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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (190) テレパシー

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女子校生由貴 (190) テレパシー

いつもの場所についた由貴はタダシを待っていた。

これまでならタダシからスカートめくって見せろと言われるかもしれない、とドキドキしながらタダシがくるのを待つ由貴だったが、今日は何となく胸騒ぎがしてココでじっと待っていることが不安になった。
駅に、行こう、…。
駅で待っている方が確実だと思いついた由貴は、いてもたってもいられない気持ちで自転車にまたがった。
「えいっ、うんしょっ…」
大きく足を振り上げてまた天然にパンチラしてしまった由貴だったが、そんなことはかまわずに駅へとペダルを一生懸命こいだ。朝早い春風は由貴のプニュプニュした頬を冷たくなでていった。

駐輪場に着いた由貴は息を弾ませながら自転車を置くと、タダシの自転車を探した。
先に、行っちゃったの?…。
自転車は昨日と同じ場所に止まっていた。
でも、同じ場所、…。
タダシがこんな早い時間に学校に行くとは思えないし、昨日からこの場所に止まっていると考えるのが普通だと思った。
昨日、帰ってないんだ、…。
成績優秀で賢い由貴はすぐに真実に突き当たった。

タダシの父が言ったように誰かの所に遊びに行ったままで、昨日は家に帰ってないのだと思った。自分じゃない誰かとタダシがお泊まりしたという事実は由貴を落ち込ませたが、
でも、男の子の友達かも、…。
エリや洋子の顔が浮かんでくるのをムリヤリ打ち消した由貴は、自分を元気づけて駅のホームに向かった。
改札で待ってる、かも、…。
ミニスカのスソを揺らして階段を上がる由貴は希望的観測で自分を励ましたが、改札の前でタダシが待っているのではないかというはかない希望はあっさり打ち消されて、由貴は重い足取りでホームに向う階段を下りていった。
ホームで待ってくれてる?…。
階段を下りてホームに立った由貴は、一縷の望みにかけてタダシの姿を探したがやはり見つからなかった。ガックリと肩を落とした由貴の前に電車が滑り込んできた。

…、ご主人様は、電車に乗って、由貴に会いに来る、…。
電車の巻き起こす風でミニスカをまくり上げられそうになった由貴は、両手でスカートのスソを押さえながら、その時ひらめいた想いを確信した。コレまでも由貴はタダシの考えていることが分かる気がしたが、このときの想いはテレパシーに近かった。
由貴、待ってろよ、…。
ちょうどこの瞬間、タダシはエリのアパートを出て駅に向かってズンズン歩いていた。
うん、由貴、待ってるから、…。
頭の中でタダシの声がした気がして由貴の暗い表情はパッと明るくなった。ニコニコしてホームに立つ美少女を、電車から降りたオジサンがチラ見して通り過ぎていった。

すっかり元気を取り戻した由貴は、ナマ足をまだ寒い朝の春風にさらしてホームに立っていたが、なんだかウキウキして体もポカポカして寒いとは思わなかった。

何本か電車が来て由貴の前に止まっては通り過ぎていった。由貴は降りた乗客の中にタダシを探したが、見つからなかった。そのたびに由貴はチョット落ち込んだが、
きっと、ご主人様は来る、…。
ひらめきを信じ込んだ由貴は次の電車を待ってドキドキしていた。

また電車が来るのが見えた。
これだ、…。
由貴はコレにタダシが乗っていると確信すると、懸命に車窓の中を見つめた。
いたっ、…。
目の前を通り過ぎた車両にタダシはいた。ドアの窓の向こうにタダシの後ろ姿を認めた由貴はそのドアを追って走り出した。後ろの車両に乗っているのを見逃さないようにホームの後ろ側にいた由貴は、どんどん進んでいく車両を追ってミニスカのスソを乱しながらパタパタ走った。

あ、ご主人様だっ、…。
やっと電車が止まってドアが開くとタダシが降りてくるのが見えた。
「ご主…」
ニコニコしながらタダシに駆け寄ってそこまで言いかけた由貴は、後ろについて降りてきたエリを見つけて
「…タダシ君、おはよう」
あわてて言い直すと大げさに頭を下げた。その勢いでまたミニスカがまくれ上がってパンティが見えそうになっていた。顔を上げた由貴はタダシに寄り添うようなエリを見つめながら、笑顔の消えた顔で挨拶をした。

エリ先生と、一緒だったんだ…、昨日から?…。
挨拶を返したエリに背を向けてタダシの横顔を見つめた由貴は、タダシが横目で自分をチラ見した表情に、後ろめたさのような感情が交じっているのを敏感に感じ取った。
一緒だったんだ、…。
やっとタダシに逢えて浮きたった気分はすっかりしぼんでいた。昨日一夜をエリと一緒に過ごしたタダシに怒りを感じた。しかしそれをタダシに言える由貴ではなく
…、きっと、先生が誘惑したんだ、…。
その怒りをエリに向けていた。

タダシの横に立ってじっと見つめる由貴は凛とした表情を朝日に照らされていた。タダシの裏切りを後ろにいるエリに転嫁して、陽炎のような怒りのオーラを漂わせていた。

女子校生由貴 (191) につづく
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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (189) あわただしい朝

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女子校生由貴 (189) あわただしい朝

「うきゅ…、きゃうう、う…、うきゃあっ」
窓から差す明るい光に目を覚ました由貴は、ゆでタマゴのような双臀を突きだしてベッドに顔を埋める自分の姿に、慌ててパンティを引き上げた。

あのまま、寝ちゃったんだ、恥ずかしい、…。
後ろのアナでタダシに愛してもらうための練習をしているウチに、はしたない格好のまま寝てしまったことに気づいた由貴は、我ながら天然なおバカっぷりに真っ赤になった。恥ずかしさでしばらく体育座りした自分の幼い女体を抱きしめていた。

「あっ…、はうう…」
ベッドに沈み込んだお尻の中心がジンジンする気がして、立ち上がった由貴はロンTに手を入れて恥ずかしそうにパンティを脱いだ。姿見にお尻を突き出して両手で尻タブを広げると、中心部の菊の文様をのぞき込んだ。
うきゅう、はううっ…、はあ…、よかった、変じゃない、…。
おかしな格好で体をよじってなんとかお尻の状態を見て、異常がないことを確認した由貴は安心したため息をついた。タダシにかまって欲しいとはいえ、自分でアナを拡張しようとした由貴は、そこが変なことになってないか心配だった。

「はあ…」
そのアナの向こうにタンポンのひもを見た由貴は、憂鬱そうなため息を漏らすと時計を見てまだ余裕があることを確認し、ノーパンのままロンTをズリ下げると巾着袋を持ってお風呂場に向かった。
「あら、由貴、早いわね…」
階下に降りると、昨日の由貴の事件を知られたくない浩太朗が、ごまかそうとしたご機嫌取りを素直に喜んだ八重子の機嫌良さそうな声がした。
「シャワー、浴びるね…」
昨晩の夫婦生活があったかどうかなど、全く関知しない由貴はお風呂場に駆け込んだ。
「おはようくらい、いいなさい…」
あたふたする娘に苦笑した八重子は、キッチンに戻ると鼻歌を歌いながら朝餉の支度を続けた。

「はうう、ううう…」
ロンTをまくり上げて広げた足の間をのぞき込んだ由貴はタンポンのひもを引くと、ふくらんだタンポンが生理で敏感になったナカの粘膜にこすれる感じに、メスの部分を煽られて切なそうに声を漏らした。
「…」
抜き取ったそれを指先でつまんでブラブラさせた由貴は寄り目になって見つめた。真っ赤にそまったそれを見慣れた由貴は、慣れた手つきで新品のそれを取りだした袋に入れると
「あう、うきゅう…、はあっ…、きゃっ、いやんっ」
あそこをコットンで拭いて嬌声に近い声を漏らすと、同時にタダシのアレが入ってくるのを妄想して、浮きたった声を上げていた。

「いそがなきゃ…」
エッチな妄想に入り込みそうになる気持ちを振り払った由貴は、ロンTを脱いでスッパになるとお風呂場に入って髪を濡らさないようにシャワーを浴びた。
「はあ…、あうう…」
大きめの胸に手を当てた由貴はドキドキする鼓動を意識しながら、体にまとわりつくけだるさをシャワーの滴といっしょに流した。お尻のワレメに手を入れた由貴はオロナインのぬめり気を流し去ると
ご主人様、優しくしてね、…。
昨日の練習を思い浮かべながら、タダシに後ろから愛してもらう妄想を浮かべた。
「だめ、早くしなきゃ…」
エッチな世界に入り込みそうな意識を何とか引き戻した由貴は、あそこをキレイにすると風呂場から出た。

「あんっ、はあっ…」
水をはじくツルツルした赤ちゃんのような地肌をバスタオルで拭き取った由貴は、新品のタンポンを押し込んだ。自分で何か入れる行為はたとえタンポンでも慣れない、と由貴はまたため息をついたが、すぐにパンティをはいてバスタオルを羽織っただけで風呂場から出た。
「きゃうっ、…おとうさんっ、おはよう」
風呂場の前で歯磨きに来た浩太朗と鉢合わせした由貴は、大きな目で浩太朗の寝起きの顔を見つめたが、真っ赤になってバスタオルに隠れた胸がはだけないように両手で抱きしめると、足早に階段を駆け上がった。
「おおっ…、由貴…、おはよう」
成長した娘のセミヌードを目撃してしまった父は、すでに姿を消した娘がいたはずの場所に声をかけると、しばらくその場に立ち尽くしていた。

やばかったあっ、…。
もう少し遅かったら浩太朗にタンポンを入れているはしたない姿を目撃されたかもしれない、と思った由貴はうかつな自分の行動を反省しながら、ブラを付けて張り気味の乳房を押し込んでいた。
いそがなきゃ、…。
タダシに逢いたい気持ちですぐに浩太朗のことを忘れた由貴は、セーラー服を着るとベッドに腰掛け、前屈みになって紺ソックスをはいた。
「…、いってきます」
カバンの中身を確認してから、まだけなげに桜の花を付けた小枝に挨拶して部屋を出た由貴は、アタフタと階下に降りた。

「おかあさん、お弁当つくるから…」
「用意してますよ…」
キッチンに入ってきた由貴の声に八重子はテーブルに並べた弁当箱に目を向けた。最初は全部自分で作ろうとした由貴だったが、卵焼きかウィンナーを自分で焼く程度であとは八重子が作ったおかずとごはんを詰め込んでいた。
「これ、由貴が作ったお弁当、だよね…」
八重子が作ったに等しい弁当だというなんとなく後ろ暗い気持ちのある由貴は、弁当箱のフタをする前に必ずそう言って
「そうよ…」
八重子にそう言ってもらい、安心したように笑った。

「…早くごはん食べちゃいなさい」
八重子に言われて朝ご飯を急いで食べ出した由貴は
「こふっ、う、うう…、はあ…」
ごはんを喉につまらせて、慌ててお茶で飲み込むとため息を漏らした。
「急いで食べるから…、まだ大丈夫でしょ」
シャワーを浴びたとはいえいつもより早い時間なのに焦る由貴に、八重子が苦笑しながら声をかけると
「うんっ、ちょっとね…」
少しでも早くタダシに逢いたい由貴は、急いでごはんを食べきった。

「行ってきます…」
もうすぐご主人様に会える、…。
浮きたった気持ちで自転車のペダルをこぐ由貴だったが、昨日の晩タダシのお父さんから聞いた、タダシがどこかに出掛けていたことが心の隅に引っかかっていた。

女子校生由貴 (190) につづく
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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (188) 本妻と愛人

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女子校生由貴 (188) 本妻と愛人

「ご主人様、…」
タダシの股間にすがりついてキレイに後始末したエリは、時間を意識して声をかけた。

「どうだ、おいしかっただろ」
美人教師の調教結果に満足げなタダシは優越感のにじんだ目で、不安げに潤んだ大きな目を向けるエリを見おろしていた。
「はい…、あの…、急がないと、学校に…」
加虐心の混じった目にM女の本性を熱くしたエリだったが、学校に遅刻するわけに行かないのでおずおずと言い出すと
「そうだな、早く準備しろよ…、服、選んでやるから、化粧しとけ」
エリの魅惑的な裸体に舌なめずりしたタダシにエリは被虐心を昂ぶらせたが、ハダカエプロンのままいつものナチュラルメイクを始めた。その後ろではクローゼットをのぞき込んだタダシが衣装を物色していた。

「これ、はけ」
タダシが投げ出した下着を見ると純白のブラとパンティだった。エリが持っている下着のほとんどは教師らしいまじめな下着だが
勝負下着を見つけられるかも、…。
エッチな気持ちの混じったドキドキでそわそわしていたエリは、清純そうな下着を意外そうに見た。
「はやくしろ…」
教師らしいコンサバなスカートスーツを投げ出して、学生服を着始めたタダシに急かされたエリは
「はい、ただいま…」
てっきりエッチな衣装を強制されると思っていたのに肩すかしを食らって意外な気がしたが、タダシに背を向けて清純に見えそうなパンティに足を通した。

「バカ野郎っ、ご主人様にケツをむけるとは…」
「ひっ、…ご、ごめん、なさい」
パンティをはこうとかがんだエリはむき出しのお尻にキツイお仕置きを受け、不意打ちに動転して情けない声を漏らした。
「早くしろよ…」
濃厚な一発をはきだしたせいか、それ以上のお仕置きをやめたタダシがにらんでいるので
「はい…」
マゾの本性に火を付けられたエリは心のどこかで物足りなさを感じながら、急いでパンティとブラを身につけスーツの袖に手を通すと、無意識だったがタダシを誘うようにお尻を振りながら、スリットのはいった膝上丈のタイトスカートをズリ上げた。

「いくぞ…」
教師らしいスーツ姿を決めたエリが何か言って欲しそうに見ていたが、タダシは靴をはき始めた。
「まって…」
ドアを開けようとするタダシを制したエリはノゾキ穴から外の様子をうかがうと
「どうぞ…」
誰もいないことを確認してタダシを促した。エリに指示されることがシャクに障ったが、それよりも早く出たかったタダシは黙って外に出た。エリも慌ててハイヒールを履くとタダシの後を追った。

「あの…」
駅までの短い道のりをズンズン歩いていくタダシにエリがおずおずと声をかけると
「なんだ…」
タダシがめんどうくさそうに振り返った。
「…外では、先生と生徒で…、お願いします、それから…、絶対に、秘密にして…、ください」
タダシの威圧的な視線にマゾ気を刺激されてゾクゾクしたエリは、奴隷の分際でする僭越な提案を意識して恐縮して頭を下げた。スーツの胸元からのぞく豊かな谷間が揺れるのを見たタダシは
「…ああ、いいぞ」
横柄に言うとすぐに歩き出した。
「…、はあ…、あんっ」
てっきり怒鳴りつけられると思って、マゾ女の本性はそれを期待していたがあっさりしたタダシにまた物足りなさを感じた。タダシは特に意識していたわけではないが放置プレイ状態のエリは清純そうな純白パンティに恥ずかしいシミを作っていた。

すぐに駅についてタダシはちょうど来た電車に乗った。エリも慌てて後に続いた。各駅停車の電車は朝のラッシュ時でも余裕があった。向こうを向いたままのタダシに、エリは電車の揺れにあわせて、スーツを張り詰めた胸を時々タダシの背中に押しつけていたが、タダシは知らん顔していた。
「…」
マゾ気で熱くした女体が納まらないエリはタダシの淡白な態度が不満だったが、柔らかい胸を背中に押しつける以上の積極的なことはできなかった。
はっ、…。
急に振り返ったタダシにエリはドキドキしてエッチな気持ちを沸き立てたが、すぐに駅到着のアナウンスがして止まった電車のドアが開くとタダシがおりた。
なんで、降りるの?…。
エリも物欲しそうな視線をタダシに向けながら電車から降りた。

タダシが電車から降りた理由はすぐに分かった。ホームで待っていた由貴がタダシを見つけてパタパタと駆け寄ってくるのが見えた。
「ご主…、タダシ君…、おはよう」
いつもの場所でタダシに逢えなかった由貴は、やっと逢うことができてうれしそうにご主人様と言いかけたが、エリを認めると慌てて言い直して丁寧に頭を下げた。
「エリ先生…、おはようございます」
…、一緒だったんだ、…。
まっすぐにエリを見つめた由貴は固い表情で挨拶した。

「由貴ちゃん、おはよう…」
どうしよう、…、おちつくのよ、エリ…、わたしは、先生、なのよ、…。
敵愾心のオーラを発散する由貴に、後ろめたさを感じたエリは不自然にならない程度に眼を細めて、法令線にエクボのできた笑顔を作ったが、とても由貴の顔が見られなかった。

タダシとエリの間に割り込んだ由貴はタダシに目を向けながら、エリに向けた背中に挑戦的な空気を漂わせていた。しばらくして気持ちが落ち着いたエリも、タダシが急いだ理由が駅で由貴と逢うためだと気づくと、ジェラシーのこもった目で由貴を見つめていた。

女子校生由貴 (189) につづく
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