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== セレブ女子有華 ==

セレブ女子有華 (3)お風呂で

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セレブ女子有華 目次

セレブ女子有華 (3)お風呂で

アレが…、男の人の…。
奥村と別れて家路をたどる有華は頭から振り払おうとしても、指先に残るあの感触が忘れられずにドキドキして頬を熱くしていた。

あ…、そういえば…。
それははじめてお酒の味を知った時の感覚にも似ていた。

…、にっがあ~い…、でも…。
まだ生理もない少女の頃、父が飲み残したグラスをちょっと舐めただけだったが、口の奥に広がる苦みを気持ちで拒否しながら、頬をぽおっと赤く染めてカラダが熱くなったあのときの感覚を、有華は思い出していた。

それ以来、有華は親に隠れてたびたび酒を口にしていた。といってもほんの舐める程度で、飲酒というより父や母に隠れてする大人の体験のスリルを楽しんでいた。

そして今日、奥村の淫らなたくらみで新しい体験をした。大人の男性の性器に触れる。緊張で口が乾いて胸の鼓動が早鐘のように高鳴る。そんなエロチックなスリルを覚えた有華は、親に言えない秘密がもう一つ出来た。

ホントに家まで、来てもらってたら…。
大げさすぎる門の横にある通用門を通った有華は母屋までの小径を歩きながら、風変わりなコスチュームに身を包んだ男性を家に連れてきたら、どうなっていただろうと想像してまたドキドキしていた。

「ただいま」
母屋は寄せ棟造りの洋風建築で、旧家独特のいつもの匂いを嗅いで奥村のことを一時忘れた有華が、母屋から張り出した玄関で靴を脱いでいると、
「お帰りなさいませ、お嬢様、遅かったですね」
お手伝いのハル子が迎えに出てくる。

「ただいま、ハル子さん、ちょっとね」
ハル子は母が子供の頃からこの家でお手伝いをしていて、有華が物心ついたときから面倒を見てもらっている。有華にとって外出がちな母よりもハル子のほうがよほど母親らしかった。

「気を付けてください、お嬢様…、外は物騒でございますから」
フリルの付いたエプロンを和服の上にしたハル子が心配そうに有華を見つめる。

物騒…、そんなんじゃ、なかった…。
ハル子の心配そうな顔を見ながら、自分がぼんやりしていたせいで奥村に迷惑をかけたと思っている有華は、ハル子の当を得たセリフをあえて無視した。

「ごちそうさま」
ハル子の作ってくれた晩ご飯を食べた有華は、お風呂に入った。

母の美華子は家にいるより友人とのつきあいを大事にする人でいつも帰りが遅く、有華の食事を作るのはたいていハル子だった。

「はあ…、あ、あんっ」
…、きもちいい…、あっ…、やだ…。
湯船に浸かった有華は若々しい女体をピンクに染めてツヤっぽい溜息を漏らす。柔らかいお湯をすくってスベスベした肌をさすっていた有華は、指先がピンと飛び出した乳首に触れてあえぎ声に似た声を漏らしていた。

「あ…」
あ…、胸が、ツンとしてる…。
高校に入った頃からふくらみだした胸は立派に育って、へたなグラビアアイドルなんかに負けない美巨乳だった。その大容量ゆえ普段は若干重心が下に寄っているが、今日はツンと上に突きあがって我ながらほれぼれするようなキレイな形を見せていた。

…、はあっ、あんっ…、んっ、ああっ…、だめえ…。
おっぱい星人がヨダレを垂らしそうなたっぷりプリンを下から支えた手が、張りのある弾力を柔らかく包み込む。無意識に乳房を愛撫した有華は切なげな表情を浮かべて、ピンクに染まった若い女体を湯船に漂わせていた。

「あっ、はっ、ああ…」
んっ…、あっ、だっ、あっ、ああっ…。
左手は相変わらず乳房を柔らかく愛撫していたが、右手は優しい曲線を描く瑞々しいカラダをなぞるように下に移動していった。わずかな茂みがお湯に揺れる股間に手が入り込む。お湯とは違うヌメリ気を帯びたあそこの亀裂に指が入り込んでクチュクチュと嬲り、お湯がピチャピチャと波を立てていた。

セレブ女子有華 (4)につづく
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