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== セレブ女子有華 ==

セレブ女子有華 (2)奥村との出会い

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セレブ女子有華 目次

セレブ女子有華 (2)奥村との出会い

そんな有華に芽生えはじめた異常色情を見抜いて目を付けた男がいた。奥村という男は有華と同じ時間の電車に乗り合わせることが多く、有華が痴漢される場面に何度か出会っていた。

奥村は痴漢される有華の横顔に羞恥に耐える美少女のはじらいを見ただけでなく、性的な昂ぶりにもだえる好色な女の顔を見ていた。

奥村は変態だった。しかし並みの変態ではなく倒錯的性的嗜好プレイ愛好家だった。ありきたりな変態ではない奥村は有華に痴漢して直接接触しようという、低俗な考えはハナから頭になかった。

有華の素質を見抜いた奥村は美少女に芽生えた変態性欲を育てて、ペットにする野望を胸に秘めて近寄っていった。奥村のたくらみはアブノーマルな色欲の持ち主である有華が、変態プレイに悦びを感じて淫らな欲望に狂い、はしたないおねだりをする美しい淫乱なペットに仕立て上げることだった。

有華の通う高校を突き止めた奥村は、放課後の有華をストーカーして行動パターンを把握した。事前調査を充分なほどした奥村は行動開始を決意し、有華の帰り道にある公園で倒錯異常性欲を昂ぶらせて待っていた。

奥村は細マッチョなカラダに自信を持っていた。体の線を強調するハードゲイっぽいレザー衣装を着た異常性欲者がたくらんでいたことは、ワザとぶつかってワインが割れたから弁償しろと言うボトルマンまがいのお粗末なものだったが、世間知らずなお嬢様にはそれで充分だった。

「…、きゃっ」
はあ、…って、どうなってるんだろう…、きゃっ?…。
ファーストフードのカップを手にした奥村は、近寄ってくる有華を見て立ち上がった。すれ違いざまにわざと有華の前に立ちはだかると、ぼんやりとエッチな妄想をしていた有華はそのままぶつかってきた。

「あ、す、すいません、だ、大丈夫ですか?」
え、なに?…、あっ、ぶつかったんだ…。
奥村がぶつかってきたのだが、たくましい腕に抱きとめられた育ちのいいお嬢さんは反射的に謝っていた。

「ああ、だいじょうぶ…、でも、濡れてしまったな…」
奥村のモッコリした股間はジュースで濡れていた。もちろんワザと自分にかけたのだが思惑どおりに事がすすんで上機嫌のレザー衣装をまとった変態男は、こみ上げてくる卑猥な笑いをこらえると、困ったように腕の中の美少女を見つめた。

「え…、あ、すいません、拭きます」
ああっ、コレが男の人の匂い…、やだ…、有華、ナニ考えてるの…。
奥村の体臭を吸いこんで、成長途上のカラダを支えてくれるたくましい腕にエッチな妄想を逞しくした有華は、慌ててハンカチを取りだした。

「あ…、う、んくっ…、拭きますね…」
男の人の、あそこ…、やっ、エッチなこと、考えちゃダメ…、有華が、迷惑かけたんだから…。
濡れた箇所がちょうど男性器が収まっている場所だと気付いた有華は、ますます変態妄想を熱くして湿ったパンティが食い込んだあそこからいやらしい汁を垂らしたが、口に溜まったツバをコクンと飲み込むと覚悟を決めてハンカチを持つ手を伸ばした。

「パンツまで、濡れてしまったな」
頬を染めてモッコリふくらんだあそこにハンカチを当てるセレブ美少女に、変態色情をゾワゾワさせる奥村だったが、あくまでもすました態度で有華を追い込んでいく。

「あ、す、すいません…」
パンツ…、濡れて…、やだ、有華のコトじゃ、無いのに…。
衣服越しとはいえはじめて触れた男性のアレにカワイイパンティをいやらしい汁で汚した有華は、恥ずかしい事実を指摘された気がして本人がまだ自覚しないどMなメスの本能を泡立てていた。

「あの、ウチに来てもらえば…、お洗濯を…」
そうだ、ウチに来てもらえば…、や、ちがう、男を誘い込むなんて…。
思わず口走ったセリフで以前読んだレディスコミックのセリフを思い出した有華は、男を咥え込む淫乱女を自分に投影して戸惑っていた。

「いや、そこまでは…、どうもありがとう」
今日はこの辺で勘弁しといてやるか…、また、明日な、カワイコちゃん…。
とりあえず第一段階としては上出来だと心の裡でいやらしい笑いを浮かべた奥村は、紳士的な態度で立ち去った。

「あ、あの…」
え、行っちゃうの…、まだ、なのに…、はあっ、アレが、おちんちん…、やだ、有華、ナニ考えてるの…。
細マッチョな背中を見せて去っていく奥村のハードゲイなレザー衣装に多少違和感を覚えたが、それよりも服越しとはいえはじめて触れた男性自身に、有華の妄想はふくらんでいった。日が落ちてひんやりした風が太もものスキマを通り過ぎて、濡れたパンティを意識した有華は慌てていやらしい妄想を打ち消していた。

セレブ女子有華 (3)につづく
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== セレブ女子有華 ==

セレブ女子有華 (1)有華

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セレブ女子有華 (1)有華

ああんっ、はずかしい…、でも、わたしは、ああっ…、えっちで、淫乱な、女の子、なの…。

高校時代の制服を着た有華は、すでに数時間前に日が落ちて薄暗い静かな住宅街を歩きながら、チェックのヒダミニスカを悩ましげにたくし上げ、人通りのない往来でムッチリした下半身を晒して露出狂な興奮に湿った吐息を漏らしていた。

大事な部分をゆったり包み込むパンティは二重になった部分に恥ずかしいシミを作って、エッチな妄想にまみれた淫乱美少女の昂ぶりを示していた。


有華は超がつく一流企業の重役である父と、江戸幕府の旗本で元華族という家柄の母を持つセレブな家庭の一人娘だった。

小学校から高校まで名門女子校に通った有華は、思春期を経てカラダが女らしくなるに従ってセックスに興味を持ち始めた。

高校に入学する頃には胸がめだってふくらんできて、カラダ全体に丸みを帯びてきた。本人はそれを太ったと気にしていたようだが決してデブではなく、むしろやせているぐらいであり、健康的な色気を感じさせるカワイイ女の子に成長していた。

女子校は生徒はもちろん教師まで女ばかりで、奥手な有華に同年代の男の子と接する機会はなかった。エッチな知識はティーン雑誌やちょっとエッチな少女向けマンガなどから得た偏ったモノだった。

エッチな話をフランクに出来る女友達がいれば、いびつな性知識は修正されて昇華されたかも知れないが、友だちは有華を良家の真面目な優等生としか見ておらず、そんなまわりの期待を裏切るのが恐くて、有華はエッチな自分を心の奥に押し込めてますます変態性向を助長していた。

有り体に言えば有華は真面目な優等生の皮を被ったむっつりスケベ美少女だった

若さあふれる色気を漂わせる有華は電車通学でしばしば痴漢に遭ったが、そんな経験もいびつな性知識を持つ有華の特殊な性的傾向を助長した。

満員電車で痴漢される有華はそれを男性からの愛の告白のように感じていた。男好きする柔らかいお尻をまさぐられるセレブ美少女は知らん顔しながら、恋い焦がれる乙女のようにドキドキする鼓動を胸の奥に押し隠し、メスの昂ぶりに甘い吐息を漏らしていた。

制服のミニスカに入り込んだ手にパンティごとお尻を揉みくちゃにされた時などは、その大胆な行為を男の情熱的な告白のアピールだと受け取り、エロスの混じった胸が張り裂けそうな少女の恋心を熱く焦がした。

お尻を揉まれる刺激にアソコを濡らし、大胆な痴漢から優しい言葉をかけてくれるのを待っていた有華だったが、卑劣な痴漢は次の駅に着くとさっさと降りてしまった。

電車内だけの疑似恋愛に萌える有華は、痴漢がそっけなく降りてしまうたびにフラれて失恋したように落ち込んだが、放置プレイに似たその状況は有華の倒錯した変態性向を鍛えていた。

気持ちでは落ち込んでも若いカラダに火を付けられて収まりの付かない有華は、降りる駅まで女体の芯からこみ上げてくる欲情をマゾヒスティックにこらえて、電車から降りるとトイレに駆け込んでネットリ濡れたあそこをイジって、カラダの昂ぶりを収めていた。

セレブ女子有華 (2)につづく
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== はじめに ==

セレブ女子有華 目次

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セレブ女子有華 目次(11/06/28更新)
痴漢や強姦は刑法犯罪です。これはフィクションです。実在の人物団体と一切関わりありません。

内容:良家の子女有華は優等生で美少女。しかし彼女はゆがんだセックス願望を持っていた。ソレを嗅ぎつけた変態男に有華は翻弄される。

(1)有華 / (2)奥村との出会い / (3)お風呂で / (4)ナイトキャップ / (5)ひとりあそび / (6)第2ステージ開始 / (7)電車の中で / (8)初めての手触り / (9)乙女のピンチ? / (10)第2のストーカー / (11)路上羞恥プレイ / (12)公園の木立で / (13)通りすがりの名犬 / (14)指先で / (15)クラスメイト / (16)担任教師佐藤 / (17)同級生の誘惑 / (18)有紀の恋心 /

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以下続く

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== 美人秘書美沙希 ==

美人秘書美沙希 あとがき(脇役キャラについて)

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美人秘書美沙希 目次

美人秘書美沙希 あとがき(脇役キャラについて)

最後まで読んでくれてありがとうございます。

あふれ出すエロエロなリビドーを書きなぐったエロ文です。いったん中断してしばらく期間をおいてから最後まで書いたため(作者の作品はほとんどこのパターンで、中断することなく書かれた作品はまずありません、汗)、若干内容に食い違いがあるかもしれませんが、そこは笑って見逃してください(笑)。

そんなわけで前半はほぼ毎回エッチシーンがあります。今読み返すといくらなんでもヤリ過ぎで、美沙希というセクシーナイスバディ美人は真性セックス依存の色情異常者になっています(苦笑、犬に犯されて感じるシーンもあります)。

そんな若い女盛りの女体をもてあました妖艶な美女は、最後にはいかにも不似合いなしょぼくれたオッサンと結ばれます。

他の作品にも登場する千葉というキャラは純情ですがさえないダメ中年という設定になってます。

複数の同一キャラが複数の作品に登場するのはろま中男作品に共通することです。だからといってそれぞれの作品の関連しているかというと、そうとは限りません。

関連してない場合は、パラレルワールドだと理解してください。あのとき選択しなかった別の選択をしていたら、こういう世界になっていただろうということです。そもそも小説は厳密なドキュメンタリーでないかぎり現実社会とは別のパラレルワールドを描いている様なモノですし。

脇役キャラは複数の作品に登場する傾向が強く、『女子校生由貴』に初登場した佐藤というエロ教師は学園モノでは登場しない作品のほうが少ないと思います。脇役は部分的にしか描けない場合が多いので、その欲求不満を他の作品に登場させることで解消しています。

人は環境によって性格も変わってきますから、同一キャラでも作品によって若干違う印象になっているかもしれません。そこが人間という存在の不思議なところであり、作者が描きたいと思っている理解困難な人間の感情です(作者の筆力不足でちぐはぐに感じるかもしれませんが、そこは笑って見逃してください、汗)

千葉というキャラは『女子大生菜々子』に最初に登場させて、あとがきに作者の分身だと書きました。作者は千葉ほど純情ではありませんし、一途に女性を愛するような人間ではありませんが、正直な気持ちを投影している箇所は多々あります。

小説に登場するキャラは多かれ少なかれ作者の分身であることが多いので、取り立てて言うほどのことはないかも知れませんが、同じ中年であるこのキャラに思い入れがあります。何かというと情けなく泣きまくるオッサンですが、美沙希に対して恋い焦がれる高揚感や焦燥感、窮地に陥った時の絶望感など、千葉のいろんな気持ちを感じてもらえたらうれしいです。

そういうわけで(どういうワケで?)80話あたりから主役が美沙希から千葉に代わっていますが、『女子大生菜々子』では果たせなかったハッピーエンドになってますし、満足しています。

大震災から3ヶ月と1日目に
(1週間後に加筆修正)

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== 美人秘書美沙希 ==

美人秘書美沙希 (96)それからの二人

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美人秘書美沙希 (96)それからの二人

中年のオッサンと美人秘書は、周囲の評判を裏切ってその後も順調に交際を続けた。

お風呂でふいに後ろから嬲られた体験が忘れられない美沙希は、一緒に通勤する電車の中で甘いささやきでおねだりして、衆人環視の中で淫らな欲情に耽ることもあったが、女盛りの美沙希のワガママを純情なオッサンは広い心で受け止めていた。

結婚の許しを得るために美沙希の実家を訪れた千葉は、美沙希が予想した通りの対応を受けた。母は自慢の娘にはもっと条件のいい縁談がありそうだと残念がったが、すぐに千葉の人柄を知って二人の結婚を許してくれた。

自分と同じような歳のしょぼくれたオッサンを紹介された美沙希の父は、初めて訪れた千葉をとりつく島のない怒り満面で怒鳴り散らして拒絶した。ヘタレな半ベソでその場は引き下がった千葉だったが、美沙希との結婚は決してあきらめなかった。懸命に食らいついたオッサンの粘り腰と美沙希の親子の縁を切るという脅しに負けて、父は泣く泣く結婚を認めた。

妹の依沙紀の彼氏だったサトシは姉に手を出しただけでは飽きたらずに、他の女にチョッカイ出していたことがバレて、美沙希が結婚を認められたのとほぼ時期を同じくして、捨てられたのと同然に別れた。

40を過ぎても万年係長だった千葉は、社長の座を勝ち取ったボスの田嶋を美沙希から紹介されて大きな商談をまとめると、課長に昇進した。

それは一時の気の迷いとはいえ不適切な関係になってしまったコトを、美沙希がナニもなかったことにしてその後も変わらぬ態度で接してくれたことへの罪滅ぼしであり、口止めの意味でもあった。商談で何度も千葉と顔を合わせた田嶋は、あの美沙希を我がモノにした中年男にオスとして嫉妬を感じたりもしたが、有能なビジネスマンらしくフェアな態度で接していた。

結婚した二人の間には女の子と男の子が生まれた。美玖と名付けられた女の子は千葉によく似ていた。容姿に自信のないオッサンは娘の将来をはかなんで自らの遺伝子を恨んだりしたが、高校に入る頃にはファニーフェイスの明るくカワイイ女の子に成長し、チラホラする男友達の影にヤキモキすることになる。

ひとり息子の陽太は美沙希似のイケ面だった。赤ん坊の頃は授乳する美沙希の乳房に食らいつく息子に、千葉は密かにヤキモチを焼いたりした。両親の愛情を受けてすくすく育った陽太は、美沙希譲りの遺伝子のおかげで長じるに従って輝くような美男子ぶりを発揮したが、どうやらマザコンな面があったようで大学を出るまで親しい女性はいなかったらしい。

美沙希と出会うまで何の希望も持てなかったしょぼくれたオッサンは、幸せな家庭を持てた幸運はすべて美沙希のおかげだという気持ちをいつまでも忘れず、歳を重ねても輝くような美しさを保つ妻を生涯大切にした。

美人秘書美沙希 おわり

あとがき
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