ろま中男3 作品リスト魔法のスティック 目次魔法のスティック (23)脇役キャラの登退場
はあっ…、スベスベ、ブルンッ、タップタプだよおっ…、きもち、ええっ…。
帰りの混んだ電車内で変態高校生は、奴隷に貶めた担任教師のブラを外して手の平に余るナマ乳をまさぐり、その気持ちいい感触にだらしないバカ面をさらしていた。
「(くっ…、だ…、だめ…、んう…、見られ、ちゃ、う…)」
エロ生徒に弄ばれるどM美人教師は両手でギュッとジャケットの前合わせを押さえていたが、半球型の乳房をグニグニと揉み砕かれて、勃起した乳首を指のマタでコリコリと嬲られ、ノドにこみ上げてくるいやらしいあえぎ声を懸命にこらえていた。
「おや、佐倉先生じゃないですかっ」
ちちくり合う担任教師と変態生徒がケダモノじみた快楽を貪っていると、突然野太い声が美代を呼んだ。
「えっ、あっ、大山先生…」
その声に慌てて前合わせとギュッと押さえて振り返った美代は、体育教師大山のジャージ姿を見た。
40絡みの中年体育教師は職員室で美代に用もないのににやけたスケベ面で話しかけてくる。口には出せないが、そうして仕事のジャマをする大山を美代は正直鬱陶しがっていた。
この日美代より早く学校を出た大山は、駅前の繁華街でサカリのついたゴリラのようにうろついていた。しかし若い女性から怯えた視線を向けられるばかりで不愉快なので、何をするでもなく帰ることにした。しかし電車で偶然美代を見つけて動物的なエロ衝動を沸騰させていた。
「偶然ですね、そうだ、晩ご飯まだでしょ、どこか行きませんか?」
混んだ電車で美代の後ろに忍び寄った体育教師は、モッコリジャージの股間を美代のお尻に押しつけていた。自慢の息子を押し返してくる柔らかい弾力に、エロゴリラはゴツイ顔をだらしなく緩めていた。
この…、変態筋肉教師が…
モリオは自分を無視してヤニ下がる筋肉教師が美代に気があることは先刻承知していた。そして美代に後ろから密着する筋肉教師の股間がどうなっているか、同じ変態として容易に想像がついてまた不機嫌になっていた。
「いえ、あの…、困ります…」
がさつなマッチョの登場でナマ温かい淫らな気分が吹き飛んだ美代は、ヨダレを垂らさんばかりの分厚い唇が迫ってくるのに怖じ気を震っていたが、かろうじて聞こえるくらいのか細い声で断った。
「そういわずに、同じ学校の教師同士で、熱く教育論でも語りませんか?」
断られるのはいつものことなので大山は全くめげない。モッコリジャージをタイトスカートのお尻にすりつける気持ち良さに不気味に顔をゆがめる変態教師は、美代のサラサラした髪から漂ういい匂いに鼻をくすぐられて上機嫌だった。
何が教育論だ、オマエが考えるのは、今日イク、ってコトだろっ…。
変態同士大山の考えていることなど手を取るようにわかるモリオは、もっともらしい言いぐさに心の中で悪態をついていた。
オレの美代ちゃんに、スケベなことしやがって、ゆるせんっ…。
怖じける美代の困り顔にどSな昂ぶりをそそられたモリオだったが、スケベな魂胆丸出しのだらしない顔に怒りをこみ上げていた。
成敗してくれるっ…。
いきなりキレた変態高校生は時計を確認してから、大きめな胸に頭をすりつけるようにしてしゃがむと、タイトスカートをズリ上げてオマタに腕を突っ込んだ。
「えっ…」
「げぐえっ…」
ノーパンのオマタにすりつけられる腕に美代が戸惑った声を漏らした次の瞬間、ガマガエルが挽きつぶされたような声がして大山がうずくまった。独占欲ムキ出しのキレた変態高校生は美人教師のオマタを素通りして、変態筋肉教師のモッコリジャージに思いっきりグーパンチを食らわせていた。
「ほら、美代ちゃん…」
「えっ、きゃっ」
モリオの計算通りすぐに電車は次の駅に到着してドアが開いた。状況が飲み込めずに不気味なうめき声に怯える美代の手を掴んだモリオは、急所を潰された断末魔の苦しみにもだえる大山を置き去りにしてホームに飛び降りた。
「…、モリくん、ありがとう…、大山先生…、いつも、しつこくて…」
凶暴な野獣を遠巻きにするような乗客たちの真ん中に床で苦しそうにもだえる筋肉教師が、閉じていくドアの向こうに消えるのを無表情に見ていたモリオに、やっと何があったのか理解出来た美代が、ジャケットの前合わせを押えた胸をすりつけるように寄り添っていた。
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