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== 交渉人涼子2 ==

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件(4)

ろま中男3 作品リスト
交渉人涼子2 目次

交渉人涼子2 3話 劇場立て籠もり事件
(4)現場に急行

課長から簡単に説明を受けた涼子は、すがりつくような目を向ける山田を振り切って、今日も通勤に乗ってきたYZF-6Rを駆って現場に急行した。

体の線をはっきり見せる赤いレザーのミニスカスーツに、太ももの中程まであるワイドトップのスーパーロングブーツというスパルタンでフェミニンなファッションに身を包んだ涼子が、駐車場で脚線美を見せつけるようにYZF-6Rにまたがると
「…涼子さん、ご一緒させてください」
ピンクのヘルメットをかぶった愛が、スクーターを横付けした。

「…、ついてこれたらね」
チギってやる、…。
ロングヘアにフルフェイスのヘルメットをかぶせた涼子が、ギアをローに入れアクセルを握る手を軽く力を入れると、弾けるようにシルバーの車体は駐車場を飛び出した。公道に出て軽やかにシフトアップした涼子が、ミラーに目をやると前傾姿勢の愛がアクセルにしがみついて、涼子を追ってきた。

ついておいで、…。
愛の懸命な姿にかすかに笑みを浮かべた涼子は、右に左にシルバーの車体をバンクさせ、法定速度で走る車の間を縫って、インライン4、16バルブ599ccエンジンの甲高い咆哮を響かせて疾走した。
あら、がんばるわね、…。
ミラーに目をやるとまだ愛のピンクのヘルメットが確認できた。渋滞気味とはいえハイペースで疾走する涼子に、愛はスクーターの軽い小さい車体の利点を生かして、車の間をチョロチョロと縫ってついてきていた。愛のスクーターの大きさは50ccとほとんど変わらないが125ccのAddressで、愛自身の軽い体重とあわせて、100キロ近い速度を保ったまま、車の間を縫って涼子に何とかついてきていた。

「あなた、ずいぶんスピード出てたわね」
呆れ顔でYZF-6Rにまたがる涼子に、結局現場まで何とか涼子に食らいついてきた愛がニコニコと笑顔を見せた。
「あっ、これ原付二種だから、涼子さんと制限速度は同じなんですよ…、高速はご一緒出来ませんけど」
レッドの車体にミニスカからナマ足をさらけ出した愛は、笑顔のままシレッと応えた。涼子は返す言葉もなく現場に向かった。車で現場に向かった山田はまだ渋滞につかまっていた。


「…ううっ、うっ、ううっ」
莉菜が斉藤に捕まっているのを尻目に逃げ出した男が劇場支配人に報告して、特別班の佐々木の元に事件発生の連絡があった頃、事件現場の楽屋では、パンティを口に押し込まれて手を縛り上げられた莉菜が恐怖に身をよじらせるのを見つめて、何とか気を落ち着かせた斉藤がゴクンとツバを飲み込んだ。

あこがれの莉菜ちゃんが、いまオレの腕の中にいる、…。
怯えた表情を見せる莉菜のタイニーな柔らかい女体を腕の中に感じて、下半身はだかで股間を元気にしたままの斉藤は、何度もした淫らな妄想が今目の前で現実になっていることを実感して、喜びに震えていた。
「うっ…、ううっ、ううっ」
目を血走らせた斉藤がカワイイピンクの乳首を指先で触れると、パンティを押し込められた口のハシからわずかにヨダレを垂らしながら、莉菜は頭を振って嫌がった。

「大丈夫、痛くしないから…」
上気した顔にうっすら不気味な笑いを浮かべた斉藤は指先を押し返す弾力に、莉菜のリアルな女体を実感して喜びに震えながら、手のひらで柔らかい乳房を包み込んだ。

交渉人涼子2 3話(5) につづく
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