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== 美人秘書美沙希 ==

美人秘書美沙希 (72)次のケダモノ

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美人秘書美沙希 (72)次のケダモノ

「…、ほら、キレイにしろ」
尻アナを陵辱されて倒錯した興奮にもだえる女体にしばらく抱き、放出の余韻を楽しんでいたエロ産科医は、縮んでお子様並みの大きさになった息子が自然に抜け出すとゆっくり立ち上がり、アゴに指を引っかけて顔を上げさせた美人秘書に後始末を強制する。

「あ、ああっ…」
はあ…、ちっちゃく、なってる…。
直腸を熱いザーメンで焼かれて腰が抜けた美沙希は、さっきまで自分の排泄器官に収まっていたソレがダランと脱力するのをぼんやり見ていた。自分を快感の頂点に突き上げてもだえさせた凶暴な肉棒が、目の前のお子様なフニャチンと同じモノとはとても思えなかった。

「早くしろっ」
美沙希の前後のアナを征服してご主人様気取りの堺は、だらしない笑いを浮かべて柔らかいソレをプックリした唇の間にムリヤリ差し込む。

「あふっ、ちゅっ、にゅちゅっ、ちゅぷっ…、はっ、くちんっ」
ああんっ、ああっ…、やらあ…、あ…。
フニャチンを根本まで差し込んで股間を押しつけられた美沙希は無意識に舌で愛撫していたが、ちぢれ毛に鼻をくすぐられてクシャミした。

「いいぞ…、ひっ、ぎゃああっ…」
美人秘書のお口の奉仕を上機嫌で受けていた変態医師は、クシャミと同時にサオに食い込んだ前歯に強烈な痛みを受けて飛び上がった。

「どうしたんですか?…、えっ、何してるんですかっ」
ソコへたまたま通りかかった師長が悲鳴を聞きつけて診察室をのぞき込んだ。床に座り込んだ全裸の美沙希とハダカの股間を押さえて悶絶する堺を見たベテラン師長は、恥知らずな破廉恥な状況に声を荒げる。

「助けてください…、わたし、犯されて…」
あ、わたし…、なにを…、あ…、助けてえっ…。
険しい表情のオバサン師長にエロ気分を吹き飛ばされた美沙希は、か弱い女性の顔になって助けを求めた。エロ医師の陵辱に倒錯した悦びにもだえていたのは事実だが、哀れを誘うその言葉もウソではなかった。

「堺先生…、なんてことを」
若い看護師から堺の変態じみた悪評を聞かされていたオバサン師長は、毫も疑念を抱くこともなく美沙希の訴えを受け入れると、フニャチンの激痛にいまだに悶絶する堺を憎々しげに見下ろした。

「もう大丈夫ですから、服を来て下さい」
苦しみもだえる堺が逆上したり逃げたりする様子がないことを確認した師長は、タイトミニだけでほぼ全裸の美沙希の肩にジャケットを掛けてやさしい心遣いをみせる。

「はい…」
わたし、助かったの…。
師長にかばわれた美沙希は、なんとか立ち上がるとノーパンのままタイトミニをズリ下げた。ブラをして張った乳房を締めつけられると声が出そうになったがなんとかこらえ、ジャケットに腕を通した。

艶めかしい女体が発散する狂おしいまでの色香が原因とはいえ、またも性犯罪事件の犠牲者となってしまった美沙希は、検査を済ませてロビーで待っていた季絵を先に帰らせると、女医先生に再度検査をしてもらった。

師長は産婦人科の部長先生に堺医師の性犯罪行為を報告した。病院の体面が何より大事な中年の部長先生は事件を表沙汰にしたくなくて、額からアブラ汗を垂らしながら美沙希を説得した。自分も愛欲に溺れて楽しんだ自覚がある美沙希は、中年部長の示談に応じた。

美沙希が解放された頃にはもう日が傾いて、帰りのラッシュ時間になっていた。

はあ…、千葉サンに、逢いたい…。
美人秘書の無自覚なフェロモンにオスの本能をおあられた中年部長医師は、無意識にスケベな視線をセクシーな女体に絡ませていた。エロ中年の突き刺さる視線にすっかり憔悴した美沙希は、千葉に会って癒されたかった。

あ、あんっ、やだ…。
日が落ちて冷まされた空気が火照ったカラダにひんやり絡みつくと、ノーパンを意識した美沙希はあそこの湿り気を意識して思わずオマタを押さえていた。

「あ、千葉サン、美沙希です…」
女体の火照りを抑え込みながら千葉に電話する美沙希のセクシーな後ろ姿を、ジッと見つめる視線があった。千葉に逢いたい気持ちにはやり恋する乙女になった美沙希は、いやらしい魂胆の籠もった視線には全く気付いてなかった。

美人秘書美沙希 (73) につづく
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== レンシャヲトコ ==

レンシャヲトコ (20)ミーノ降臨

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レンシャヲトコ (20)ミーノ降臨

おばんでやんす、ナレヲでおま…。

なにゆうてんの、まだお昼やで…、久しぶりの出番でボケとんのと、ちゃうか、…。

それはこっちのセリフですわ、読者はんがいつ読むかなんて、わからへんやないか…。

まあ、そやな…、それにしても前回が5月2日って、どないやねんっ、つーか、ちゃんと『レンシャヲトコ』の話あったんは、3月24日の20話やで、4ヶ月間ほったらかしって、どうゆうことですのっ…。

まあな、ほんでもこうやって続き書いてもろてるだけでも、作者はんに感謝せんとな…、このブログは1年以上ほったらかしの話が、ゴロゴロしてはるからな、…。

そうか、なるほどな…、って、そうゆうことやないやろっ、19、20話で水戸のコミケのこと書いてはったけど、来月はもう夏コミ(C78)や、ちゅーねんっ、…。

まあ、ナレヨはん、おちつきないな…、21話の番外編で引っ張り出されて、小説ランキング1位になってゆうて、自慢させられたけど、最近は1位や2位が定番やからな…、わしらの出番なんて総合順位の更新するような、奇跡が起こらんかぎり、なかったんやから、…。

なんやの、あんた、やけにものわかりのええ、言い方して…、ひょっとしてウチに黙って、他の作品に出とったん、ちゃうやろな…、『今日のネ…』とか『今日のナ…』にアンタが出とったんは、ウラ取れてんのやで、…。

はあ…、なにゆうてはんのやろ…、そうか、最近、暑いからなあ…、ナレヨはん、暑気あたりで寝込まんうちに、ちいと休養したほうが、ええんちゃうか、…。

ボカッ、グシャッ、グチュッ、ズルルッ(ナレヲがタコ殴りされて、半液状化する音)…。
ふんがーっ、休養なら、何ヶ月もとっとる、ちゅーねんっ…、ワシは、しょっちゅう会社休んどる、作者やないっ、ちゅーんや…、あ…、アンタどうしたん?…、暑いからって溶けんでも、ええやろ、…。

う゛あ゛ぁあ゛ぁ…、って、なにすんねんっ…、つーかナレヨはんの容赦ない暴力も、久しぶりやな、あははっ…。

アンタの液状化も、ひさしぶりやけど…、やっぱ、回復早いなっ、わははっ、…。

ほんなら、またオチ無しですんまへんけど、ナレヨはんの機嫌がええうちに、ひさしぶりの『レンシャヲトコ』楽しんでやってください、…。
(作者注:毎度、すんません…、以下略)


「あおい、似合ってるぞ…、お兄ちゃん、うれしいぞ…」
メイドコスもよかったけど…、あおいのヤツ、ミーノそのものだ…、神様がオレにくれた、天使なのか?…。

フィギアを破壊したペナルティとしてミーノコスを強制した人間失格ヲタ兄は、予想以上にバニースーツが似合う堀○真希似の美少女に、アブナイ変質性ヲタ根性を熱く昂ぶらせてにじり寄っていた。

「やっ…、やだあっ、それ以上、近寄らないでえ…、きゃんっ、痛っ…、や、やだ…、わ、たし、舌噛んで…、死ぬからね」
や、やだあ…、すっごい、見られてる…、ひっ、ころんじゃったあっ…、やっ、こないで…、ひいっ、いやあっ、すっごい、おっきく、してるし…。

まだ子供っぽさを残した女体の柔らかい曲線をはっきり見せるバニースーツ姿のあおいは、今日初めて男を知ったあそこをネットリした汁で濡らしていたが、あやしい劣情を陽炎のように立ち上らせる変態バカ兄に恐怖してあとずさるとつまずき、尻もちをついて扇情的なM字開脚ポーズを見せつけていた。

「おおっ、いいぞっ、そのポーズ、その顔…、ぐふっ、むふうっ、萌ええっ…、ガマン、たまらんっ…」
アニメでは絶対見られないようなエッチなポーズと、戸惑いがちな表情に淫靡な雰囲気を見て感激したバカ兄は、手品のようにいきなりデジカメを取り出すと、コスを強制されたかわいそうな妹の痴態をメモリカードに焼き付けていた。

「や、やだあっ…、お母さ~ん、助けてえ」
来るっ…、また、くるよおっ…、わたし、またバカ兄の、おちんちんで、犯されようと、してるのに…、なんでドキドキして…、うそっ、やだあっ、こんなの、変態だよおっ、…。

男をはじめて知ったというのに十回以上もほとばしる白濁液を女体の中心で受けたあおいは、コスプレとはいえ着衣の状態でバカ兄の欲望に蹂躙される恐怖に震える反面、淫らな仕打ちを受ける期待で女体の芯を熱くし、迫ってくる剛に落ち着き無く視線を泳がせていた。

「むはー、たまらんっ…、なっ、ちょっとでいいから、オナニーしてくれっ、なっ、いいだろっ」
アニメでは決してお目にかかれないミーノが乱れもだえる姿を妄想した変態兄は、社会不適合な廃人のセリフを口走って迫る。

「いっ、やだっ、やっ…、わ、わかった…、わかったから、それ以上、近づかないで…」
いやだあっ、何言ってンの、この変態は…、でも、さからったら…、こ、こわいよおっ…、わかったわよ…、するから、それ以上、来ないでえっ、…。

異様な光を帯びた目で迫ってくるヲタ兄に精神崩壊を起こしそうな憐れな美少女は、観念してあそこを被う布のボタンを外すと、ヌルヌルに濡れた秘肉を丸出しにして指先を泳がせる。

「うひっ、た、たまらん…、ミーノの、おな、おな…、おなりっ…、でっ、くうっ…、ごちそうさまで、ございますっ」
怯えた表情で恥ずかしい部分をイジる美少女妹に、変態バカ兄は萌えまくっていた。

「あうっ、ああっ…、もうっ、ああんっ、やあ…、ゆ、はあっ、ゆるして、え…」
いやっ、やだあっ、変態っ…、ああっ、でも、私も、感じてるっ…、やだあっ、ああっ、ヘンになっちゃううっ…、ああ、いやあっ、いあんっ、はあっ、…。

バカ兄の血走った目で恥ずかしい手淫を見つめられたミーノあおいは、今晩一晩でずいぶん開発された発展途上の女体を悩ましげにもだえさせ、恥毛のほとんどないツルツルの亀裂からはしたないほどヌメリ気を漏らしていた。

「おっ、おおっ…、おにいちゃん、もう…、が、がまん、できん…、ミーノ、ひっ、ひとつに、なろうっ」
毎晩脳内ミーノをさんざん陵辱している変態兄は、ロリ妹がオナるエロコスプレ姿にケダモノじみた劣情を昂ぶらせ、ギンギンの息子を握りしめて飛びかかった。

「だっ、だめっ、おにいちゃんっ、あっ、やあっ、んっ…、あんっ、ああっ」
やっ、うそっ、ちがうっ…、ああっ、きたっ、ああっ、おっきい…、熱い、あっ、ああっ…、あうっ、はいって、くるうっ、…。

底なしのスタミナを誇る絶倫男はギンギンに硬直させた巨根を、妹自身の指先でトロトロに出来上がったあそこに突き刺すと、憶えたてのサルのごとく腰をカクカク振りまくった。

「んふっ、あうっ、ミーノ、うひいっ、気持ち、いいよおっ」
脳内ミーノとミーノコスプレ妹の柔らかい女体の実際の感触を融合させたバカヲタ兄は、官能の悦びに酔いしれて快感の嵐の中に意識を遊ばせて有頂天なバカ面をさらしていた。

「ぐっ、うう、ああ、いいぞっ、あふうっ、うひいっ」
ケモノのようなうなり声を上げる剛はカクカクと腰をグラインドさせて、愛液があふれ出る泉に差し込んだ肉棒で切なげにもだえる女体を掘削していた。

「ああっ、いっ、うくっ、えあっ、おおっ」
あうっ、いいっ、あんっ、やっ、ああっ、イっちゃう…、ああっ、いいっ、ヘン、になるうっ、ああっ、いいっ、もっと、してえ、…。

奔放なオスの衝動に陵辱されたミーノコス美少女は、数時間前まで蛇蝎のように嫌っていたキモヲタに抱かれ、幼い女体の中心を熱く突き上げる肉棒になすすべもなく官能の悦びに溺れて、快感の頂点に向かって突き上げられていた。

レンシャヲトコ (21) につづく
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== レンシャヲトコ ==

レンシャヲトコ (19)ミーノコスプレ

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レンシャヲトコ (19)ミーノコスプレ

ナレヲですう~、おばんでやんす、…。

ナレヨです。アンタ、とうとうやったで、…。

ああ、わかっとるって…、ワシらが出てきたちゅうことは、また作者はん、自慢したいんやろ、…。

アンタなあ、もう少し言い方があるやろ…、まあ、ええわ…、そんでな、今日の順位、見事に1位やで…、それに20日やけどな総合順位で100位以内に入ったんやで、コレも読んでくれた皆さんのおかげや、ほんまおおきに、…。
(作者注:アメブロ掲載時のコトです)

1位てか…、ああ、恋愛小説な…、そやけど、こんなエロエロで恋愛小説なんて、ゆうててええのんか、…。

ボカッ(あっさりノックアウトされるナレヲ)
なんてこというんや、アンタは…、『交渉人涼子』なんて、読んでくれた人は、みんな、「泣いた」ゆうてくれたんやで、…。

痛いやないかっ…、そんなん2人か3人やないかっ…。

確かに「泣いた」ゆうてコメントしてくれた人は、そんなもんやけど、コメントしてくれんでも、読みながら泣いてくれた人は、多いはずや、…。

はいはい…、妄想の世界では誰でも、大作家やなあ、…。

ボキッ、ドカッ、グチュッ、ニュルルッ(またも半液状になって、地面に張り付くナレヲ)
アンタ…、ゆうてはならんことを、とうとうゆうてしまったな…、殺す…。

…、なにが、殺す、やねん…、こんだけしといたら、普通、死んでるで、…。

死んでるゆうわりには、元気やなあ、アンタ、ホンマ立ち直り早いのう…、ウチも殺し甲斐があるっちゅう、もんや…。

ナレヨはん、またやる気かいな、もう堪忍してや…、文字だけやから、コレで済んどるけど…、ビジュアルもあったら、結構キツイで、…。

そやな、アンタのヌルヌルももう見飽きたわ、今日はこの辺で勘弁しといたる、…。

ナレヨはんには、もう、かなんのお…、今日も、なんのオチ、なくて、スンマセンな…、ほなら、『レンシャヲトコ』、あおいのミーノコスプレ、楽しんだってや、…。



やだあ…、キモイよお…、コワイよお…、お母さ~ん、たすけてえ、…。
あっちの世界にどっぷり浸かってイッテしまったバカヲタアニキの目がこっちをジッと見ていた。堀○真希似の妹はヘビに見すくめられたカエルのように足がすくんで逃げられなかった。

「オレのミーノにしてやるんだから、光栄に思えよ…、いつかはお金を貯めてリアルラブドール麗ちゃんに着てもらおうと思ってたけど、もう、オマエでいいや」
コイツ、おもったよりスタイルいいし…、ミーノコスもきっと、イケるぞ…。
あおいのミーノ姿を妄想する剛は怪しい笑みを浮かべて、人間失格なセリフをつぶやきながら迫ってくる。

「わ、わかった、着るから、近寄らないでっ」
コワイ…、これ以上、来られたら、またオシッコ、漏らしちゃうよおっ、…。
剛が差し出すバニーガールの衣装をひったくったあおいは、背中を向けてピンクメイドコスを脱ぐとミーノの衣装に足を通した。

「メイド姿も良かったぞ、それ、ちゃんとしといてな」
コイツ、レイヤーの素質が、あるんじゃないか…、こんどの水戸、連れて行ってやろうか…。
今日何度も見た妹の裸だが、メイドコスプレを脱ぐ仕草に萌えたバカアニキは、今年から開催地が変更になったコミケで、あおいにコスプレさせる妄想にニンマリしていた。

作者注:実際のコミケは3月22日になんの問題もなく(2つの会場間を移動するために街中を闊歩していたコスプレイヤーたちが、水戸の人たちを少なからず驚かしたようですが…)終わっています。
作者注2:定期開催のコミケは東京ビッグサイトで行われますが、上の注は本作アメブロ初掲載時(2010年3月末頃?)にちょうど行われた『コみケッとスペシャル5 in 水戸』のことに言及してます。

「これで、いい?…、あ…、もう、いやあ…」
やだ、ちょっとカワイイかも…、って私、なに、ポーズなんか、しちゃってんのおっ…、やっぱり、ヲタク菌に冒されたんだわ、ううっ…。

バニーガールの衣装を身につけたあおいは、カワイク笑って片足を後ろに跳ね上げていた。無意識にしかも喜んで媚びるような態度をした自分が、あれほど嫌っていたヲタクに染まってしまったと痛感したロリ妹は、急に顔色を暗くしてガックリと落ち込んでいた

「どうした?…、まだ、これがあるぞ」
なんだ?…、うれしそうにしてたと思ったら、きゅうに落ち込んだりして、よくわからん、…。
コロコロと表情の変わるあおいにあっけにとられたバカアニキだったが、お尻につけるキャロットウェポンのシッポとニーハイソックスを差し出した。

「…、わかったわよ」
もういい…、毒を食らわば皿までよ…、何でも、着てあげるよ…。
なんでお尻にニンジンをぶら下げるのかわからなかったが、つけてみたらなんだか楽しくてお尻を振ってニコニコしたあおいは、またヲタクの世界にはまり込む自分に気付いて落ち込んだ。そして悟りの境地というか要するにバカ兄のペースになってしまったあおいは、白のニーハイソックスに足を通した。

「おおっ、似合うぞ、あおい、いや、ミーノ…、カワイイぞ…」
ほんと、コイツ、カワイイなあ…、ひょっとしたら、コイツ、ミーナの生まれ変わり?…。
パールカラーのバニースーツと純白のニーハイソックスを身につけたあおいは、毎日愛情を込めて眺めてきたフィギアが、自分の願いを叶えて人間になって自分の前に現れてくれたとさえ思えた。

「なに?…、ちょっと、やめてよ、もう、私、イヤだからね」
やっ、バカヲタ、また、膨らませている…、また、わたし、やられちゃう、の?…、もう、いやだよ、近寄らないで…。
またまた興奮したオスの妖しいオーラを漂わせて近寄ってくる剛にあおいは恐怖したが、バニースーツが直接当たるあそこを無意識に湿らせていた。


作者からのお詫び:昨日これを書いたとき、水戸のコミケ云々と書きましたが、この作品の時代背景はドラマ『電車男』が放送された頃でした。謹んでお詫びします。

…、ほらな、やっぱ、作者はん、アホやで…、恋愛小説の1位も、昨日だけやったしな、…。

ボカアンッ
まだゆうか、ああんっ、失礼なことゆうんは、この口か、ああっ、…。

やめへくへえっ…、痛いっちゅーねん…、ナレヨはん、そない睨まんでも、ええやろ、…。

レンシャヲトコ (20) につづく
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