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== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (27)チヒロの奥の手

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千人斬りのチヒロ 目次

千人斬りのチヒロ (27)チヒロの奥の手

「なにしてるの、離れなさい」
雪乃の尋常ならぬ様子に切迫した事態だと判断した夏美が緊張した声を上げる。

雪乃は痴漢おとり捜査にこっそり拳銃を持ち出していたが、それは服務規程違反であり、通常勤務の夏美は拳銃を携帯してない。声を荒げて威嚇するぐらいしか出来ず、凶悪な痴漢にたいして有効な制圧力など持ち合わせてなかった。

それに拳銃を携帯していたとしても、警察学校での拳銃操法が赤点(ただし教官に下駄を履かせてもらってなんとか合格)だった夏美にとって、拳銃が有効な武器になるとは思えなかった。

「ああ?…、さっきの童顔婦警さんか…、あとでかまってやるから、そこでおとなしく見てな…、ヘンなコトしてみろ、このスケベな婦警さんが死ぬぞ」
カワイイ声を荒げる夏美を一瞥した痴漢男は腰を振り続けて雪乃をもだえさせながら、どこに持っていたのか小柄を首筋にあてて脅し文句を口走る。

「ああ、死んじゃうっ、私、死んじゃうっ」
突っ伏した机にAカップの胸を押しつけたスリム婦警は、広げられた脚線美の根本に猛り狂った肉棒を突っ込まれて、緊張感のない悩ましげなあえぎ声を上げる。

「おまえ、コレで、コロされるのと、チンポで死ぬほど気持ちよくなるのと、どっちがいい?」
雪乃のあえぎ声を聞いてふてぶてしく笑う痴漢男は、小柄をキレイな首筋に当てて、冗談だか脅しだかよくわからないセリフをうそぶいていた。

「ああっ、いいのっ、はあ、死んじゃうっ」
邪悪な熱気をはらむ肉棒をズコズコと挿入されて足元にネットリした滴を飛ばす雪乃は、男のセリフを聞いてないのが、セミロングの髪を乱してのけぞり、悩ましげな声を漏らしていた。

「ふざけるなっ、雪乃さんから離れなさいっ」
雪乃の媚態に気が抜けそうな夏美だったが、なんとか緊張感を保って犯人を威嚇する。

「あの、やめさせれば、いいんですか?」
はあっ、私も、おちんちん、入れて欲しい…。
緊急事態に静流もチヒロにイタズラするのをやめていた。生殺し状態で気持ちが昂ぶっていたチヒロは、気持ちよさそうにもだえる雪乃に軽くジェラシーを感じながら、ケツ丸出しの犯人のマヌケな後ろ姿に近寄っていた。

「チヒロさん?!…、あぶないっ」
無防備に近寄っていくチヒロに夏美が悲鳴のような声を上げる。
「なんだ、おまえ?…、電車で痴漢されてもだえてたヤツか、おとなしく待ってろ」
尻の筋肉を緊張させて腰を振り、雪乃を陵辱する犯人が、チヒロを認めてバカにしたように笑う。

「おっ、くっ、やっ、やめろ、あっ、ああっ…」
犯人の尻の前にしゃがみ込んだチヒロはケツ穴に指を入れると前立腺マッサージをはじめた。大腸のお腹側のくぼんだあたりを刺激された犯人は、その向こうにある胡桃大の前立腺を刺激されてドライオーガズムにもだえた。

「チヒロさん?…、なにを…」
前立腺マッサージをサービスした経験のない夏美は、犯人のお尻に指を入れたチヒロを不思議そうに見ていた。

「おっ、くっ、ああっ、でるっ」
犯人にとってこのサービスはツボだったようで、たちまちウェットオーガズムに達して雪乃にナカ出しした。緊張した尻肉を震わせてドクドクと白濁液をスリム婦警の膣に注入していた。
「ひっ、あっ、ああっ、イッちゃう、死ぬうっ」
イキナリの暴発で膣壁を熱い白濁液で焦がされた雪乃は、セーラー服をまくり上げられた背筋を緊張させて、苦しそうに頭を振ってセミロングヘアを振り乱す。

「あっ、やめろっ、あっ、あっ、ああっ」
射精に尿道が脈打つ間もチヒロはサービスを続けた。女性のようなオーガズムの連続にもだえる犯人は、肉棒を緊張させたままで2度目の射精をした。
「ああっ、熱いっ、死んじゃうっ、ああっ」
生出しで頂点に達して快感にもだえていた雪乃も、膣ナカに矢継ぎ早のザーメンシャワーを浴びて、快感地獄に苦しそうにもだえて、美人顔を悩ましげに苦悶させた。

「おねえさま、コレ、切っちゃって、いい?」
いつの間にかしゃしゃり出た静流が、犯人の小柄を手にしてビンビンに震える肉棒の根本に当てていた。

「ダメえっ、静流ちゃん、やめてえっ」
セーラー服美少女のアベサダな暴走に慌てた夏美が後ろから押さえ込む。勢い余って紺ミニスカをフワッとまくり上げて純白パンティを丸出しにしていたが、もちろんそんなことにかまっている場合ではない。

「なんでえ?…、悪いヤツでしょ」
童顔婦警に羽交い締めにされた静流は小柄を指先で弄びながら、不満そうにホッペを膨らませていた。

「ああ…、死んじゃう…」
サービスをやめないチヒロに、犯人は3度目の射精に至った。ありったけの精を搾り取られた犯人はひからびたカラダを痙攣させていたが、ナカ出し3連発を喰らった雪乃も3段ロケットのような快感の突き上げにもだえ、だらしなく緩んだ口元からヨダレを垂らし、惚けた美人顔でグッタリしていた。

千人斬りのチヒロ (28) につづく
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千人斬りのチヒロ (26)静流の指先

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千人斬りのチヒロ (26)静流の指先

「(昨日は、おねえさまにイカされちゃったでしょ、今日は静流がイカせてあげる)」
カワイイ顔に淫靡な雰囲気を漂わせたセーラー服美少女は、戸惑うチヒロを押し倒してタイトミニをズリ上げると、レーストップストッキングの鮮やかな赤と、透けるような肌の白とのコントラストがまぶしい太ももをムキ出しにする。

「(あんっ、だめえ、静流ちゃん、やめてえ…)」
やっ、あっ、そこ、だめえ…。
床に尻もちをついたチヒロははしたなくM字開脚して、高級そうな赤いハイレグパンティに作った恥ずかしいシミの部分に、静流の指にイジられて卑猥なシワを作っていた。

「(おねえさま、すき…、任せて、よくしてあげるから)」
戸惑いがちに快感にもだえるチヒロに覆い被さった静流は、パンティのシミが出来た部分をめくってヌルヌルに濡れた花びらに指を差し込んで、クチュクチュと弄ぶ。

「(あっ、だっ、やっ、だめえ…)」
あんっ、そこ、だめ、感じる…、声が、でちゃう…
美少女のしなやかな指先で感じる肉を直接イジられたチヒロは、快感にのけぞって広げた太ももの柔らかい肉を切なげに震わせた。

「(おねえさま、カワイイ…)」
幼い顔に淫らな空気をまとったセーラー服美少女は、肉の亀裂の奥に指を差し込んでクチュクチュとイヤらしい音を宿直室に響かせ、心ならずも肉の悦びにもだえるチヒロに覆い被さり、唇を重ねてゼリーのようなプルプルした感触を楽しんでいた。

「(ああっ、だめえ…)」
ああっ、気持ちいい…、はああ…、バカになっちゃう…。
美少女の唇と舌の愛撫にウットリしたチヒロは、痴漢どもに中途半端に点けられた欲情の炎を静流に煽られて、肉感的な女体に汗をにじませて妖しげにもだえさせていた。

「あの…、チヒロさん?…」
美女と美少女があらわな姿で絡み合う現場を、隣の部屋から出てきた「福利厚生」を終えたセーラー服婦警が目撃した。お淫ら三昧にお互いを貪る二人に申し訳なさそうに声をかけた。

「えっ、やだっ」
「きゃあっ」
その声にエロボケした顔を上げたチヒロが慌ててタイトミニをズリ下げ、静流も乱れた紺ミニスカのスソを押さえた。

「ええのおっ、やっぱ、正真正銘の女子高生は格別じゃのおっ」
夏美を相手にしたばかりに石原がセーラー服美少女の着乱れた姿をスケベ面でのぞき込む。
「おねえさまあ…」
金髪刑事のいやらしい目付きから逃れるように静流は、チヒロに抱きついていた。

「石原さん…」
さっきは夏美だけだとほざいていた浮気性の金髪刑事に、夏美がジットリした視線を向ける。
「いやっ、ちがうんじゃっ、おおっ、そうじゃった、ワシ、これから徹夜で張り込みじゃった、ほんまに警察は、人使いが荒いけんのう」
今にも噛みつきそうな夏美に恐れをなした石原は、怪しい広島弁で言い訳してそそくさと宿直室を逃げ出した。

「え~と…、じゃあ、もう一度面通し、してもらいましょうか」
ふたりがレズの関係にあるのに怪訝そうな視線を送った夏美だったがムリに作り笑いすると、そろそろ雪乃の悪い虫も収まった頃だと思って、取調室に二人を案内した。

「はい…」
恥ずかしい所を見られて夏美の顔がまともに見られないチヒロは、はだけた胸を直して立ち上がると、ペロリと舌を出してイタズラっぽい笑顔を見せた静流のオデコを軽く突っついていた。

ああ…、やだ…、恥ずかしい…。
夏美について歩くチヒロは、一歩足を出すたびに汗でシットリした太もものナマ肌が擦れて、あそこが揉まれる感じにさえ欲情していた。あそこに食い込むパンティから恥ずかしいシミが沁み出して、太ももに垂れていた。

「(おねえさま、だいじょうぶ?)」
それを知ってか知らずか、チヒロの欲情した女体に寄り添って目の奥に淫靡な輝きを秘めて上目遣いにうかがう静流が、くびれからお尻に続く柔らかい曲線にしなやかな手を滑らせて、淫らな欲情を煽っていた。

「あっ、すごい、ああっ…、だめえ、私、イッちゃううっ」
先ほどの取調室の前に来て艶めかしいうめき声を聞いた夏美がドアのスキマから中をのぞくと、セーラー服の上衣をはだけてAカップの乳房をさらし、紺ミニスカをまくり上げられたキレイなお尻をむき出しにされた雪乃が、痴漢グループのリーダーにバックから犯されてもだえていた。

千人斬りのチヒロ (27) につづく
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生きるバイタリティ

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生きるバイタリティ

FC2サーバの障害のせいでこのブログにアクセス出来なくなって、月初めはアクセス数が落ち込みましたが、障害前の状態に復帰しました。アクセスしてくれた方たち、ありがとうございます。

障害により2500以上あるコンテンツに文字化けや過去データに戻るなどの不具合が多数発生しました。完全ではありませんがわかる範囲で修正を終わって、FC2サーバ再開後に新作を30本近くアップしています。

震災の影響(3月19日)にかいたように、震災に遭われた方がこんな尾籠でお下劣な話を読んでくれているかわかりませんが、この小説を読んで少しでも元気になってくれたら、という想いで新作をアップしてきました。

昨日の夜、『ガイアの夜明け』という番組を見ました。

コレまでの報道はマスコミの立場から見た現地の状況を知らせているようで、民放の宿命である視聴率のために大災害をセンセーショナルに扱っている感じがありました。震災の影響で日本経済がどうなるとか、原発事故の海外の反応など、どこか他人事のような印象がありました。

もっといえば地震直後の買いだめ騒動や放射能に対する一般市民の動揺は、マスコミによって増幅された感さえあります。

しかしこの番組では被災者の方たちを支援するボランティア団体が悪戦苦闘する姿や、被災地でもある栃木県のパン屋さんが不眠不休で日持ちのするパンを作って、被災者に提供する姿を映し出していました。

「困っている人を助けたい」という善意による草の根の行動における様々なご苦労や困難を描いた秀逸な報道だと思いました。

パン一斤持って行っただけで平身低頭して感謝されるなんて異常なことだ、とパン屋さんがつぶやいていました。それほど被災地の人たちは困っているのだと思わせます。救援物資に感謝する人たちの笑顔に涙が出ます。何も出来ずにいる自分が情けなかったです。

テレビ東京は、日本中が震撼するような大事件が起こってもアニメを放送するような(苦笑)ところで、在京キー局のなかでも一段低く見ていましたが、こんな骨太の番組も作っているのだと見直しました(アニメ放送もこの局の信念なのかも知れません)。

他のニュースで見ましたが地震で分断された東北道をはじめとして多くの道路が1週間後には復旧するなど、地震に対する普段から準備に驚きました。昨日は東北新幹線が部分的にですが運転再開しました。

余震が続いていて現地の方たちは不安な毎日を過ごしていると思います。親しい方を無くした人たち、家を流されて財産を失ってしまった人たち、震災でさまざまな被害を受けた人たち、明日に希望を持てないでいる人たちがたくさんいると思います。

そんな人たちを少しでも助けたい想いで行動する人たちのバイタリティは、本当にすごいです。困っている人を助けたいという多くの人の善意で、いま苦しんでいる人もきっと立ち上がれると思います

人生山あり谷ありなんて言葉にすると薄っぺらになってしまいますが、困難に立ち向かうバイタリティに「生きる」ことの真の姿があります。

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