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== 女教師しほり ==

女教師しほり (26)本命登場

ろま中男3 作品リスト
女教師しほり 目次

女教師しほり (26)本命登場

「まずい、誰か来る」
ケモノのような欲望に溺れているように見えても、いつ誰が来てもおかしくない昼休みに周りの状況に常に気を配っていた小心者の省吾は、カツカツと渇いたハーヒールの音にあわてて発情した女体二つを立たせると、ベッドに放り出して脱ぎ散らかした下着類を投げつけた。

「あうんっ、やさしく、してえ」
やあんっ、もっと…。
快感の階段をのぼりかけていた実季は、いきなり抱き起こされて緊迫感のない声を漏らしたが、続きを期待していたのか素直にベッドに寝そべってセクシーなポーズを見せる。
「あんっ、やっ、省吾君、あんっ、どうしたの?…」
え、こんどは、ベッドでするの…。
肉布団にされて二人の下の組み敷かれていた恭子は、いきなり立たされてわけがわからずベッドに押し倒されていた。

「静かにしろ、誰から見られたら、恥ずかしいのはオマエらだぞ」
カーテンをピッタリ閉めて二人まとめてシーツをかぶせた省吾は、シーツの上からドスの利いた声で脅した。近づいてくる足音を省吾はドキドキしながら聞いていた。

「あ、はい…」
「あんっ、早くしてえ…」
省吾の緊迫感が伝染したように緊張した恭子の声した。肉の悦びに浸って色ボケなイヤらしい声を漏らす実季に
「静かに、させろ」
省吾が怒気を含んだ声を漏らす。
「せんせい、お願い、静かにして」
恭子の緊張した声がして淫乱養護教諭の口を押さえたようで、フンフンと荒い鼻息がする以外に実季のお気楽な声は聞こえなくなった。

「…、あれ、誰もいないの?」
足音が保健室の入り口で立ち止まったあと、緊張感のない声がした。しほりだった。
「ま、いっか、バンソウコウ、どこかな?」
なんだか浮ついた声で一人言を漏らすしほりは、薬品棚を物色しはじめた。

「しほり、どうしたの?」
シャツのボタンを留めて身支度を調えた省吾は静かにカーテンを開けると素早く閉めて、美人教師の背中に声をかけた。
「えっ、あ…、なんだ、省吾君、びっくりした」
省吾の存在に全く気付いてなかったしほりは、ビックリしたような大きな目で省吾を見つめると、すぐに表情をくずして気安い笑顔を向けてくる。

「しほり、どっかケガでもした?」
親しみある笑顔で見つめられる省吾は、二人のコトを気付かれないかと心臓をバクバクさせていたが、それを顔に出さないように努めて平静を装って聞いた。
「うん、ちょっとね」
焦る省吾と対照的にしほりは意味深に笑っていた。省吾の裏切りなどまったく思いもしない、恋する自分にウキウキするしほりだった。

「ひょっとして、あのとき?…、どうかした?」
早くしほりに行って欲しい省吾だったが、意味深な笑いに音楽室でムリヤリ犯したことを思いだして、自分がケガさせたのかもとあわてた。
「ううん、たいしたことないの、心配しないで」
恋人気取りのしほりは、深刻な表情を見せる省吾にうれしそうに笑っていた。

「みせて、どこ?」
しほりを追い返したいのはヤマヤマだが、それには治療をすぐに済ませるしかないと、できの良くないおつむで考えた省吾は、しほりの女体に視線を這わせた。
「ホント、たいしたことないのよ、ここ」
心配する省吾がうれしいのか、はにかんだしほりはタイトスカートの中を指さしていた。

「見せて」
省吾は薬品棚からバンソウコウを取り出すとしほりを診察台に座らせて、タイトスカートをズリ上げて開脚させた。
「あんっ、恥ずかしい、あ、だめえ」
下半身丸出しの恥ずかしい姿にされて履き替えたおニューのパンティをさらしたしほりは、太ももをグイッと広げて股ぐらをのぞき込んだ省吾に、キズをペロペロ舐められて甘えた感じの浮ついた声を漏らす。

省吾君、なんで、梶谷せんせいと?…。
カーテンの向こうでじっとして息を殺す恭子は、聞こえてくる恋人同士のような会話にいろいろ想いを巡らせ、不安な気持ちで落ち込んでいた。

でも、できない、省吾君に、叱られる…。
二人に割って入って関係を問いただしたい衝動に駆られもしたが、調教されたばかりの奴隷根性がそれを制止した。モヤモヤした気持ちを抱えた恭子は実季の口を両手で押さえて、もぞもぞする肉感的な柔らかいカラダを抱きついて押さえ込んでいた。

女教師しほり (27) につづく
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