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ろま中男の官能小説の作り方

ろま中男3 作品リスト ← 初めての方はこちらをご覧下さい。


今日も更新はありません。昨日に続いて裏話など。

カテゴリには45の作品が登録されています。ケータイからの読者はカテゴリが見えないと思いますが、作品リストにカテゴリに登録されているのと同じリンクがあります(ろま中男3 作品リストは目次と第1話のリンクなので、最新話から表示されるカテゴリよりも見やすいと思います)。

また『ろま中男劇場』の中には8作品があるので、全部で52作品になります。

そのうち完結しているのは2割程度です。どうしてそういうことになるのか、書きかけのまま途中でほっぽり出して、新しい作品をはじめることに不満を持っている読者は、きっと少なからずいると思います。

同じような官能小説をアップしている他の方で、こんな中途半端なコトをしているところは、私も見たことがありません(しかし他の官能小説ブログまたはサイトを見に行く機会があまりないので、この感想の根拠となる母数が小さすぎて信憑性が低いかもしれません)。

それでも毎日FC2カウンターで6千から1万、FC2アクセス解析で1万から1万5千ほどアクセスがある(最近は更新が滞っているので、この数字もだいぶ下がりました)ので、この中途半端なやり方も、ある程度読者に容認されている、とも思っています。

なんで途中で中断して他の話を始めてしまうのか、昨日それに少し触れましたが、ひとつは書き始めるときに全体のストーリーを考えてないからです。

そしてストーリーにつまった作品をダラダラ続けて書くより、その時に頭に浮かんだ自分が書きたいと思ったこと(自分で面白いと思ったこと)を別の作品で書いたほうが、読んでくれる人にもきっと喜んでもらえるだろうという気持ちがあります。

全体のストーリーを考えてない、ということが許されるのは官能小説のメリットです。小説は本来ストーリーのおもしろさで読まれるモノだと思いますが、官能小説はそれ以上にエロの比重が大きいので、極論するとストーリーがなくても成立します。

そしてプロットを最初に完成しておかない、という手法(と言えるかどうかわかりませんが)は、次に何が起こるかわからない、という書き手側にその場面場面で考える楽しみを与えてくれます。

実際の人生でも未来に何が起こるかわからない。それと同じような状況を小説という形にしていくのは、その小説世界を決定的に支配する、神のような存在になった心持ちでいい気分です(笑)。

プロットの完成を重視しない代わりに、登場人物のキャラ設定には出来るだけ注意を払っているつもりです。あらかじめ決められたストーリーのない、何が起こるかわからない小説世界でストーリーを決定するのは、登場人物の性格に委ねられている部分が大きいからです。

こういう状況になったら、こういう性格のキャラなら、こうするだろう、という理屈で話を組み立てていきます。それは生きていく上で誰もが普通にしていることです。その当たり前の理屈で話をくみ上げて行くことで、小説という作り物にリアルな空気が与えられる、と思っています。

ろま中男作品で登場人物が、実在する女優やタレントを容易に想像させる書き方をしていることが多いのは、登場人物のキャラ設定を考える手間が省けるからです。読者にその登場人物の性格をいちいち説明しなくても、理解してもらえるという利点もあります。

ただモデルとする女優やタレントの性格は、あくまでも作者が理解した(作者の妄想の中で作り上げられた)性格なので、読者の方には、あの女優やタレントはそんな性格じゃない、という反発を感じるかもしれません(それ以前に官能小説に自分のお気に入りの女優やタレントが登場させられること自体業腹だ、と感じる方もいるでしょうが、そういう方は申し訳ありませんが、読まないでください)。

なにより女優やタレントはドラマや映画で理想的な女性を演じているので、その魅力的なキャラをなぞっていくことで、ろま中男好みの官能小説が出来上がるというわけです(作者の筆力不足で「魅力的なキャラ」が表現し切れてない部分が多々あると思いますが、そこは笑って見逃してください、笑)。

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