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== はじめに ==

真央 目次3

真央 目次3(61話~) 2010/03/07更新

(61)夢? / (62)不安 / (63)再会 / (64)沢村? / (65)セクサロイド / (66)手練手管 / (67)欲望のとりこ / (68)ご奉仕 / (69)疑惑 / (70)刺す / (71)号泣 / (72)返り討ち / (73)誘惑 / (74)分身 / (75)プロフェッショナル / (76)お出掛け / (77)見知らぬ街

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== 真央 ==

真央 (70)刺す

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (70)刺す

「真央ちゃん、好きだよ」
男は体を起こすとヒザをすりながらにじり寄って、だんだん真央に迫ってくる。真央は尻もちをついたまま懸命に逃げる。

「やだっ、近寄らないで…、こないで」
ミニスカのスソを乱して足をバタバタさせる真央は半ベソの目で段々大きくなる男の影に恐怖していた。上体を支える手にカバンが当たる。真央はカバンで隠すように胸に押し当てて抱える。

「どうしたんだい?…、さっきまであんなに気持ちよさそうに、してたじゃないか」
男の不思議そうな声が見知らぬ他人の声のように耳に響く。ついさっきまでカラダを絡み合わせて熱く昂ぶった気持ちに浸っていた自分はもういなかった。ただ男に目の前から消えて欲しかった。

「こ、ないで、こないで…、さ、す…、刺すわよ」
カバンの中に鈍い光を見た真央は何かわからずに取りだして構えた。先のとがったハサミが男に向かって突き出される。涙でにじんだ目でそれがハサミだと見た真央は、切羽詰まった精一杯の脅し文句を口走る。

「あぶないよ…、そんなモノ、しまって」
自分に向けられる尖った先端になんの恐怖も感じてないような落ち着いた声がして、男は真央の下半身にのしかかってくる。

「やだっ、来ないでっ」
陰になった男の顔に鈍い眼光を見た真央は思わず両手をつきだしていた。肋骨に当たる硬い感触があったが、震える手に力を込めて押しつけているとスルリと男に胸に入り込む。
「ひっ」
その頼りない感触に思わず手を引くと、ビシュと風を切り裂くような音がして真っ赤な鮮血が飛び散り、生温かいしずくが真央の無表情な顔に赤いまだら模様を作る。

「う…、ぐうう…」
男の影がかすかに揺れると血の気の失せた唇が力なく開いて、地獄の底から響くような低いうめき声が漏れる。
「いっ、いやっ…、や、やあっ」
顔に垂れた血がすぐに冷たくなる。男の不気味な声で真央の精神は崩壊寸前だった。ハサミを投げ出して顔をぬぐった真央は、深紅に染まった指先に悲鳴を上げて男から逃げようとする。

「ま、っで…、ま、お…、ちゃ、ん」
ぼんやり開いた口から真央を呼ぶ低いこもった声がする。鈍い眼光が真央を見つめていた。
「ひいっ、いやっ、いやっ、たすけてっ、だれかっ」
闇に鈍く光る目にぼんやり見つめられてパニックになった真央は、壁際までたどり着くと壁沿いに部屋の隅まで逃げる。

「まお、ちゃ、ん…、す、き、だよ…」
ゆっくりと立ち上がった男がギクシャクした動きで少しずつ近寄ってくる。
「いっ、やっ、だ、だれかっ、やだあっ」
逃げ場の無くなくなった真央は涙を一杯溜めた目で男を見つめる。足がガクガク震えて背中に壁がなかったらその場にしゃがみ込んでいたハズだが、自分から座り込むことも出来ない真央は、かろうじて保った精神の糸が切れる直前まで追い込まれていた。

真央 (71)につづく
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== 真央 ==

真央 (69)疑惑

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (69)疑惑

「はああっ、あんっ、は、ああっ、…」
欲望でふくれあがり血管の浮き出た肉棒でヒクヒクとふるえる蜜壺の亀裂を貫かれた真央は、はしたないあえぎ声を漏らしてうっすら汗のにじんだ新鮮な女体をもだえさせる。ドキドキと鼓動するしっとり張り詰めた胸の地肌が、荒い吐息に合わせて艶めかしく波打つ。

「うれしそうだな…」
熱く猛り狂ったカラダの一部を奥深くまで突き刺して股間を真央の中心部に押しつける男は、根本のちぢれ毛が粘りけのある汁気で濡れるのを見てニンマリ笑うと、ゆっくりと腰を引いていく。

「あっ、は、ああっ、はあっ、ああっ」
カリの張り出した肉棒と一緒にナカの粘膜まで引きずり出される感覚にとらわれて、真央は苦しそうに眉をひそめていたが、男の劣情を誘うような妖艶な美しさを見せつける。肉棒にまとわりつくようにあそこの肉が輪ゴムのように張り付いて引っ張られるのと同時に、イヤらしい汁気がかき出されて周りの肉をネットリ濡らしていく。

「じゃあ、いくぞ」
真央の妖しい美貌に誘われるように火照った女体にのしかかった男は、手の平であちこちなで回して身もだえする女体の心地よい感触を確かめながら、イヤらしい湿った音を響かせて挿入を開始した。

「あっ、ああ、ああっ、あっ、あっ」
突き上げにリズムに合わせて忙しく頭が上下して、サラサラした髪がエロチックに波立ってつややかな光を放つ。押し倒された背中が冷たい床に密着して背骨を反らせたが、メスの欲情に煽られて熱く火照った体をよけいに意識する。

「お、おおっ、いいぞっ」
自分のカラダに抑え込まれて支配されて乱れる美女に上機嫌の男は、ジュブジュブと汁気を飛ばして快調に挿入を続ける。

「あっ、ああっ、はあっ、あっ、ああっ」
膣の内壁をカリで擦られる刺激にのけぞる真央は、イヤらしい吐息にまみれて快感にもだえよがって火照った女体を踊らせていたが、カラダの奥から何か重苦しい感情が湧き上がってくるのを感じていた。まだ明確に意識出来てないが、それはこの男が沢村ではないというぼんやりした確信だった。

「この、ドスケベ女め、そんなに気持ちいいか」
欲情まみれでもだえる美人女子大生を陵辱する興奮で口汚く罵倒する男は、二枚目顔に残忍な笑いを浮かべて腰を激しく振って柔らかい女体を揺らし続ける。

「あっ、はあっ、いっ、やっ、ああっ、やっ、やめて、あっ」
肉の悦びに支配されていた意識に徐々に重苦しい疑惑が浸透してくる。下半身から湧き上がる熱い官能の波に翻弄されながら、得体の知れない不安感に襲われて、真央はシャツの絡まった手でなんとか男を押しのけようとする。

「いいんだろ、もっと、よろこべ」
真央の心に芽生えた疑惑など関知しない男は、真央の抵抗を絶頂に向かうのをただ逡巡しているだけだと思っている。押しのけようとする手ごとまとめて真央のカラダを抱くと、キスしようと顔を近づけてくる。

「い、やっ、いやっ、やっ、やめてえっ」
迫ってくる顔は原油を流した海のように暗く影になって表情が読めないが、鈍い眼光が迫ってくるのに背筋に冷たいモノを感じた真央は、思いっきり男のカラダを突き飛ばした。

「おいっ、なにするんだい」
突き飛ばされた男はたいして気にしてないような落ち着いた声を漏らすと、ゆっくり体を起こして真央に迫ってくる。

「やだっ、近寄らないで…、誰なの?…、あなた」
欲情にまみれてピンクに染まった意識もすっかり正常に戻って、迫ってくる男からにじみ出る重苦しい雰囲気に恐怖を感じて、真央はミニスカがはだけたナマ足をジタバタさせて後ずさっていた。

真央 (70)につづく
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== 真央 ==

真央 (68)ご奉仕

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (68)ご奉仕

「お願い、はあっ、あんっ、はうっ、はあっ」
男の股間にしがみついた真央はメスの欲望に抗いきれずに玉袋を口に含んだ。コリコリと玉を口の中で遊ばせるとサオを伝って唇を這わせていく。セクシーな唇からつきだしたカワイイ舌が妖しく蠢いてネットリと舐め上げていく。先端に到達するとプックリツヤツヤリップが鎌首を咥え込んで、舌が裏スジを愛撫する。

「い、いいぞ…、根本まで咥えろ…」
女子大生のイヤらしい口技で全身を緊張させた男は、サラサラした髪をなでながら股間に押しつけて、喉の奥まで犯そうとする。

「うっ、けほっ、うっ、ううっ、はあっ、ああっ、ちゅうっ、ちゅぶるっ、じゅぶっ」
パックリ割れた先端で喉チンコを押されて咳き込んだ真央は、口角からヨダレを垂らして汁気で唇を濡らしたが、喉をこみ上げてくる吐き気を飲み込むと、口に含んだサオに懸命に舌を絡めていた。

「おおっ、いいぞっ、パイズリしろ」
息子をネットリと舐め上げられて上機嫌の男は、真央の顔を引きはがすと残忍な笑いで見おろしながら、次の命令を下す。

「は、はい、あんっ、はあっ、ああっ、いいっ、はあ」
男の残酷な笑いに被虐心を昂ぶらせてあそこの肉をヒクヒク熱くした真央は、自分のツバで濡れた息子を乳房の間に挟み込み、カラダを上下させてパイズリをはじめる。乳房の谷間を行き来する熱い肉棒に体の芯で燃える欲情の炎が一段と火勢を増して、真央を淫乱なビッチに変えていく。

「このドスケベめ、パイズリするのが、そんなに、うれしいのか」
きれいな髪に天使の輪が揺れるのを薄笑いで眺める男は、真央の唇から漏れる熱い吐息で下腹を刺激されてゾクゾクしていた。形のいい乳房を変形させて息子の先端が出たり入ったりするのを、自らも鼻息を荒くする男は満足そうに見おろしていた。

「はあっ、もう…、お願い…、欲しいの…」
乳房の圧迫も悦びに感じるマゾ奴隷は、ビンビンの息子で足をこじ開けられて貫かれる妄想を浮かべて、満足そうに見おろす暴君に憐れみの視線を向けて、はしたないおねだりしていた。

「そうか、くれてやる」
真央の潤んだ目に加虐心を昂ぶらせた男は、真央を突き飛ばすとシャツを脱ぎ去ってたくましいカラダを見せつける。ヒジにシャツとブラを絡めたまま尻もちをついた真央は、鍛え抜かれたカラダを見てあそこから熱い汁気を垂らしていた。

「じゃまだっ、ほら、お待ちかねの、おちんちんだぞ」
真央の股ぐらに手を突っ込んだ男はパンティを乱暴に脱がすと、太ももの間に腰を入れて上を向いてそそり立つ息子を、濡れた亀裂に押しつけた。

「ふうっ、はあっ、入れて…、お願い…、欲しいの…」
シャツの絡んだヒジでカラダを支えて頭を起こした淫乱なマゾ女は、男の手で握られた息子の先端で亀裂をなぶられて軽くのけぞると、自分から腰を突きだして甘えた声でおねだりする。

「本物の淫乱ドスケベだ、なあ、真央、ちゃん」
「あっ、あああっ、あっ、あっ」
真央を侮辱する言葉を口にしてよけいに興奮した男は、狙いを定めて腰を突きだした。血管の浮き出た息子が一気に根本まで挿入されて、真央はハデにあえぎ声を上げてのけぞると、艶めかしく髪を揺らして官能の悦びにふるえていた。

真央 (69)につづく
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== 真央 ==

真央 (67)欲望のとりこ

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真央 目次

真央 (67)欲望のとりこ

「はあっ、やっ、ああっ、だめ、吸っちゃ、いやあっ」
乳房の地肌を味わいながら肩紐も肘まで下げるとプルンと乳房が揺れる。右手は再びパンティの上からお尻をなで回す。男は硬くなった乳首を口に含むととがらせた舌先でチロチロなぶってから、大きく口を上げてめいっぱい乳房を吸いこんだ。

「はあっ、やっ、やめて、ああっ、やっ、ああんっ」
イナバウアばりに左手に支えられたくびれから大きく後ろにのけぞった真央は、乳房の愛撫にもだえ甘えた声を漏らす。のけぞった上半身に突き出された股間を引き絞る湿ったシワにモッコリがすりつけられる。衣服越しの接触にジラされる焦燥感で、徐々にカラダの奥から浮き上がってくるマゾ気が煽られる。

「触って欲しいんだろ、言って…」
快感にもだえて甘い吐息にまみれた顔をのぞき込んだ二枚目は、前からパンティのシワをなぞりながら、真央にはしたないおねだりを強制する。

「ああっ、やっ、やっ、はあっ、だめえ…、はあっ」
パンティに食い込んだ指をジンワリにじみ出てくる汁気が濡らす。淫らな官能に支配された真央はわずかに残った理性でかろうじて抵抗していたが、乳房を吸われるたびに抵抗する気持ちが薄れていく。

「言え、オマ○コ、イジってください、と言えっ」
それまで柔和な表情を保っていた男は一転険しい表情を見せると、長いまつげに飾られた半開きの目をノゾキ込んだ。

「ひいっ、い、やっ、ああっ、許して…、ください…」
男に脅されて泣き声のような悲鳴を上げた真央は、マゾ気を熱くしてピュッと潮を吹くとパンティに大きなシミを作っていた。迫ってくる鋭い眼光から逃げるように目を閉じた真央はかすかに震えながら、マゾ奴隷のサガでパンティが食い込んだ亀裂からネットリしたおツユを溢れさせていた。

「こんなに濡らしやがって、淫乱オンナがっ、さっさと言えっ」
耳に口をつけるようにして怒気のこもった声を漏らす男は、パンティに食い込んだ指をグリグリと沈ませていく。引き絞られた生地がぬめり気を垂らしてナマ太もものくびれを濡らしていく。

「あっ、ああっ、もうっ、ああっ、お願い…、オ○ン、コ…、イジって…、ください」
男の強圧的な態度にマゾの性根は悦びさえ感じて、はしたないおねだりをしてしまう。股間の中心を突き上げる鈍い刺激で女体を熱い快感の波に襲われた真央は、閉じた目から涙が溢れそうになっていたが、恥ずかしいセリフを口走ると妖しい笑みを唇のハシに浮かべた。

「よし、お望み通り、イジってやる」
吐息混じりの切ないおねだりにニンマリ笑った男は、濡れたパンティをよけてあそこをムキ出しにするとヒタヒタに濡れたピンクの花びらを指の腹で微震動させる。

「あっ、ああっ、はあっ、ああ、いいっ、いっ、あ、あんっ」
直接あそこの肉に触れられた真央はビクンとふるえると、男の左腕が支えるくびれを支点にして上体をダランとしてアーチ状に全身を弛緩させる。ブリッジの体勢で大事な部分を突き出す真央を、男は二本の指で翻弄して、発情した女体という極上の楽器で艶めかしいあえぎ声を奏でさせる。

「はっ、あっ、ああっ、ああん、ああっ」
花びらをいじっていた中指がネットリ濡れた亀裂に入り込んでナカの粘膜をイジリはじめる。人差し指と薬指で花びらをイジられながら、中指でGスポットをイジられる真央は官能の世界にどっぷりはまって、快感に突き上げられるまま絶頂に到達するのを貪欲に求めていた。

「続きは後だ、しゃぶれ」
快感にまみれた真央のよがりもだえる様を頃合いと見た男は真央を突き放すと、ズボンを脱ぎ捨てて天井向かってそそり立つ息子を見せつける。

「あんっ、いやあっ、はあっ、して、お願い…」
快感の頂上に登り詰める途中で放り出された真央は、男の足にすがって続きをおねだりして、目の前にぶら下がる巾着袋をトロンとした目で見上げていた。オンナ座りしてぴっちり密着した太もものうっすら汗をにじませたナマ肌が、時折ふるえて妖しいテカリを放ち、あそこのうずきを訴えているように見えた。

真央 (68)につづく
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== 真央 ==

真央 (66)手練手管

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (66)手練手管

「私だよ、真央ちゃんが、一番よく知ってるじゃないか」
沢村にしか見えない男は真央の腰を抱いて引き寄せる。薄暗い部屋で男と二人きりを意識した真央は、ここに拉致されて陵辱された記憶が鮮明に蘇ってきて、胸が苦しいほどドキドキして息が荒くなる。

「や、やめて…、ちがう…」
迫ってくる二枚目顔はたしかに沢村だった。たくましいカラダに抱かれた真央は着やせする胸に押して逃げようとするが、薄いシャツの生地を通して手の平に伝わってくる人肌の温かさに女体の芯が熱くなる。

「愛してる、真央ちゃん」
言いようのない不安と恐怖に怯えながら、ナマ太ももをモジモジすりあわせて欲情する自分に困惑する真央を見て、ニンマリ笑った男は気取った声で愛をささやくと唇を奪った。

「やっ、あっ、やめて…、あっ、ああっ」
男はプックリツヤツヤの唇を味わいながら舌を差し込んでネチョネチョとイヤらしい音を立てる。内マタに合わせたナマ足に足をコジ入れると、筋肉張った太ももを敏感な部分にすりつけてくる。たくましい腕に抱き上げられてつま先立ちになった真央は、モッコリふくらんだ股間を下腹部にすりつけられて甘い吐息混じりの声を漏らす。

「ちゅっ、ちゅうっ、にゅるっ、ちゅっ、じゅるるっ」
のけぞって白い喉をさらす真央はツバを飲み込んでかすかに喉を上下させる。差し込まれた舌が口の中で艶めかしく蠢いくたびに脳天がしびれて体の力が抜けていく。右手の指が背骨をなぞるように下がってきてお尻のワレメに到達すると、尻タブを手の平で包み込んで揉みほぐす。

「や、あっ、やあ…、はあっ、や、ああんっ」
メスの欲情に支配されて恐怖や不安が心の奥に沈んでいく。男の左腕一本で体を支えられて弓ゾリした真央は、胸を誇示するようにつきだして、力が入らなくなって緩んだ股間に男のモッコリを押しつけられていた。お尻を弄んでいた手がミニスカに入り込んで、指先がパンティの上から菊文様をなぞる。排泄器官をイジされる恥ずかしさが、しばらくカラダの奥に潜んでいたマゾ気を呼び覚ます。

「ちゅっ、ちゅうううっ、じゅるっ、ちゅっ、じゅるるっ、ちゅう」
男は執拗にキスを続けながら、お尻に当てた手で太ももを持ちあげるとパンティがシワを作るあそこに指を伸ばしてくる。真央の口に溢れてくる汁気を舌でかき取り吸い続けて、湿ったパンティのスジを指の腹で盛んにこすり続ける。

「やっ、ああっ、いっ、やあっ、ああっ、はあっ、あああっ」
粘着質なキスに頭がぼんやりして判断力が薄れていくのに、カラダの感覚だけが鋭くなっていく。はしたなく足を広げられた真央は恥骨に男のモッコリをすりつけられて、女体の芯で欲情の炎が燃え上がるのを感じていた。

「カワイイよ」
真央のトロンとした艶っぽい表情にますます股間を固くする男は、おしりから手を離してシャツのボタンをはずす。ブラに押さえつけられた胸がくっきり谷間を作っている。途中までボタンを外すとシャツを乱暴に肩から引きはがし肘まで引き下げる。

「はあっ、いやあ、恥ずかしい、やっ、あっ、ああっ」
肩をムキ出しにされてブラ姿にされた真央は胸を隠したかったが、肘まで下ろされたシャツに緊縛されて下乳を支えているようにしか見えなかった。男は真央の胸に顔を埋めるとハリのあるしっとりした肌に唇をなすりつけていた。

真央 (67)につづく
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== 真央 ==

真央 (65)セクサロイド

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (65)セクサロイド

セクサロイドとは前世紀の偉大なアーティストが発表した創作に登場する「人間同様の性的能力を有するアンドロイド」につけられた名称だが、21世紀中盤の日本では現実のモノとなり高価な電化製品として、特定の業界と一部の資産家たちに普及していた。

前世紀後半から世界一のロボット技術を誇った日本では、21世紀に入ってもロボット先端技術を進化させ、二足歩行可能な人型ロボットの完成後はどこまで人間に近づけるかが課題になっていた。

21世紀最初の20年が経過する頃には成人男性と同じ程度の重量で見た目も人間と変わらない、アンドロイドと呼ぶにふさわしいロボットの一応の完成を見た。しかしその動きはあくまでも機械的で人間との違いは一目瞭然だった。

登場当時は都内一等地に豪邸を建てるより高価で、一般人にはとても手が出せなかったアンドロイドが高級外車並みの価格に下がったのは、前世紀のVHSがAVによって普及したように、エロ目的に利用されたためだった。

20世紀から21世紀へ変わる頃からリアルラブドールと呼ばれる、見た目だけなら人間の女性にかなり近いダッチワイフが流通したが、リアルラブドールもアンドロイド(セクサロイド)の進化に合流することになる。

一部の風俗店で性的能力を持ったアンドロイドを採用したところ、物珍しさも手伝って密かなブームとなった。しかしオナホールに毛が生えた程度の機能がすぐに飽きられると、客を引きつけるためにハード部分のさらなる進化が続き、21世紀も30年が経過する頃には感触や機能だけなら人間と変わらないモノになった。

また人間ならサービス毎にそれなりの手当を払わなければならないが、アンドロイドは初期投資こそ高価だがそれを回収してしまえばあとのメンテナンス費用は微々たるもので、料金を安く設定できる。アンドロイドの普及により風俗店同士の競争が起こると料金の低価格化が進み、安価な大人の娯楽として普及して生身の風俗嬢の出番を奪ってしまう。

そこまでは順風満帆であったが、性的機能を持つアンドロイドが普及するとともに反対意見も目立つようになる。深刻化する少子化問題や権利意識の強い女性団体の反対により風営法が改正されると、風俗店でアンドロイドを使用することが制限されて、一時的にセクサロイドの発展が阻害される。この反対運動には職を奪われたコールガールや風俗嬢たちも加わっていたというのがもっぱらのウワサだった。

排斥運動によりセクサロイドは消え去るかと思われたが、安価な性風俗が無くなったことで性犯罪がジリジリと増加し、ついに社会問題化するに至っては、性欲のはけ口は必要悪であると容認されていった。さらに前時代的な女郎の不幸な境遇が強調されると、機械なら不幸になる女性もいなくなるという意見が大勢を占めて、逆に歓迎されるほどに社会に受け入れられた。

20世紀中盤にハード的にはほぼ完成の域に達したセクサロイドにとって、残る不満は人間味に欠ける機械然とした振る舞いだった。機械に人間らしい感情を与えることが新しい課題として持ち上がった。それはソフトウェアの改良によって改善されたが、それは本物の女性の感情をサンプリングしてセクサロイドに移植することだった。

真央 (66)につづく
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== 真央 ==

真央 (64)沢村?

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真央 (64)沢村?

「どうして来なかったんだい?…、勉強、忙しかった?」
二枚目らしい爽やかな笑いで真央を見つめる沢村が、やんわりと問い詰める。

「あ…、うん、前期試験、やっと、終わったの」
はっきり見えないが、薄暗い部屋の隅に立つ男は沢村のはずだった。しかし男に漂う雰囲気から言葉では言い表せない違和感を覚えて、ますます不安に駆られた真央は男の言葉に合わせて慎重に相づちを打っていた。

「そうだったんだ、じゃあ、また逢えるね」
色男ぶった気取った声で男が近寄ってくる。陰になって黒く塗りつぶされた顔に口角を上げて笑う唇だけが見える。男が近寄るにつれて真央は動悸が激しくなり、恐れともに怒りが湧き上がってくる。

「そうね…」
千々に乱れた気持ちを抑え込んで低い声で応えた真央だったが、陰になった顔に笑った目の鈍い光を見たとき何かがはじけた。
「小耳に挟んだんだけど…、私の名前をつけたセクサロイドがある、って知ってた?」
それまで押さえていた気持ちがあふれ出て、いきなり核心を突いた言葉が口から出た。

「…、そうらしいね」
沢村の顔から笑いが消えて真央をじっと見つめる。緊張感の漂う静寂の後、低く抑揚の無い声が応える。

「私は…、私は…、実験台、だったの?」
落ち着いた低くこもった声が真央の体に響いて、感情の高ぶりが少しは抑えられた真央だったが、それでもどうして聞きたくて、絞り出すような声がかすかに開いた唇から漏れる。語尾がかすれて少し涙声になっていた。

「…、真央ちゃん…、好きだよ」
真央の悲痛な問いかけにまた重苦しい緊張感が漂ったが、沢村の思いつめたような声が静寂を破った。

「うそっ」
はじめて「好き」と言われたときは天にも昇るような高揚感で夢心地になった真央だが、今日の沢村の言葉には無味乾燥な虚しい感じしかしなかった。真央は間髪を入れずに否定して、沢村を涙でにじんだ目で見つめていた。

「どうして、そう思うんだい、私は真央ちゃんが好きなんだ」
言下に否定された沢村はさみしそうな表情を浮かべると、真央にジリジリと近寄って訴えかけるようにつぶやいた。

「うそっ、アナタ、誰なのっ」
手を伸ばせば届きそうな位置に近づいてきた男に真央は思わず叫んでいた。目の前にいる男は沢村にしか見えないし、その声は沢村本人のモノなのだが、幾度も激しく愛されたオンナの本能が違うと否定していた。

真央 (65)につづく
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== 真央 ==

真央 (63)再会

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真央 目次

真央 (63)再会

高層ビルの高速エレベーターが低周波震動で真央のカラダを揺らす。そしてその震動に増幅されたように真央の心は揺れていた。

やっぱり、あれは、…。
夢だと自分に信じ込ませていたあの陵辱体験が事実かどうかはまだ半信半疑だったが、指紋認証があっさりパスしたことは、紛れもない事実として真央に重くのしかかっていた。

沢村のF100を校門の外で見かけてから、真央は何かに突き動かされるようにここまで来てしまった。明確な意識としてあったわけではないが、あの非日常の体験が本当に意味することを知りたいという想いが真央をここまで連れてきたのだろう。もう一度沢村に会いたいという気持ちが真央の心の奥に潜んでいることも、否定しきれなかった。

そして一番の目的は沢村の「好き」の言葉が本当だったのかということだが、それが意識に浮かび上がってくるのを女としての気持ちが懸命に抑え込んでいた。学食で聞いた男子学生の猥談から、沢村の愛の告白が自分を利用するための方便であることはおぼろげに理解出来たが、そのカラクリが理解出来てしまったからこそ、真央の深層心理はそれを考えないようにしていた。

不安とかすかな希望の入り交じった気持ちで、真央はじっとエレベーターの白いドアを見つめていた。エレベーターが最上階に到着し、軽い逆Gがかかってドアが開く。目の前に見覚えのあるシンプルな廊下が続いている。

今なら、まだ引き返せる、…。
冷酷な現実に対決する覚悟をまだ決めかねて迷っていたが、そんな気持ちとは関係なく真央のカラダはゆっくりと歩を進めていく。突き当たりにドアが見える。まだ覚悟を決めかねていた真央だったが、ドアに引き寄せられるように近寄っていった。

真央を拒むようにどうしようもなく重く見えたドアだったが、ノブに手を掛けるとあっさり開いた。廊下の明るさに比べて部屋の中は薄暗く、しばらく中の様子がわからなかった。

「やあ、来たね」
薄暗い部屋の奥から声がして真央は身をすくめた。まごうかたなき沢村の声だった。
「なにしてるの、おいでよ」
真央の不安などお構いなしなフランクな呼びかけに、真央のカラダは自然に前に出て部屋に入っていた。

ようやく薄暗さに目が慣れてきて真央は部屋の様子がわかってきた。はじめてここに来たときの状況と同じように簡素なベッドが部屋の隅に置いてあって、その横のイスに沢村は座っていた。

「久しぶりだね、会いたかったよ、真央ちゃん」
イスから立ち上がった沢村がにこやかに声をかけてくる。口調はくだけているが、なんだかはじめてここに来たときのように、真央は他人行儀な堅苦しさを感じた。

真央 (64)につづく
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== 真央 ==

真央 (62)不安

ろま中男3 作品リスト
真央 目次

真央 (62)不安

それから2週間ほど真央は普段通りに学生生活を続けた。

時折あのときの記憶が蘇ることがあるが、あれは自分じゃない、夢だ、と自らに言い聞かせて真央は意識して考えないようにした。あのときのことを考えると別の自分に変わってしまいそうで恐ろしかった。あの非日常の体験は夢だと思い込もうとした。

沢村から貰ったはずのケー番を書いたカードを探したがどこにも見あたらないし、沢村からも連絡はない。沢村に買って貰ったはずのブランド品だって影も形もない。

今までと同じ生活を続ける真央は、大学に行く途中に例の高層ビルを眺めても、自分から足を向けようとは思わなかった。真央の中ではあれは夢だったことがなかば事実になりかけていた。

「おいっ、すごいぞ、あれ」
「おまえ、いったのか、このドスケベ」
「いいんだよ、ロボットなんだから、その手のグッズと同じだよ」
「そうだよな、オレも行こうかな、話のネタになるしな」

前期試験が終わって夏休み直前の学食で遅い昼食を一人で食べていた真央の後ろで、そんな話し声がするのを、真央は聞くともなく聞いていた。

「おお、そうしろよ、強姦モードとか、もだえ方がすごいぞ」
「熱愛モードでも、乱れ方、スゴイらしいな」
「ケータイで申し込み出来るから、好きなモード頼んどけば、着いた頃にはセッティング終わってるぜ」
「痴漢モードって、電車みたいな部屋ですんのか?」
「らしぞ、でも集団レイプモードって、なんだよ、何人かでやんのかよっ」

強姦?…、痴漢?…、集団レイプ?…。
猥談して笑う男子学生の話で、真央は忘れようとしていた記憶がありありと蘇ってきた。息が荒くなって手が震える。なんだかはっきりしない不安で憂鬱な気分で落ち込んだ真央は、とにかく男子学生から離れたくて学食を出て行った。

「マオにしろよ、最新型ですごいぞ」
学食で立ち上がった真央の背中でそんなセリフが聞こえた。それを何度も呪文のように頭の中で繰り返した真央は、崩れ落ちそうな自分を支えてなんとか校門までたどり着いた。

あ…、あの車…。
校門の前の道を走り去った高級外車の赤い車体が真央の目に焼き付いた。フェラーリンF100は創業100周年の記念モデルで日本には数台しかないと言われていた。そしてそれは沢村の車と同じタイプだった。

それからどうやってたどり着いたか覚えてないが、真央はあの高層ビル地下駐車場のエレベータの前にいた。

おそるおそる指をだして指紋認証のセンサーに差し込むと、ピッと電子音がして扉が開く。不安で押しつぶされそうな真央は、後戻りしたい気持ちをかろうじて抑え込むと、震える足でエレベータに乗り込んだ。

真央 (63)につづく
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== 真央 ==

真央 (61)夢?

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真央 目次

真央 (61)夢?

「ああっ…、はっ、あっ、はあっ…、え…」
真央は悲鳴に近い声を上げて目を覚ました。息を荒くして肩を揺らす真央は大きな目をさらに見開いて周りを見渡す。そこは見慣れた自分のアパートだった。

寝起きでまだ頭がぼんやりした真央はゆっくり体を起こすと、柔らかく盛り上がった胸に汗ばんだキャミが張り付いているのを見た。遠くにセミしぐれが聞こえる。ジットリする熱気がカラダに絡みついて全身から汗が噴き出しているような気がする。

ベッドから起き上がって汗に濡れたキャミを頭から脱ぎ去った真央はパンティも脱ぐと、けだるそうにユニットバスに入ってシャワーを浴びる。冷たいシャワーのシブキが若い真央の体に跳ね返る。徐々にぼんやりした頭がスッキリしてくる。

「やっ…、あ…、やっ、どうして?…」
胸の先端に触れた真央は体がうずいてのけぞると、シャワーを顔で受けながらそれまでのことを全部思いだした。数々の陵辱が鮮明に蘇ってカラダの芯が熱くなって足がガクガク震えてくる。

「私…、やだ、助けて…」
立っていられなくなった真央はその場にしゃがみ込むと泣き出した。シャワーに打たれながら真央は切ないすすり泣きで肩を揺らしていた。

「…、はあ…」
ひとしきり泣いた真央はゆっくり立ち上がると、カランを回してシャワーをとめた。全身から水の滴を垂らした真央は、おそるおそる股間に手を入れて触れてみる。あそこに指の腹をすりつけてからゆっくりと手をあげてみる。指先が血にまみれているのを想像していた真央は、何もないことに小さくため息をついた。

それからカラダの水気を拭き取った真央は、ハダカのままベッドの倒れ込むとにすぐに寝てしまった。

「あ…、はあ…、もう、こんな時間」
目を覚ました真央はあたりが真っ暗なのを、カーテンのスキマから差し込む月明かりで気付いた。また沢村たちにされたことが頭に蘇ってくるが、ぐっすり寝て疲れが取れたためか今度は夢のように感じていた。

「夢だったのかな…」
左手の薬指を見た真央はつぶやいていた。沢村がくれたはずのリングは無かった。
「服、着なきゃ」
ハダカの自分に気付いた真央は照れ隠しのつもりか声に出してつぶやくと、チェストから下着を取りだして急いで身につけた。ランパンとTシャツを着た真央は、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すと、一気に半分ほど飲み干した。

「あ…」
唇からあふれた水がアゴを伝って首筋から胸に流れた。その冷たい感覚が沢村の優しい笑顔を思い出させた。体の芯が熱くなる。

「はあ…」
しばらくその場に立ち尽くしていた真央は、自分に言い聞かせるようにため息をつくと、ペットボトルのキャップを閉めると冷蔵庫にしまって、またベッドに潜り込んで寝てしまった。

次の朝目覚めた真央は、何事もなかったように大学に行った。

真央 (62)につづく
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