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今日も咳をすると腹部がナイフで切られたように痛いです。昨日書いた通り、K里大学病院で検査してもらって来ました。
S中央病院では一泊入院して仰々しく行った胸水穿刺ですが、K里大学病院は行ったその日にすぐにやってくれました。地域の中核病院であるK里大学病院では、
胸水穿刺程度の施術はさほど高度な医療レベルではないということでしょう。
感心したのは胸水穿刺が単に胸水の検査だけでなく、肺に溜まった水を極力減らすことで呼吸困難を少しでも改善するため、と担当医が言っていた事です。
S中央病院ではそんな視点をほとんど感じることがなく、患者本位の姿勢が見られなかったのと非常に対照的でした。
ただ若干針を刺した位置が高かったせいで、採取できたのは100cc程度でしたが…(担当医談、苦笑)。
採取した胸水がしばらく目の前に置いてあったので眺めていたのですが、
ニチレイアセ○ラドリンクと全く同じ色で、かすかに滲んだ感じの透明感のある赤色でした。
肺に針を刺した後、2、30分安静にするように言われ、総合内科外来の処置室のベッドでおとなしく寝ていました。カーテン越しに隣のベッドで別の先生が
「心筋拡張症…」などと話しているのが聞こえて来ました。
「心筋拡張症」は例のドラマ(映画)で有名になったバチスタ手術適用の心臓病ですが、そんな単語が当たり前のように出てくるK里大学病院は、さすが医療の最前線という印象でした。
他にも「70代女性…、肺にほぼいっぱい水が溜まって呼吸困難…、ベッドから起きることが出来ない…、酸素×リットル…」と聞こえて来て、自分なんかまだまだたいしたことないと感じたとともに、
一昔前ならきっと存命出来ないそんな老人も延命させる現代医療に畏怖さえ感じました(その老人にとって、延命することが幸せなのかも考えさせられました)。
K里大学には、他にも東病院というところもあって、そこに通院した時期もあったのですが、本院?のK里大学病院はレントゲン検査など順路もスムーズで
「さすが…」という印象でした(といっても外来患者はかなり多いので、それなりに待たされるのですが…)。
ただしS中央病院でそれなりの検査をし、紹介状にかなり詳細な病状が報告されていたからスムーズだった、というのもあると思います。
それにK里大学病院のような中核病院は、まずかかりつけ病院の紹介が前提であり、いきなり行って初診を受けることはしたくないようです(その場合は3150円程度の初診料?が必要になると説明にありました)。
200床以上のベッドがある大病院はそういう決まりになっているようで、1月に診てもらった大井町のT芝病院も紹介状が前提でした。
最後の会計も一泊したS中央病院の入院費用と大して変わらず、ここでも
「さすが…」と感じました(苦笑、初診でそれなりの検査や施術を受けたからですが…)。
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