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== 交渉人涼子2 ==

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(7)

ろま中男3 作品リスト
交渉人涼子2 目次

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(7)まな板ショー

「ホラ、どうっ」
シャツのボタンを外した愛は、胸の谷間を見せつけるように犯人に胸を突き出していた。

「…、なんだ、それ」
人質の莉菜を抱きしめて首にカミソリをあてた斉藤は、呆れ顔で愛がシナを作るのを見ていた。
「またまた、照れちゃって、カワイイ子に鞍替えするのを躊躇すると、損よっ」
犯人の呆れ顔が全然気にならない愛は、お尻を振りながらミニスカを少しずつズリ下ろしていた。

「…愛ちゃん、何、しているの?」
やっと現着した山田が息を切らして駆け込んでくると、開口一番ミニスカを下ろす愛のフリル付きパンティのお尻を見てつぶやいた。
「山田さんの、えっちっ…、見ないでくださいね」
山田の声に振り返った愛は、うれしそうな笑顔で頬を染めていた。

「犯人と交渉中のつもりらしい、ほっといてやれ」
横目で愛のストリップショーを眺めていた涼子が山田につぶやいた。
「そうなんですか」
プリプリ振って見てくださいと言わんばかりの、カワイイお尻を横目で見て山田はニヤついていた。
こんな青いケツが、うれしいの?…。
山田のゆるんだ顔を涼子がヤキモチ混じりに見つめていると
「…あっ、違います、誤解ですっ」
突き刺さるような鋭い視線を感じた山田は、愛のお尻から目をそらして恐縮して縮まっていた。

「…ねえねえ、犯人さん…、こっちのみーずは、あーまいぞ♪」
ミニスカを脱いでワイシャツと下着だけになった愛は、シャツの合わせ目をヒラヒラさせてパンティをチラ見せしていた。
意味、わかって言ってンの?…。
涼子は聞きようによっては淫らな連想をさせる歌声を聞きながら、黙って様子をうかがっていたが、パンティに包まれた秘所を凝視する山田を、涼子がにらみつけると山田はすぐに視線をそらしてかしこまった。

「…、ぶざけんなっ、いい加減にしろっ、…はっ、早く出て行かないと、莉菜ちゃんを殺して、オレも死ぬぞっ」
呆れ顔で愛のストリップを見ていた斉藤が急に怒鳴りだしたので、愛はシャツを着乱れたままで慌ててドアの外に逃げ出した。
「うっ、ううっ、ううっ、ふうっ」
怒鳴り声を上げる斉藤に、パンティを口にねじ込まれて悲鳴が上げられない莉菜は、斉藤の腕の中でこもった声を漏らして震えていた。対面座位で股間を密着しているあたりに水たまりが出来て広がり、湯気を上げる。

「…、涼子さん、失敗しちゃいました、どうしましょう」
「人質、オシッコ、漏らしたみたいですよ」
「でも私に、なびかないなんて、犯人、ひょっとしたら女嫌いかも?」
「そんなこと無いよ、だっていま人質とやってるんだろ」
「あっ、そうでした、じゃあ、きっと人質でしか、…なんですね」
「それわかる、だってオレも涼子さんと、じゃないと…」

「うるさいっ、うるさあ~いっ」
まるで緊張感のない会話を涼子は黙って聞いていたが、山田が夫婦生活のことまで口にしたとたん二人に雷を落とした。涼子の癇癪に二人ともしばらくは静かにしていたが
「…でも、どうしましょう」
シャツの合わせ目を手で押さえた愛が、涼子の厳しい顔をのぞき込んだ。

…、いい考えがあったら、とっくにしてるって、…。
涼子の呆れ顔に全くめげない愛は
「…じゃあ、涼子さんが山田さんとまな板ショーやって、犯人の目をひきつけてる間に、私が逮捕する、ってどうでしょう」
ばかげた提案に涼子が呆れてモノが言えずにいると、山田はまんざらでもなさそうに涼子の女体を眺める。準備完了ですと言わんばかりにふくらんだ股間をつきだした山田は、さわやかに笑った顔を輝かせていた。

「ばっ、ばか、言わないで」
山田の股間をチラ見した涼子は顔を赤くして却下したが、
「…おもしれえ、やってみせろっ、すぐにやらないと、人質を殺すぞ」
腰を振って莉菜をよがらせながら、涼子たちの会話に聞き耳を立てていた斉藤が、愉快そうに声をかけてきた。
「涼子さん、人質の安全のためですよっ」
もっともらしいセリフを口にする山田はやる気満々に股間をめいっぱいふくらませて、涼子の女体にイヤラシイ視線を絡ませていた。

交渉人涼子2 3話(8) につづく
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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(6)

ろま中男3 作品リスト
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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(6)人質交換

「…莉菜ちゃん、おいで」
苦痛にもだえる華奢なカラダを抱き起こした斉藤は対面座位で床にお尻をつけて腰を振った。背中に回した手で後ろ手に縛った莉菜の手を握ってご満悦の斉藤は、突きあげるたびに苦悶の表情を浮かべた莉菜の女体が上下に揺れて、形のいい乳房がタプタプ揺れるのをニンマリして眺めていた。

「そこまでよ、人質を開放しなさい」
ドアが急に開いて、スパルタンなファッションに身を包んだ涼子が凛とした声をかけると、
「うっ、うううっ」
莉菜の女体に没頭していた斉藤がビクッと震えてキツイ突きあげを食らわせた。潤滑油が不足した淫裂が破壊されそうな痛みに、莉菜は顔をゆがめてもだえた。
「あ~、完全にやられちゃってますね」
お互いの脇腹をヒザでかかえるように座って股間を密着させる、犯人と人質のみだらな姿を大きな目でマジマジと見つめた愛は、呆れたような声を漏らした。他人のセックスにあまり興味のなさそうな素っ気ないセリフに涼子は不謹慎な態度を感じたが、ツッコもうとせず黙っていた。

「…く、くるな、殺すぞ」
莉菜を抱きしめた斉藤は、カミソリを首に当てた。
「うっ、ううっ…」
「…、もう逃げられないわよ、観念して犯人を離しなさい」
「うるさいっ、ここから、で、出ろっ、早くしろ」
ナイスバディを見せつけるように凛として立つ涼子の落ち着いた声に、斉藤は口からツバを飛ばして血走った目を向けた。

「イッちゃってるかも、…」
いったん部屋から出た涼子が、ただならぬ斉藤の様子に狂気を感じてつぶやくと
「…私が身代わりになりましょうか?」
愛がニコニコと涼子の顔を見た。そのうれしそうな顔をチラ見した涼子は
「…、コイツを身代わりにするから、人質を開放してくれ」
入り口をのぞきこんで、まるで猫を扱うように愛の首根っこをつかんで犯人の前につきだした。涼子に押し出された愛は「だっちゅーの」と言い出さんばかりに胸をつきだして、股間に両手を当ててかしこまってモジモジしていたが、なんだかうれしそうだった。

「…りっ、莉菜ちゃんじゃなきゃ、ダメだっ」
媚びるようにシナを作った愛を斉藤はチラ見したが、間髪を入れずに却下した。
「ええ~、イケてると思うのに…」
あっさり拒絶された愛は、ミニスカのスソをチラチラさせながらスネたような目で犯人を見ていた。
「…やっぱり、ダメだったな」
拒絶された愛を心の中で笑っていた涼子は、しかし顔には出さずにつぶやくと
「そうだ、涼子さんじゃあ、どうですか」
愛は涼子の女体を犯人の前に押し出した。

「…あっ、あっ、ばっ、ババアに、うっ、用はない」
莉菜に抱きついて細かく腰を振りながら獣欲にまみれた斉藤は、涼子を見ずに湿った吐息混じりに冷たく応えた。
「失礼ですね、ババアだなんて、涼子さんこんなにキレイなのに…、どんなに年上に見えたとしても、せいぜいオバサンですよね」
愛以上に相手にされなかった涼子が、苦虫を噛み潰したような顔をしていると、愛が無表情につぶやいた。オバサンという単語に敏感に反応した涼子の般若のような顔に
「あっ、ごめんない…、そんな意味じゃあ…、そうだ人質はヌードですから、こっちも裸になりましょう」
愛は慌てて言い訳をして、とんでもないことを言い出した。

「…あなた、何言ってるの?」
あまりにバカバカしい提案に、怒るのを忘れた涼子が呆れ顔で愛を見ていた。
「涼子さんのエロチックなヌードを見たら、犯人も人質を投げ出して飛びついてきますよ」
愛は名案でしょ、と言わんばかりに自慢げにニコニコ笑っていた。

「おまえが、脱げっ」
呆れ果てた涼子が吐き捨てるようにツッミを入れると
「ええ~、私なんて、全然ダメですからあ~」
心持ち頬を染めてモジモジする愛の顔はまんざらでもなさそうで、その手はすでにネクタイを外そうとしていた。
もう、勝手にして、…。
うれしそうにシナを作ってエロチックに女体を揺らし上着を肩から抜く愛を、呆れるのを通り越した涼子は黙ってみていた。

交渉人涼子2 3話(7) につづく
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== 交渉人涼子2 ==

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(5)

ろま中男3 作品リスト
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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(5)陵辱される踊り子

「…ううっ、ううっううっ」
乳房をわしづかみにされた莉菜はかぶりを振りショートヘアを乱して嫌がったが、斉藤は手のひらの柔らかい感触にすっかり上機嫌で、莉菜の腰に押しつけた息子をビクビクと律動させていた。

「…、可愛いけど、剃った方がいいよ」
乳房を愛撫するのに満足した斉藤は股間の茂みに目を付けて、手にしたカミソリをそこにあてた。
「うっ、ううっ、うう?」
股間に押し当てられた鋭い刃物に、命の危険を感じて恐怖で震え上がった莉菜が綺麗な足をバタバタさせて暴れると
「動くと、切れちゃうよ…」
残忍な笑いをはり付けた斉藤の顔がのぞき込んできた。迫ってくる斉藤の顔が怖くて、目をそらした莉菜は女体を硬くした。

「…、動いちゃ、ダメだよ」
ドテにカミソリをあてた斉藤は、キレイに処理された茂みをジョリジョリと剃り上げた。スレンダーな女体を緊張させた莉菜は、パンティを押し込まれた口から嗚咽を漏らしながら、目のハシから涙をこぼしていた。
「こっちも、あるね」
無理矢理太ももを広げた斉藤は、何度も妄想の中でいたぶった秘所の柔らかい肉を間近に見て、血走った目をランランと輝かせて、その感触を確かめるように指を這わせると、薄い体毛に指を絡めた。
「…うふううっ、…」
指先が敏感な突起に触れてビクッと震えた莉菜は、恐怖と嫌悪感にまみれて顔をゆがめ、まゆをひそめてほとんど閉じた目のハシからポロポロと涙をこぼしていた。

「…、じゃあ、ココのジャマな毛も剃っちゃうから、ホントに動いちゃダメだよ」
欲望にまみれて異様な興奮に気持ちを高ぶらせた斉藤の、わずかに笑いを含んだ陰湿そうな声に、莉菜は気が遠くなりそうな恐怖に耐えて、ずっとカラダに力を入れていた。あるいは気を失った方が莉菜には幸せだったかもしれない。
「…うっ、うううっ」
カミソリの刃が柔らかいあそこの肉に触れて、その冷たい感触に全身をふるわせた莉菜だったが、綺麗なあそこを傷つけたくない斉藤は、莉菜の女体を床に押さえつけて指先であそこの肉をしっかり固定していた。

「…コレで完璧だ」
股間の毛をキレイに剃り上げて童女のようになったツルツルのそこを見て、熱い湿った息で顔を熱くした斉藤は触れるほど近づいて、偏執狂の性欲異常者としか言いようのない陰湿な笑いを浮かべていた。
「じゃあ、入れてあげるね」
顔を上げて莉菜の震える女体を眺めた斉藤は、広げた足の間に腰を入れてそそり立つ息子の先端をあそこに押し当てた。

「うっ、ううっ、ふうっ、うっ、うっ」
受け入れる体勢になってない亀裂にねじ込まれた邪悪な熱のこもった肉棒に、恐怖と痛みで顔をゆがめた莉菜は目尻から流れた涙が、耳に入るのを感じていた。斉藤はうれしそうにニヤけながら興奮して腰を振っていたが、コワイばかりで全くその気のない莉菜のあそこは愛液不足で、無理矢理出入りする肉棒に苦痛しか感じなかった。

「…お、いいぞ、莉菜ちゃん、気持ちいいだろ」
潤滑油不足によるキツイ刺激を、莉菜のそこが名器で締め付けがきついせいだと思い込んだ斉藤は、苦痛に顔をゆがめる莉菜をニヤけたバカ面で見下ろしながら、莉菜もよがって感じていると独りよがりに喜んでいた。

交渉人涼子2 3話(6) につづく
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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(4)

ろま中男3 作品リスト
交渉人涼子2 目次

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(4)現場に急行

課長から簡単に説明を受けた涼子は、すがりつくような目を向ける山田を振り切って、今日も通勤に乗ってきたYZF-6Rを駆って現場に急行した。

体の線をはっきり見せる赤いレザーのミニスカスーツに、太ももの中程まであるワイドトップのスーパーロングブーツというスパルタンでフェミニンなファッションに身を包んだ涼子が、駐車場で脚線美を見せつけるようにYZF-6Rにまたがると
「…涼子さん、ご一緒させてください」
ピンクのヘルメットをかぶった愛が、スクーターを横付けした。

「…、ついてこれたらね」
チギってやる、…。
ロングヘアにフルフェイスのヘルメットをかぶせた涼子が、ギアをローに入れアクセルを握る手を軽く力を入れると、弾けるようにシルバーの車体は駐車場を飛び出した。公道に出て軽やかにシフトアップした涼子が、ミラーに目をやると前傾姿勢の愛がアクセルにしがみついて、涼子を追ってきた。

ついておいで、…。
愛の懸命な姿にかすかに笑みを浮かべた涼子は、右に左にシルバーの車体をバンクさせ、法定速度で走る車の間を縫って、インライン4、16バルブ599ccエンジンの甲高い咆哮を響かせて疾走した。
あら、がんばるわね、…。
ミラーに目をやるとまだ愛のピンクのヘルメットが確認できた。渋滞気味とはいえハイペースで疾走する涼子に、愛はスクーターの軽い小さい車体の利点を生かして、車の間をチョロチョロと縫ってついてきていた。愛のスクーターの大きさは50ccとほとんど変わらないが125ccのAddressで、愛自身の軽い体重とあわせて、100キロ近い速度を保ったまま、車の間を縫って涼子に何とかついてきていた。

「あなた、ずいぶんスピード出てたわね」
呆れ顔でYZF-6Rにまたがる涼子に、結局現場まで何とか涼子に食らいついてきた愛がニコニコと笑顔を見せた。
「あっ、これ原付二種だから、涼子さんと制限速度は同じなんですよ…、高速はご一緒出来ませんけど」
レッドの車体にミニスカからナマ足をさらけ出した愛は、笑顔のままシレッと応えた。涼子は返す言葉もなく現場に向かった。車で現場に向かった山田はまだ渋滞につかまっていた。


「…ううっ、うっ、ううっ」
莉菜が斉藤に捕まっているのを尻目に逃げ出した男が劇場支配人に報告して、特別班の佐々木の元に事件発生の連絡があった頃、事件現場の楽屋では、パンティを口に押し込まれて手を縛り上げられた莉菜が恐怖に身をよじらせるのを見つめて、何とか気を落ち着かせた斉藤がゴクンとツバを飲み込んだ。

あこがれの莉菜ちゃんが、いまオレの腕の中にいる、…。
怯えた表情を見せる莉菜のタイニーな柔らかい女体を腕の中に感じて、下半身はだかで股間を元気にしたままの斉藤は、何度もした淫らな妄想が今目の前で現実になっていることを実感して、喜びに震えていた。
「うっ…、ううっ、ううっ」
目を血走らせた斉藤がカワイイピンクの乳首を指先で触れると、パンティを押し込められた口のハシからわずかにヨダレを垂らしながら、莉菜は頭を振って嫌がった。

「大丈夫、痛くしないから…」
上気した顔にうっすら不気味な笑いを浮かべた斉藤は指先を押し返す弾力に、莉菜のリアルな女体を実感して喜びに震えながら、手のひらで柔らかい乳房を包み込んだ。

交渉人涼子2 3話(5) につづく
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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(3)

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交渉人涼子2 目次

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(3)まったりした昼下がり

「涼子さん、お茶、どうぞ」
涼子がデスクワークをしていると、相変わらずミニスカでナマ足をさらした愛がニコニコ笑ってお茶を差し出した。
「ありがと」
愛のうれしそうな笑顔を見た涼子は素っ気なく書類に目線を戻した。一緒に現場に出た涼子は、毎度愛に調子を狂わされて、なんとなく苦手意識を持っていた。

「前回の現場、涼子先輩、格好良かったです」
ちゃっかり涼子の横に座った愛は、ナマ足をほとんどさらしたミニスカの奥にパンチラしながら、涼子の顔をのぞき込んだ。
「…、ゴメンネ、いそがしいの」
愛に関わりたくない涼子は適当に追い払おうとしたが
「だろ、アレが本来の涼子さんの姿なんだ」
まるで自分のことのように、自慢げに山田が口を挟んできた。

「あっ、山田さんも格好良かったですよ」
山田に愛想をふりまく愛はうれしそうに足をパタパタさせて、涼子にパンティを見せつけていた。
「オレなんてまだまだだよ、涼子さんがいてこそだから…」
ほめられて内心はまんざらでもない山田だったが、あくまでも上司として涼子を立てていた。
「…、おっ、愛、今日はピンクか」
「えっ、やだあっ、笹野さん、セクハラですよ」
スケベジジイの笹野がニヤけて口を挟むと、愛は太ももをぴったり合わせてミニスカを押さえた。

「愛ちゃん、オレもお茶ほしいな、あっついの」
愛のナマ足をジロジロみながら、笹野がシワクチャな顔をうれしそうにゆるませていた。
「…、笹野さん、エッチだから、お茶にぞうきんの絞り汁、入れちゃおかな~」
立ち上がって、シワクチャ顔に憎まれ口を叩く愛に
「そんな悪いことする子は、お尻ペンペンだっ」
「きゃっ、いやんっ、…えっちジジイ」
スケベそうな目で愛のみずみずしいカラダを舐め回した笹野は、ミニスカのお尻にタッチした。笹野のセクハラに愛はうれしそうに笑っていたが、アカンベーをするとお茶を入れに行った。

「…あれ、刑事志望だってな、どうだ?」
笹野は書類に目を通していた涼子に声をかけた。
「…、山田の新人の頃より、いいかもしれませんね」
調子はずれで苦手だが、愛の活躍を認めないわけにいかない涼子が応えると
「ええっ、そうなんですか」
涼子の相棒としてそれなりの自信を持っていた山田が、情けない顔で涼子を見ていた。

「…、私の相棒はおまえだけだ」
涼子が書類に視線を向けたまま、山田に声をかけると
「やっぱりっ、そうですよね」
うれしそうに顔を輝かせた山田が、涼子の顔をのぞき込んでいた。

「家に帰れば、愛棒だしなあ…」
空いた襟元からのぞく涼子の胸のナマ肌を見ながら、ニヤニヤした笹野に
「…、笹野さん、私はセクハラされたら、笑って済ませませんよ」
ゾクゾクするように切れ長の目のハシで涼子がにらんだ。
「なんだ、機嫌悪いな、…愛が若いから妬んでるのか」
涼子の不機嫌を軽くかわした笹野は、涼子の女体鑑賞を続けていた。

「…おい、涼子、事件だ」
課長の声でゆるんでいた空気が一気に引き締まった。涼子はナイスバディを誇示するように立ち上がった。

交渉人涼子2 3話(4) につづく
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== 交渉人涼子2 ==

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(2)

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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(2)事件発生

歌舞伎衣装に似たハデなコスチュームに瑞々しい肉体を包み込んだ莉菜は、ファンの歓声を受けて登場した。獅子のたてがみに見立てた白く長いカツラを振り回すパフォーマンスに、客は度肝を抜かれたように見入っていたがすぐに拍手喝采が起こった。音楽に合わせて歌舞伎風の衣装をひるがえして、莉菜が大見得を切ると狭い会場は拍手と歓声に満たされた。

音楽がスローなテンポに変わると、色っぽいネットリしたまなざしを暗闇から熱い視線を送る男たちに投げかけ、莉菜はまず肩から衣装を脱ぎはじめた。小さめだが形のいい乳房が現れると男たちのため息とひときわ大きい拍手が起こった。

上半身はだかになって豪華な衣装を舞台ソデによけると、袴をゆっくりと下ろして脚線美を披露した莉菜はパンティ一枚になった。莉菜が腰を振りながらもったい付けるようにパンティに手をかけると、秘所が現れる瞬間を見逃すまいとする男たちに視線はスリムなボディの股間に集中した。

あっさりパンティを脱ぎ去った莉菜は舞台の張り出したでべそに移動すると、手を伸ばせば触れる至近距離でカラダの隅々まで男たちの熱い視線にさらした。でべそに寝そべった莉菜は、足を開いてオナニーしながら、でべその円周に沿って頭を移動させて一回転すると、股間をふくらませて鼻息を荒くする男たちに、淫裂の奥まで見せつけた。

アップテンポな曲調にあわせてリズミカルに踊る莉菜は、熱く照らすライトに汗のにじんだ肉体を輝かせていた。恒例の片足上げをしながら、拍手をうながすように天井の梁に伸ばした腕を叩くと、男たちの拍手により熱気がこもった。あそこ見せで汗に濡れたピンクの花びらとその間の亀裂はネットリと鈍い光を放ち、男たちを淫靡な妄想にかきたてて喜ばせた。


そのころ莉菜の楽屋では、花束の山の下に潜んだ斉藤が抜け出して、舞台の歓声を遠くに聞きながら、莉菜の汗がしみ込んだパンティを顔に当てて恍惚の表情を浮かべていた。
「…はあっ、ああっ」
コロンのいい香りに混じったかすかな莉菜の体臭を鼻腔いっぱいに吸いこんだ斉藤は、湿った息をパンティに吐きかけて股間をふくらませていた。パンティを顔に当てたまま、ズボンを下ろした斉藤の股間には熱い熱気をはらんだ息子がそそり立っていた。

「はっ、はっ…」
すでに先端を欲望の先走りで濡らしていた息子を握った斉藤は、荒い息にまみれながらパンティの残り香に忘我の表情をうかべてウットリしながら、盛んにサオをシゴいていた。

舞台では莉菜のダンスが終わってポラロイドショーに入っていたが、次の公演が押していたため、早めに打ち切られた。男たちの物足りなさそうな不平を振り切って、舞台ソデに下がった莉菜は、豪華な衣装をかかえて楽屋に戻った。

「…」
楽屋のドアを開けた莉菜は息子を握って発射寸前でのけぞる斉藤を、ぼんやり見ながら立ちすくんでいた。
「ひっ、わわっ」
ぼんやりと見つめる莉菜の視線に斉藤は慌てて股間を隠したが、すぐに莉菜に抱きついて慌ててそのカワイイ口をふさいだ。華奢な莉菜のカラダを抱きすくめた斉藤が、ほっと小さく息を吐くと、目の前に莉菜のプレゼントを運んできた男が立っていた。

「ひえっ、あわわ、…、り、莉菜ちゃんを殺されたく、な、なかったら、ここから出ろっ」
気が動転した斉藤は手近にあったカミソリを莉菜の首に押し当てて、呆然と立つ男にドモリながら怒鳴った。男はプレゼントを投げ出すと、ご丁寧にドアを閉めて逃げていった。
「…いやっ、…ふううっ、うっ、ううっ、うっ」
斉藤の焦った怒鳴り声に、やっと不審者の虜になった自分の立場を理解した莉菜が悲鳴を上げると、斉藤は手に握った莉菜のパンティを口にねじ込んで、タオルで後ろ手に縛り上げた。

交渉人涼子2 3話(3) につづく
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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(1)

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交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(1)看板娘

大音量の音楽が鳴り響く舞台の中央から張り出した円形の小舞台、通称「でべそ」で踊るダンサーに、男たちが音楽に合わせて拍手しながら、かぶりつきで熱気のこもった異様な目を輝かせて見上げていた。黒く塗られた低い天井の梁に片手を当ててスリムな女体を支え、もう一方でハードルを飛び越える時のように、膝を曲げて水平に上げた片足を持ち上げた全裸のダンサーは、音楽に合わせてリズミカルに女体をくるくる回して踊ると、ピンク色の花びらとその奥を男たちにまんべんなく見せつけていた。

まばゆいスポットライトに照らされる力の入った踊りと男たちの熱気で、全身から吹き出した汗を輝かせた白い裸体を、闇の中で熱心に拍手する男たちの多くの鋭い目が見つめるという、異様な雰囲気が劇場を支配していたが、常連たちには当たり前の光景だった。たまに誰かが席を立つのが目につくが、劇場を出るのではなくほぼ全員がトイレに向かった。

「莉菜ちゃ?ん、足、もうちょっと広げて」、
「莉菜ちゃん、こっち、むいて」
音楽が終わり異様な喧噪が納まってポラロイドショーの場内アナウンスが流れると、口々に声をかける男たちのインスタントカメラのフラッシュが、踊り子のスリムな女体を照らしていた。お菓子のしょぼいプレゼントを渡す、どう見ても60過ぎのオジサンはうれしそうにヤニ下がって莉菜と握手していた。

景山莉菜は道玄坂劇行の看板娘だった。アイドル顔で人気を博した先輩ダンサーが引退した後、その跡を継いだ莉菜は先輩のファンを引き継いで押しも押されもせぬトップダンサーになった。アイドル路線の大本命と言われた莉菜目当てに劇場には新旧多くの客が詰めかけた。おかげで出番の早い若手ダンサーの紳士的な客席の雰囲気と、莉菜の熱気のこもった喧噪が対照をなしていた。ポラロイドショーでファンと記念撮影する最中に、花束やぬいぐるみ、チョコやお菓子などかかえきれないほどプレゼントが莉菜に渡されていた。

全裸のまま楽屋に戻った莉菜は、汗を拭き取って制汗剤とコロンを軽く吹きかけると新しい下着に履き替えてから、山のようなプレゼントを整理した。人気ダンサーの莉菜には特別に個室の楽屋が割り当てられていた。
「はあ?」
ミネラルウォターでノドを湿らせた莉菜は大きく息をつくと、歌舞伎の鏡獅子のような白い髪のカツラと金糸銀糸で飾られたハデな衣装を取りだして、次の舞台の準備をしていた。

少女のような華奢な女体には大きすぎるほどのハデな衣装を着込む莉菜を、花束の山の下から陰湿そうな鋭い視線が見つめていた。莉菜の熱烈なファンである斉藤は、今日とうとう莉菜の楽屋に忍び込むのに成功した。業者のフリをして舞台裏に入り込んだ斉藤は、莉菜の楽屋を見つけて狂喜した。うまく楽屋に入り込んだ斉藤は花束の山の下に身を潜めて、莉菜が出番から戻ってくるのを、胸を高鳴らせて心待ちに待っていた。

次のステージの準備を整えた莉菜は、幼い顔に似合わないタバコをくゆらせながら出番を待っていた。斉藤は莉菜と同じ空間で同じ空気を吸っているだけでも幸せだった。そうしているうちに出番の前に頼んでいたのか、出前のラーメンが届いた。

莉菜ちゃんは、ラーメン食べる姿もカワイイ、…。
花束の陰から様子をうかがっていた斉藤は、カツラと衣装を汚さないように片手で押さえながら、ツルツルと数本づつ麺をすする莉菜を眺めてウットリしていた。

しばらくすると呼び出しがかかり、鏡に向かって気合いを入れた莉菜が舞台に向かった。

作者注:お気づきかもしれませんが、この話に出てくる道玄坂劇場は渋谷道玄坂の道頓堀劇場(95年の立ち退き閉館前)をモデルにしています(ただしポラロイドショーなど再開後のサービスも参考にしてます)。景山莉菜は「伝説の踊り子」と呼ばれた影山莉菜がモデルです。

交渉人涼子2 3話(2) につづく
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