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== H2(ハル子とヒロ) ==

H2(ハル子とヒロ) (46)変貌するハル子

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H2(ハル子とヒロ) (46)変貌するハル子

「おちつけっ」
腕の中で暴れる駄々っ子に手を焼いたヒロは、思わず頬をはたいていた。

「あ…」
頬の熱さにビックリしたように大きな目を見開いたハル子は
「申し訳ございません、ご主人様…、だめなハル子を、叱って下さませ」
ヒロの腕からするりと抜けるとその場にへたり込んで、土下座しながら服を脱いでいた。

「…、ごめん、ハル子、機嫌直して…」
メス奴隷の口調を当てつけだと思ったヒロは渋い表情を見せたが、手を上げたことは自分が悪いと思って謝った。

「どうか、この淫乱なメスブタに、ご主人様のお情けを、くださいませ…」
シャツを脱いでブラのホックを外したハル子は、膨らんだ股間にすがると淫靡な鈍い光を湛えた目で見上げる。慣れた手つきでファスナーを下ろすと固くなった息子を取りだして頬ずりしていた。

「ハル子?…、しっかりしろ」
固くなった息子に甘い吐息を吹きかけてくるハル子から腰を引いたヒロは、追いすがる肉感的な女体を抱きしめていた。

「ご主人様、何でもしますから…、お願いします、この淫らなメスブタにお情けを…」
ハル子は焦点の合わない目でヒロを見つめて、邪魔な拘束を取り去るかのようにスカートとパンティを乱暴に脱いでいた。

「ハル子、しっかりしろっ、オレをちゃんと見ろ」
目の前の女がハル子ではなく別の女のように感じたヒロは、恐怖さえ感じていた。恐くてハル子がどこかに行ってしまいそうで、思わず両手に力を込めて抱きしめていた。

「ああっ、うれしい、ご主人様、キタナイ、メスブタにお情けを…」
柔らかい女体をきつく縛られるような感覚に、ハル子は悦びの涙さえ流して股間でそそり立つソレを濡れた亀裂に挿入しようとした。

「ハル子っ、しっかりしろっ」
自ら肉体関係を強要する強引さに恐怖するヒロは、今抱きしめている女がハル子じゃないと思った。ハル子であってハル子じゃない、そんな不気味な思いに恐怖した。

「ああっ、気持ちいい、もっと、ついてえっ」
女のアブラがのった腰を妖しく踊らせるハル子はあそこでしっかりと肉棒を咥え込んで、イヤらしい汁気をまぶして出し入れしていた。

「うっ、いいっ、や、やめろ、あ、はあっ」
ネットリした膣粘膜で息子をキツク締め上げられたヒロは、火照った女体を妖しく揺らす肉感的な女体を拒否できなかった。
「んっ、あっ、はあっ、ああっ…」
成熟した女体がまき散らすメスのフェロモンに酔ったヒロは、いつしか官能の悦びにのめり込んで激しく腰を振っていた。

「ああっ、いいっ、ご主人様、あっ、はあ、もっとおっ、ついてえっ」
もだえる女体にのしかかって激しく腰を振るたくましいカラダに手を回したハル子は、シャツをまくり上げた背中に肉欲に溺れた深い業の印として幾筋もの爪痕を残していた。

「おっ、おおっ、くっ、いっ、いくっ、いくぞっ」
背中をかきむしられてケモノじみた劣情を熱く刺激されたヒロは、筋肉張った体に汗を滴らせてヌプジュプとぬめった淫靡な音を響かせて、蜜をあふれさせる花びらの中心に肉棒の出し入れを続けたが、裏スジに熱いこみ上げを感じて柔らかい肉の亀裂に思いっきり股間を押しつけた。

「ああ、ご主人様、はあっ、いっぱい、ああっ、注ぎ込んで、はっ、くださいませっ」
ハル子はキュッと締めつけた膣を強引にかき分けて子宮口にまで食い込んだ肉棒に、ギュッと目を閉じて白い喉をさらしてのけぞった。

「ああっ、いいっ、いっぱい、はあっ、熱いっ、ああっ、いくうっ…」
暴発する熱いザーメンで女体の中心を焦がされる苦痛混じりの快感にもだえたハル子は、肉の悦びに取り憑かれた女体を淫靡によがらせて、汗ばんだ四肢を緊張させて力を込めた足の指を丸めていた。

H2(ハル子とヒロ) (47) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (45)ハル子の逆上

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H2(ハル子とヒロ) (45)ハル子の逆上

「あ、ごめん…」
胸に当たる柔らかい感触や絡み合う下半身に股間がゾクゾクして、戸惑いがちに見つめるハル子の目に吸いこまれそうな気がしたヒロだったが、ゆっくりと体を起こした。

「しようか?…」
ヒロ、照れてる?…、かわいい…、からかっちゃお、かな?…。
ドキドキする胸の高鳴りを意識しながら、逃げ腰のヒロにイタズラ心を起こしたハル子は、膝丈のスカートから人妻の色気ムンムンのナマ太ももをさらすと、足を絡めて色っぽい声を漏らす。

「ふざけてるんだろ?…」
甘ったれた鼓膜をくすぐるささやきにオスの昂ぶりを煽られたヒロだったが、このパターンでなんどもからかわれているので簡単には乗ってこなかった。

「ふうん…、ヒロは、こういうのが好きなのね」
あら、つめたい…、じゃあ、これなら、どう?…。
スカされたハル子はちょっとムキになって、男性雑誌をパラパラめくると下着姿の女性の扇情的なポーズをまねて、スカートを腰までまくり上げていた。

「やめろよ、はしたないぞ」
柔らかそうな弾力を想像させる太ももの根本に純白パンティを見たヒロは、下半身の熱い突きあげにモヤモヤした気持ちを抱えながら背中を向けた。

「ねえ、ヒロ、こっち見てえ」
もう、ここまで、してあげてるのに…、もったいないオバケがでるわよ…。
ますますムキになったハル子はプチプチとボタンを外して、ナース時代よりもずっと立派になった乳房があふれそうな、ブラのカップに指をかけた。

「ジュース買ってくる」
背中でハル子の淫靡な雰囲気を感じるヒロだったが、そのまま外に出て行ってしまった。

5年ぶりの再開だったとはいえ、昨日何回もハル子を抱いたのはやり過ぎだったと反省していた。それに打ち止めになってションボリした息子をまた見られるのが恥ずかしくて、今日は体力を温存しようと考えていた。

「ヒロ…」
どうしたの?…、昨日はあんなに激しかったのに…。
バタンと閉まったドアを見つめたハル子は、冷たく拒絶されて人格まで否定された気分でしばらく茫然としていた。
やっぱり、嫌いになったの?…、私が、キタナイ女だから…。
変態夫に調教された淫乱なカラダが、やっぱりヒロはイヤになったのかと考えたハル子は、アパートの空気が急に重くのしかかってくる気がして、ガックリと肩を落として畳にポタポタと涙をこぼした。

「コーヒーでよかった?…、え…」
アパートの前の自販機で缶コーヒーを買ってきたヒロは、部屋の真ん中でガックリしてたたずむハル子に驚いていた。

「ごめんね、ヒロ」
あ、やだっ、泣いてる、わたし…。
その声に涙の濡れた顔を上げたハル子が急に立ち上がって部屋から出ようとする。
「まてよ、なんだよ」
エッチを拒絶しただけでそんなに傷つけたとは思わなかったヒロは、横をすり抜けようとするカラダを捕まえた。

「はなして、私のこと、嫌いなんでしょ」
わたしなんて、キタナイんだから…。
5年前よりずっとたくましくなった腕に抱かれたハル子は、力こぶの出来た二の腕をポカポカ叩いていた。
「何言ってんだよ、ハル子、おかしいよ」
むずがるハル子がちょっとめんどうくさくなって、つい冷たい言い方をしていた。

「…、やっぱり、嫌いなんだっ、もう、やだっ」
…、そんな言い方…、ああっ、やっぱり、嫌われた…。
まるで駄々をこねる子供だった。不安で感情的になっていたハル子は、言い方が気に入らないという痴話ゲンカの典型的な理由で癇癪を爆発させていた。

H2(ハル子とヒロ) (46) につづく
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H2(ハル子とヒロ) (44)ヒロのアパート

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H2(ハル子とヒロ) (44)ヒロのアパート

「はあっ、食った食った…」
ハル子が出したモノをキレイに平らげたヒロは、ポンポンと満足そうに腹を叩いていた。

「お粗末様…、いい天気ね、ヒロ」
いい天気…、病院にいたときは、いつも病室だったね…。
食器を片付けるハル子は窓の外を見て、春の明るい日差しに優しい笑みを浮かべる。

「散歩しようか、ハル子」
ミセスっぽいファッションに艶めかしい女性らしい曲線を見せる後ろ姿に、だらしなく顔を緩めたヒロは散歩デートに誘っていた。
「うん、いきたい」
陽気のことを口にして自分から誘ったつもりのハル子は、ヒロの提案に一も二もなく賛成していた。

「もう、桜も終わりね…」
ああっ、いい風、気持ちいい…。
火照った頬をまだ春先の冷たい風になでられて髪を押さえたハル子が、舞い散る桜の花びらを見上げながらつぶやく。
「…、来年も見れるだろ」
色っぽいうなじを見せるハル子のほうが桜の花よりキレイだとヒロは思ったが、そんなこっぱずかしいセリフは言えずに、これからずっと一緒だという思いをこめてつぶやいた。

「そうね、ずっとヒロと一緒に、見たいわ」
来年も、再来年も、ずっと一緒よね…、あ、そうか…、ダメ…。
ヒロの手を取ったハル子は抱きつきたかったが、近所の目が気になって躊躇した。

「あ、ここ、オレのアパート」
手をつないでハル子と一緒に歩くのが念願でもあったヒロは、ハル子の手の感触にニヤけていた。
「え、ああ…、ずいぶん近いね…」
ヒロと、手つないでる…、わたし、幸せだわ…、でも、誰かに見られたら…。
夫以外の若い男と手をつないで歩いていること自体がご近所に知られたら、と心配していたハル子は内心ドキドキで適当に相づちを打っていたが、露悪な昂ぶりでどMなメスの性根を熱くしていた。

「ハル子、どうかした?」
ハル子がメス奴隷として野外調教される気分でいるなんて思いもしないヒロは、なんだかよそよそしい態度を不審がっていた。
「え?…、あの、どこか…、二人きりに、なりたい、の…」
もうだめ…、このままじゃ、おかしくなっちゃう…。
知り合いの奥さん方に見られたら、と思うだけであそこが濡れてきてしまうハル子は、不思議そうに見るヒロに淫靡な雰囲気を漂わせたオスを誘うような視線を向ける。

「え…、あ、ああ、いいよ、オレのアパート来る?」
色っぽい視線に一瞬で籠絡されたヒロは窮屈な股間を意識しながら、越してきたばかりで引っ越しの荷物も解いてない部屋に連れ込んだ。
「何か飲む?…、あ、そうか何も買ってない」
ハル子と二人きりの空間にいるコトを意識したヒロは、ケダモノじみた欲望を抑え込んで冷蔵庫をのぞき込んだが、中は空っぽだった。

「お気遣い無用よ、片付けてあげる」
引っ越ししたばっかりだったんだ…、それですぐにハル子を、見つけてくれたのね…。
段ボールが積まれた部屋に苦笑したハル子は段ボールを開けるとテキパキと片付けを始めて、好きな男のために奉仕する悦びを嬉しそうな笑顔に表していた。

「なんだか、悪いな」
正座姿に女性的な柔らかい線を見せるハル子が世話女房ぶりを発揮するのに、ヒロがだらしなく顔を緩めていると
「これ、どうする?」
重い…、あ…、こんな本…、ヒロの、浮気者…。
重い段ボールの箱に受験本に混じって男性雑誌を見つけたハル子が振り返って無表情に聞く。

「へ?…、あっ、それ、捨てようと思ってたから」
ハル子の冷たい視線と手に持ったハダカの女性が扇情的なポーズを取る雑誌を交互に見たヒロは、慌てて手を伸ばした。

「きゃんっ、あ…」
思いっきり手を伸ばしたヒロはバランスを崩してハル子に抱きついていた。畳の上に押し倒されたハル子はヒロの焦った顔を間近に見て、たくましい胸板に乳房を押しつぶされた胸をドキドキさせていた。

H2(ハル子とヒロ) (45) につづく
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