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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (14)

裏ろま中男 作品リスト
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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (14)

なおも食らいつく山田をはり倒した涼子は、あなた、私を何だと思ってるの、あなたの性のはけ口なの?、表情を厳しくした涼子ににらまれた山田は、そんな、…、はけ口だなんて、涼子の言葉にシュンとなって股間で元気にそそり立つ息子に視線を落としていた。年中スケベなことしか考えてない男を、私が好きになると思う?、言い過ぎかなと思った涼子はうなだれる山田を困ったような顔で見下ろしていた。真剣な表情で顔を上げた山田は、立派な男になりますっ、だから見捨てないでくださいっ、と叫んでケガしてない方の足にすがりついた。

スベスベした太ももにすがって涙をすりつける山田に、母性本能をくすぐられた涼子だったが、山田の手が股間に入り込んでパンティの上からアソコをまさぐるのに顔を赤くして、だから、それをやめろっ、と怒鳴って山田を蹴り飛ばした。うっ、壁に背中を打ち付けた山田は、へへっ、とだらしない笑顔を涼子に向けたが、山田、正座っ、涼子の厳しい一言に焦って床の上で正座した。これから私の言うことを肝に銘じろっ、一つでも破ったら、私はどんな手を使っても、おまえをクビにして、二度と私の目の前におまえが現れないようにしてやる、いいなっ、涼子に癇癪に山田はただごとでないと表情を引き締めて、はい、と応えた。

ひとつ、これから私の許しを得ずに私に触れたら、痴漢現行犯でおまえを逮捕する、ひとつ、興奮した局部を見せつけたら、わいせつ物陳列罪で現行犯逮捕する、ひとつ、私を押し倒してセックスを強要したら、暴行罪および脅迫罪で現行犯逮捕する、ひとつ、それでもやめずに最後までセックスを強要したら、強姦罪で現行犯逮捕する、以上、わかったな、涼子は息もつかずにイッキに言い終わると厳しい表情で山田を見下ろした。涼子の真剣な表情に気圧された山田は、はい、と応えるとなにか懸命に考えているようだったが、要するに涼子先輩が求めてきたら、何の問題もないってことですね、とニッコリ笑った。

お気楽な笑い顔に呆れている涼子に正座したままでスベスベした脚線美ににじり寄った山田は、オレは涼子先輩を愛してるし、涼子先輩もオレを愛してるワケだから、何も問題ありませんよ、ご主人様にしっぽを振る飼い犬のように涼子を見上げた。すっきりした顔で愛の告白をする山田をまともに見られない涼子は顔を横に向けると、いいわね、言ったわよ、とつぶやくと山田に背を向けてベッドに横になった。シーツの上でキレイな曲線を描く涼子のナイスバディを見つめた山田には、綺麗な黒髪に顔を近づけて、涼子先輩、キレイです、と耳タブに口を近づけてささやいた。

キッとなった涼子が振り返って、私の言ったこと、聞いてなかったのっ、とにらみつけると、触ってませんよ、山田はニコニコしていた。小学生のとんちのような言い訳にため息を漏らした涼子が背を向けると、涼子先輩の唇たまりません、チューしたいです、と山田の顔が追いかけて涼子をのぞき込んだ。うるさいっ、涼子はシーツをかぶって丸まった。シーツに現れた女体の線を見ながら、涼子先輩の綺麗な背中にすりすりしたいです、と言うと今度は前に回って、柔らかいオッパイにしゃぶりつきたいです、スベスベした肌をさわりたいです、スリムなお腹を抱きたいです、まるいお尻をモミモミしたいです、綺麗な足にさわりたいです、と山田はひとりでしゃべっていた。

シーツにくるまった涼子は、山田の声と吹きかける湿った息に柔肌を刺激されて女体を熱く興奮させていた。急に静かになった山田に涼子がそっと顔を出すと、カラダを丸めて突きだしたお尻に山田が、はあ、はあ、と荒い息を吹きかけていた。この変態っ、何をしているっ、怒声を上げた涼子は山田をベッドから蹴り落とした。床に倒れた山田は情けなく笑いながら顔を上げて、だって、オレは涼子先輩じゃなきゃ、ダメですから、涼子先輩じゃなきゃ、イケません、と目に涙を溜めた笑顔を向けていた。

交渉人涼子 11話 (15) につづく
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