裏ろま中男 作品リスト交渉人涼子 目次交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (15)
山田の泣き笑いの顔を見てなんだか自分が悪いみたいで後ろめたいキモチを感じた涼子だったが、何も言わずにシーツをかぶると寝たふりをした。床に座っていた山田はしばらくするとベッドに戻って、すぐにいびきをかきはじめた。のんきにイビキをかく山田になんだか落ち着く気がした涼子は、そっとベッドから出ると、私だって、あなたじゃなきゃ、ダメなのよ、と甘いささやきを漏らして山田の横顔に軽くキスした。やっぱり、涼子さんは俺を愛してるんですね、ぱっちり目を開けた山田はニコニコしながら涼子の顔を見ていた。
山田のうれしそうな顔に見つめられて、顔を真っ赤にした涼子は悔しそうな恥ずかしそうな複雑な表情で何も言えずにいると、こうすればいいでしょ、涼子の腰にシーツを巻いてスカート代わりにした山田は、これでOKですよね、と涼子を抱いた。もう、今日だけよ、と苦笑した涼子は山田に抱き上げられてベッドに押し倒されていた。明日からは涼子先輩の部下としてキッチリつとめます、ベッドに仰向けになった美貌を見つめた山田はうれしそうに口づけした。ニコニコしながら唇を押してくる山田に涼子もうれしそうに笑って、風にそよぐ野原で寝そべるようなすがすがしい気分に包まれていた。
腰に巻いたシーツをはぎ取ってパンティをズリ下げると、柔らかい太ももの間に腰を押しつけて、蜜に濡れた花びらに山田はむき出しにした息子を押し当てた。暖かいです、ネットリ濡れた粘膜に息子が包まれる気持ちよさを感じて、腰をめいっぱい押しつけた山田はそのままの姿勢で涼子に抱きついていた。今日はこのままでいてください、山田は艶めかしい女体の気持ちよさにウットリして、涼子に笑いかけていた。いいわよ、ふくれあがった息子で粘膜を引っ張られてアソコがジンジンするのを意識しながら、涼子も山田の背中に腕を回して伏し目がちに山田を見つめていた。
涼子は背中を回した手を脇腹に移動させると、刺された傷跡を優しくなでていた。涼子の手の優しさに傷跡がキレイになくなる錯覚を覚えた山田は、涼子さんにこうされると、ケガもすぐに治る気がします、と笑った山田に、だったら、すぐ退院する?、とチョットイジワルく笑った涼子に、そんなあ、ずっと一緒にいたいです、と山田は甘えて涼子に抱きついた。女体を締め付ける優しい圧迫感に心地よい幸せを感じて安心した涼子は、いつの間にか深い眠りに落ちていた。
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