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短編 目次短編 (108)個室(2)
「はあ、はあ…」
かれこれ3時間も閉じ込められたエレベータで、しゃがみ込んだナマ太ももをムチムチパッツンさせた彼女は、素肌がムキ出しの肩を震わせてなんだか苦しそうだった。
「おい…、大丈夫か?…」
無視しようと思ったが、あんまり苦しそうなのでつい声をかけていた。
「いやだっ、触らないでっ」
力を入れて揃えたヒザに寄りかかるようにしゃがんだ彼女は、顔を上げてサラサラした髪を踊らせると、潤んだ目でにらみつける。
「わかったよ…」
…、あれ?…、日本語じゃねえか…、
噛みつかれそうな勢いに操作盤前の定位置に戻ったオレは、彼女が日本人だと気付いた。愛想のない女だが、同じ日本人だとわかるとなんだか親しみが湧いてくる。
「…、ハラでも、痛いのか?」
なんだよ、日本人かよ…、いいカラダ、しやがって…。
露出度の高い服装で瑞々しい女体を苦しそうに震わせる美人にスケベ心を起こしたオレは、お気楽に声をかけていた。
「来ないでっ、あっ…、ああ…」
顔をゆるませて近寄るオレに彼女は顔を上げてキッとなったが、愕然とした表情を見せると顔を伏せてブルブル震えた。
?…、湯気?…、
ハイヒールのかかとに乗せた大きめのお尻がかすかに震えて、
あ…、ションベン、しやがった…。
足元に出来た水溜まりが湯気を上げて段々大きくなっていった。
「や、やだあ…」
水溜まりの拡大が止まると、扇情的な服装の体をブルッと震わせた彼女はその場にへたり込んで、女の子座りで泣き始めた。
「…」
初めて…、見た…。
男と二人きりで閉じ込められた個室で、オシッコをお漏らしする若い美女というのを初めて見て、オレは可哀相とかよりも、ゾクゾクするような高揚感に襲われて腰のあたりがムズムズした。
「…、くせっ?…」
んっ?…、あ、オシッコか…
彼女はオシッコの上に座り込んで泣き続けていたが、ふいにオシッコ臭が鼻を突いた。最初それとわからずに思わず口に出してしまったが、すぐにオシッコの臭いだとわかった。
「やっ…、うわああっ…」
その声に涙で濡れた顔を上げた彼女は、キレイな顔を情けない感じにゆがめると、オシッコに濡れるのに床に顔を伏せて大声で泣き出した。
「…」
なんだよ…、
密封された個室にオシッコの匂いと大人の女が大声で泣く声が充満していた。最初は気詰まりで申し訳ない気持ちもあったが、
…、なんか…、
素肌ムキ出しの肩や開き気味に折り曲げてムッチリしたナマ太ももを見ている内に、徐々に変な気分になっていた。
ヤラシイ、な…。
股間にテントを作って膨らんだ息子が存在感を誇示し、息が荒くなって息苦しさを感じていた。
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