ろま中男3 作品リスト女子大生菜々子 目次女子大生菜々子 あとがき
多少強引でしたが、『女子大生菜々子』を終わらせました。読んでくれた方、ありがとうございます。
『交渉人涼子』『女子校生由貴』とおなじようにエロ小説を書き始めた頃の作品で、自分では三部作のつもりでしたが、2作品が光栄の『信長の野望』と『三国志』だとすれば、『女子大生菜々子』は『蒼き狼と白き牝鹿』で、2作品よりも落ちるのは否めません。
というのもエロ重視であまり登場時人物の心情を描かなかった、というかスロースターター?なので、登場人物に思い入れするのがずいぶん書き進んだあとという筆者の悪いクセがでました(思い入れするまえに終わらせたというのが正確かもしれません)。おかげで菜々子は何人もの男とやりまくる淫乱女のような扱いです。
しかし45話に登場する千葉はちょっと思い入れがあります。千葉は私の分身です。千葉ほどピュアではありませんが千葉には自分の気持ちを随分投影しました。そして菜々子を千葉とハッピーエンドにするつもりでしたが、そうなる前にストーリーをいったん閉じてしまいました。
しかし千葉との出会いで菜々子の気持ちは少し変わって、ダメ高校生の岡村と少しですが心を通わせます。その辺をうまく書けずに結局エロエロで終わってしまったのが残念です。
いちおう『女子大生菜々子(教育実習編)』を予告していますが、いつ書くかはわかりません。書かないかもしれません。
自ら身を引いた千葉を追って菜々子が風俗に身を堕とす話も考えましたが、それを書くには至りませんでした。そのアイデア(ありきたりですが)はまたどこかで使うかもしれません。
ひょっとして『女子大生菜々子(教育実習編)』が始まったら、また読んでやってください。
2009年8月8日 酒井法子が逮捕された夜
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