ろま中男3 作品リスト ← 初めての方はこちらをご覧下さい。
胸膜炎がひどいです。今日の『隣の奥さん 奈津実』は休ませてください。
火曜日水曜日と検査入院して胸水穿刺しました。赤い液体が出ました。いま病理?で検査中です。要するにまだ治療の段階に至っていません。痛くて辛いです(悲笑)。
空調の効いた温かい部屋にいれば、多少咳き込んでもナイフで切られるような痛みで済むのですが、10度以下の外気でカラダが冷やされた時に、ついうっかり咳をすると
「ゴキッ」とか「ボキッ」「ブチン」などと脇腹で音がして、塗炭の苦しみを味わいます(悲笑)。
三種類とも経験しました(悲笑)。いま現在、肋骨が何本か折れているかもしれません。医者に処方されたロキソニン錠剤を飲んで、ロキソニン入りのシップを貼っているのですが、ほとんど沈痛効果を感じません。
晩年脊椎カリエスで苦しんだ正岡子規も、こんな感じだったのだろうかなどと考えたりします。
写実主義で俳句短歌の中興の祖となった子規になぞらえるのは、不遜でしかありませんが、ひとり咳をして苦しみもだえる寂寞にちょっとだけ慰めになったりします。
正岡子規は本名の升(のぼる:幼名)からベースボールを(のぼーる→野ボール→)野球と名付けたとする説があるくらいで、子規はペンネーム(雅号)です(子規は150もの雅号を持っていたそうです)。
そして「子規」はホトトギスの異名であり、結核で血を吐く自分を自嘲気味に「啼いて血を吐くホトトギス」と表したようです。ホトトギスはクチバシの中が赤いので、鳴いたときに血を吐いたように見えるということからきています。
「啼いて血を吐く」などという物騒なフレーズに興味を持って調べたことがあります。ホトトギスが血を吐くほど「八千八声」も鳴かなければならないワケは、悲しい民話にルーツがあるのですが、興味のある人は「ホトトギスの兄弟 弟恋しい」などで検索してください。
結核の闘病生活に苦しんでいても子規は健啖だったそうで、超メタボの私も食欲だけは全く衰えず、その点でも共通していると思っています(笑、ただしあまりうまいモノは食ってませんが…)。
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