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== ハーレム ==

ハーレム (16)黒目医師の正体

ろま中男3 作品リスト
ハーレム 目次

ハーレム (16)黒目医師の正体

「ああっ、ケツだけどな」
診察台に横たわったオレは、お気楽ナースの湿り気を帯びてきたパンティのシワに指を行き来させながら応える。

「じゃあ、念のために検査しましょう、さとみチャン」
なにやら器具を持った真奈美が立ち上がり、さとみにオレの息子を出すように指示する。
「あんっ、ちょっと、失礼しますね」
オレが触りやすいように腰の位置を変えずに足を広げて体を曲げたさとみは、こんもりした股間をのぞき込むようにしてズボンとパンツをずらす。

「検体、頂きますね」
ダランとした息子にさとみが手を添えていると、真奈美がその器具で半ムケのカリをイジる。

「ひっ」
カリをえぐられた痛さにオレは思わず叫んでいた。
「せんせいっ、刑法204条第2項はご存じですね」
それまで静かに横に控えていた優子が、血相を変えて真奈美の前に立ちふさがる。

刑法204条第2項とはセカンドインパクト後に追加された傷害罪の条文で、男性を傷つけた場合に適用される。刑罰として無期懲役から死刑までが規定されており、この刑法により女たちは男性に対して無抵抗を強いられる。たとえ正当防衛でもこの刑法の免責は認められない。

「存じてます、でもこれは医療行為ですから」
怒りのオーラを漂わせる優子を、クールな視線で見返した真奈美が堂々と言い返す。

真奈美の主張は、たとえば手術で患者の腹を切っても傷害罪が適用されないように、医療行為であれば刑法204条第2項は適用されないということだ。

「いいえ、医療行為であっても相手を害する気持ちがあれば免責されません、あなたを逮捕します」
黒目な半眼でひややかに見返す真奈美に負けない優子は、怒りの炎を宿した目でにらみつけていきなり警察権を行使した。

優子の言い分が正しければ現行犯なので誰でも逮捕出来るのだが、国繁回収員のボディガードとしての職務には警察官と同様の権利が付与されている。そのため優子には拳銃の使用さえ許可されている。

「なにをおっしゃるのか…、診察のジャマしないで下さい」
ふっとため息をついた真奈美は、にらみつける優子に黒目がちな目でさっきと変わらない氷のような視線を向けると、チンポから採取した検体をシャーレに移した。

「ああ…」
さとみは女の戦いからカヤの外に置かれて心配そうに見ていたが、湿り気を増したパンティの上からあそこをイジられたままで、短いナースコートに包まれた肉付きのいい腰を艶めかしくくねらせていた。

「あなた真性レズですね、ヤキモチからの犯行です」
自分の命より大事なご主人様を傷つけられて一歩も引く気のない優子が、犯行動機を突きつける。
「えっ…」
優子の確信に満ちた声に反応したのは真奈美ではなくさとみだった。どうやら心当たりのあるお気楽ナースは急に顔を曇らせるとうつむいていた。

「優子、控えろ」
「はい…」
火花散る女の戦いを黙って見ていたオレはやっと合点がいって、興奮する優子を押しとどめた。オレには常に絶対服従の優子は固い表情でおじぎすると後ろに下がった。

「じゃあ、先生がレズじゃないことを証明すればいいんだろ」
優子の指摘は図星だったようで真奈美の冷たい表情から余裕がなくなっていた。男を必要としないレズ女をよがらせる妄想を浮かべたオレは、タイトミニスカの腰を抱き寄せて柔らかいお尻を揉みながら、イヤらしい笑いを浮かべていた。

ハーレム (17)につづく
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== ハーレム ==

ハーレム (15)病院へ行こう

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ハーレム (15)病院へ行こう

「…、病院でも行くか」
午前中だけで4回もやって正直疲労を感じていた。それに国繁回収員になる麻里子の検診もしなければならない。

「…、そうですね、ここからなら…が近いです」
オレの顔色をうかがった優子は体調不良でなく麻里子の検診だと理解して、最寄りの病院を諳んじてタクシーを止めた。
「あの、どこかお加減でも…」
横でミニスカにほとんど隠されてない異様に長いナマ足を窮屈そうに揃えた麻里子が、心配そうに上目遣いにうかがっていた。まだ見習いの麻里子はオレと優子のあうんの呼吸にはとうてい及ばない。

「オマエにブタのしっぽ、つけてもらうんだ」
またミニスカに手を入れて尾てい骨あたりのスベスベした肌をまさぐると
「えへへ…、じゃあ、カワイイ耳もお願いしますブー」
軽口にうれしそうに応えた麻里子は、かわいらしく頭をかしげて両手で耳のマネをしていた。

「ようこそ、いらっしゃいました」
優子が前もって連絡していたので、総合病院の大きな入り口にはきれいどころのナースが一堂に会して、純白ストッキングの脚線美がキレイに並んでホンモノのナマ男の到着を待ち受けていた。

「ああっ」
一斉におじぎした若くて健康そうなナースたちの、好色さの混じった眼差しに見つめられて気分がいい。彼女たちの胸には例のバッチが誇らしげに光っていた。

「津山様を担当させて頂きます、古西真奈美と申します、よろしくお願いします」
白衣に白シャツ黒タイトミニのドクターが一歩前に出て、丁寧にお辞儀してから自己紹介する。ロングヘアでヤケに黒目が大きい少女のような顔をしている。

「以志原さとみです、よろしくお願いします」
その横でミニスカナースがちょこんと頭を下げた。純白ニーハイの絶対領域が健康な色気を感じさせるが、なんだか妙に浮かれてウルウルした目でオレを見ている。

「ああ、とりあえず休ませてくれ」
この調子で挨拶が続いたらたまらない。とりあえず座りたかった。
「それでは、こちらへ」
キリッとした表情を見せる真奈美が先に歩き出してその後に続く。ナースの大名行列が出来るんじゃないかと心配だったが、他のナースたちは残念そうな溜息を漏らして三々五々自分たちの仕事に戻っていった。

ロービーを通って真奈美の診察室にむかうとやはり診察を待つ女たちから注目されたが、オレは早くよくなれよと心の中で祈りながら無視した。

「どうそ、今日はどうしました?」
超マイクロミニから伸びた足をもったいつけて組んだ真奈美は丸イスに座るように勧めてから、黒目しかないような大きな目で見つめてくる。

「コイツをラッキーガールにした」
後ろに控える麻里子に目配せすると
「そうですか、それでは所定の検診を」
優子並みに澄ました事務的な口調のドクターは、さとみに麻里子を連れて行くように指示した。

麻里子にはカバーガールが付き添っていた。ボディガード兼任の優子がオレのそばを離れることはない。

「津山様は、ナニか?」
ドイツ語でカルテにナニか落書きしている真奈美がオレを見ないで聞く。
「ちょっと疲れ気味だ」
オレは組んだ足の根本を見ながら応える。
「そうですか、じゃあ精力剤をお注射しましょう、…点滴の方がいいですか?」
オレの視線を意識しているのか足を組み替えてこちら側の足を上にした真奈美は、やはりカルテに落書きしながら応える。そしてちょっと間があって点滴にしようかと言い出す。

「そうだな、ちょっと横になりたいしな」
「それでは点滴します、さとみチャン」
カルテから目を離さない真奈美は、戻ってきたさとみに点滴の準備を指示する。
「はい、少々お待ちを」
相変わらず浮かれたミニスカナースは、嬉嬉として点滴の準備を始めた。

「こちらに横になって下さい」
点滴液のオーダーをしたさとみが、診察台に寝るように促す。
「これでいいか」
寝るとちょうど短いナースコートをのぞく位置に頭が来る。オレはムッチリした太ももの奥に見える純白パンティに指を伸ばした。

「ああんっ、結構でございます」
ナマ男に触られたのがそんなにうれしいのか、お気楽ナースは腰を突きだしてドテのあたりを嬲る指をその奥に誘っていた。

「あの方とは、もうされたんですか」
さとみの恥部が嬲られるのを横目で見ていた真奈美が平板な声で聞いてくる。その黒目がちな目には好色な輝きというより、なにか強い意志のこもった鈍い光が宿っていた。

ハーレム (16)につづく
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