2ntブログ

== 交渉人涼子2 ==

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(3)

ろま中男3 作品リスト
交渉人涼子2 目次

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(3)まったりした昼下がり

「涼子さん、お茶、どうぞ」
涼子がデスクワークをしていると、相変わらずミニスカでナマ足をさらした愛がニコニコ笑ってお茶を差し出した。
「ありがと」
愛のうれしそうな笑顔を見た涼子は素っ気なく書類に目線を戻した。一緒に現場に出た涼子は、毎度愛に調子を狂わされて、なんとなく苦手意識を持っていた。

「前回の現場、涼子先輩、格好良かったです」
ちゃっかり涼子の横に座った愛は、ナマ足をほとんどさらしたミニスカの奥にパンチラしながら、涼子の顔をのぞき込んだ。
「…、ゴメンネ、いそがしいの」
愛に関わりたくない涼子は適当に追い払おうとしたが
「だろ、アレが本来の涼子さんの姿なんだ」
まるで自分のことのように、自慢げに山田が口を挟んできた。

「あっ、山田さんも格好良かったですよ」
山田に愛想をふりまく愛はうれしそうに足をパタパタさせて、涼子にパンティを見せつけていた。
「オレなんてまだまだだよ、涼子さんがいてこそだから…」
ほめられて内心はまんざらでもない山田だったが、あくまでも上司として涼子を立てていた。
「…、おっ、愛、今日はピンクか」
「えっ、やだあっ、笹野さん、セクハラですよ」
スケベジジイの笹野がニヤけて口を挟むと、愛は太ももをぴったり合わせてミニスカを押さえた。

「愛ちゃん、オレもお茶ほしいな、あっついの」
愛のナマ足をジロジロみながら、笹野がシワクチャな顔をうれしそうにゆるませていた。
「…、笹野さん、エッチだから、お茶にぞうきんの絞り汁、入れちゃおかな~」
立ち上がって、シワクチャ顔に憎まれ口を叩く愛に
「そんな悪いことする子は、お尻ペンペンだっ」
「きゃっ、いやんっ、…えっちジジイ」
スケベそうな目で愛のみずみずしいカラダを舐め回した笹野は、ミニスカのお尻にタッチした。笹野のセクハラに愛はうれしそうに笑っていたが、アカンベーをするとお茶を入れに行った。

「…あれ、刑事志望だってな、どうだ?」
笹野は書類に目を通していた涼子に声をかけた。
「…、山田の新人の頃より、いいかもしれませんね」
調子はずれで苦手だが、愛の活躍を認めないわけにいかない涼子が応えると
「ええっ、そうなんですか」
涼子の相棒としてそれなりの自信を持っていた山田が、情けない顔で涼子を見ていた。

「…、私の相棒はおまえだけだ」
涼子が書類に視線を向けたまま、山田に声をかけると
「やっぱりっ、そうですよね」
うれしそうに顔を輝かせた山田が、涼子の顔をのぞき込んでいた。

「家に帰れば、愛棒だしなあ…」
空いた襟元からのぞく涼子の胸のナマ肌を見ながら、ニヤニヤした笹野に
「…、笹野さん、私はセクハラされたら、笑って済ませませんよ」
ゾクゾクするように切れ長の目のハシで涼子がにらんだ。
「なんだ、機嫌悪いな、…愛が若いから妬んでるのか」
涼子の不機嫌を軽くかわした笹野は、涼子の女体鑑賞を続けていた。

「…おい、涼子、事件だ」
課長の声でゆるんでいた空気が一気に引き締まった。涼子はナイスバディを誇示するように立ち上がった。

交渉人涼子2 3話(4) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 09:47:02 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/1868-b046af92
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next