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== 文庫本の彼女 ==

文庫本の彼女 (10)彼女のおねだり

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文庫本の彼女 (10)彼女のおねだり

「大きくなったね」
公園の女子トイレに水沢を誘い込んだ知的美女は、おちょぼ口でトロけそうな極上なフェラを捧げ、中年チンポをビンビンにすると、ちょっと得意そうなうれしそうな笑みで見上げていた。

「ああ…、はあ…」
きもち、いい…、はあっ、ああ…。
思ったより清潔な公園の女子トイレの個室で、極楽気分のバカ面をさらして興奮した水沢は、あいまいな返事を返すのが精一杯だった。

「もう一回する?」
ガーターストッキングが食い込んだムッチリ太ももを、見せつけるようにしゃがんでいた彼女が立ち上がり、甘えるような上目遣いでしなだれかかってくる。

「あ、はあ…」
これは、夢なのか…。
ついさっきまで逮捕されて日陰の人生を歩む絶望にうちひしがれていたオッサンは、知性的な整った顔に淫靡な雰囲気を漂わせ、下げた手でビンビンの息子を優しくまさぐる彼女を、ただ見つめていた。

「?…、ひょっとして」
はっきりしない中年に興醒めな表情を見せた彼女だったが、満員電車内でバックから犯された状況を思い出し、
「バックからが、好きなの?…、チョット待って」
恥ずかしそうに笑うと背中を向けて、ニット地ワンピのスソに手を入れ、いろんな汁でネチョネチョのパンティを脱ぎはじめる。

ザーメンや愛液でネチョネチョに濡れたパンティを指先でつまんで、ファニーな寄り目で見つめた彼女は、
「やだ、はずかし」
ソレを汚物入れに押し込むと、ぼんやり見つめる水沢にカワイイ笑顔を見せた。
「いいよ」
トイレの便座に手をついて、ツルツルした張りのある双臀をオッサンに見せつけ、足を広げて妖しく濡れた肉の合わせ目を突き出した。

いいのか?…、でも…、
まだ犯罪行為の後ろめたさを感じていたオッサンは、淫らな空気をまとって自らおねだりする彼女に半信半疑だったが、
ああっ、ええいっ…、
フンと鼻息を荒くして、濡れた秘密の花園から漂う、むせかえるようなオンナ臭さをめいっぱい吸い込むと、
やるしかないっ…。
カチャカチャとベルトを外して下半身裸になり、熟れた女体にしがみついた。

「あ、ああんっ」
後ろからのしかかってくるオッサンの体重をか細い両手で支えた彼女は、ゴソゴソと入り口を探って濡れたスジを行き来するカリに甘えた声を漏らす。
「あんっ…、き、きもち、いいっ…」
ソレが入り口を見つけると即奥まで挿入された。彼女は熟れた女体を艶めかしくのけ反らせ、ツヤツヤロングヘアを踊らせ、快感にまみれたあえぎ声を上げた。

「うっ、くっ、おおっ…、ああっ…」
ああっ、いいっ、おおおっ…。
知的美女の誘いにまたもうかうかと乗ったオッサンは、肉欲に狂ったケダモノになった。
「ふっ、おおっ、ふあっ、はあっ…」
くうっ、ああっ、いいっ…。
シットリした感触の腰肉を抱えたオッサンは、お尻のワレメの奥で出入りしてネットリしたしぶきを飛ばす息子を、欲望にまみれた目で満足そうに見下ろし、腰を振りまくった。

「あんっ、はあっ、激しっ」
パンパンと弾力のある丸いお尻とオッサンの腰がぶつかる淫靡な音が個室に響く。
「ああっ、もっとおっ」
ニットワンピを胸のふくらみの下までまくり上げられて、白くまぶしい柔らかいおなかを晒したカラダが、
「いいのっ、もっとおっ」
オッサンチンポの突き上げに、透き通るような素肌を波立たせる、しなやかな女体が前後に揺さぶられていた。

「はあっ、ああっ」
くっ、おっ、おおっ…、
荒い息にまみれてオンナ盛りの女体に狂った水沢は、オッサンの肉体を限界まで酷使して、
ああっ、はあっ、ああ…。
官能の悦びにもだえる魅惑的な女体を攻めまくっていた。

「あっ、そこっ、あっ、あたるっ」
勢いに任せた挿入で子宮をこじ開けられる快感に、ケダモノじみた嬌声を上げた彼女は
「ああっ、えっ、もっと、がんぱってえっ」
突然のガス欠で停止したオッサンに、鼻にかかった甘えた声でおねだりした。

「あっ、はあっ、オッパイ、はあっ、揉み、たい…」
くっ…、ううっ…、
息が切れた水沢は彼女にのしかかっていた。
はあっ…、休まないと…、
40近いカラダの限界を感じてちょっとへこんだオッサンは、若い女体に太刀打ち出来ない情けなさをごまかすように、重力に引かれてタプタプ揺れるふくらみに手を伸ばしていた。

文庫本の彼女 (11)につづく
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文庫本の彼女 (9)地獄から天国

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文庫本の彼女 (9)地獄から天国

後ろ指、指される…、人生…。
本能的な生殖衝動に支配されて痴漢ナマ本番という犯罪行為をしてしまった水沢は、美しい被害者と歩きながらこれからの惨めな人生を想像して地面にのめり込みそうなほど落ち込んでいた。

え?…、どこに?…。
しかし彼女は駅長室の前を素通りして自動改札を通り抜けた。
「こっち」
水沢は改札の前で躊躇していた。これからの惨めな人生の妄想にうちひしがれてなさけない顔の痴漢中年を、知性的な面差しの美女がはにかんだような笑みで促す。

助かった?…、
痴漢は駅長室に連れて行かれたら逮捕されたのと同じだと知っていた水沢は、いったんは安堵したが
いや、直接警察に、突き出すつもりか…
駅前の交番を思い出してやはり犯した罪からは逃れられないのだと落ち込み、絶望のフチに追い込まれていた。

寄り添うように歩く彼女はうつむきがちで時折顔を上げて意味深な視線を投げかけてくる。

逃げ出すなら、いまだ…、
絶望的な状況に追い詰められて理知的美女が投げかける艶めいた視線に気付く余裕のない痴漢現行犯は、腕を掴んで拘束するでもない彼女から逃げ出すことさえ考えていた。
でも…。
しかしここで逃げ出したら彼女とはこれっきりだと思うとそれも出来なかった。水沢は彼女の美しい知性的な横顔と魅惑的なカラダにすっかり魅了されていた。

駅ビルを出ると左手に交番が見える。

逃げないと…、
犯罪者の烙印を押される瀬戸際にいよいよ追い込まれた中年はそれでも彼女の魅力から去りがたく感じて逃げ出せずに立ち止まっていたと後になって想起したが、
逮捕なんて…、いやだ…。
警察の厄介になった経験のないヘタレ中年はプチ刑務所のように見える交番を見つめ、足がすくんで動けなくなっていたというのが事実だった。

「?…、こっち」
茫然と立ちすくむ水沢に不思議そうな視線を向けた彼女は交番とは反対方向に歩き出した。
え?…、こっち、どっち?…。
短めのジャケットの下で柔らかい曲面をみせるお尻がセクシーに揺れていた。歩き出した彼女の妖艶な後ろ姿に水沢は見とれていた。
「はああ…」
つき出さないのか…。
ひとまず逮捕はないとわかって気の抜けた溜息を漏らした中年男は、絶体絶命の緊張感から解放されて全身から力が抜けていくのを感じた。

過度の緊張で疲労した脳が考えることを拒否したのか、この先を何も想像出来ないオッサンはうかうかと彼女のお尻についていった。

熟れた女体から漂うフェロモンに誘われて夢遊病者のようにとぼとぼ歩いていた中年は、いつのまにか駅の近くの公園にいた。
「こっち」
彼女は恥ずかしそうな笑みを浮かべて手招きして女子トイレに入っていった。何の頓着もなく人生で初めての女子トイレに入った水沢は個室に誘い込まれていた。

「キレイにしてあげる」
レーストップに飾られた太ももをムッチリさせて股間の前にしゃがんだ彼女が下ろしたファスナーに手を入れた。
「…、えっ」
駅前から思考停止していたオッサンはダランとした息子が彼女の口に吸われる感触にやっと正気に戻った。
「きもち、いい?」
脱力したヘニャチンに濃厚なお口の奉仕を捧げる知的美人は顔を上げると上目遣いの小悪魔な笑みを見せていた。

「はあ?…、あうっ、はうう…」
どういう?…、
ついさっきまで司直の手に委ねられて犯罪者のレッテルを貼られると戦々恐々としていたヘタレ中年は情けない声で聞き返したが、
はうっ、ああっ…、たまらん…。
半立ちの息子にまとわりつくネットリ温かい快感にだらしないバカ面をさらしていた。

文庫本の彼女 (10)につづく
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