。気づかないフリ、しないと、そう言ってのしかかったサエコの柔らかい胸に押し倒された山田は、ぶるぶる震えながら、しかし隣のベッドに目を向けずにはいられなかった。

交渉人涼子 11話 (24) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:46:52 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (22)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (22)

ICUで医療器具のコードにつながれて、しかし挿管チューブを外されて自立呼吸する涼子の形のいい胸が静かに上下するのを、山田は黙って見つめていた。かすかに寝息を立てる涼子の顔が手術中より赤みが差していることに少し安心していたが、今夜がヤマ、という東条の言葉にまばたきさえしない決意で涼子を見守った。しかし涼子のきれいな寝顔を見ながら、山田の意識はいつの間にか妄想の世界に漂って、幸せな気分になっていた。無意識に涼子の顔に覆い被さって、手をつかむとふくらんだ股間に押しつけていた。

山田、何してるの、涼子のきれいな手が息子を圧迫するのを感じて、幸せそうなバカ面をさらした山田を、意識の戻った涼子の切れ長の目がにらんでいた。涼子の声に目を見開いた山田は、涼子先輩っ、と目に涙をいっぱい溜めてホントにうれしそうな顔でのぞき込んだ。だから、なにしてるの、山田のうれしそうな泣き顔を無視して、涼子は股間に押し当てられた手に視線を向けた。はっ、あっ、いやっ、これは…、涼子の冷たい視線を股間に感じた山田は被虐心を刺激されて、ますます股間をふくらませたが、大事そうにその手を布団の中に戻した。

まったく、あなたは…、呆れた口調で目線を反らす涼子に、そんなつもりじゃ…、スイマセンッ、平身低頭で謝る山田に、きっと私が死んでも、エッチなことするんでしょうね、山田の真剣な顔にちょっと照れた涼子は、スネたフリをして困らしてやろうと横を向いた。そんなっ、もう一度涼子の手を握った山田は、涼子先輩が死んだら、オレも死にますっ、枯らしたガラガラ声をはきだして、ぎゅっと手を握った山田は大事そうにその手を抱えてうつむきながら、肩を揺らして嗚咽を漏らした。

…、山田の血を吐くようなせっぱ詰まった声に一瞬素になった涼子は、涙がこみ上げてきて、横を向いたまま、痛いわ…、とつぶやいた。へっ、あっ、…ううっ、涼子の手を元に戻した山田は、まだ肩を揺らしてあふれ出る感情を抑えることが出来なかった。今度は、助けられたわ…、長いまつげの下の目尻から涙をこぼした涼子がつぶやくと、ベッドにすがってその場に座り込んだ山田が、…はい、と嗚咽混じりに応えた。ありがとう…、胸が熱くなって、取り乱しそうな自分を懸命に押さえた涼子は、それだけ言うと、目を閉じた。

声を殺して泣く山田をたまらなくいとおしく感じて、また涙がわき上がってきた涼子は、それをぐっと堪えてじっとしていた。…患者さんを興奮させちゃ、ダメですよ、その時ICUにサエコが顔を出して、子供を叱るような口調で山田を咎めた。あっ、はあっ、スイマセン、力なくたちが上がった山田をよけて、医療器具を点検したサエコは、順調ですね、と涼子に笑顔を向けた。涼子を気遣ってまだ涙の止められない山田を連れて行こうとすると、サエコさん、山田に手を出さないでね、サエコの短いナースコートをチラ見した涼子が横を向いたままつぶやいた。それだけ、言えれば、もう大丈夫ですね、サエコは呆れたように笑うと、山田を連れてICUから出て行った。

山田さん、今晩泊まるんでしょ、サエコが妖しく笑うと、はい、とやっと泣きやんだ山田が応えた。なんならもう一回、相手しましょうか、ナースコートのスソを指先でめくり上げて、腰のナマ肌を見せたサエコのエッチな笑顔に、一瞬ぽかんとした顔をみせた山田は、ダメですっ、ときっぱり断った。涼子先輩が全快するまで、エッチはしません、山田が真剣な顔で訴えるのに、苦笑したサエコは、もったいないオバケが出ちゃうかも、とイタズラっぽく笑った。なんですか、それ、山田が聞くと、この病院、いるのよ…、わざわざ髪を口にくわえて、胸の前で手をヒラヒラさせて幽霊のマネをしたサエコが、上目遣いに山田を見て笑っていた。

交渉人涼子 11話 (23) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:46:08 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (21)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (21)

ストレッチャーに乗せられた涼子の、自分でつけた血に汚れた生気のない顔を見ながら、死なないでくれっ、と山田は枯れ果てた声で叫んでいた。涼子はERに運ばれてその場で緊急手術が始まった。急いで駆けつけた外科医の東条を見た山田は声にならない叫びで、助けてください、と訴えていた。傷口を上にして横に寝かされた涼子にあわただしく医療器具が接続されて、輸血パックを持ったサエコが東条の指示を受けていた。術衣を着た東条が手術開始を告げると、銀色に光る手術器具がカチャカチャ鳴る金属音と心電図モニターが発する電子音だけが聞こえていた。

口に呼吸のためのパイプを差し込まれて微動だにしない涼子の顔を、助かってくれっ、と心の中で祈りながら山田は涙まみれの目で見つめていた。自分が刺されたときのような情景を山田は目にしていたが、山田本人にその時の記憶はない。心電図モニターの音が変わって、オペ看の、VFです、という緊張した声がした。CTだ、120ジュールでチャージ、東条は除細動器の電気ショックのパッドを両手に持って、離れて、と叫ぶと仰向けにされた涼子のたわわなナマ胸に押し当てた。ビクンッ、涼子の胸が跳ね上がるのを見て、山田は、ひっ、と悲鳴を上げていた。

戻りません、心電図モニターを見つめるサエコが叫ぶと、160ジュールでチャージ、東条が真剣な顔で叫んだ。サエコは除細動器のダイアルを回した。離れて、の声で東条がもう一度パッドを押しつけた。ビクンッ、涼子のカラダ全体が跳ね上がった。ううっ、山田は歯を食いしばって涙でにじんだ目で涼子の姿を見つめていた。しばらくすると心電図モニターの音が元に戻った。バイタル安定しました、オペ看の声がして緊張したERの雰囲気を和らいだ。再開する、と東条は術野に戻って、傷口の治療を再開した。

その後は順調に進んで、手術は終わった。生命維持装置につながれて身動きしない涼子を不安げに見つめる山田は、血に汚れた術衣を着た東条の、とりあえず、手術は成功しました、の声に、わあっ、と感極まった声を上げると緊張の糸が切れたように東条の足に倒れ込んでかすれた声で、あり、がとう、ございまし、た、ととぎれとぎれ言うと大泣きした。でも今夜がヤマです、という東条の声に、涙でグチャグチャの顔を上げて、はい、と真剣な表情で返事した。ICUに運ばれた涼子を、山田はご主人様を心配する愛犬のように心配そうな顔で付き添った。

交渉人涼子 11話 (22) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:45:21 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (20)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (20)

傷口を押さえて助けを呼ぼうとした涼子は、しかし声にならない叫びにむなしく口を開けて唇を震わせた。涼子が苦痛にあえぐ姿を見てカラダ全体でブルブル震えたまま、更衣室を出て特別班の部屋に帰った弥生はスケベな妄想に耽る山田に近寄って、山田さん、ほめて、はさみを握った血まみれの両手を突き出して震えながらムリヤリ笑顔を作った。鈍い光を放つハサミから滴る鮮血に、ハッとなって弥生の顔を見つめた山田に、山田さんのために、やったのよ、…あの女、退治してきたの、弥生は涙をポロポロこぼしながら、山田にすがりついた。

何をした、状況を理解できない山田が弥生を問いつめると、あの女、殺したの…、涙でぐしゃぐしゃの弥生がやっと聞き取れるくらいの声で応えた。山田は最悪の事態が頭をよぎって不安で胸が押しつぶされそうになりながら、あの女、って、と肩に置いた手に力を込めて弥生の顔をのぞき込んだ。山田さんを誘惑した、あの淫乱女よ、嗚咽混じりに吐き捨てるようにつぶやいた弥生を突き放すと、山田は女子トイレに走った。しかしそこに涼子の姿はなかった。…更衣室、と頭に浮かんだ山田は更衣室に走った。

乱暴にドアを開けて更衣室に飛び込んだ山田ははあはあと荒い息を吐きながら、床にうずくまる涼子を見つけて駈け寄った。血だまりの中の涼子に意識はなかった。涼子先輩っ、山田の叫びに返事はなく、血の気を失った涼子が手で押さえる傷口からは鮮血が次々に流れていた。ロッカーから制服のスカートを引っ張り出してくびれたウエストに強く巻き付けると、裸の涼子を手近にあったシャツでくるんだ山田は、グッタリした女体を抱き上げて駐車場に走った。半裸の涼子を抱えて血相を変えて突進する山田に状況を理解しない制服警官はビックリした顔で見送ったが、廊下に点々とついた血糊を見てあわてて後を追った。

覆面パトに乗ろうとしてキーが無いことに気づいた山田は追ってきた制服警官に、キーだ、と叫んだ。あわてて引き返す後ろ姿を山田はジリジリと見つめたが、ちょうどその時パトカーが警らから戻ってきた。涼子を抱えて駈け寄った山田は、涼子先輩が刺されたっ、早く病院にっ、と叫んで後部ドアをガチャガチャさせて開けようとした。運転席の警官が滴る血を見てあわててロックを外すと、大事そうに後部座席で涼子を横にした山田は傷口を押さえながら、早く、病院にっ、と必死の形相で叫んだ。パトカーはサイレンを鳴らして駐車場から飛び出した。

助手席に座る警官は救急セットを取り出すと、狭い車内でカラダをよじって止血パッドを山田に渡した。ひったくるように受け取った山田は腹に巻いた制服を緩めると止血パッドをあててまた強く縛ると、涼子先輩っ、と切ない叫び声を上げた。青ざめた静かな顔に山田は血まみれの震える手を当てて、目を開けて、くださいっ、と叫んだ。悲痛な叫びに反応はなく、心を引き裂かれるような大事な物を無くしてしまう喪失感に崩れ落ちそうな山田は、目に涙を溜めてブルブル震える手を口元に持っていった。手のひらにかすかに涼子の呼吸を感じた山田は、まだ、生きてるっ、早くっ、早く病院にっ、力なく横たわる涼子をかばうように手足を突っ張って全身で覆い被っていた。

帰りのラッシュ時間にぶつかったパトカーは足止めを食っていた。早くっ、言っても詮無いとわかっていても、山田は叫ばずにはいられなかった。重症者を搬送してます、道を空けてください、マイクを握った助手席の警官は前方で渋滞する車列に何度も訴えた。あふれる涙で青ざめた涼子の顔を濡らす山田は、涼子先輩、もうすぐです、ガンバッテくださいっ、嗚咽混じりの叫びを続けた。悲痛な叫びを続ける山田の声が枯れ果てた頃、ようやくパトカーは病院に着いた。今日退院したばかりの病院だった。救急口につけたパトカーから山田が涼子を抱えて飛び出すと、助手席の警官も後に続いて涼子と山田を支えた。

交渉人涼子 11話 (21) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:44:27 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (19)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (19)

山田さんは私を愛してる…、私は山田さんに愛されてる…、弥生はさっきトイレで目撃したことを間違いだと思い込もうとした。しかし山田の涼子に向けた甘えた声がそのたびに蘇って、弥生の妄想をたたき壊した。山田さんは、あの淫乱女に誘惑されたんだ…、病院で私にしたみたいに、イヤラシイコトをして山田さんを籠絡したに違いない…、攻撃の糸口を涼子に向けると愛しい山田をイヤラシイ手口で奪ったと妄想した弥生は涼子に怨念に近い怒りを感じた。きっとそうだ、あんなに私を愛してくれた山田さんは、あの年増女にダマされてる、あの女さえいなくなれば、山田さんは私のところに帰ってきてくれる…、独りよがりな妄想に溺れた弥生の怒りは次第に殺意に変わっていった。

弥生はペン立てで銀色の鈍い光を放つハサミを焦点の合わない目で見つめた。そうよ、あの女さえいなければ、山田さんは私と一緒に幸せになれる、弥生はハサミを握った手を柔らかい胸に押しつけて大事そうに抱えると、立ち上がってふらふらとドアに向かった。そこへ涼子に撃退された山田がちょうど帰ってきた。すれ違う弥生は、待っててね、と妖しい笑顔を向けて部屋から出て行った。山田は弥生が何を言ったかよく分からないまま、それよりも涼子とのアフターファイブに思いを巡らせスケベな妄想に浸って幸せそうなバカ面をさらしていた。

山田にまさぐられた柔肌が興奮で泡立つのを意識しながら、涼子はトイレを出ると帰り支度をするため更衣室に入った。女子トイレに向かおうとした弥生は涼子が更衣室にはいるのを見て、夢遊病者のようにふらふらと誘われるようについていった。自分のロッカーを空けた涼子は服を脱いでブラとパンティだけの姿になると、湿ったパンティを両手でズリ下げてプルンとお尻を揺らすと脚線美から抜き取った。定時後の山田との時間を意識して山田が喜びそうな少女っぽいパンティに履き替えると、ブラもそれに合わせようとこぼれそうなたわわな乳房をムキだしにして上半身はだかになった。そこに弥生がふらふらと入ってきた。

…、大きいし、キレイ…、弥生は涼子の胸からつきだした見事なバストを横から見てそう思った。このイヤラシイ体で私の山田さんを誘惑したのね…、無表情で近寄る弥生を認めた涼子は、また小言を言われると思って無視した。すぐ横で無言のまま見つめる弥生の手が、涼子のくびれたウエストの背中側に押し当てられた。?…、腰を流れる熱い何かに目を向けた涼子は、震える弥生が押し当てる手の下に真っ赤な鮮血が流れるのを見て、しばし状況を理解できずに無表情にそれを見つめたが、くっ、とうなって弥生と突き飛ばすと傷口を押さえてうずくまった。

交渉人涼子 11話 (20) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:43:41 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (18)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (18)

涼子先輩起きてください、山田の声に目を覚ました涼子は、はしたない姿を自覚してあわててシーツにくるまった。もう遅いですよ、サイドテーブルに夕食を並べるサエコは呆れた顔で涼子を見ていた。サエコの冷たい視線に穴があったら入りたい涼子だったが、お腹がく~となって顔を真っ赤にしてうなだれた。お昼食べなかったんでしょ、ダメですよ、チャンと食べないと、サエコに恥ずかしい音をしっかり聞かれた涼子は、恥ずかしさの限界に癇癪を起こして女体にのしかかったままの山田をベッドから蹴り落とした。

その晩は目を血走らせた山田をムリヤリベッドに縛り付けて、平穏な夜を過ごした涼子は翌日めでたく退院した。山田も退院の許可が出たのだが担当医の東条に、何とか後1週間ぐらい、面倒見てくれませんか、この変態を野放しにすると不幸になる女性が…、と涼子は哀願した。病院にも未婚の女性はたくさんいますから…、と苦笑する東条に渋々山田を連れてそのまま捜査一課特別班に出勤した。課長はじめ笹野らは涼子たちの退院を歓迎したが、ひとり弥生だけが呪いをこめた視線を涼子に送っていた。

昨日ズル休みまでして山田の見舞いに行って涼子に撃退された弥生は、病院からの帰り道に強姦されて涼子への見当違いな恨みだけで自分を支えてなんとか自宅に帰ると、子供のように泣きじゃくりながらシャワーを浴びた。おぞましい強姦男の痕跡を洗い流すと一日中ベッドに潜り込んで、泣き疲れて寝入るまで涼子への怨念を募らせて、呪いの文句をつぶやいていた。翌朝どんより目覚めた弥生はベッドから出たくなかったが、今日退院してくるはずの山田に会えることだけを心の支えになんとか家を出た。

病み上がりということで涼子と山田は、山田を刺した犯人の面通しをしたぐらいで、1日デスクワークで過ごした。午後になって事件が起きて特別班総出で出動したが居残りの涼子と山田は定時になったら帰っていいと、課長に言われていた。定時近くなって他に事件もなく涼子は化粧直しにトイレに立った。ほとんど一日机にはりついてスタミナをため込んだ山田は、スケベな妄想を浮かべて涼子の後を追って席を立った。

弥生は焦燥した顔で何とか一日過ごしたが、昨日の悪夢がことあるごとに蘇ってそのたびに落ち込んで、山田に顔向けできずに定時近くまで悶々としていたが、山田が席を立ったのをきっかけに自分を奮い立たせるとその後を追った。涼子が洗面台の前で立っていると、弥生のことなど全く眼中にない山田が興奮して後ろから抱きついてきた。ばかっ、ナニしてるの、と涼子が咎めるのを無視してたおやかな女体に荒い鼻息を吹きかける山田は、涼子の女体をまさぐりながら、お願いします、と懇願していた。帰るまでガマンできないの?、涼子は叱りつけるような目を鏡に映る山田に向けたが、女体の芯からわき上がる欲情に下半身を熱くしていた。

女子トイレに向かう山田の後ろ姿を見ながら、弥生は山田にされたことを思い出して、エッチな妄想をふくらませて淫乱な期待で胸をドキドキさせた。女子トイレのドアを開けようとした弥生は、そのスキマから山田が涼子に抱きつくのを目撃し、唖然として身動きできなかった。どうして山田さんが…、数日前あんなに激しく愛してくれた山田が涼子に甘える現実を、弥生はとうてい受け入れられなかった。しかしじっと身を固くする弥生に聞こえてくるふたりの会話は恋人同士のそれとしか思えなかった。絶望的に落ち込んだ弥生はふらふらと特別班の自席に帰った。

交渉人涼子 11話 (19) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:42:33 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (17)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (17)

後ろから抱きつかれてもてあそばれる涼子は、チクチクとプライドを刺激されるより、女体を襲う快感に浸ってうつろな顔に笑みさえ浮かべていた。昼飯を食べながら涼子の柔肌の触感を楽しみながら腰を振って涼子をもだえさせる山田は、喜色満面で幸福の絶頂にいた。病院食を平らげた山田は両手でタプタプと豊満な乳房を揉みながら、本格的に腰の突き上げをはじめた。あっ、ああっ、快感にまみれてうなだれた涼子は頭を振りながら、ツヤツヤした黒髪で山田の顔をなでつけていた。あっ、はあっ、山田の勢いに押された涼子はサイドテーブルを押しのけてベッドに顔を埋めると、お尻を高々と突き上げて激しい肉棒の挿入を受けて汁気を飛び散らせていた。

涼子を追ってのしかかった山田は乳房に抱きつきながら盛んに腰を振り続けた。はあっ、ああっ、はっ、はっ、全身から汗を吹き出して懸命に腰を振る山田は、滴る汗を涼子のナマ肌に垂らして肉体がぶつかるたびに湿った音を響かせていた。あっ、出るっ、ああっ、発射の予感を感じた山田は勢いを増して腰を双臀にたたきつけると、うっ、とうなってふくれあがった息子の先端から粘った液を涼子のナカに注ぎ込んだ。

うっ、ううっ、…、なんどかビクビクとカラダを震わせた山田は、荒い息を涼子の髪に吹きかけながら覆い被さっていた。あっ、痛いっ、ナカにナマ出しされた涼子は乳房を握りつぶそうとする山田の強いグリップに悲鳴を上げたが、脱力して覆い被さる山田の重みを心地よく感じてまた寝てしまった。山田は涼子のいい匂いに鼻腔をくすぐられながら、フィニッシュの姿勢のまま寝ていた。涼子の色っぽい寝息と山田ののんきなイビキだけが病室に響く平和な午後だった。

ばしっ、山田はお尻を叩かれて目を覚ました。それまで何度か叩いたが山田が目を覚まさないのでキレたサエコは思いっきりひっぱたいていた。寝ぼけまなこを横に向けるとナースコートから伸びるナマ足が目に入った。その上を見上げると腕組みしたサエコが冷たい視線を向けていた。オナニー覚えたサル並ね、サエコの皮肉に、いやあ、それほどじゃあ、寝ぼけた山田はニコニコと応えた。夕食の時間ですけど、どうします?、ずっと寝ていたので腹は減ってないが、山田の下敷きになってお尻を突き上げたまま、寝息を立てる涼子が昼をほとんど食べてないことを思い出して、食べます、とサエコに笑顔を向けた。

交渉人涼子 11話 (18) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:41:43 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (16)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (16)

食事の時間ですよ、サエコの呆れたような声に目を覚ますと、涼子は山田に抱きつかれている自分に気づいてあわててシーツをかぶった。サイドテーブルに昼食を並べるサエコは、病院のベッドがダブルベッドだったら、お二人で仲良くお召し上がり頂けるのに、残念です、とわざとらしい笑い声をあげるとふたりが絡み合う姿に冷たい一瞥をくれた。山田、起きなさい、顔を赤くした涼子が抱きつく山田のカラダを揺り起こそうとするのに、せっかくいい気分でお休みなんですから、ママに甘えさせてあげたらどうですか?、皮肉っぽい笑みでサエコは見下ろしていた。

昼食を並べてサエコが出て行くと、ママ、マンマ…、山田が甘えて涼子の胸に頭をスリスリしていた。寝たフリしてふたりの会話を盗み聞きしていた山田に、自分だけ恥をかかせて、とムカついた涼子は、調子に乗るな、と山田の頭をはたこうとしたとたん、アソコを内側から圧迫するナニに気づいて、ドキドキした。なおも甘える山田は、マンマ、とニヤニヤして涼子を見上げると、息子を粘膜にこすりつけて腰を振った。やっ、バカッ、湿った粘膜をこすられる刺激に軽くあえいだ涼子は、艶っぽい美貌で山田を睨みつけた。ママ…ア、山田は涼子の胸をはだけて勃起した乳首を口の中でコロコロ転がした。

やめてっ、変態っ、山田の頭に抱きついて髪をかき乱した涼子は、乳房の先端の刺激に思わず漏らした色っぽいあえぎ声で山田の耳をくすぐった。お乳を求めるように乳首に吸い付く山田は、ママ、ご飯食べようよ、と甘えた上目遣いで快感にとまどう涼子の顔を見つめていた。涼子は黙って山田の顔を見返していたが、かすかに震える手で箸を持ってご飯をすくうと、はい、と山田の顔にさしだした。ハシにパクついた山田は、ママ、おいしいよ、とニッコリ笑って咀嚼しながら乳首にまた吸い付いた。はあっ、蜜壺の粘膜をこすられ、乳首を吸飲された涼子は目眩のしそうな快感に襲われて、山田に女体の柔肌を押しつけていた。

ママあっ、乳首を唇ではさんだままおねだりする山田に、涼子は魚の身をほじって大きな子供の口に運んだ。ママ、おいしいよ、今度はママの番だね、快感にもだえる女体をベッドに押しつけた山田は、腰を激しく振ってアソコからあふれる蜜の湿った音を響かせた。あっ、ああっ、はっ、ああっ、頭を振って快感にまみれた涼子は甘美な欲望に肉体をゆだねて、山田の背中をきつく抱きしめていた。ママもお腹減ったでしょ、快感にもだえる涼子に山田はご飯をハシですくうとイヤラシイ声を漏らす唇に押しつけた。

はあっ、んっ、んんっ、あえぎながらご飯を咀嚼する涼子の口に吸い付いた山田は、ねじ込んだ舌で涼子の口の中を荒らし回ると、半液状に細かく砕かれたそれをうまくすくい取って飲み込んだ。涼子先輩の料理はコレで3回目ですね、倒錯した変態チックな喜びにスケベに笑った山田がのぞき込むと、涼子は恥ずかしさで、変態っ、甘えた声をあげて山田の胸板に顔を埋めた。今度はオレがごちそうします、そう言ってご飯を含んだ山田がモグモグしながら、涼子の口に吸い付いた。うっ、やめてっ、やだっ、嫌がる涼子の顔を押さえて、唇を押しつけた山田は口の中のモノを涼子に注ぎ込んだ。

うっ、うくっ、ううっ、んっ、こくっ、ムリヤリ注ぎ込まれた流動食を嚥下した涼子は、ばかっ、やめてっ、と山田から逃げようとした。お腹空いてないなら、オレだけ頂きます、山田は涼子を後ろから抱きしめて、くびれた腰を抱えてバックから貫いてあぐらをかいて座ると、左手でたわわな乳房を揉みながら昼飯を食べ始めた。発情した人間いすに捕らわれた涼子は昼飯の片手間に陵辱され、わき上がる官能の喜びと同時に屈辱感にプライドを焦がされ、山田、満足?、興奮して湿った荒い息に紛れてイヤミっぽくささやいた。サイコウですっ、腰を振って甘美な喜びに震える女体を上下に揺らしながら、山田は生物の最大の欲望を同時に満たす幸せに浸っていた。

交渉人涼子 11話 (17) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:40:52 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (15)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (15)

山田の泣き笑いの顔を見てなんだか自分が悪いみたいで後ろめたいキモチを感じた涼子だったが、何も言わずにシーツをかぶると寝たふりをした。床に座っていた山田はしばらくするとベッドに戻って、すぐにいびきをかきはじめた。のんきにイビキをかく山田になんだか落ち着く気がした涼子は、そっとベッドから出ると、私だって、あなたじゃなきゃ、ダメなのよ、と甘いささやきを漏らして山田の横顔に軽くキスした。やっぱり、涼子さんは俺を愛してるんですね、ぱっちり目を開けた山田はニコニコしながら涼子の顔を見ていた。

山田のうれしそうな顔に見つめられて、顔を真っ赤にした涼子は悔しそうな恥ずかしそうな複雑な表情で何も言えずにいると、こうすればいいでしょ、涼子の腰にシーツを巻いてスカート代わりにした山田は、これでOKですよね、と涼子を抱いた。もう、今日だけよ、と苦笑した涼子は山田に抱き上げられてベッドに押し倒されていた。明日からは涼子先輩の部下としてキッチリつとめます、ベッドに仰向けになった美貌を見つめた山田はうれしそうに口づけした。ニコニコしながら唇を押してくる山田に涼子もうれしそうに笑って、風にそよぐ野原で寝そべるようなすがすがしい気分に包まれていた。

腰に巻いたシーツをはぎ取ってパンティをズリ下げると、柔らかい太ももの間に腰を押しつけて、蜜に濡れた花びらに山田はむき出しにした息子を押し当てた。暖かいです、ネットリ濡れた粘膜に息子が包まれる気持ちよさを感じて、腰をめいっぱい押しつけた山田はそのままの姿勢で涼子に抱きついていた。今日はこのままでいてください、山田は艶めかしい女体の気持ちよさにウットリして、涼子に笑いかけていた。いいわよ、ふくれあがった息子で粘膜を引っ張られてアソコがジンジンするのを意識しながら、涼子も山田の背中に腕を回して伏し目がちに山田を見つめていた。

涼子は背中を回した手を脇腹に移動させると、刺された傷跡を優しくなでていた。涼子の手の優しさに傷跡がキレイになくなる錯覚を覚えた山田は、涼子さんにこうされると、ケガもすぐに治る気がします、と笑った山田に、だったら、すぐ退院する?、とチョットイジワルく笑った涼子に、そんなあ、ずっと一緒にいたいです、と山田は甘えて涼子に抱きついた。女体を締め付ける優しい圧迫感に心地よい幸せを感じて安心した涼子は、いつの間にか深い眠りに落ちていた。

交渉人涼子 11話 (16) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:40:05 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (14)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (14)

なおも食らいつく山田をはり倒した涼子は、あなた、私を何だと思ってるの、あなたの性のはけ口なの?、表情を厳しくした涼子ににらまれた山田は、そんな、…、はけ口だなんて、涼子の言葉にシュンとなって股間で元気にそそり立つ息子に視線を落としていた。年中スケベなことしか考えてない男を、私が好きになると思う?、言い過ぎかなと思った涼子はうなだれる山田を困ったような顔で見下ろしていた。真剣な表情で顔を上げた山田は、立派な男になりますっ、だから見捨てないでくださいっ、と叫んでケガしてない方の足にすがりついた。

スベスベした太ももにすがって涙をすりつける山田に、母性本能をくすぐられた涼子だったが、山田の手が股間に入り込んでパンティの上からアソコをまさぐるのに顔を赤くして、だから、それをやめろっ、と怒鳴って山田を蹴り飛ばした。うっ、壁に背中を打ち付けた山田は、へへっ、とだらしない笑顔を涼子に向けたが、山田、正座っ、涼子の厳しい一言に焦って床の上で正座した。これから私の言うことを肝に銘じろっ、一つでも破ったら、私はどんな手を使っても、おまえをクビにして、二度と私の目の前におまえが現れないようにしてやる、いいなっ、涼子に癇癪に山田はただごとでないと表情を引き締めて、はい、と応えた。

ひとつ、これから私の許しを得ずに私に触れたら、痴漢現行犯でおまえを逮捕する、ひとつ、興奮した局部を見せつけたら、わいせつ物陳列罪で現行犯逮捕する、ひとつ、私を押し倒してセックスを強要したら、暴行罪および脅迫罪で現行犯逮捕する、ひとつ、それでもやめずに最後までセックスを強要したら、強姦罪で現行犯逮捕する、以上、わかったな、涼子は息もつかずにイッキに言い終わると厳しい表情で山田を見下ろした。涼子の真剣な表情に気圧された山田は、はい、と応えるとなにか懸命に考えているようだったが、要するに涼子先輩が求めてきたら、何の問題もないってことですね、とニッコリ笑った。

お気楽な笑い顔に呆れている涼子に正座したままでスベスベした脚線美ににじり寄った山田は、オレは涼子先輩を愛してるし、涼子先輩もオレを愛してるワケだから、何も問題ありませんよ、ご主人様にしっぽを振る飼い犬のように涼子を見上げた。すっきりした顔で愛の告白をする山田をまともに見られない涼子は顔を横に向けると、いいわね、言ったわよ、とつぶやくと山田に背を向けてベッドに横になった。シーツの上でキレイな曲線を描く涼子のナイスバディを見つめた山田には、綺麗な黒髪に顔を近づけて、涼子先輩、キレイです、と耳タブに口を近づけてささやいた。

キッとなった涼子が振り返って、私の言ったこと、聞いてなかったのっ、とにらみつけると、触ってませんよ、山田はニコニコしていた。小学生のとんちのような言い訳にため息を漏らした涼子が背を向けると、涼子先輩の唇たまりません、チューしたいです、と山田の顔が追いかけて涼子をのぞき込んだ。うるさいっ、涼子はシーツをかぶって丸まった。シーツに現れた女体の線を見ながら、涼子先輩の綺麗な背中にすりすりしたいです、と言うと今度は前に回って、柔らかいオッパイにしゃぶりつきたいです、スベスベした肌をさわりたいです、スリムなお腹を抱きたいです、まるいお尻をモミモミしたいです、綺麗な足にさわりたいです、と山田はひとりでしゃべっていた。

シーツにくるまった涼子は、山田の声と吹きかける湿った息に柔肌を刺激されて女体を熱く興奮させていた。急に静かになった山田に涼子がそっと顔を出すと、カラダを丸めて突きだしたお尻に山田が、はあ、はあ、と荒い息を吹きかけていた。この変態っ、何をしているっ、怒声を上げた涼子は山田をベッドから蹴り落とした。床に倒れた山田は情けなく笑いながら顔を上げて、だって、オレは涼子先輩じゃなきゃ、ダメですから、涼子先輩じゃなきゃ、イケません、と目に涙を溜めた笑顔を向けていた。

交渉人涼子 11話 (15) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:39:17 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (13)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (13)

公園の植え込みの中でだらしなく足を広げて下半身をさらした弥生は、涙まみれの目で青い空をぼんやり見ていた。暴漢に陵辱されて充血したグチャグチャになったスジからはドロッとした粘液があふれていた。みんな、涼子のせいよ、見知らぬ男に強姦されて屈辱にまみれた弥生は涙で濡れた目で晴れた空に見つめて、涼子への見当はずれな恨みだけで何とか意識を保っていた。ティッシュで股間のネットリしたヨゴレを拭き取ると、破れ目の痛々しいパンティを引き上げてほこりを払って居ずまいを正した弥生は重い足取りで駅に向かった。

弥生がそんなひどい目に遭っているなど思いもしない山田と涼子は、忙しい日常からはみ出したような空白の時間に暇をもてあましていた。涼子さん…、ヒマで涼子の官能的な肉体を妄想するぐらいしかすることのない山田がスケベ面で声をかけると、ダメよ、間髪入れずに、有無も言わせぬきっぱりした口調で涼子は拒絶した。まだ、何も言ってませんよ、涼子の堂々とした口調に幇間のようにご機嫌伺いする情けない山田の顔に、どうせ、エッチなことでしょ、端正な横顔で流し目した涼子は、小人閑居して不善を為す、って言葉知ってる、と聞いた。

…、何ですか、それ、イヤラシイ妄想を浮かべてマヌケ面をさらす山田が聞き返すと、あなたみたいな凡人は、ヒマだとろくなコトを考えない、という意味よ、切れ長の目で冷たい視線を向ける涼子にマゾの被虐心を刺激されてゾクゾクしながら、さすが涼子先輩、と物知りな涼子に山田は感心していた。あなた、バカにされたのよ、わかってる?、呆れ顔の涼子が嘆息して、あなた人生の目的とかないの?、と聞くと、涼子先輩と、結婚することです、堂々と胸をはった山田が応えた。

もう、いいわ、突き放すような口調でつぶやいた涼子は窓の外に視線を向けながら、うれしくて顔がゆるみそうになるのを懸命に押さえていた。本気ですよ、ベッドから飛び降りた山田が、外を眺める涼子の視線をさえぎって真剣な顔でのぞき込んだ。間近に見つめる山田の顔に一瞬素になった涼子は、バカッ、とつぶやくと照れたように顔を伏せた。恥じらう涼子のカワイイ顔にこみ上げる劣情のままキスしようと迫った山田に、だから、それをやめなさい、って言ってるでしょ、ゆるみそうな顔をわざと怒らせた涼子は山田のスケベ面を押しのけた。

交渉人涼子 11話 (14) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:38:23 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (12)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (12)

弥生ちゃん、どうしたの?、ケツ丸出しで涼子のベッドに顔を埋める弥生に声をかけると、ますます顔を熱くした弥生は耐えきれない恥ずかしさにお漏らしさえして股間を濡らした。とりあえず、パンツはいた方がいいよ、丸出しの秘所に目を向けた山田の声に、はっとなって山田を見上げた弥生は、あせってパンティをズリ上げようとしたがまだ後ろ手に縛られたままで、むき出しの下半身をもだえさせて柔らかいナマ尻をプルプル揺らしただけだった。山田が縛めを解くとパンティをズリ上げてスカートを下ろした弥生はベッドから飛び起きて、失礼しました、と真っ赤になった顔を下に向けたまま、病室を逃げるように出て行った。

山田はワケがわからずに弥生を見送った。病院から足早に出た弥生はヌレヌレの内太ももが歩くたびにネチョネチョこすれるのを意識しながら、女体の芯に燃え残る淫乱な欲情に悩ましげな吐息を漏らしていた。ピンクの意識にとらわれた弥生は平常心を無くして、病院からずっと誰かにつけられていることに全く気が付いてなかった。涼子の病室の前を通りがかったその男は、弥生がイカされる一部始終をのぞき見していた。妖艶なレズショウに股間を怒張させ淫靡な欲望で頭をいっぱいにした男は本能のまま行動した。病室を逃げ出す女体の後ろ姿に誘われるように後をつけていた。少女っぽいミニスカが歩くたびに揺れるのを見ながら、妄想をふくらませてピンクの脳髄でバーチャルな弥生を陵辱していた。

妄想にとりつかれた男は、弥生の後ろ姿だけしか見えず現実と妄想の区別を無くしていた。女体を泡立たせる官能に弥生は朦朧とした意識で駅に向かって歩いていたが、人気のない公園の中を歩いていると、イキナリ後ろから抱きつかれ、木立の中に連れ込まれた。やだっ、なにっ、明るい公園で変質者に襲われるとは思いもしなかった弥生は、強引な男の手になすすべもなく植木の中に押し倒された。見知らぬ男は血走った目で弥生を威嚇しながら、スカートをたくし上げてパンティを乱暴にズリ下ろした。やだっ、やめてっ、悲鳴を上げる弥生の口にしゃぶりついた男は、焦った手つきでふくれあがった息子を取りだした。

ううっ、ふううっ、懸命に男を押しのけようと弥生はもがいたが、劣情に支配されて手加減しない男は易々と弥生の自由を奪って、欲望でふくれあがった肉棒を弥生のほてったアソコに押しつけた。涼子の愛撫がまだ生々しいヌレヌレの股間に男はムチャクチャに肉棒をすりつけたが、先端が入り口に引っかかると乱暴に腰を押しつけた。ぶっ、ううっ、トロトロに潤んだ蜜壺を熱い肉棒で強引に貫かれた弥生は、ふさがれた口から悲鳴を上げたが、獣欲にまみれた男は快楽を求めて狂ったように腰を振った。

なんでこんな目に、無垢な肉体を蹂躙され、邪悪な肉棒で乱暴にかき回され、心ならずも蜜壺からイヤラシイ滴をあふれさせた弥生は、我が身の不幸を嘆いて垂れた目から涙をポロポロ流した。涙を流してもだえる弥生に、そんなに気持ちいいか、欲望に狂った男は荒い息に紛れて悪ぶった声でつぶやいた。悔し涙を流す苦悶の表情に加虐心を刺激された男は下半身からわき上がるどす黒い劣情にまみれて腰をふりまくった。グチュグチュと粘った汁気をかき回す音と男の興奮した荒い息の音を聞きながら、見知らぬ男の陵辱に耐える弥生は、涼子のせいだ、と見当違いの憎しみを燃やして何とか理性を保っていた。

額から汗を流して肉棒の出し入れに熱中する男を、抵抗するのをあきらめて涙でにじんだたれ目でぼんやり見ていた弥生は、涼子をゼッタイに許さない、と恨みの感情を心の奥底に刻みつけていた。うっ、おおっ、男はケモノのような叫び声を上げると、弥生の柔らかい下半身に腰を押しつけて肉棒を奥まで突き刺すと、ビクッビクッ、と震えて熱い粘った液体を弥生のナカに放出した。いやあっ、蜜壺を満たす熱い液体に女体をプルプル震わせた弥生は、顔を横に向けて目尻からポロポロ涙をこぼしていた。良かっただろ、淫乱な吐息にまみれて弥生のカラダから離れた男は捨てゼリフを残して、どこかに走っていった。

交渉人涼子 11話 (13) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:37:37 ━ Page top ━…‥・

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (11)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (11)

カワイイわ、艶めかしく蠢く指に翻弄されて快感に漂う弥生の恥じらう顔に涼子は軽くキスすると、泉がわき出すスジにひたひたに濡れた指を盛んに行き来させた。やっ、いやっ、自由を奪われて涼子のされるがままに甘美な刺激にもだえる弥生は、蛇蝎のごとく嫌悪する先輩刑事に快感を高められる悔しさに歯がみしたが、下半身を支配する淫靡な喜びに抗しきれず甘えたイヤラシイ声を漏らしていた。気分を出してきたわね、妖艶な笑みで快感にあえぐ弥生を見つめた涼子は、今までわざと避けていたGスポットを二本の指でくすぐった。

ひっ、…、ああっ、いいっ、のけぞって頭を反らした弥生は丸出しにしたお尻をプルプル震わせて、軽くイクとアソコのスジから潮を吹いて股間をヌルヌルにした。もっと良くしてあげる、敏感な突起をむき出しにして指先でネチョネチョとこねると、たれた目を見開いた弥生は口をパクパクさせて窒息したように苦しげにあえいだ。少女らしさを残す女体が淫乱な興奮でもだえるのを間近で見ながら、涼子は下半身が熱くなってアソコが湿って来るのを意識していた。蜜壺に差し込んだ指で尿道を内壁から押しつぶすようにGスポットを刺激して、むき出した突起を同時に攻めると弥生は口のハシからおつゆを飛ばして、興奮した女体を破裂させるほどふくれあがった欲情にもがきあえいだ。

ひっ、肉体を暴れ回る快感に耐えきれなくなった弥生は悲鳴を上げると白目を剥いて失神した。びしょ濡れになった股間からは湯気がかすかに上がっていた。涼子はわずかに痙攣する女体から離れると、山田のベッドで横になったが、火のついた女体は甘美な刺激を求めていた。しかしすぐ横でだらしなく意識を無くした弥生と私は違う、という女のプライドが勝って自らを慰めようとする欲望を自制した。女体をジンジンと熱くする情欲を理性で押さえ込んだ涼子は、色っぽい半眼を涙目にした妖艶な表情で、柔らかい肢体をシーツの上に横たえていた。

検査から戻って自分のベッドに横たわる色っぽい涼子の寝姿を目撃した山田は、瞬間に発情して襲いかかったが、手のひらでニヤけたスケベ面を押し返す涼子に、弥生が来てるわ、と言われて涼子のベッドで両手を縛られてうつぶせになった弥生に目を向けた。ケツ丸出しでアソコをヌレヌレにしている弥生に、なんで、とまぬけな声を漏らした。介抱してあげれば、涼子の色っぽい表情に股間を痛いほどふくらませた山田は、本能のまま涼子の肉体に溺れたかったが涼子の指示に従って弥生のカラダをゆすった。目を覚ました弥生はのぞき込む山田にビックリしたような顔を見せたが、股間をびしょ濡れにしたはしたない姿を見られる恥ずかしさにシーツに顔を埋めて頭を振っていた。

交渉人涼子 11話 (12) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 20:36:52 ━ Page top ━…‥・
New « ┃ Top ┃ » Old