2ntブログ

== ハーレム ==

ハーレム (24)麻里子の事情

ろま中男3 作品リスト
ハーレム 目次

ハーレム (24)麻里子の事情

「うまいか」
ネチョネチョと絡みつく舌はまだぎこちない感じがするが、ミニスカがズリあがったTバックのお尻をプリプリ振って、カワイイ口を懸命に広げてフェラを捧げる麻友にオレはご機嫌だった。

「ふわっ、おいひいれふっ」
その声に顔を上げた麻友はポッテリした唇にお汁を垂らした淫靡な表情を見せると、うれしそうに口角を上げて舌足らずに応える。

「そうか、つづけろ」
きょとんとした寄り目で応えるロリ美少女に顔がゆるみそうになるが、ツインテールの頭を押さえてお口の愛撫を求めて反り上がる息子を咥えさせる。

「ふわふわっ、あひょよろっ」
強引に押さえつけられた麻友はかろうじてカリを咥えると、マヌケな声を漏らしたがカリに懸命に舌を絡めていた。

「麻里子、オマエ、なんで銀行強盗したんだ」
懸命にお口の愛撫を捧げる麻友のカウガールなミニスカがずり上がったお尻をなでながら、今更だが麻里子の犯行理由を問いただす。

「え…、あ、はい…、あの…」
ビンビンの息子をしゃぶるかつてのバイト仲間をうらやましそうに見ていた麻里子は、突然話を振られてうろたえ気味に背筋を正した。
「お母さんが…、病気で…、死にそうで…、手術が…、でも…、お金が、無くて…」
安っぽいお涙頂戴の三文小説にありがちだが少女の身には厳しい現実を、戸惑いがちにどう説明したらいいか考えながら、結局要点だけ応えていた。

「なんだ、そういうことか…、優子」
どうやらカネがあれば解決するレベルの話らしいので、優子に手術費用を送金するように指示する。男というだけで平均年収の5倍が支給される上に、一通りの生活必需品も国が支給してくれるので金には不自由してない。

「かしこまりました、麻里子さん、お母さんの病院は?…」
有能な秘書然とした端正な国繁回収員は皆まで言わずともご主人様の意図を理解し、ケータイ片手に必要な手続きをあっという間に済ませてしまった。

「あの…、佐喜夫様が…、手術費を?…」
可憐な美少女に似つかわしくない銀行強盗なんてマネまでして、なんとか工面しようとしたが出来なかったお金があっさり用意できて、半ばあきらめていた母親の命が助かるとおぼろげに理解した麻里子は、現実感のない無表情な寄り目でオレを見ていた。

「ああ、オマエはオレの女なんだ、母親の面倒ぐらい、みてやる」
麻友のスベスベしたお尻をなでて一生懸命なフェラを楽しみながらひとごとのように応えると
「あ、あの…」
石像のように表情のない麻里子の大きな目からポロポロと涙があふれていた。

「あ、ありは、ひっ…、ほ…、ご…、らひまふ…、この、ごおん、ら…、かなら、ふ…」
開いた手のひらで顔を覆った麻里子はそのまま床に崩れ落ち、女の子座りで土下座して悲痛な嗚咽を漏らす。命を賭けた銀行強盗の決死の覚悟がいまごろやっと解けたようで、麻里子は床に突っ伏して泣きじゃくった。

「麻里子さん、よかったですね…、でも土下座はいけません」
身寄りのない少女が追い詰められ、張り裂けそうで壊れそうな気持ちを理解していた優子だったが、もらい泣きすることもなくかすかに優しい笑みを浮かべ、国繁回収員らしくない態度をたしなめる。

「あ…、うっ…、すひま、ひっ、ひぇん…、れもお…、このごほうは…、ひっ、いっひょう、らけれも…」
か弱い少女に重くのしかかっていた緊張が解けて涙が止まらない。なんとか顔を上げた麻里子はカワイイ顔が涙でグシャグシャだった。

「麻里子さん…、佐喜夫様に、そんな顔を、見せてはいけません」
心に突き刺さるような悲痛な泣き声で息子がしぼみそうだ。オレがそっぽを向いていると、優子が麻里子の震える肩を抱いて優しく涙を拭いていた。

「ご、ごえん、ら、ひっ、はい…」
鼻水まで垂らして美少女が台無しの麻里子は、両手の甲をあてて目をゴシゴシ拭いていた。

「…、いいのよ…」
鉄仮面秘書もとうとうもらい泣きして顔を伏せた。いつの間にかフェラをやめていた麻友が腰にギュッと抱きついて、ロリっぽい女体をかすかに震わせていた。

ハーレム (25)につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 22:27:15 ━ Page top ━…‥・
New « ┃ Top ┃ » Old