ろま中男3 作品リストみなしごルリイ パパと呼ばないで 目次みなしごルリイ パパと呼ばないで (4)一緒にお風呂
「あ…」
ああ…、スジが…、いっぱい、入ってる…、こんなの、初めてかも…。
超高級ホテルの超豪華スイーツルームで中年紳士豪徳寺と二人きりになったルリイは、紺ミニスカをナマ太ももの間に両手で押し込んだまま、夢心地でフカフカソファに身を委ねていた。
ルリイはテーブルに置かれた山盛りフルーツの高級そうなマスクメロンを見ていた。貧乏養護施設暮らしのルリイは、マスクメロンに昭和の子供のようなあこがれの眼差しを向けていた。
「デザートがまだたったね…、何かルームサービスを頼もう」
フルーツを「待て」と言われた飼い犬のようにジッと見つめるルリイがおかしくてかわいくて、豪徳寺は楽しそうに笑っていた。
「えっ、いいです…、それより、はやくお風呂、入りましょ」
しまった…、恥ずかしい…、いやしい子供だと思われた…。
食べ盛りの元気美少女は、おいしいモノに目がないコトを自覚していた。
愉快そうに笑う中年紳士から逃げるように顔を伏せたルリイは、恥ずかしさで頬をピンクに染め、さっさとお務めを済ませてしまおうと風呂に誘った。
「風呂?…、いっしょに?…」
中年紳士はそそくさと浴室に向かうセーラー服美少女を驚きの表情で見つめる。
「…、背中、流してあげる」
あれ、照れてるの?…、エッチオジサン、カワイイ…。
ここまで来て尻込みするカマトトエロ中年に、ちょっとだけ自信回復した上目線のエンコー美少女は、娼婦のような笑みを浮かべ、しなやかな指先でオスの欲情を誘っていた。
「背中?…、あ、ああっ…」
女子高生らしからぬ妖艶さを漂わせるルリイに目を見張る中年だったが、カワイイルリイに背中を流してもらう感激でうれしそうに細めた目を潤ませていた。
「豪徳寺さん、はやく、脱いでっ」
やだ、また泣いてる…、感激性な、エッチおじさん…。
またも涙を見せた中年に、自分がモテモテエンコーアイドルと勘違いしてうぬぼれた天然美少女は、後ろにまわって背広を脱がせた。
「ああ…、ありがとう、自分で、脱ぐよ」
感極まったのか中年紳士は背広を預かって丁寧に畳むルリイに、泣き笑いに表情をくずしていた。
「そう、じゃあ、私も」
そんなに、うれしいの?…、オジサン、やさしくしてあげるね…。
金持ちでいい年をした大人がたかが小娘のパートタイムラバーにこうまで感動する様子に、ルリイも心を動かされていた。
ちょっと前まで警戒心ムキ出しだった勘違い娘は、優しい気持ちでセーラー服を脱ぎだした。
「…、おおきくなった…」
何の恥じらいもなく服を脱ぎはじめた美少女をしばし呆然として見つめていた豪徳寺は、ブラが外されて形のいい乳房がプルンと現れると、我知らず感嘆の声を上げた。
「や…、あんまり見ないで…、恥ずかしい…」
スゴイ見てる…、まあ、おっきい方かもしれないけど…。
潤んだ目で見開いて見つめる豪徳寺のよくわからない迫力に、ルリイは顔を熱くして両腕でたわわな乳房を隠しながらうつむいた。
やだ、ああん、変な気持ち…。
スケベおやじたちに若くて瑞々しいカラダを数え切れないほど弄ばれてきたルリイだったが、こんな気持ちになったのは初めてだった。
胸の新鮮な素肌に突き刺さる中年の視線に女のサガを熱くしたルリイは、なんだかカラダがフワフワして胸がドキドキしていい気持ちだった。
「さ、脱がせてあげるっ、はいっ、早く、すわって」
やだ、はずかしいよお…、もう、ちゃっちゃっと済ますしかないっ…。
いい気分でほわんとしたルリイはその場でへたり込んでしまいそうな気がした。
寄りかかってしまいそうな気持ちをお務めの使命感で奮い立たせたエンコー美少女は、豪徳寺を手際よくハダカにすると、浴室に誘った。
「あ、ああ…、悪いね」
強引に浴室に押し込まれた中年は、スベスベとした若い肌との接触にまんざらでもなさそうな笑いを浮かべ、言われるままに腰を下ろして背中を向けた。
「あ…」
おっきい、背中…、お父さんって、こんな、なのかな…。
ボディソープをスポンジにたっぷりかけたルリイは、中年紳士の広くてたくましい背中を見つめていた。
「キレイに、するね…」
ちがう…、この人は、お客さん…、お父さんじゃないのよ…。
ファザコンのエンコー美少女は優しい中年紳士に父親の幻想を浮かべていたが、お務めだと自分に言い聞かせてフワフワした妄想を追い払うと、目を潤ませている自分に気付かずに張りのある大きめの胸を上下にプルプル揺らしながら、一生懸命スポンジで背中をこすっていた。
みなしごルリイ パパと呼ばないで (5)につづくブログランキング ケータイの方はこちらから1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)