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== 今日のネコ ==

今日のネコ (24)匂い

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今日のネコ (24)匂い

「…スゴイ書き込みだぞ、まるで荒らしにあってるみたいだな」
朝の新聞配達から帰ってきたアキオがブログを見ながら笑っていた。

アキオが書き込みしてからまだ12時間経ってないが、ネコを励ますコメントは100件をゆうに超えていた。急に伸びたアクセス数は、8時前で通常の日の4倍以上になっていた。

「載せない方が、良かったんじゃない?」
朝食の用意をしていたネコはアクセス数が増えたのはうれしいが、キモ男をよけいに刺激する気がして、目隠ししているとはいえ顔写真まで載せたことに後悔していた。

「大丈夫だよ、また来たら、今度こそオレが撃退してやるから、…そうだ、コレ見ろよ」
新聞を取り出したアキオは、遅刷りの地方版にネコのコトが載っているのを見せた。写真もないベタ記事だったが、昨日ネコが襲われたことが書かれていた。
「…やだっ、どうして」
『グラビアアイドル襲われる』と題された短い記事には某グラビアアイドルと書かれて、ネコの名前は出てなかったが、読む人が読めばネコだとわかる内容だった。

「…、今日は、一緒にいようよ」
朝食を終えたアキオはコーヒーを飲みながらネコのキャミ姿を見ていた。昨日の震えて怖がるネコの姿が頭から離れなくて心配だし、なにより一緒にいたかった。
「大学あるじゃん、ついてっていいでしょ」
優しい言葉をかけられてネコは甘えたチョット生意気そうな笑顔を見せた。
「…まあ、いいけど」
別々の大学に通うふたりが一緒に大学行くことはコレまで無かったので、アキオはチョットうれしかった。着替えようとするネコがキャミを脱いで巨乳をプルンと揺らすと
「なんで、脱ぐの?」
エッチな気分になったアキオが、スケベな横目でネコのナイズバディを見ていた。

「…やだっ、ちがうって、寝汗でクサイでしょ」
変な気を起こしそうなアキオにネコは恥ずかしそうに両手に余る胸を隠した。
「ふーん、別に臭くないけどな…」
グラドルの色っぽいあらわな姿を見ながら、キャミを拾い上げたアキオはそれを鼻に当てて大きく息を吸っていた。
「変態、返してっ」
プルンと乳首を揺らしてキャミを取り返したネコは、恥ずかしそうに頬を染めながらエッチに笑っていた。
「こっち、臭うぞ…、替えた方が良くないか」
艶めかしい裸体に昂奮してネコの股間にしがみついて顔を埋めたアキオが、スケベ面で見上げていた。

「ばかっ、変なこと言わないでっ」
股間に吹きかけられる熱い吐息にアソコを熱くして、照れたように口をとがらせたネコはアキオの頭を軽くはたいた。
「臭うぞ、臭うぞ…、発情した淫乱なメスネコの匂いがする」
はたかれたのも意に介さないアキオは鼻をグリグリとパンティの上から食い込ませて、スジに押し当てていた。
「…やだあっ、もうっ、エッチなんだからあっ」
アキオの鼻がスジをかき分けて突起を押してくるのに、ネコは甘えた声を上げていた。

「イイ子でちゅね、パンツ、替えまちょうね」
パンティをずり下ろしたアキオは吸い付くようなしっとりしたナマ尻の感触を楽しみながら、両手で抱き寄せて股間に舌を伸ばした。ペロペロと湿った音をさせて舐められたネコは白い突起の刺激にもだえて
「ああっ、やだっ、エッチ」
アキオの髪に指を食い込ませてペロペロ舐めてくる舌を股間に押しつけていた。
「…すごいぞ、スジから突起が出てる」
顔を離したアキオはスジを指先でこすった。

「…あっ、はあっ、ダメッ」
敏感な突起をイジられたネコは太ももをあわせてアキオの手を挟んでいた。
「こっちはヌレヌレだぞ」
太ももの柔らかい圧力を感じながらさらに手を進ませたアキオは、蜜を溢れさせるあそこをクチュクチュと湿った音をさせていた。

「…もうっ、やだっ」
アキオを突き飛ばしたネコは仰向けに寝たアキオにまたがってシックスナインの体勢になると、ズボンを下げて固くなった息子を口に含んだ。
「しょっぱい、汗の味がする」
新聞配達で汗をかいたアキオの股間に顔を埋めたネコは固くなった息子に舌を絡めながら、甘えた声でささやいた。
「…こっちの蜜は、甘いぞ」
むき出ししたヌレヌレの股間を口いっぱいに含んだアキオはベロベロと舐め回して、実際は少し酸っぱい味がしたが、冗談交じりに節を付けてイヤらしくつぶやいた。

「変態っ…、私、ホタルじゃないよっ」
恥ずかしそうに笑みを浮かべたネコは、カリに軽く歯をあてた。
「って、やったな、お尻を光らせてやるっ」
あそこに口を付けて舐めながら、お尻をぺたぺた叩いた。
「…痛いっ、やめてよおっ」
笑いながら、怒ったような声で出したネコは、あそこをアキオの顔に押しつけた。

「…苦しいっ、マンリキで、つぶされるうっ」
まだふざけるアキオに、ネコは
「ばかっ」
息子の先端をぴしゃっ、と叩くと、
「…ひっ」
アキオは悲鳴を上げて、全身を緊張させた。

今日のネコ (25) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (23)キモ男

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今日のネコ (23)キモ男

「…ケーサツに電話したから、すぐに駆け付けるわよ」
逃げ場のないネコは覚悟を決めるとブラフをかまして強がっていた。

「大丈夫だよ、その前に、想い遂げさせてもらうから…」
気持ち悪い笑い顔で迫ってくるキモ男を、
すぐにアキオが来てくれる…、ネコ、負けちゃダメ、…。
ギュッと唇を噛み締めてにらみつけるネコは、怖くて気を失いそうな自分を懸命に励ましていた。

「なあっ、オッパイ見せてくれよっ」
ケータイのカメラを見ながら男は手を伸ばしてきた。
「いやっ、触らないで」
ネコは手に持ったケータイでキモ男の手をはねのけた。
「ってえな、気取ってんじゃネエよ」
ネコにのしかかった男はジャージの上衣をめくり上げて、お腹のナマ肌を触りまくった。

「やだっ、変態っ、触るなっ、このペド野郎っ」
手足をバタバタさせて暴れるネコは、口汚く罵って声を出すことでなんとか自我を保っていた。
「うひっ、もっと、言ってくれえ、えへへっ」
言葉責めに興奮したキモ男は舌で口の周りを舐め回してベチョベチョにしてから、キスを迫って顔を近づけてきた。
「いやあっ、気持ち悪いっ、こないでえっ」
不気味な笑い顔が触れそうなほど近づいてきた。恐怖でどうにかなりそうなネコはギュッと目を閉じて必死に手をバタバタさせた。

その内の一発が偶然あごにクリーンヒットし、男は汚いシブキを口から飛ばして崩れ落ちた。男が声も上げずに倒れたので、ネコは脅威が去ったことに気付かずしばらく一生懸命手を振り回していた。

「…、やだっ、死んだの?」
チンにカウンターパンチを食らった男は脳震盪を起こしてベッドの横にだらしなく倒れ込んでいた。やっと男をノックアウトしたコトに気付いたネコは身動きしないカラダを怖々のぞき込んだ。
「ううっ、気持ち悪いっ」
撃退したゴキブリを処理するように、男の手を指先でつまんでパンストでグルグル巻きにしたネコは、部屋のすみで体育座りした自分のカラダを抱きしめてブルブル震えていた。

「来てやったぞ、やっぱりオレがいないと、寂しいんだろっ」
アキオは助けてメールを素直になれないネコの照れ隠しだと思って、まるで危機感のない声をかけて部屋に入ってきた。ネコからメールが来たことでアキオはすっかり機嫌を直していた。
「わあっ、こわかったよおっ」
土間で靴を脱ごうとするアキオにネコが抱きついていた。
「へっ…、なに?」
足にしがみついてワンワン泣きじゃくるネコの状況が理解できずに
なんか、たくらんでるのか…。
いぶかしむアキオは、部屋の中に転がる人間を見て
「ひっ」
思わず悲鳴を上げた。

「あれは、何?…」
気の抜けた声で聞いてもネコは泣くばかりで全く要領を得ないアキオは、ネコをその場に座らせるとおっかなびっくり男に近づいた。
「おいっ、大丈夫か?」
口からヨダレを垂らしたキモ男は肩を揺すっても全く反応が無かった。気を失っても不気味な笑いをはり付けた顔を見て、ネコが大学でキモ男の被害にあったことを思いだしたアキオは、やっと男が変質者だと気付いてケーサツに電話した。

「…ネコ、大丈夫か、何かされたのかっ」
泣きじゃくるネコの肩を優しく抱いて声をかけると、涙でぐしゃぐしゃになった目で見上げたネコは
「わああっ、怖かったよおっ、わあっ、大丈夫っ、ああっ、何も、うっ、されてない、うわあっ、アキオのばかあっ、」
バカはよけいだろ、…。
どさくさに紛れてバカ呼ばわりされたアキオは、しかし震える小さな背中をポンポンとやさしく叩いていた。

「…、無事で良かったな、良かった…」
ネコが無事で良かった、…。
震える少女のようなネコのカラダを抱きしめたアキオは知らずに目を潤ませていた。

しばらくすると近くの交番から警察官が駆け付けてきた。男が脳震盪を起こしているのを見た警官は救急車を手配すると、やっと泣きやんだネコの話を聞いた。

「…また話を伺うことになりますが、今日のところはゆっくり休んでください」
警官は一礼すると到着した救急車に運ばれるキモ男に付き添っていった。

「だけど、ひとりでやっつけるなんて、すごいな」
何とか落ち着いて座っていたネコに、アキオが感心していると
「怖かったのよ…、もう、なんですぐ来ないのよっ」
涙を拭いたネコは、癇癪を起こして暴れ出してアキオの胸をポカポカ叩いた。

「ああっ、ごめんなっ、…そうだ、なんか欲しいモンあるか?」
これだけ元気があれば、だいじょうぶだろう、と思ったアキオが聞くと
「…ドロリッチ、飲みたい」
甘えたネコは最近お気に入りのジュースの名前を口にした。
「わかった、すぐ帰ってくるから、ちゃんとカギしとけよ」
アキオはおじさんバイクにのってコンビニに走るとすぐに帰ってきた。

「…、おいしっ」
特製の太いストローをさして渡すと、一口すすったネコは伏し目がちに笑った。そんなカワイイネコの笑顔を見て安心したアキオは、PCを開くとケータイで取ったキモ男の目隠しした写真付きでブログに投稿した。

警察筋からの情報がマスコミにも流れて、翌日のネコのブログはアクセス数が一気に倍増して、ネコを励ます大量の書き込みがあった。

今日のネコ (24) につづく
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今日のネコ (22)痴話ケンカ

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今日のネコ (22)痴話ケンカ

サディスティックな加虐色情を昂ぶらせたアキオはキャミを捲り上げてナマ巨乳をむき出すと、ネコの両手をつかんで頭の上で押さえた。

「…これで、もう抵抗できないな」
獣欲に支配されて興奮した鼻息を鳴らすアキオは、柔らかい下腹に熱く固くなった息子を押しつけてのしかかると、抵抗できないネコの顔をのぞき込んだ。
「もうっ、やめてえ」
嫌がるネコは顔を左右に振った。それに合わせて豊かな乳房の先端もブルブルと揺れていた。ただしその声はエッチな響きが混じって、よけいにアキオを興奮させた。

「ホントは、感じてたんだろ…、正直に言えっ」
すっかり倒錯した興奮に舞い上がったアキオは、血走った目で怯えるネコのカワイイ顔をのぞき込んでいた。
「…、そんなことないっ、もう、ホントにやめてっ」
一日発情していた欲情の高まりを思いだしたネコが一瞬黙ったのを見逃さなかったアキオは
「やっぱりな、この淫乱のズベタがあっ」
サディスティックな興奮を昂ぶらせて冷静さを無くしたアキオは乳房を乱暴に握りつぶした。

「痛いっ、…もうやめてっ」
乳房の痛みに本気で怒ったネコはなんとかアキオの手をふりほどくと、キツイ平手打ちを見舞った。
「…いっ、何するんだっ、…いてっ、いてっ、てっ、あてっ、…」
まだ正気に戻らないアキオが充血した目で迫ってくると、ネコは両手を振り回して往復ビンタを何度も食らわせていた。
「正気に戻れっ、ふんっ、えいっ、えいっ」
アキオがネコの手を押さえても振り払ってなんどもビンタを見舞ったネコが、手が痛くなってやめる頃にはアキオは顔を真っ赤にはらしていた。

「ネコ、いくら何でも、やりすぎだろ」
はれあがった顔を鏡で見るアキオが、恨めしそうにつぶやくと
「…、アキオが悪いからでしょ」
例の生意気そうな笑顔を見せたネコは指先を眺めていた。アキオのはれあがった顔には爪痕がかすかに残っていた。
「そうか、謝らないんだな、じゃあ、…今日はエッチしないからな」
ココで引いたらネコを増長させると思ったアキオは、元気いっぱいの息子を見ないふりしてやせ我慢を口にした。

「…、べつに、いいわよ、アキオがしたいって言うから、させてあげてるだけだし…」
一日中エッチな気分に囚われていたネコもやせ我慢して強がりを言っていた。
「させてくれてたのか?…、そうか、わかったよ」
ネコの言いぐさに完全に頭にきたアキオは服を着始めた。
「帰るの?…、そうっ、欲求不満で、帰り道に女の子、襲わないでねっ」
強気な態度を崩さずに帰ろうとするアキオに、一人にされる心細さで不安になったネコだったが、素直になれずについ憎まれ口を言ってしまった。

「…、明日も来れるか、わからないからなっ」
ネコが止めてくれると心のどこかで期待していたアキオはネコのケンカ腰の言葉を背中で聞くと、捨てぜりふを残して出て行った。
…、なによっ、謝りなさいよ、…。
アキオを見送ったネコはドアにクッションを投げつけて、フンッと鼻を鳴らした。

むしゃくしゃした気持ちでお風呂に入って一人でご飯を食べたネコは、心のどこかでアキオが帰ってきてくれることを期待して、ドアの鍵を開けたままにしておいた。アキオは合い鍵を持っているが、鍵をしたらなんだかアキオを閉め出している気がした。

解消されないエッチな気持ちを抱えてベッドで何度も寝返りを打っていたネコは、いつの間にか寝ていた。
「…、!」
ドアのノブをひねる音がして目を覚ましたネコはアキオが帰ってきたのかと思って、寝たふりをしてのぞき見ると、ドアのスキマから昼間のキモ男の顔が見えた。

…、うそっ、なんでいるのっ、…。
もう一度確かめたがやっぱりあの不気味な男だった。あのキショイ笑い顔にネコは冷や水をかけられたようにブルブルと震えていた。しかし何とか気を静めるとケータイをかけた。
早く出てっ、…。
呼び出し音を聞きながら、ネコは祈るような気持ちでアキオが出てくれるのを待っていた。しかしテンコールしても出ないのでとりあえずキャミだけのほとんど裸の女体に、色気のないジャージを着て助けてメールを送った。

「…おいっ、サインくれよ」
キモ男は脱いだ靴をきちんとそろえるとベッドに座るネコに迫った。
「勝手に入ってくるなんて、犯罪よ」
ネコは弱みを見せまいと懸命に気の強そうな顔をして睨みつけた。

「…、人気グラドルも、プライベートはジャージの干物女なんだなっ」
不気味な笑いをうかべて近寄るキモ男にネコは心底恐怖を覚えた。しかしアキオが助けに来てくれることを信じて、泣き出しそうな気持ちを懸命に奮い立たせていた。

今日のネコ (23) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (21)アイコラ

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今日のネコ (21)アイコラ

「…、これ、何?」
ざわざわするような嫌悪感に叫びそうな自分を押さえてネコは低い声で聞いた。

写真はネコがにこやかに笑うアイコラで、大きく開いた足に恥ずかしい部分をあらわにした姿が克明に写っていた。

「良くできてるでしょ…、ここなんか、合わせ目ほとんどわからないし、苦労したんですよ」
自慢げに不気味な笑みを浮かべた男は忙しくハンカチで顔の汗を拭きながら、時折ネコと視線を合わせては照れたように目線を反らした。

「失礼します」
こんなのと関わらない方がいい、…。
そう思ったネコは、足早に歩き出した。

「おいっ、サインは」
急に横柄な口調になって追いかけた男は、ネコの肩をつかんだ。
「触らないでっ」
肩に触れた手のおぞましさに、乱暴に振り払うと
「…、お高くとまるなよ、たいしたカラダでもないくせにっ」
男はイキナリ抱きついてネコの白い首筋に舌を這わせてきた。

「…きゃああっ、やだあっ、やめてえっ」
ヒルに吸い付かれたような感触に生理的嫌悪感で心底震えたネコが大声を上げると、騒ぎを聞きつけた周りの学生が男を取り押さえてくれた。地面にねじ伏せられた男は憎々しげな視線を向けて
「覚えてろよ、復讐してやる」
逆恨みの怨嗟を吐いていた。

大学の警備員に連れて行かれる男を眺めながらため息をついたネコは、嫌悪感に混じった女体の興奮を感じて身震いすると四限目の教室に向かった。

「…、というわけで、危なかったのよ」
夕刊の配達を終わったその足でネコの部屋を訪ねたアキオは、シャワーを浴びて濡れた体を拭きながら、ネコの災難の一部始終を聞いていた。
「おかしなヤツは、どこにでもいるんだな…、心配だし、明日は一緒に行くよ」
アキオが心配して声をかけると
「大丈夫、明日は大学行かないから」
ネコは平気そうに笑った。

「単位、大丈夫か?」
グラドルの活動で大学を休みがちのネコをアキオが心配すると
「大丈夫よ、試験はちゃんと受けてるし、なんとかなるわ」
ギリギリだが進級には足りているはずだった。
「でも、怖かったあ、アキオ、イイコ、イイコ、して」
さすがに今日一日、発情してムラムラしていたことは恥ずかしくて話せなかったが、バスタオルを腰に巻いたアキオの筋肉質の胸にもたれかかってネコが甘えていた。

「…、アイコラみたいに、してほしいのか?」
抱きつくネコの柔らかい腰に手を回したアキオが指を股間に忍ばせてスジをこすりつけると
「やだっ、思い出させないでっ」
股間の刺激に淫靡な雰囲気を漂わせたネコは本気でイヤそうな顔を見せると、アキオの胸に抱きついて乳首に歯を立てた。
「いてっ、…、今頃、その写真見てシゴいてるかもな」
乳首の厳しすぎる愛撫に、
仕返ししてやる、…。
気分を害したアキオはネコの嫌がる顔を見てやろうとイジワルを続けた。

「もうっ、やだっ、って言ってるでしょ」
イジワルするアキオにネコは背中に回した手の爪を立てると軽くひっかいた。
「てっ、…まるで猫だな、…でも抱きつかれたんだろ、ひょっとしたら、犯されたかもしれないな」
背中の痛みに軽くのけぞったアキオはどSな加虐心を昂ぶらせてネコをさらに追い込んでいた。

「もうっ、アキオ、キライッ」
アキオの胸を突き飛ばしたネコはベッドに顔を埋めた。しかしメス猫がしっぽを振るように揺らすお尻に誘われたアキオが
「…こんな風に、手を入れられてえ」
おどろおどろしい声を作ったアキオが、パンティをズリ下ろして蜜をたたえたスジに直接指をこすりつけた。

「もうっ、やめてよ、変態っ」
振り返って細めた目でにらんだネコがアキオの手をつかんだが、その声には甘えたエッチな雰囲気が漂っていた。
「だれも、助けてくれないぞお、…ネコは粘着質なキモ男に、こおされるんだ」
ネコを無視して指先を蜜壺に侵入させたアキオは、グリグリとかき回した。
「やめてよおっ、いやっ、やだっ」
不気味な声を耳元でささやかれたネコは、アキオに掻き回されたあそこからイヤラシイ蜜を垂らしながら、Mっぽい倒錯した興奮に女体をかすかに揺らしていた。

「…こんな風に、舐められて、ホントは興奮したんじゃないか」
ネコの首筋にべっとりと舌を当てたアキオがベロンッと舐め上げると
「ああんっ、…、変態っ」
弓のように背筋を反らしたネコはあの生意気な笑顔を見せると、魅惑的な目で見つめてアキオを誘っていた。

あそこから溢れる蜜で差し込んだ指以外もネットリ濡れるのを感じたアキオは、つややかな髪に顔を埋めて、興奮した荒い鼻息を吹きかけていた。

今日のネコ (22) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (20)真夏の白昼夢

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今日のネコ (20)真夏の白昼夢

「…」
さっぱりした女体にキャミを頭から通すとつんと胸の先端が突きだしていた。
立ってる、…。
ツルツルした生地に影を作る胸のポッチを見ないふりをして、ネコはハイレグパンティを腰まで一気に引き上げた。パンティに締め付けられたあそこのスジから、ネットリした液が溢れてくるような気がした。

何でこんなに感じるんだろ、…。
生理が近かった。コレまで意識したことはないが、生理前ネコは異常に性欲が昂進する体質だった。アキオとつきあうようになってからほぼ毎日セックスしているので、それを意識せずに済んだが、今日のネコは発情したメスネコそのものだった。

ヘソ出しのキャミとハイレグパンティの姿を姿見に映したネコは
いやらしい、メスだわ、…。
二十歳そこそこの体から滲み出る妖しい色気を意識して、湿った吐息を漏らして火照った顔を熱くした。

「学校、行かなきゃ…」
自らに言い聞かすようにネコはつぶやくと、シャツワンピを着てハイウエストベルトを締めた。
「ま、いいか、足広げなきゃ…」
ミニ丈のスソをとめる下のボタンを外したままで、足を広げると合わせ目からパンティが見えた。

その格好で外に出たネコは歩くたびに太もものナマ肌がチラチラして、はしたない気がしたがあえてボタンは留めなかった。

見られてる?…。
駅に着いたネコは階段をのぼるときも後ろから覗かれている気がして何度も振り返ったが、ネコのお尻に注目する視線はなかった。発情したメスネコは周りの男すべてがケモノのように感じて見られている気がしたが、それは単なる勘違いだった。
意識しすぎね…、きゃっ、…。
ホームに立つネコは湿り気を帯びた熱い風に火照った体を煽られていたが、はしたない妄想を浮かべる自分を諫めた。電車がホームに滑り込んできて熱風でミニスカがまくれそうになって前屈みになって押さえたが、つきだしたお尻から危うくパンティが見そうになっていた。

やだ、混んでる、…。
電車はラッシュ時を過ぎていたが、それと同じくらい混んでいた。
いいや、乗っちゃえ、…。
狼の群れの中に足を踏み込むような恐怖を感じたネコだったが、欲情した女体は自ら危険地帯に足を踏み入れていた。

やっ、やっぱり、…。
ドアが閉じたとたんネコはお尻をまさぐる手を感じて緊張した。しかし欲情したメスの本能はその手に淫らな期待をして女体の芯を熱くしていた。
あ、入って、きた、…。
ネコが緊張したまま黙って立っていると、後ろの痴漢は図に乗ってシャツワンピのスソをまくり上げてハイレグパンティに直接触れてきた。

ダメよ、やだ、…。
心では卑劣な痴漢を否定するのだが、生理前で昂ぶったカラダはその手をいとおしいとさえ感じていた。
やっ、そこっ、…。
騒ぎ出さないネコに痴漢はますます図に乗って股間に指を進ませて、ハイレグパンティがシワになった部分に指をこすりつけていた。
あ、ああっ、やだ、やめて、…。
痴漢の手はとうとうパンティをズリ下ろして、お尻のナマ肌の感触を楽しみだした。パンティをおろされたネコはアソコから糸を引くのを意識して、真っ赤になってただ身を固くしていた。

ひっ…、あ、ああっ、だめえ、助けてえ、…。
しばらく吸い付くようなお尻のナマ肌の感触を楽しんでいた痴漢は、その奥を侵略し始めた。キッチリ足を閉じたネコに痴漢は太もものスキマに手を入れてペシペシと叩いて、足を広げろと指示した。怖くてそしてメスの欲望に支配されたネコは、痴漢の意のままに足を広げて太ももに止まったハイレグパンティを広げていた。外気に触れたアソコがスースーした。

あ、とうとう、やだっ、だめえ、そこ、濡れてる、やだ、恥ずかしい、…。
痴漢の手はとうとう恥部に到達した。ネットリしたおツユがあふれているのにニンマリした痴漢は、スジに指を食い込ませるとアソコの入り口を探していた。そしてあふれ出る泉を探り当てた指先がネコのナカに、…。

「やっ…」
そこでネコは目を覚ました。すいた電車でヒザを合わせて足を開いて座っていたネコは、シャツワンピのスソがめくれているのを見て慌てて直した。
うそ、夢だったの、…。
電車で居眠りして淫夢を見ていたネコは、ネットリしたおツユがにじんだあそこのスジを意識してムラムラした気分がして、
やだ、これじゃ、まるで淫乱女、…。
汗のにじんだナマ太ももを落ち着きなくすりあわせていた。

その日は講義に出席しても、なんだかムラムラして先生の話がほとんど頭に入らなかった。午後の三限が終わってガマンできなくなったネコはアキオに電話したが、「夕刊が終わったら、行く」といつもの返事だった。

欲求不満のけだるさを感じながら、四限目の授業に出席しようとキャンパスを移動していた。
「…ネコさん、ですよね」
突然後ろから声をかけられて
「…、はい」
振り返ったネコは、ハンカチで汗をぬぐう鼻息の荒いやせた男に一目で生理的な嫌悪を感じた。

「ファン、なんです、サインしてください」
男は落ち着きなく視線を泳がせながら気持ち悪い笑いを浮かべていた。

大学で割と有名人のネコがサインをせがまれるのは良くあることだった。しかし男がサインを求めて差し出した写真に、ネコは背筋に冷たいモノを感じて悲鳴が漏れそうな口を押さえた。

今日のネコ (21) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (19)いつもと違う朝

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今日のネコ (19)いつもと違う朝

「ネコ、すごい、エッチな顔してるよ、…こんな顔アップしたら、アクセス数倍増だな」
胸と突起の愛撫に官能的なため息を漏らすネコをマジマジと見たアキオが、だらしない笑い混じりにふざけて言うと
「…、何気にサラッと言うよね」
色っぽさを漂わせた可愛い顔でにらんだネコは息子を握る手に力を入れた。

「うっ、勘弁しろよ…、ネコにだって、大事なモンだろ?」
アキオが息子の痛みに顔をしかめてなさけない声を漏らすと
「べつに、もっと立派なのは、外にゴロゴロしてるし」
ネコはいつもの生意気そうな笑顔を見せる。

「犯してやる…、コレのすごさを思い知らせてやるっ」
ふざけたアキオがシーツを捲り上げて襲いかかり、
「きゃあ~、助けてえ~、犯されるう~」
ネコもふざけて豊満な胸を両手で抱いてカラダを丸めていた。

「ゆるさんっ」
猫のようにカラダを丸めたネコの曲線美を見て、ムラムラしたアキオは尻タブを広げると息子をねじ込んだ。
「…あっ、いきなりい?、ネコ、犯されちゃったよお」
バックから犯されたネコはまだふざけながら甘えた嬌声を上げていた。
「はっ、どうだっ、はうっ、まいったか」
後ろからしがみついたアキオはネコが隠す胸に手を差し込むとムニュムニュともみほぐし、ケダモノじみた勢いで腰を振っていた。

「あっ、まだっ、はあっ、まだよっ、もっと、突いてえっ」
アキオは腰を抱えて持ち上げると本格的に腰を振った。熱い吐息にまみれたネコは、ベッドに顔を埋めて激しい突きに耐えながらメスの本能を熱くしていた。持ちあげたお尻の谷間の泉は満々と蜜をたたえ、出入りする肉棒にクチュクチュとぬめった音を立てていた。
「…どうだ、はあっ、観念っ、ふうっ、しろっ、はっ」
腰の柔らかい肉に指を食い込ませたアキオは広げた足を筋張らせて、柔らかいお尻に盛んに腰を打ち付けた。
「ああっ、もう、いっちゃう…、参ったから、一緒に…」
ネコが甘えたエッチな声を漏らすと、アキオはネコを抱き起こして対面座位で挿入した。

「ああっ、いいっ、もっと、してえっ…」
艶めかしくしっとりした太ももをたくましい腰にすりつけ、豊満な乳房を押しつけて抱きついてくるネコが、湿った吐息で火照った顔をなすりつけていた。
「はあっ、ああっ、ネコ、いくぞっ」
柔らかいお尻を抱えて股間を突き上げるアキオはフィニッシュを宣言し、官能に震える女体を激しく上下させた。

「あっ、アキオ、いっちゃう、いっちゃうよおっ」
大きく広げた足の中心から肉棒でかき出された蜜を垂らしながら、快感で目の前が真っ白になったネコは四肢を緊張させてアキオにしがみついていた。
「おおっ、うっ、ううっ、はあっ」
絶頂で膣まで緊張させたネコに息子を締め付けられたアキオは強く突き上げると、ネコのカラダを強く抱いてナカに発射した。大量の白濁した熱い液で膣を満たしたアキオは、満足そうに息を吐いてネコの柔肌をさすって楽しんでいた。

アキオは幸せそうにネコにのしかかってキスした。ふたりは抱き合ったまま寝てしまった。

翌朝、ネコが目を覚ますとすでにアキオの姿はなかった。いつものように新聞配達で早起きして、そのまま大学に行ったのだろう。

「…、学校、行こうかな」
その日は撮影の仕事もなく、寝ぼけ顔のネコは久しぶりに大学に行こうと思っていた。
「あっ、…」
シャワーを浴びていると、昨日アキオが注ぎ込んだ液体がドロッとあふれて太ももを伝った。昨日の激しいセックスを思いだしたネコはあそこが熱くなるの感じて湿ったため息をついた。
「…ううんっ、はあっ」
自ら慰める誘惑に駆られたネコはおそるおそる指を突起にあてると大きくのけぞって、自分でもビックリするくらい感じて官能的なため息を漏らした。

自分でなんて、はしたない…、アキオに、してもらお…。
甘美な誘惑に負けそうな自分を叱りつけたネコは、ビデであそこを洗浄してまた誘惑に負けそうになりながら、冷たいシャワーを頭から浴びてわき上がる欲情を抑えた。

「…、ふうっ」
濡れた髪をしっとりした肌にはり付けた色っぽい裸体を姿見に映したネコは、全身にまとわりつく水滴をぬぐうとバスタオル一枚をカラダに巻いて髪を乾かした。

火照りが燃え残った女体はスツールに腰掛けて組んだ足の根本のピッタリ合わさったスジから、粘ったおツユをしみ出していた。

今日のネコ (20) につづく
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== 今日のネコ ==

今日のネコ (18)ネットアイドル編

ろま中男3 作品リスト
今日のネコ 目次

今日のネコ (18)ネットアイドル編

…、急遽、「今日の猫」を連載します、苦情クレームのたぐいは作者までお願いします、…。
「…、途中じゃんっ、作者、コロスッ」
…、ナメコさん、行っちゃいましたね(淫笑)、…。
「ナレヲ、また目がイヤラシイにゃあっ」
…、いつも紳士的なナレヲとは、限りませんよ、…。

「…、ナレヲ、なにするにゃあっ」
想いを遂げさせてっ、お願いっ、…。
「にゃあっ、にゃっ、ふぎゃっ、にゃっ、…ふ~」
…、(猫ちゃんさんの爪でボロボロになったナレヲ)

「…そういうわけで、ネットアイドル編、お楽しみくださいにゃあ~」



グラドルとして人気の出たネコはなんの気無しに始めたブログにもアクセスが多くなってきた。「シロネコの部屋」と名付けたブログは検索エンジンで「シロネコ」と検索すると、割と上位に表示されるようになっていた。

ブログには定番のその日あったことや、コスプレした姿をアキオに撮ってもらってアップしていた。ファンが撮影会で撮った写真を送ってくれるので、キレイな写真を選んでアップしていているうちにずいぶん写真が増えて、それを目当てのアクセスも増えていた。

「おっ、これ、なんかネコっぽい」
アキオは今日送られてきた写真を見てアップするように勧めていた。
「私、こんなかなあ…」
チョット生意気そうに笑う写真にネコは不満そうだった。
「よくこんな顔してるよ、コレ撮った人は、ネコのことよく知ってるんだよ」
アキオに言われてネコは不満だったがその写真をアップした。

その写真にはネコさんらしいというコメントが多数書き込まれた。
「なっ、言ったとおりだろ」
次の日ブログを見たアキオが笑って言うと
「…、なんか、むかつく」
アキオの言ったとおりだったのが気に入らなくて、ネコはふくれっ面をしていた。
「あっ、そんな顔も、良くしてるよ」
アキオは鏡にネコの不満そうに顔を映した。
「…」
ネコは鏡に映る自分を見て、いっそう不満そうな顔になっていた。

「録音した自分の声って、自分じゃないみたいだろ」
まだ不満そうなネコにアキオがとりなすように言った。
「自分のコトって、他人の方がよく分かることって、あるんじゃないか」
自分のことは自分が一番良くわかっていると思っていたネコは、アキオの言葉を何となく理解して、新しい発見にちょっとドキドキした。

「じゃあ、アキオは私のこと、何、知ってる?」
ネコはまたあの生意気そうな笑いを浮かべてアキオに聞いていた。
「いろいろ知ってるよ、たまにイビキかくことや、寝てるときに乳首イジルと必ず『うふんっ』って言うこととか」
アキオはふざけて答えていた。
「もうっ、寝てる間にそんなコトしてたのっ、今度アキオが寝てるとき、おちんちんに落書きしてやるっ」
ネコが悔しそうにふくれっ面をみせると
「ネコは…」
アキオはPCに向かってネコのブログに書き込んでいた。

「ヤダッ、何書いてるのっ」
あわてたネコは、キーを叩くアキオの腕をつかんでにらんでいた。
「こういうネコの素顔って、ウケるんじゃないか?」
アキオは悪びれずに笑っていた。
「でも、そんなの、やっ、…絶対書かないでね」
ネコはアキオからPCを奪うと、カキコを送信せずに画面を閉じた。

「ねえ、他に何、知ってるの?」
ご飯とお風呂をすませたふたりはベッドに入っていた。ネコはピロートークにさっきの続きを聞いていた。
「ココ感じるだろ」
イヤらしく笑ったアキオはネコの突起を指で押した。
「…、そんなの、だれでも、そうじゃないの?」
いきなりそこに触れられたネコはあそこがキュンとするのを感じて、恥じらいながら言い返した。
「オレ、ネコ以外は、よく知らないしな」
上目遣いに見つめるネコから目をそらしてとぼけ、アキオは突起を包皮からむき出してイジっていた。

「ああんっ、もう、したくなっちゃったよおっ、アキオのせいよっ」
突起の愛撫にビクンと震えたネコはスジいっぱいに蜜を溜めて、やせたカラダに不釣り合いな純白のキャミを張り詰める豊満な乳房をすりつけて抱きついていた。

「…、いつものことだろ」
すました顔でアキオが乳首をイジルと
「うふんっ、…って、言うと思ったあっ?」
ネコはノリツッコミして生意気そうな笑顔を見せた。
「でも、寝てる時、ホントに言うんだよっ」
ネコの悪ノリに笑いだしたアキオは笑いが止まらずに、そのまま乳房を手のひらに包み込んで揉み始めた。

今日のネコ (19) につづく
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