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== 今日のネコ ==

今日のネコ (17)ゴメンね

ろま中男3 作品リスト
今日のネコ 目次

今日のネコ (17)ゴメンね


モデル編、ラストですね、…。
「…あっ、そう」
「姐さん、やさぐれてるにゃあ」
「…ちがうわよ、コレが終わったら、今度こそナメコの出番よっ」
…、それで力を温存してるわけですね、…。
「そういうこと…、さっさとやれば」
…、それではお言葉に甘えて、…。

「ネコのモデル編、ラストだにゃあ、最後まで読んでくれて、ありがとにゃんっ、ちゅっ」


「探したよ、…デタラメのケーバン渡しやがって」
ニヤニヤしていた男はギラギラした目でネコをにらむと手をつかんだ。
「いやっ」
「やっ、やめろっ」
悲鳴を上げたネコの後ろから怯えの混じった怒声がした。

「…、なんだ、このデブ」
声の主はネコが毛嫌いしたメガネデブだった。ブルブルと震えたメガネデブは度のきつそうなメガネの奥に涙を溜めて男をにらんでいた。
「…ネ、ネコさんから、てっ、手を、離せっ」
額から汗をダラダラ垂らして目を潤ませたメガネデブが、ドモリながら男ににじり寄っていた。
「…、汚ねえな、寄るなっ」
男はふくれあがった腹を足蹴にした。
「ぐぶっ」
男のケリがふくらんだ腹に突き刺さり、うなったメガネデブは尻もちをついた。ネコは男がメガネデブに気を取られているウチに、ケータイでアキオ宛てにメールを送った。

「しっ、知ってるぞ…、おまえ、…、きっ、昨日、電車でも、ネッ、ネコさんをっ、つっ、つけてただろっ、」
腹を押さえて前屈みに立ち上がったメガネデブは、ズレたメガネの下から半ベソの目で男を睨んでいた。
「それがなんだ、うるせえっ」
ちょうどいい位置にあったメガネデブの顔を男は何の躊躇もなく蹴り上げた。まともにケリを食ったメガネデブはのけぞって地面に無様に倒れていた。

「…ネコ、いこうぜ、…へっ」
メガネデブにツバを吐きかけた男は嫌がるネコの手をつかんで行こうとしたが、地面に這いつくばったメガネデブに足をつかまれた。
「ううっ、わあっ」
メガネをはねとばされてただのデブになったメガネデブは、鼻血で口の周りを真っ赤にしながら叫ぶと、懸命に男の足にしがみついていた。
「気持ちワリイ…、離せっ」
「やっ、やめてっ」
男はデブのカラダを散々足蹴にした。ネコがすがりついて止めようとしたが男はかまわずケリ続けた。ズタボロの血だらけになったデブはそれでも男の足を離さなかった。

「…、ううっ、」
ケリに耐えるデブは渾身の力を振り絞って足にしがみつくと、向こうずねに思いっきり噛みつく。
「うおっ、いてっ、離せっ、いてっ、いてっ」
散々蹴りまくっても離れないゾンビデブに噛まれた足を振り払った男は
「…気持ち、ワリイッ、デブッ、死ねっ」
情けない捨てゼリフをわめくと足を引きずって逃げていった。

「だいじょうぶっ?」
デブにすがりつくようにして血だらけの顔をハンカチで拭くネコに
「…ネ、ネコさん、に、ひっ、膝枕っ、し、してっ、もらえる、な、なんて、こ、光栄です…」
血だらけでグチャグチャの顔がうれしそうに笑った。
「…、ご、ゴメンね…」
見た目で毛嫌いした上に痴漢の濡れ衣まで着せたデブに助けられたネコは、自分が情けなくて恥ずかしくて、暴漢から助かった安心感も加わってデブの顔を胸に抱いて泣きじゃくった。

「きっ、きれい、な…、ふっ、服が、よ、汚れます、よ」
豊満な乳房を顔に押しつけられたデブはこの上もない幸せを感じながら、血まみれの汚い顔でネコの服が汚れるのを心配していた。
「ばかっ…、ホントに、ゴメンね…、ホントに…、ありがとう」
ボロボロ涙をこぼしながらムリして作った笑顔をデブに見せたネコは、またしっかりと男の顔を胸に抱きしめていた。

メールを見て駆けつけたアキオはデブを抱いて泣きじゃくるネコに何事かと焦ったが、事情をネコから聴いてデブに感謝した。

以前からメガネデブはネコをつけ回す男に気づき、ネコを心配して帰り道まで見守っていた。痴漢にあった日の暗い夜道に見たメガネデブの後ろ姿は、迎えに来たアキオにネコの安全を確認して戻っていく姿だった。

蹴飛ばされたメガネをネコが探してきてメガネデブに戻った男は、アキオに抱えられてネコの部屋で手当を受けた。
「病院に行った方がいいよ」
心配そうに勧めるネコに、
「…か、体だけ、は、じょ、丈夫、で、ですから」
ボコボコにハレあがった顔で笑った。

お礼がしたいというネコにメガネデブは最初遠慮していたが、あまり熱心にネコが迫ってくるので顔を真っ赤にしながらモジモジしていたが、
「…ネ、ネコさん、の、パ、パ、パ、パンティッ、く、ください」
ネコとアキオがビックリするような大声で叫んだあと恥ずかしそうに顔を伏せた。

あっけにとられたネコがアキオをチラ見すると、アキオは照れたように笑っていた。カワイイパンティにサインをして渡すと、メガネデブはうれしそうに何度もうなずいて足を引きずりながら帰って行った。

「…、私のパンティ、って、いろんな人に人気があるのね」
アキオとつきあい始めるきっかけになった下着ドロを思いだしたネコが苦笑していると、
「もう、忘れてくれよ」
アキオが照れくさそうに頭をかいていた。

メガネデブに乱暴した男はネコが知人に正体を調べてもらって通報し、まもなく逮捕された。その後もメガネデブはネコの撮影会に必ず顔を出したが、ネコはそのたびに一度はいて洗濯したパンティをプレゼントしていた。

今日のネコ (18) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (16)暗い帰り道

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今日のネコ (16)暗い帰り道


「…痴漢なんて、死刑だ」
また、乱暴なことを、おっしゃいますね、…。
「姐さん、経験あるにゃ?」
「…、ないわよ、…なんで、私を触らないのっ、他の女の汚いケツばっかり、追いかけてる変態は死刑になれば、いいのよっ」
…、そういうことですか、…。
(コレはフィクションです、現実のなめかわさんは痴漢がヨダレを垂らすような魅力的な女性です)

「…だから、(…)は、よけいだっ」

「…モデル編、続きをお楽しみくださいにゃんっ」


ネコの股間を散々舐め回したアキオは日に焼けたカラダをズリ上げて、豊満な乳房に吸い付くと、固くなった乳首を舌で転がした。
「…あっ、はあっ」
スベスベしたナマ乳の肌を震わせたネコは、乳房の先端の熱さに肉感的なボディをよがらせた。たっぷりした乳房を口いっぱいに含んだアキオが軽く歯を立てると
「…あっ」
切なげにのけぞったネコの色っぽい声が部屋に響いた。

そのままずり上がったアキオは興奮したネコの顔を見つめながら、息子の先端を花びらにあてがうと
「うっ」
こもったうなり声を上げて一気に深々と突き刺した。
「…ああっ、あっ、ああっ、あっ」
蜜をたたえたあそこを急に肉棒で満たされて、あふれたネットリした汁で股間をビショビショにしたネコは、挿入のたびにヌチュニュチュと音がするのをかき消すように、甘えたあえぎ声を漏らしていた。

「ふんっ、うっ、ううっ」
柔らかい肉体に腰を押しつけたアキオはたわわな乳房を両手で包み込んで、広げた指の間から乳房があふれ出すような錯覚に、興奮した荒い鼻息を吐いて腰を振った。
「…ああ、はあっ、いいっ」
下半身からわき上がる熱い快感の波に耐えきれないように肉感的な女体をもだえさせるネコは、甲高いあえぎ声を漏らし続けた。

「あっ、ああっ」
アキオはネコを四つんばいにさせると、艶めかしいお尻を両手でつかんでバックから挿入した。肉付きのイイお尻を両手で抱えて腰を振ると、ぶつかったお尻がパンパンと乾いた音をさせていた。
「ネコ…、いいっ…」
綺麗な背中に抱きついたアキオは胸からぶらさがるたわわな乳房をつかむと、その体勢で腰を前後させた。突き上げにあわせて頭を揺らしてサラサラした髪を揺らすネコは
「…あっ、いいっ、はあっ、ああっ」
のけぞって細いノドをさらすと、女体を襲う快感に歓喜する甘い声を上げ続けた。

「うっ…、いくぞ」
ネコから上体を離したアキオはしっかりと双臀をつかむと、フィニッシュに向かって激しく腰を振った。
「…ああ、いいっ、出してっ、ナカに、出してっ」
安全日であることを告げる絶頂が目前のネコはベッドに顔を埋めてお尻を突き上げて、激しい挿入に喜びを感じていた。

「あっ、出る、うっ、ううっ」
裏スジに電流が流れるような感覚があって、すぐに熱い奔流が息子をふくれあがらせると、収縮する膣を白濁した熱い液体が満たしていた。
「あっ、いくうっ、いっ、うっ、ううっ」
ダイナマイトバディを破裂させるような快感の固まりが下半身から脊髄をたどってわき上がり、甲高い声を上げて絶頂に達したことを告げるネコは、膣の粘膜に熱い液体を浴びせられる快感に柔らかい女体をプルプルと痙攣させていた。

激しい愛の交換のあとアキオに優しく抱かれたネコは、アキオの汗の臭いを感じて安心感に包まれていた。
「…、何か、あったんだろ」
ネコの様子が気になったアキオがもう一度聞くと、
「ううん、何でもないの、ゴメンね、心配かけて」
アキオの胸板に顔を埋めたままネコは応えた。

「…暑いけど、寒いよね」
レイと一緒の室内での水着撮影会はエアコンが効きすぎるくらいで、水着姿には寒すぎた。休憩ごとにガウンを着込んで、携帯カイロで手足を温めることで、ふたりは鳥肌が立たないようにしていた。管理者にお願いしてエアコンを停止していたため、楽屋としてふたりに与えられていた個室は、真夏日の炎天下で蒸し風呂のように暑かった。
「そうだね」
携帯カイロで足を温めるネコはレイの言葉に苦笑していたが、不安な気持ちを抱えていた。

今日もメガネデブが来ていた。エアコンがキンキンに効いた部屋で、汗をダラダラ流しながら盛んにシャッターを切っていた。

水着を替えてステージに登場したふたりにシャッター音が続けざまに響いた。出端は汗のにじんだ色っぽい姿が撮れると知っている常連は、ファインダーから目を離さずに盛んにシャッターを切った。昨日アキオに見せたビキニを着たネコの下乳から汗が滴るのを、めざとく見つけたカメラ小僧は望遠をズームにして毛穴が見えるくらいのアップで捉えていた。

メガネデブの存在に不安を感じながら、撮影会は無事に終了した。

今日は電車で痴漢に遭うこともなく無事に駅に着いたネコは、にこやかにレイと別れて暗い帰り道を歩いていた。

ついてきてる、…。
人気のない道でネコが背後にメガネデブの存在を感じて駆け出そうとすると、
「…ネコ、久しぶり」
ニヤけた男が目の前に現れた。何となく見覚えがあってネコは怪訝な顔を見せて思い出そうとした。
「おまえの尻とは、昨日、お知り合いになったけどな」
笑えないダジャレでイヤラシイ笑いを浮かべる男は、ネコが街で夜遊びしていたときに一度だけ寝た男だった。虎と狼に挟まれたようなネコは前後の変質者に怯えて震えていた。

今日のネコ (17) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (15)キレイにして

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今日のネコ (15)キレイにして


「はあ…、ああんっ」
…、どうしたんですか、ナメコさん、体調悪いとか?、…。
「いいのよ…、もう…、」
「…姐さん、色っぽいにゃん」
?!…、お願いですから、勘弁してくださいっ、…。

「…アンタなんて、相手にしないわよ…」
「姐さん、らしくないにゃあ」
そうですね、いつもなら凶暴に襲いかかってくるのに、…。
「…だれが、凶暴よっ、こんないい女に向かって、失礼よっ」
スイマセン…、で、どうしたんですか?、…。
「きっと、アレだにゃあ」
何ですか、教えてください、…。

「…きっと、作者とイイコト、したにゃあ」
えっ、あんなに嫌ってたのにっ、…。
「アンタたち、うるさいっ」
…まあ、ナメコさんもご機嫌のようすで、なによりです…。
「…ナレヲ、物足りなそうだにゃあ」
えっ、そんなことありませんよ、私はマゾじゃありませんからっ、…。

「…ちょっとアブナイ雰囲気の、ネコ、モデル編、続きをお楽しみくださいにゃあ」


「…、あはは…、いるね…」
後ろの立つメガネデブに怖じ気を感じながら、ネコはレイを安心させようとわざとおどけた表情を向けた。
「…大丈夫?」
心配そうなレイに笑顔で応えたが、ネコは背後でお腹を押しつけるデブになんだか背中がヌルヌルするようで、生理的な嫌悪感に震えていた。
「…ひっ」
背後に危機感を感じて警戒していたネコは、急にお尻をまさぐられて思わず声を上げていた。

「どうしたの」
ネコの声にレイが心配そうに声をかけた。
「…、なんでもない…、ゴメンネ」
ネコはレイを心配させないように平気なフリをしていたが、お尻を触る手は大胆にもスカートの中に入り込んでいた。Tパックでほとんどナマ肌をさらしたお尻を痴漢は執拗に触り続けた。

「…顔色、悪くない?」
痴漢のしつこい手に気分が悪くなって落ち込んだ表情を見せるネコに、表情を曇らせたレイが心配そうに声をかけた。
「…えっ、あっ、うん…、大丈夫、…今日暑かったから、暑気あたりかも」
レイを心配させたくないネコはムリに笑顔を作って応えた。
「そう、次の駅で降りる?」
本気で心配してネコを気遣うレイが、優しく背中をさすっていた。
「…ホント大丈夫、心配させてゴメンね」
ぎこちない笑顔を見せたネコは痴漢の手が股間に入り込んで秘所に触れてくるのに、背筋に冷たいモノを感じていた。

結局最寄り駅に着くまでネコは痴漢のいいようにカラダをまさぐられて、邪悪な欲望の餌食になっていた。
「送っていこうか…」
痴漢のイヤラシイ手ですっかり憔悴したネコに、レイは心配してネコの部屋までついていこうとしたが、
「…大丈夫よ、レイだって疲れてるでしょ」
かろうじて笑顔を作ったネコは一人で帰った。

ついてきてる、…。
日が落ちて暗くなった帰り道をたどるネコは誰かにつけられてる気がして怯えていた。モデルを始めて何度か経験したことで、いつもはケータイで話すフリをするが、今日は痴漢のこともあったし、怖くてアキオのケータイに電話した。
「アキオ?…、よかったあ…、お願い、迎えに来て」
ケータイから漏れるアキオの声に安心したネコは、自分のアパートにいるアキオに迎えに来てくれるように頼んだ。

つきあい始めて1年以上経ち、アキオはネコの部屋に泊まることが多くなった。今日も新聞配達を終わってからネコの部屋に来ていた。ケータイを持ってなかったアキオだったが、ソフトパンツの携帯同士なら基本使用料通話料無料だとネコにいわれて、一番安いケータイを購入していた。

「…」
足早にアパートに向かうネコの目にアキオが走ってくる姿が見えた。安心したネコが振り返るとメガネデブらしい後ろ姿が引き返していくのが見えた。
「…どうしたんだ」
アキオが心配そうにネコの顔をのぞき込むと、
「ううん、なんでもない、…バイト料入ったし、おいしいモノでも食べようと思って」
アキオに抱きついたネコは引き締まったカラダの感触にほっとして不安から解放されると、ニッコリ笑って見せた。

居酒屋で夕食をすませてお酒も入っていたネコは緊張から解放されて、いつもよりも酔っていた。
「…ネコ、大丈夫か」
アキオが心配そうに声をかけると
「大丈夫よっ、…そうだ、今度水着で撮影会やるの、帰ったら見せてあげるね」
陽気に笑うネコに、アキオはなんだかいつものネコと違うと思っていた。

部屋に戻ったネコはシャワーを浴びると、撮影会用の水着を着てアキオに披露した。
「…どう、いいでしょ」
生地を節約したビキニは上側から乳房のナマ肌があふれそうで、下乳のふくらみもはみ出ていた。
「似合ってるけど…、ずいぶん露出してるね」
色っぽい表情でポーズを取るネコに、股間をふくらませたアキオがドキドキしながら応えた。
「したくなっちゃった?」
魅惑的な笑顔で抱きついたネコは豊満な胸を押しつけながらアキオの胸に顔を埋めて、アキオの汗の臭いをいっぱいに吸いこむとあそこを潤ませていた。

「…何か、あったんだろ」
やっぱりいつものネコと違う気がして、アキオはネコの柔らかいカラダを優しく抱きながら、聞いていた。
「…、うん、ほんとはね…」
アキオの優しい声に目を潤ませたネコが見上げた。アキオの優しい顔に涙があふれてきてとまらなくなったネコはビキニのパンティを脱ぐと
「…お願い、触って、…アキオがキレイにして」
アキオの手を取って茂みの薄い股間に押し当てた。
「…」
あそこの柔らかい感触を指先に感じてドキドキしながら、アキオは泣きじゃくるネコをベッドに横にして目尻からこぼれる涙を舐め取ると、足を広げて口をあてて舌を這わせた。

「ああっ、もっと、舐めて、…舐めて、キレイにしてっ」
ネットリした舌があそこを這い回る刺激にゴージャスな女体をもだえさせて、あそこのスジから蜜を垂らすネコのイヤラシイあえぎ声に興奮したアキオは、太ももに当てた手に力を入れてしっとりした太ももに指を食い込ませると、スジを広げて濡れた花びらをベロベロと舐め回した。

今日のネコ (16) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (14)モデル編

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今日のネコ (14)モデル編


女子大生編、楽しんで頂けたでしょうか、…。
「…ちょっと、待て」
なんですか、ナメコさん?、…。
「なんで、『今日のネコ』なんだ?」
だって、猫ちゃんさんの話ですから、…。

「順番なら、ナメコだろっ」
そう言われましても、作者の気まぐれですから、…。
「作者、コロス」
…、行っちゃいましたね、猫ちゃんさん(笑)、…。
「…ナレヲ、目がイヤラシイにゃん」
あっ、これは失礼しました、ホントは紳士的なナレヲです、…。

「…で今度は、猫は何になるにゃん」
やっぱり、女子大生らしいですよ、…。
「作者も、ネタ切れにゃん」
そうですね、猫さんにコスプレさせたいらしいですよ、…。

「…恥ずかしいのは、イヤだにゃあ~」
…、私はうれしいですけど(淫笑)、…。
「ナレヲ、ヨダレ、出てるにゃん」
じゅるっ、…失礼しました(恥笑)、…。

「女子大生のネコ、続編、お楽しみくださいにゃん」


「こっち、お願いします、カワイイです(笑)」
「目線ください、…ありがとうございます(笑)」
「目線、お願いします(笑)、…ネコさん、ありがとうございます」

豊満なカラダをぴったりと包み込む光沢のあるレースクイーンの衣装をまとったネコは、カメラ小僧のリクエストに応えて笑顔をふりまいていた。

この手のオタクっぽい人たちに最初は偏見を持っていたネコだったが、礼儀正しくてまじめに応援してくれる人たちばかりで、最近ではすっかり慣れて自然な笑顔が出来るようになっていた。

まじめな大学生に戻ったネコは新聞配達のバイトを続けるアキオを見習って、バイトをはじめようと思って最初はマックやミスドの店員を考えていた。

それが大学で友達になったレイに強引に誘われてモデル事務所に登録すると、いつの間にか一部に熱狂的なファンのいる人気モデルになっていた。

身長がやや足りないのを除くと、肉感的なダイナマイトバディにロリっぽいカワイイ顔が、アキバ系の嗜好の人たちにもてはやされて、まじめに通いだした大学も近頃は休みがちになっていた。

今日も撮影会に呼び出されたネコは、炎天下にレースクイーンの衣装で大きなパラソル片手にして、カメラ小僧相手たちの熱い声援を受けていた。たまにローアングルからエッチなショットを狙う不埒モノもいるが、今ではすっかりあしらいに慣れたネコは、そんなヤツからは体の向きを変えてかわしていた。

「…、暑かったね」
楽屋代わりのワンボックスカーに戻ったレイは、ネコに親しみのある笑顔を向けていた。
「…、変なヤツ、いたね」
水滴のついたペットボトルを口に当てて喉を潤したネコが、衣装からあふれそうなナマ乳の肌ににじんだ汗を拭きながら言うと
「あっ、あのメガネデブでしょ」
レイはゴキブリでも見るような嫌悪感をあらわにした顔でうなずいた。

レイはもちろん本名でなく、それはネコと同じだった。レイはネコほど胸が大きくないが、お尻の形がキレイなセクシー脚線美モデルとして人気があった。一緒に事務所に登録して以来、ネコとは一緒に撮影会に行くことが多かった。

「そう…、隠しカメラ、持ってそうだよね」
ネコはスソの短いスカートに手を入れてパンストを直しながら、汗だくになってメガネをしょっちゅう曇らせては、落ち着きなさそうに拭いていたデブを思いだして、気持ち悪そうな顔でうなずいた。
「この前もいたよね、…出禁にすれば、いいのに」
透明な肩ひもをなおしながら、うんうん、とうなずくレイは大きく開いた衣装の背中にタオルをかけて、首に保冷パックを当てていた。

「…どっちのファンかな?」
カワイイ顔にイタズラっぽい笑みを浮かべるネコに、
「きゃあ~、私、ゼッタイ、イヤッ」
レイが黄色い悲鳴を上げてはしゃいでいた。

二回目の撮影会も無事に終わって、近くの駅まで送ってもらったネコとレイはホームで電車を待っていた。

「…わっ、ヤダ、混んでる」
ラッシュ時間でもないのに混んでいる電車に、以前満員電車で痴漢にあったことのあるレイが露骨にイヤそうな顔をした。
「大丈夫だよ、レイが痴漢されたら、助けてあげるから」
満員電車にあまり乗らないネコは痴漢された経験がなく、レイが嫌がるのをあまり深刻に受け止めてなかった。
「…そう、ホントに、助けてね」
ノースリーブワンピで肩を出したネコの腕にすがるレイが不安そうな目で見ていたが、
「まかせてっ」
ネコがニッコリ笑った。

満員電車で前後左右から女体を押されて、ネコは一本遅らせれば良かったとすぐに後悔した。この状態ではチョットくらいお尻を触られても、痴漢かどうか分からないから文句は言えない。

「…混んでるね」
ネコに前から抱きつくような体勢のレイがつぶやくと
「そうだね」
ネコも苦笑した。首に抱きついてきたレイに何事かと思ったネコだったが、
「…、いる」
耳元に口を寄せたレイがささやいた。

「なに?」
不安そうなレイの声にネコが聞き返すと
「メガネデブ…」
レイが小さな声で答えた。ネコがぞっとしてレイが目配せする後ろをこっそり見ると、ハアハアとハンカチで額を拭く汗だくの男が立っていた。

今日のネコ (15) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (13)幸せな抱擁

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今日のネコ (13)幸せな抱擁


「…はあっ、ごちそうさま、でした」
「姐さん、満足したにゃあ?」
…うっ、ひどいっ、…。
「責任とってやるから、泣くなよ」
「…それは、男の子のセリフにゃあ」
…、うっ、ううう、…。

「と言うわけで、ネコ女子大生編もコレでラストにゃあ、ご愛読ありがとにゃんっ、ちゅっ」


「…たくさん、出たね」
まだ入ったままの息子に広げられたあそこから漏れる粘った液体を指ですくったネコが、妖しく笑ってアキオを見つめると色っぽい唇に差し入れた。
「はあ…」
心地よい放出の脱力感に漂いながら、いとおしげにネコのダイナマイトバディをさするアキオは、ナカ出ししたことを自覚して
「…、結婚しようっ」
突然叫んだ。

「…、うれしい、…だけど、なんで」
アキオの声の大きさにビックリしたネコだったが、優しい顔になってニッコリ笑って聞いた。
「だって、赤ちゃん…、俺、責任、取るよ」
柔らかいネコのカラダをきつく抱いたアキオが真剣な顔でのぞき込むのに、ぷっ、と吹き出したネコは楽しそうに笑っていた。

「…」
バカにされた気がしてネコを抱く手を緩めて不満そうな表情で見つめるアキオに、
「…あっ、ゴメン、…でも、赤ちゃんなら、出来ないから…」
笑うのをやめたネコがちょっと申し訳なさそうな顔で甘えて抱きついてきた。

「…、それって」
子供の出来ないカラダなのかと、先回りしてよけいな気を回すアキオの心配そうな顔に
「あっ、ちがうの、今日は出来ない日だから、…別に病気とかじゃ無いから、ね」
アキオの顔からナニを考えているかすぐにピンときたネコが言い訳すると
「…、そうなんだ」
アキオがなんだか気の抜けたような顔をしていた。

「…、赤ちゃん…、出来たら、よかったね」
ネコはニッコリ笑ったがその目はかすかに潤んでいた。
「…」
チョット悲しそうなネコの笑顔にアキオはギュッとネコのカラダを抱きしめた。
「もう一回、しようか」
筋張った日に焼けた両腕で抱きしめられて息苦しさを感じながら、アソコの中でまたふくらみはじめた息子をきゅっと締め付けたネコが甘えた声を漏らした。
「うっ、」
息子の締め付けにうなったアキオはネコをベッドに押しつけるとまた激しく腰を振り始めた。

「はあっ、ああっ、スゴイ、狂っちゃう、ああっ、はあっ」
単調だが激しい挿入にまた快感の高みに連れて行かれたネコは、肉感的なセクシーボディを激しく揺らしながら、甘美な興奮にまみれていた。
「ふうっ、ううっ、はうっ、ううっ」
アキオは荒々しく息継ぎして有酸素運動を続ける肉体に懸命に酸素を供給し、全身から汗を吹き出して激しく腰を振り続けた。

「あっ、はうっ、ううっ」
10分以上激しく腰を振り続けたアキオは、なかば白目を剥いて色っぽい唇のハシからヨダレを垂らし、力なくあえぎ声を漏らすネコの艶めかしい表情を見下ろしながら、背筋を震わせるとまた大量の白濁した液体をネコのナカにまき散らした。
「はっ、あ、ああっ、…」
膣を焦がすような熱い放出に柔らかい肉体を緊張させたネコも、また絶頂を迎えてダイナマイトバディを甘美な興奮に震わせていた。

「…、アキオ君…、スゴイ、…、もうっ、好きっ」
しばらく官能にもだえていたネコは正気の戻るとたくましい肉体に抱きついて、体中にキスしていた。キツイ汗の臭いが鼻についてまた女体はムラムラと興奮していた。
「はあ、ああっ、ああっ」
体中を愛撫される興奮にまた息子がムズムズしたが、アキオは黙ってベッドに横になってネコの愛撫を受けていた。半立ちの息子にしゃぶりついたネコは、舌を絡めて息子がまとった体液をキレイに舐め取っていた。

「幸せ、よ」
たくましい肉体に抱きついたネコが甘えていた。
「でも、なんで」
放出後の心地よい脱力感に漂うアキオは、冷静になった意識で聞いていた。
「なにが?」
カワイイ顔に魅惑的な笑顔を浮かべたネコがアキオを見上げた。

「…なんで、俺なんか」
自分を卑下するアキオは女の子にモテた経験がなく、ネコが自分を好きになってくれるなんて、まだ信じられなかった。
「…、アキオ君は、ステキよ…、軟弱な男の子なんて、つまらないけど…、アキオ君って、たくましいもん」
アキオのたくましいカラダに、たっぷりした乳房をすりつけて顔を近づけたネコが、照れたように笑っていた。
「…でも、…、俺なんて、貧乏だし…」
貧乏人の息子であることに劣等感を持つアキオが、ネコのカワイイ顔から目をそらしてつぶやいた。

「…、そんなの、関係ないよ、…、ずっと、いっしょに、いよっ、…好きっ」
自分を過小評価するアキオをたまらなく愛しく感じて、目を潤ませたネコはやさしくキスしていた。

ネコの閉じた目から涙がこぼれるのを見たアキオは、優しいキスにこれまで感じたことのない幸せに包まれて、震える柔肌に両手を回していとおしそうに抱きしめていた。

今日のネコ (14) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (12)恋人同士

ろま中男3 作品リスト
今日のネコ 目次

今日のネコ (12)恋人同士


「…なんかもう、がまんできん、…ナレヲっ」
うわっ、ナメコさんっ、…ああっ、堪忍してえ~、…。
「姐さん…、すごい、にゃあ~」
「ふっ、はあっ、ああっ、ああ~ん、…」
ひいいっ~、たすけてえ~、…、…。

「…もうほっとくにゃん、ネコのエッチ本番、お楽しみください~、みゃあ、ちゅっ」


弾力のある巨乳を押しつけられたアキオは、興奮した鼻息を荒くしながら、色っぽい笑顔で抱きつくネコを夢心地で見ていた。

「…、なに?」
Tシャツの汗くさい匂いにエッチな気持ちを刺激されて、あそこから蜜を垂らしたネコが聞くと
「なんで…、こんなことに?」
甘い吐息に合わせて上下する柔らかい下半身に、圧迫された息子が刺激されるのを意識ながら、若い女の子に免疫のないアキオがこの状況を聞くと
「…、一緒にご飯食べたら、もう恋人同士でしょ」
一瞬考えたネコが、ニッコリ笑って応えた。

「恋人同士?…、なの」
ネコの笑顔に、アキオは信じられないという顔で聞くと
「…、そうよ」
下半身をビクビクと震わせる息子を優しくさすったネコが、魅惑的な笑顔でアキオを見つめた。
「うあ、ああっ」
息子の甘美な刺激にアキオがのけぞると、Tシャツの胸に顔を埋めたネコは鼻腔を刺激する汗の臭いに、
「…ああ、」
切なそうなあえぎ声を漏らしてTシャツをまくり上げると、固くなったアキオの乳首を口に含んだ。

「…あっ、はあっ」
色っぽい唇が硬くなった小さな乳首を刺激するのに、アキオはネコの柔らかい肉体を抱えてあえいだ。
「…気持ち、いいでしょ」
肉体をまさぐるたくましい腕に抱かれたネコはカワイイ顔をエッチに笑わせると
「ねえ、チュウ、しよっ」
目を閉じてアキオの顔に迫った。アキオはカワイイ唇が近づいてくるのをドキドキしながら見つめていた。しかしその唇がさっきまで自分の排泄器官を咥えていた、という嫌悪感も心のどこかにあった。

「…、してくれないの?」
ビックリしたような大きな目でオドオドするアキオをのぞき込んだネコが、不満そうに口をとがらせていた。すねたネコの顔もとびきりのかわいらしさで、理性を無くしたアキオは柔らかい女体に抱きついて唇を押しつけていた。
「…はあっ、うっ」
ネコの唇の柔らかさにウットリしたアキオだったが、カワイイ舌が侵入するのにまた目を見開いていた。ネットリと舌が絡んでくるぬめった気持ち良さにアキオは脳天をぶん殴られたような衝撃を受けていた。
「ああ、はっ、はあっ…」
ネチョネチョと口の中で粘り気のある湿った音を立ててディープキスを続けるふたりは、強く抱き合ってお互いの肉体をまさぐっていた。

「…、あ、はああっ、」
ネコは唇を合わせながら、熱く震える息子をあそこに導いて自ら腰を押しつけた。
「うっ…、ああっ…」
ネットリした蜜があふれたあそこに息子が沈んでいくのを、筋肉質のカラダを緊張させたアキオは、熱い吐息をネコの顔に吐きかけていた。
「ねえ…、気持ち…、いいでしょ?」
騎乗位で大胆に足を広げて根本まで差し込んだネコは、興奮して上気した顔に妖しく笑みを浮かべて、あまりの快感に腑抜けたアキオを見下ろしていた。

愛液まみれの粘膜が息子に絡みつく初めての感触にもだえながら、ネコの笑顔を見たアキオは、バカにされたような気がしてカッとなって猛然と腰を振り始めた。
「あっ、いいっ、もっとお」
下からの激しい突き上げに甘いあえぎ声を漏らすネコに、限界を超えた興奮で常識や理性が消し飛んだアキオが野獣のようにネコの女体の挑みかかった。
「シテやるっ、いいのかっ、ああっ、はあっ、ううっ…」
何かが壊れてカラダの中ではじけたアキオは、肉感的な体をベッドに押しつけるとしっとりしたナマ太ももをめいっぱい広げて、パンパンと激しく腰をぶち当てる。

「ひっ、あっ、すごいっ、もうっ、もっとおお」
今までの軟弱な男のイメージとは比べものにならない乱暴な愛撫にネコは恐怖さえ感じたが、あそこが燃えるような激しい挿入に、恥ずかしいほど大きなあえぎ声を叫んでいた。
「うっ、ううっ、ふうっ」
毎日の新聞配達で並の大学生なんかよりよほど鍛えられた肉体から汗を噴き出したアキオは、ネコのいい匂いのする魅惑的な女体にのめり込んでいた。劣情にまみれて筋張ったカラダを疲れ知らずに躍動させて、激しい突き上げを延々と繰り返していた。

「ひっ、ああっ、もうっ、すごいっ、だめっ、狂っちゃう、ああっ」
永遠に続くような激しい挿入に快感地獄に突き落とされたネコは、カワイイ顔を苦悶の表情でゆがめていたが、あそこから止めどなく蜜をあふれさせてシーツに大きなシミを作っていた。

「ううっ、ううっ、うっ、はっ、ああっ」
際限なく続くと思われた単調な挿入に没頭する筋肉の張った肉体が、一瞬硬直すると熱いほとばしりをネコのナカに放出していた。

「あっ…、きちゃう、いっちゃう、ああっ…」
ドクドクとあそこを満たす熱い粘った液体に、妖艶な女体をブルブルと震わせたネコは絶頂の高揚感で甲高い声を上げると、四肢を緊張させて肉体の中を暴れ回るエクスタシーに翻弄されていた。

今日のネコ (13) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (11)おみやげ

ろま中男3 作品リスト
今日のネコ 目次

今日のネコ (11)おみやげ


「猫…、積極的だな…、濡れてきちゃったぞ」
「…恥ずかしいにゃん」
私も、こんなです…。
「…、憐れだな、ナレヲ、自分が情けなくならないか…」
そんなあ、私のって、そんなに粗末ですか?、…。
「追求しない方が、いいと思うにゃあ」
猫ちゃんさんまで、…。

「…おい、落ち込んでるぞ」
「しょうがないにゃあ~、…みゃう、みゃあ」
あひっ、あはっ、イイですっ(笑)、…。
「…、よかったな、(ごきっ、ぼきっ)」
ひいいっ、なんで…、…。

「ご愁傷様にゃん…、それでは佳境の『今日のネコ』お楽しみくださいにゃん(笑)」


アキオの震える手で二つの大きな水マリを愛撫されたネコは、はあっ、と小さく息を吐くと
「やっぱり、エッチだ」
上気した魅惑的な笑いをうかべてアキオを見た。
「いやっ、あの」
あわてて手を離したアキオに
「もう、いいの?」
不満そうな顔でいすに艶めかしい女体を座らせたネコに
「だから、そのっ」
しどろもどろになったアキオは恥ずかしそうにふくれた股間を両手で押さえて、前のめりになっていた。

「いいわ、もう返してあげるから、帰って」
学生証を差し出したネコは、つまらなそうに上気した色っぽい顔を横に向けた。
「はあ、スイマセン」
うなだれたアキオは股間をふくらませたまま帰ろうとすると
「…、おみやげよ、持って帰って」
綺麗な足からTバックパンティを抜き取って、指先でつまんでヒラヒラさせていた。

へその上までしかないキャミの下、足を組んだノーパンの股間にかすかに茂みの一部が見える。肉感的な女体に鼻息を荒くしたアキオが夢遊病者のようにフラフラと、パンティが絡んだ指先に手を伸ばす。
「へっ、…」
伸ばした手がパンティに触れるとそれを頭の上に上げたネコに、つんのめったアキオはネコに抱きついていた。たっぷりした乳房がアキオの薄汚れたTシャツの胸を押していた。いい匂いのする髪に顔を埋めるアキオの耳元に色っぽい唇を近づけて
「ベッド…、行くでしょ」
官能的な甘えた声をささやいた。

「はあはあ…」
湿った興奮した息をきれいな髪に吐きかけながら、アキオはおそるおそるネコの肉感的な女体をまさぐっていた。
「ねっ、行こっ」
柔肌を圧迫する指先に女体の芯を熱くしたネコが、甘えた声でささやいていた。
「はあ」
妖しく笑うカワイイ顔に、息を荒くして上気した顔に信じられないという表情を浮かべて見つめたアキオは、ネコの手がふくらんだ股間をイヤらしくさすると
「…、うっ、」
感極まった情けない声を上げた。

「してあげるから、脱いで」
立ち上がったネコは固いジーンズのボタンを外そうとしたが、すっかり興奮して欲望に正直になったアキオが、ふんっ、と鼻息を荒くして自分で脱ぐとそそり立つ息子をさらした。
「おっきいね…、してあげるから、寝て」
堂々と息子をさらすアキオに、ちょっと照れたように笑ったネコがベッドに寝るように誘っていた。

「あ…、はあっ、ああっ、はうっ、おおっ」
ドキドキして口がカラカラでアキオがいい匂いのするベッドに横になると、ネコは股間に顔を埋めて、サラサラした髪で腰をくすぐりながら息子の先端を舐める。
「…」
カワイイ口から舌をだして先端のワレメをくすぐるネコは床にひざまずいて、つきだしたノーパンのおしりの付け根にワレメの奥のプックリとふくらんだあそこを丸出しにしていた。
「どう…、気持ちいい?」
サオまで口に含んだネコは舌先にしょっぱさを感じた。筋肉質のカラダをかすかに震わせて官能の悦びを浸るアキオに、顔を上げて妖艶な笑みでささやいた。

「気持ち、いい…」
息子の甘美な刺激にもだえながら、荒い息に紛れてアキオが応えると、
「じゃあ、私も、よくして」
ネコはベッドに上がると濡れた花びらをアキオの目の前にさらしてシックスナインの体勢になった。アキオはかすかに花びらがのぞく開きかけのスジを、柔らかいお尻をつかんでめいっぱい広げると、大きく口を開けて吸い付いた。
「あっ、いいっ」
広げられたスジのナカをベロベロと舐め回されたネコは、大きくのけぞってたわわな乳房をプルプル揺らしていた。アキオは敏感な突起に舌先をあてると、包皮からむき出して固くなった白いそれを舐め回す。

「ひっ、あっ、ああっ、…」
一番敏感な部分を刺激されたネコは肉感的な女体をもだえさせて、猫のような甲高い声を上げていた。ネコの感度の良さに気をよくしたアキオは執拗にそこを攻め続ける。
「あっ、もう…、お願い…、いっちゃう」
股間からわき上がる熱い刺激にもだえながら、アキオの股間に顔を寄せたネコはたくましい太ももにしがみつきながら、あえぎながら懸命に裏スジからタマ袋にかけて舌を這わせた。

「…あっ、」
オナニーである程度刺激に慣れたサオより、あまり触らないタマ袋の刺激にアキオはのけぞると、蜜を漏らす花びらの中心から顔を離した。

刺激を中断されてやや正気に戻ったネコは、背中を向けていたカラダを向き直すと
「…そろそろ、しましょうか」
アキオのへその下に両手を当てて、セクシーな女体をそらして豊満な胸を誇示するようなポーズを取った。大きく広げた股間から垂れた蜜がアキオの股間を濡らしていた。

今日のネコ (12) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (10)ネコの誘惑

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今日のネコ 目次

今日のネコ (10)ネコの誘惑


「…、猫、ガテン系を餌付けする気か?」
「姐さん…、セリフにセンスがないにゃん」
「なにおっ」
…、まあ、ナメコさん、落ち着いてください、ナメコさんのブログで紹介されているご飯、おいしそうですよ、…。

「なっ、猫なんかより、私の方がずっといい奥さんになれるって(笑)」
「姐さんには、かなわないにゃん」
ホントは女性らしい人なんですね、…。
「気づくのが、遅いっ」
…、反省しました、…。
「…素直ね、じゃあ相手…」
ご遠慮しますっ、…。
「…、(ごきっ、ぼかっ、じゅるじゅるっ、ぴしゃっ)」
…、(ナメコの折檻でほとんど体液しか残ってないナレヲ)

「それではお楽しみください、ちょっとエッチかもにゃん(笑)」



「ご苦労様、お腹減ったでしょ、アキオ君…」
ぼんやりと立つアキオに学生証で名前を確認したネコが笑顔を向けた。新聞のインキで汚れた手を見たネコは
「あっ、食べる前に、手、洗って」
ユニットバスに目配せした。ワケがわからないアキオだったが、色っぽい下着姿でほとんど裸のネコがカワイく笑うのに、自然に頬をゆるませていた。

ユニットバスの鏡に映ったニヤけた自分の顔に気づいて表情を固くしたアキオは、汚れた手を洗うと汗くさい顔も洗った。顔を拭くタオルさえいい匂いがする気がして、ムクムクと息子が元気になっていた。

「朝ご飯作るの久しぶりだし、たいしたもの、無いけど、良かったら食べて」
遠慮がちに座ったアキオの前に、笑ったネコがご飯をよそった茶碗を置いた。
「目玉焼きは、醤油?」
うれしそうなネコに、
「はい、あの、…」
何か言いかけたアキオだったが、
「私も醤油…、さめちゃうから、早く食べて」
ネコが醤油を差し出していた。ネコにうながされるまま、みそ汁をすすったアキオは
「うまい、です」
遠慮がちに笑っていた。

「いつも、してるの?」
食後のコーヒーを飲みながらネコが突然下着ドロのことに触れると
「…、違います」
それまでの油断した表情を固くしたアキオがうなだれて応えた。

「そう…、じゃあ、なんで、私のパンティ盗んだの?」
ニッコリ笑う表情とは裏腹にそのものズバリのセリフをつぶやくネコに、アキオは何も言えなかったが、キャミを突っ張らせる豊かな乳房とそれがつくる深い谷間を見つめていた。
「なに?…、これも欲しいの?」
キャミの胸に注がれるアキオの視線を意識して、女体の火照りを煽られたネコは照れながらふざけて笑った。

「…、いえ、下着に興味はないです」
ネコのふざけた態度にカチンときたアキオは下を向いたまま応えた。
「ふ~ん…、じゃあ、何に興味あるのか、言ってよ」
アキオの固い口調にネコも挑むような口ぶりになっていた。
「…」
視界のハシに色っぽい女体を見ながら、アキオは下を向いて黙ってしまった。

「じゃあ、質問を変える…、これはナニ?」
黙ったままのアキオに、ネコはふくれた股間を指さした。
「…いやっ、これはっ」
あわてて股間を押さえたアキオは、ますますうつむいて顔を赤くしていた。
「スケベなんだ…」
アキオがアタフタするのに、イタズラっぽく笑ったネコが色っぽくささやいた。若い男なら当然の反応を小悪魔な笑みを浮かべたネコはおもしろがっていた。

その声に小バカにされた気がして怒ったように顔を上げたアキオは、しかし妖艶なネコの女体に見とれてしまった。

「…私、魅力的かなあ?」
妖しく笑って身を乗り出したネコがナマ太ももに両手を置いて、二の腕をよせて豊満な胸を強調していた。
「…」
不自然なほど前に飛び出したしかし形のいい乳房に乳首がキャミに透けて、奥まで覗ける深い谷間から目をそらせないアキオはドキドキしながら、口にたまった大量のツバを飲み込んで、
ゴクンッ…
と大きな音を鳴らしていた。

「…言わないと、返してあげないよ」
愛くるしい笑顔の小悪魔は学生証をつまみ上げると胸の谷間に差し込んだ。
「あっ、」
アキオは思わず手を出して、しっとりした乳房のナマ肌に触れていた。

「…エッチ」
逃げるように体を起こしたネコの魅惑的な笑顔に、アキオは指先に残るナマ乳の感触を反芻しながら、手を差し出したまま固まっていた。
「ちゃんと言ったら、触らせてあげる」
挑発的な笑顔で見つめるネコに
「…さんは…、キレイです」
アキオが絞り出すような声で応えた。本名を呼ばれたネコがシナを作って肉感的な女体を見せつけるように立ち上がると
「ネコ、って呼んで、…じゃあ、どうぞ」
スケスケのキャミとTバックパンティだけが隠す若々しい肉体を、アキオの目の前に差し出した。

目の前のエッチなカラダに、胸が破裂しそうに鼓動が高まって体中の血液が忙しく駆け回る気がしたアキオは震える手をあげて、キャミの上からたわわな胸を包み込んでいた。

今日のネコ (11) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (9)下着ドロ大学生

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今日のネコ 目次

今日のネコ (9)下着ドロ大学生


「…アキオは、変態君だったにゃあ」
…、確かに…、作者に変わってお詫びします、…。
「いいじゃん、パンツの一枚くらい…、だれか私のパンティでオナニーしてえっ」
…。
「なんで、黙る?」
「姐さんのは、オイニーがキツそうだにゃあ」
「なにおっ、主役だからって、コロスッ」
「にゃあっ」
あ~あ、逃げちゃった、…。

「…しょうがない、ここはナメコ姐さんが、一肌脱ぐ…」
それは勘弁してくださいっ、…。
「なんだとおっ、ナレヲ、許さんっ(ぐしゃ、ずびゅっ、にゅるる~)」
…、(烈火のように怒ったナメコの折檻でズタボロを通り過ぎて半液状に変化したナレヲ)

「続きをお楽しみくださいにゃんっ、みゃあ~(笑)」


はあ、はあ、…。
興奮して欲望の高まりをネコのパンティに吐き出したアキオは、べっとりと白い液がはりついたピンクの小さな布地を眺めると、
もう、使えない、…。
粘液まみれにしたコトを後悔していた。しかしすぐに夕刊の時間になって、脱ぎ捨てたジーンズをもう一度はいて新聞屋に急いだ。

陽炎の立つ真夏日の暑い空気の中、新聞配達をするアキオは、朝刊しか取ってないネコの部屋に行かなくてイイコトに安心したが、もう一度ネコの顔が見たいという気持ちもあった。

その日のネコはいつもの夜遊びはやめてどこにも行かずに、いつもより早めにベッドにはいると、すぐに寝てしまった。

カンカンカン…。
階段の鳴る音に目を覚ましたネコは、へその上までしかない白いキャミとTバックパンティのほとんど裸の姿のままドアに近寄った。
カタン…、
新聞が差し込まれるのを狙いすましてネコがドアを開けると、
「ひっ、…」
アキオがビックリした顔で飛び上がっていた。

「…、おはよう」
昼間の苛立つような熱く湿った空気に比べて、朝の空気はナマ肌にひんやりして気持ちよかった。色っぽい下着姿でしかも無表情のネコに、
「…、おっ、おはよう、ございっ、ます」
アキオはドギマギしながら応えた。下着ドロの後ろめたさに目を伏せたアキオはスケスケのキャミを突き上げる豊満な胸と谷間をじっと見ていたが、
「失礼します」
我に返ると逃げだそうとした。

「待って…」
ネコの冷たい声に背中を向けたアキオはその場で固まっていた。
「あなた、よね」
ネコの声にアキオはギクリとしてなおさら動けなくなった。やっぱりそうだ、とネコは確信した。
「…、返して」
パンティ一枚くらいどうでも良かったが、他に言葉が思いつかなかった。アキオはブルブル震えながら、何も言えずに振り返ったが顔を上げられずにじっとしていた。

「下着ドロ…」
身を固くして立ちつくすアキオにジれたネコがつぶやくと
「すいませんっ」
アキオが叫んだ。朝の静けさと不釣り合いな声の大きさに
「声が大きい」
ネコはあわててアキオの口を押さえていた。荒い鼻息がネコの綺麗な手を熱く刺激していた。スベスベした手で顔をふさがれたアキオは、押しつけられた胸の柔らかい感触とともに劣情を刺激されて股間をふくらませていた。

「ちょっと、入って」
ネコは緊張したアキオを部屋に連れ込んでドアを閉めた。昨日も入った部屋だが、スケスケのキャミで官能的な肉体美を見せつけるネコから、アキオは目をそらしながら興奮した荒い息を吐いていた。
「…、アンタが、盗んだのね」
しょぼい性犯罪を指摘されたアキオは、急にスケベな気持ちがしぼんでガックリとうなだれると
「すいません」
やっと聞き取れるくらいの声を漏らした。情けないアキオの姿にため息をついたネコが
「学生証、出して」
と言うと、
「へっ…」
アキオは気の抜けた返事をした。

「…まだ、配達残ってるんでしょ…、話はその後でゆっくり聞くわ…、学生証はそれまでの人質よ」
免許証でも良かったがそれではバイクの運転が出来ないし、ネコは学生証ならちょうどいいと思った。
「…、どうぞ…」
警察に突き出されるとビクビクしていたアキオはちょっと意外そうな表情を見せると、不格好にふくれた財布をお尻のポケットから出し、学生証を取りだしてネコに渡した。
「待ってるから」
学生証を指先で受け取ったネコが意味深に笑いながらつぶやくと、
「きっと、戻ってきます」
その時はきっと警察に突き出されると半ば腹をくくったアキオは、ネコの顔を見ないで出て行った。

「…ホントだったんだ」
学生証はたしかにアキオが言った大学のモノだった。しかも最難関と言われる高偏差値な学部だった。
「ふ~ん」
学生証をテーブルに置いたネコは朝食の支度をはじめた。かつお節でダシを取ったみそ汁を作ってご飯が炊きあがる頃に、配達を終わらせたアキオがドアを叩いた。

「入って」
ネコが声をかけるとうなだれてドアを開けたアキオが部屋に入ってきて、ズックと呼びたくなるような汚いスニーカーを脱いだ。
「座って」
ネコにうながされたアキオはテーブルの上で湯気を上げるみそ汁を見おろしながら、状況が理解できずにぼんやり立っていた。

今日のネコ (10) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (8)アキオとネコ

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今日のネコ (8)アキオとネコ

「…ネコ、フラれてんじゃん」
別れもあれば、新しい出会いも、あるってコトです、…。
「…ガテン系の新聞配達の子が、今度のお相手なのかにゃあ?」
それは、これからの展開のようですよ…。
「はあっ、たくましい筋肉に抱かれたいっ」
「…姐さん、露骨だにゃあ」

「いいじゃん、男はプヨプヨじゃあ、だめよっ」
…、私なんて、ダメですね、…。
「落ち込むなよ、だから、相手…」
お断りします、…。
「…まだ、全部、言ってネエだろっ(どかっ、ぼきっ)」
ひいっ、勘弁して、くださいっ、…。

「ホント、ふたりは仲良しだにゃあ、続きをお楽しみ、ください~、にゃあっ(笑)」



「…」
ネコはアキオのふくらんだ股間をぼんやり見ていた。
「あっ、ありがとうっ、ございましたっ」
ネコの視線に気づいて、あわてて領収書を渡したアキオが出て行こうとすると
「ねえ…、冷たいモノでも、飲んでく?」
ネコは何を考えるでもなく誘っていた。言った後でなんで私こんなコト言ってるんだろう、とちょっと後悔したが
「いえっ、まだ集金、残ってますから」
アキオは大げさに頭を下げると、逃げるように背を向けた。

…、なによ、…。
何だがフラれたような口惜しさに振り返ると床に脱ぎ散らかした服が目に入って、ネコはまとめて拾い上げて外の洗濯機に入れようとドアを開けると、アキオが立っていた。
「…やっぱり、…ごちそうになって、いいですか」
額の汗をぬぐいながら、アキオが申し訳なさそうに顔を伏せてつぶやいた。ネコは抱えた使用済みのパンティやブラを洗濯機に投げ込むと、
「…、いいわよ」
かすかに笑ってアキオを部屋に入れた。ドアとネコの間を通り抜けてアキオは部屋に入った。ロンTからつきだした乳首がアキオの腕に触れそうになって、薄汚れた白いTシャツから汗くさい匂いがした。

「…新聞配達が、仕事なの?」
キッチンの二人がけのテーブルにかしこまって座ったアキオの前にコップを置いたネコは、ペットボトルのジュースを注いだ。
「いえ…、新聞配達はバイトで、学生です」
目を伏せたアキオは落ち着かない口調で応えながら、ロンTの下からのぞくナマ足にドキドキしていた。
「ふ~ん、大学生?」
チラ見してくる視線を意識して脚線美を見せつける様にナマ足を組んだネコは、つまらなさそうにアキオを見ていた。

「はい」
アキオの日焼けしてやせたしかし筋張った腕にネコはついゴクンと喉を鳴らした。はしたない音をさせた照れ隠しに
「どこの大学?」
ネコが聞くと、落ち着かないように視線をあちこちに向けてコップに口を付けたアキオが、某有名大学の名を答えた。
「へえ…、一流…、だったら、カテキョとか、割のいいバイトすればいいのに」
一流大のブランドに心持ち身を乗り出したネコは、タプンとノーブラの胸を波立たせる。
「いやっ、俺なんて、ダメですから」
ネコの胸からつきだした乳首が揺れるのに、アキオは目を離せずにドキドキして口がカラカラに渇くのを感じ、ジュースを一気飲みした。

「もう、一杯飲む?」
空になったコップに立ち上がったネコが冷蔵庫を空けようとすると
「いえっ、ごちそうさまでした」
アキオは立ち上がって頭を下げた。
「そう…」
ネコはアキオの股間がふくれているのをぼんやり見ながら、たおやかに立たせた肉感的なカラダをかすかに揺らしていた。

「ホントに、ごちそうさまでした」
焦って汚いスニーカーを履いて逃げるように出て行くアキオを、ネコは黙って見送った。
あ~あ、何だったんだろ、…。
ジュースの残ったコップに色っぽい唇に当てながら、ネコはぼんやりしていた。

急いでドアの外に出たアキオはその場でうるさいぐらいの胸の高鳴りを意識しながら立っていたが、ネコが出てきたときのことを思い出して無意識に洗濯機のフタを開けた。ピンクのパンティが目に入ったアキオはドキドキしながらそれに手を伸ばした。

ツルツルした感触にゴクンとツバを飲み込んだアキオはそれをポケットにねじ込み、音がしないようにフタを閉めて階段を駆け下りるとバイクに飛び乗って走り去った。

カンカンカンと階段が鳴る音にネコが外をのぞくと、おじさんバイクで走り去るアキオが見えた。
何してたんだろ、…。
アキオが部屋を出てから若干のタイムラグがあった、とちょっと気になったが洗濯物が入れっぱなしだったことを思いだしたネコは、洗濯機に洗剤を入れてスイッチを入れた。

「…、やだっ」
寝起きの顔を鏡で見たネコは、こんな恥ずかしい格好を若い男の前にさらしていた、と思うと顔から火が出るような思いだった。しかし出掛ける気も起きずにぼんやり座っていると、洗濯が終了してブザーが鳴った。洗濯物を取り込んで部屋干しした。
無い、…?
パンティも一緒に洗濯機に入れたはずだが無かった。アキオがそれを盗んだコトに気づくのに時間はかからなかった。

初めてしてしまった下着ドロに、アキオは息を荒くしてドキドキと胸が破裂しそうな想いに焦りながらバイクを運転していた。アパートに直行したアキオはドアに鍵を掛けると、ジーンズを脱いで握ったパンティを顔に当てて匂いをかいだ。

「…、はあっ」
使用済みのパンティはいい匂いに混じってかすかに酸っぱい匂いがした。はあ、はあっ、と熱く湿った息にまみれながら、アキオはネコのナマ肌を思い浮かべて、固くなった息子を懸命にシゴいていた。

今日のネコ (9) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (7)女子大生ネコ

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今日のネコ (7)女子大生ネコ

ナメコさん、意外に人気だったようですね、昨日はアクセスが15,000超えたそうです…。
(作者注:この7話の前に書いた『今日のナメコ』をアメブロにアップしたときのことです)
「…コレが私の実力よ、ふふんっ」
…、でも涼子をまとめ読みした方も多いようですよ、…。
(作者注:このとき『交渉人涼子』の最終回をかき上げました)
「おまえは、いつも一言、多いっ、(ボカッ)」
ひっ、ウソです、すべてナメコさんの人気ですっ、…。
「わかれば、いいのよ、…こんど相手してあげる」
遠慮します、…。
「コロス、…おいっ、逃げるなっ」

「…マンザイコンビはほっといて、今回は猫の番だにゃん」
…、そうです、作者お待ちかねの猫さんの話です、…。
「作者をガッカリさせないように、ガンバルのね」
…、猫ちゃんさんを描きたいだけなので、作者は人気とか気にしてないようですよ、…。
「作者のヤツ、許せん、…刺し殺すっ」
でもプチメで、愛してる、って書かれてたでしょ、…。
「そうっ、そうなのよっ、なんだかんだ言っても、作者のヤツ、私にベタ惚れなのよっ」
…、(社交辞令だと思いますけど)
「だ、か、らっ、(社交辞令だと思いますけど)、って、なんだあっ」
ひいいっ、ごめんなさあ~い、…。

「ふたりは仲良しだにゃ~、それでは、ネコのダイナマイトバディ編、お楽しみくださいにゃんっ」



「はあっ、ネコっ、いいよっ、はあっ、はあっ」
肉感的な女体にのしかかる男の興奮した顔をネコは冷ややかに見ていた。男とはさっき会ったばかりで、軽薄で中身のないヤツだと思ったが、誘われるままにネコはラブホについてきていた。
「…ああっ、はあっ、あっ、出るっ、ううっ」
男はネコの艶めかしい女体に溺れてあっという間に絶頂に達していた。男は荒い息を吐きながらビクビクと震える息子をあそこから抜き取って、ネコの白いお腹に白濁した液をぶちまけていた。

ナカ出しする、勇気もないのね…。
欲望を吐きだした満足感でニヤけた顔を見せながらたわわな乳房を弄ぶ男を、ネコは軽蔑した目で眺めていた。
「なあ、今度いつ逢える?」
シャワーを浴びたネコの、魅惑的なダイナマイトバディのすっかり虜になって、物欲しそうな笑いを浮かべて次の約束を聞く男に
「…、ココに、電話して…」
綺麗な女体を見せつけて水マリのような巨乳をブラに押し込んだネコは、ピンクのカードを渡した。ネコがチョット生意気そうに笑う写真のついたカードには、「ネコ」とだけ書かれていて、デタラメなケー番が書いてあった。

「…必ず、連絡するよ」
綺麗な足にハイレグのパンティを引き上げるネコに、男がまとわりついて気取った顔でキスした。
下手なキス、…。
男の乱暴なキスを受けながら、ボリュームのあるマスカラに隠れてかすかに開いた目を、つまらなそうにラブホの壁に向けていた。

一人ではしゃぐ男に車であちこち連れ回されて、自分の部屋に帰った時はもう空が明るくなっていた。
「…はあっ、疲れた」
冷蔵庫からミネラルウォーターを出して直接口を付けたネコが喉を鳴らしていると、カタン、と郵便受けに新聞が差し込まれた。
…、もうそんな時間か、…。
窓からのぞくと、白いTシャツの男がグリーンのおじさんバイクで走っていった。

新聞、やめようかな、…。
しつこい勧誘に負けて3ヶ月だけ契約した新聞だが、それから半年経った。しかもほとんど読まないで捨てている。
…、もう、いいや、眠い、…。
着ているモノを脱ぎ散らかして全裸にロングTシャツだけ着たネコは、ベッドに潜り込むとすぐにカワイイ寝息を立て始めた。

ネコには幼なじみがいた。中学からつきあい始めて高校を卒業するまで公認の仲だった。しかし東京の大学に合格したネコと、大学受験に失敗した幼なじみとは次第に疎遠になっていた。

がんばって東京の大学に合格してくれると信じて、受験勉強をジャマしないように連絡を控えていたネコは、ウワサで幼なじみが地元の女の子とつきあっていると聞いた。彼と結婚さえ考えていたネコは男が信じられなくなった。

それ以来ろくに大学の授業も出ないで、夜の街を遊び歩く生活をネコは送っていた。

コンコン、ドアがノックする音がしてネコは目を覚ました。昼過ぎだった。全身汗ビッショリでTシャツに乳首が透けていた。
「…誰、ですか?」
寝起きのままネコがドアののぞきアナに目をあてると
「新聞屋です、集金お願いします」
男の声がした。振り込みにしてないので毎月新聞代を集金に来る。いつもはおじさんなのに今日は若い男だった。

「…、いつもの人と、ちがうわ」
不審気な顔でドアを開けたネコは、しかし男が今朝新聞を配っていた男だとわかった。
「ちょっと、その…、でもオレが毎日、配ってるんですよ」
日に焼けた顔に汗を浮かべた男は、困ったような口調でつぶやいていた。
「そう…、いくら、だっけ?」
今朝と同じTシャツを着た男から汗のこもった匂いがしそうで、心持ち後ずさったネコに
「…円です」
男は落ち着かない様子で応えた。ネコは男に背を向けてベッドの横のカバンから財布を探した。

アキオは今日、店主から頼まれていつもはしない集金でお客さんをまわっていたが、カワイイ女の子が出てきてラッキーだと思った。しかし女の子に免疫のないアキオは、お愛想を言う余裕もなく、まともに顔が見られずにいた。

財布を捜して上半身をかがめたネコは、ロングTシャツのスソがズリ上がってヒザ裏をのばしたナマ足をほとんどさらし、太もものくびれの上にナマ尻が見えそうになっていた。振り返ったネコにアキオはあわてて目を伏せたが、豊満な胸が汗に透けたTシャツを突っ張らせ、先端のポッチが飛び出しているのが、上半分が暗くなった視界に見えてよけいにドキドキした。

「…、はい」
お金を渡したネコの目線の先にふくれあがったジーンズの股間があった。

今日のネコ (8) につづく
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