ろま中男3 作品リストセレブ女子有華 目次セレブ女子有華 (4)ナイトキャップ
「あっ、あ…、あっ…」
んっ、あっ、いっ、いっちゃ、うっ…、あっ、いっ、ううっ…。
自分の年より古そうなしかしよく手入れされて年季の入った檜風呂の中で、若々しい女体の恥ずかしい場所をまさぐってよがる有華は、エクスタシーの予感に思わず高校生らしくない艶めかしい声を漏らしていた。
「お嬢様…、着替え、置いておきますね」
「ひへっ…、あ、はいっ」
脱衣所のハル子からイク寸前に声をかけられた有華は、あそこのスジをなぞっていた指を慌てて離して、鼻に抜けるようなマヌケな返事を返す。
「…、はあ…、ぶくぶく…」
やあんっ…、ハル子さん、ひょっとして、聞いてた?…。
頂点直前の熱く昂ぶった欲情に水をかけられた気がして興醒めな有華は、湯船に頭のてっぺんまで浸かって泡ブクを吹いていた。しかしおもわぬ疑似羞恥プレイに、まだ自身が意識しないどMな色欲が瑞々しい女体の芯でくすぶっていた。
ハル子が外で聞き耳を立てている気がして続きをする気にならない有華は、早々にお風呂から出た。しかしそんなセルフ放置プレイはまた女体の奥に潜むどMな昂ぶりを煽っていたが、気持ちはピュアな乙女の有華自身が意識するところではない。
パンツ…、汚れちゃうかな?…。
瑞々しい女体にまとわりつく水滴を拭き取った有華は、オマタに手を入れてあそこがネットリした汁気で潤んでいるのを確かめると、ハル子が置いていった下着を着けなかった。
はあっ…、なんか、あんっ…、スースーする…。
かすかに湯気を上げる湯上がりのカラダに寝間着の浴衣を羽織った有華は、薄暗い廊下をゾクゾクしながら自分の部屋に向かう。自分の家の中とはいえ下着無しで歩くのははじめてで、有華は親に隠れてお酒を口にするようなスリルを感じていた。
「お嬢様…」
「ひゃんっ、あっ、ハル子さん…、お、おやすみなさい」
いきなり声をかけられた有華はビックして腰を抜かしそうだったが、なんとか踏みとどまって恥ずかしいM字開脚せずに済んだ。
「…、ゆっくりお休みなさいませ…」
有華の様子にいつもと違う何かを感じたハル子だったが、それを問いただすこともなく戻っていった。
よかった、バレなかった…。
ハル子の背中を見送ってから浴衣のスソの乱れを直した有華はほっと息をついた。下着を着けないはした無い姿を意識した有華は、小さい頃から面倒を見てくれたハル子を裏切った気がしたが、そんな背徳感を無自覚に楽しんでいた。
「はあ…」
ああんっ、わかんない…。
有華は寝る前に明日の予習をしていたが、火照りが収まらない若いカラダの昂ぶりになにも頭に入ってこなかった。
いいや、ねちゃえっ…。
勉強が手に付かない有華はベッドに潜り込んでいた。
寝られない…、お酒…。
でもなんだかウズウズして眠れない有華は、こっそり部屋を抜け出すとリビングに向かった。
今日は、どれにしようかな…。
サイドボードに並んだ高そうなお酒のビンを眺めながらナイトキャップを物色する有華は、飲んだくれのオッサンのようにだらしなく笑っていた。
今日は、これかな…。
水差しのようなボトルが気に入って選んだのは『G&M オールドヴィンテージ グレンリヴェット 49年』だった。父のお気に入りの酒は半分ほど残っていた。
「はあ、いい匂い」
持ってきたマイグラスに琥珀色の液体をいつもより多めに注いだ有華は、花のような匂いにウットリしてカワイイ笑みを見せると口に含んだ。
「んっ、くうっ…、やっぱ、これ、おいしいっ」
ぐい呑みぐらいのウイスキーグラスを一気飲みした有華は、幸せそうな笑顔で頬をピンクの染める。最高級ウイスキーに舌鼓をうつ女子高生はすっかり油断して見えるが、親に隠れてする行為のスリルも同時に楽しんでいた。
おいしかった…、寝よ…。
未成年の飲酒という優等生に不似合いな不良行為をクリアしてとりあえず満足した有華は、父のお気に入りのボトルを慎重にサイドボードに戻すと、ドロボウ気分でドキドキしながら抜き足差し足で自分の部屋に向かった。
はふんっ…、ふにゅう…。
予習もまだ終わってないがアルコールが入っていい気分の有華はベッドに潜り込むと、そのままスヤスヤ寝てしまった。
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