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== 千人斬りのチヒロ ==

千人斬りのチヒロ (25)警察の裏習慣

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千人斬りのチヒロ 目次

千人斬りのチヒロ (25)警察の裏習慣

「じゃあ、面通ししますから、こっちに来て下さい」
交通課のミニスカポリスに囲まれてしばらく休憩したチヒロと静流は、夏美に案内されて取調室の隣の部屋に通された。

「あれ?…あっ、雪乃先輩…」
薄暗い部屋には隣の取調室がマジックミラーを通して見えたが、誰もいなかった。夏美は不思議そうにしていたが、はたと気付くといったん外に出て取調室をのぞいた。

「あっ、ああっ、まだっ、ああんっ、まだよっ」
誰もいないと思った取調室の床に痴漢の一人が仰向けになって、その上に雪乃がまたがっていた。
「だめよっ、まだ、許さないからっ」
似合わないセーラー服のミニスカから艶めかしく太ももを広げたスリム美女は、ツヤツヤした顔色を見せて犯人の上で妖しく腰を振っていた。キレイな球体を見せるお尻のワレメの奥に、愛液に濡れた肉棒が出入りするのが見える。

「す、すいません、もう二度と、しませんから…、ゆ、許して、下さい…」
精を搾り取られた犯人はゲッソリした顔で力なく声を漏らして許しを乞うていた。署に戻るなり取り調べを開始した雪乃は、いきなり痴漢犯にまたがって何度も昇天させていた。

「えっと…、すいません、とりあえず、調書、取ってもいいですか?」
取調室の痴態にげんなりした夏美は、チヒロのトコロに戻って申し訳なさそうに笑うと、二人を空いた部屋に連れて行った。

「おっ、セーラー服じゃなっ、ワシ、ブルセラに目がないんじゃ、夏美ちゃん、ええじゃろっ」
空いた部屋がなかったのでしかたなく宿直室に行くと、ミリタリーパーカーコートを着た金髪男が寝転んでいたが、夏美を見ると好色そうな目で迫ってきた。

「あ、石原さん…、いまから調書を…」
石原と呼ばれた男から迫られてまんざらでもなさそうな夏美は、ヒダミニスカの股間を押さえてモジモジしてた。

「なんじゃ、ノリがわるいのおっ、おっ、アンタでもええっ、ちょっとだけじゃけ、な、福利厚生してくれんかのお、ワシ、都知事と同じ名前のイシハラじゃっ」
金髪広島弁の石原は不安そうに立つ正真正銘のセーラー服美少女の静流を見ると、エサを目の前にした犬がヨダレを垂らすように迫ってきた。

「石原さん、ダメです、この子は痴漢被害者なんです」
怯える静流をかばうようにチヒロが抱き寄せると、あっさり鞍替えした石原をヤブにらみした夏美が
「しょうがないですね、ちょっとだけですよ」
そう言って障子で仕切られた隣の部屋に石原を連れて行った。

何してるの?…。
障子を閉めた部屋からは、荒い息づかいが聞こえてくる。
「(見てみようか)」
静流も同じ思いだったようで、イタズラっぽく笑うと指を舐めて障子に穴を開けた。
「(だめよ…、でも、ちょっとくらいいいか…)」
昭和の子供のようなことをする静流を諫めたチヒロだったが、あっさり好奇心に負けると静流に倣って指を舐めて障子に穴を開けた。

「ああっ、石原さん、私以外と『福利厚生』しちゃ、いやあっ」
湿った吐息を漏らす童顔婦警が畳の部屋で四つん這いの姿でのけぞって艶めかしい声を漏らし、
「ああっ、そうじゃなっ、ワシは、夏美しか、おらんけんのっ」
紺ミニスカをまくり上げた金髪刑事石原がバックスタイルでキレイなお尻に抱きつき、バカ面をさらして腰を振っていた。

「(やだ…、してる)」
勤務中の警官のセックスを見たチヒロが呆れた顔で静流を見ると
「(おねえさま…)」
二人のまぐわいに当てられたのか、その気になった静流がチヒロのナマ太ももをなで始めた。

「(へっ、だめよ、静流ちゃん、あ、やだ、ああっ、だめえ…)」
タイトミニに入り込んだ手は亀井邸でもらった高級そうなパンティをまさぐって、感じる部分をイジリはじめる。

「(おねえさま、いいでしょ…)」
ウルウルした目で見上げる静流はその目に妖しい輝きを見せて、開いた胸元に顔を埋めてパンティのあの部分をイジっていた。

「(あ、あんっ、だめえ…、ああっ、静流ちゃん…)」
ベビードールをよけてナマ乳をカワイイ唇でなぶられたチヒロはレズ気を熱くして、ハイレグパンティのあの部分に恥ずかしいシミを作っていた。

千人斬りのチヒロ (26) につづく
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千人斬りのチヒロ (24)お台場署到着

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千人斬りのチヒロ (24)お台場署到着

「災難だったわね」
所轄からの応援に痴漢グループを引き渡した雪乃は、ミニパトにチヒロと静流を乗せてレインボーブリッジを渡っていた。

「いえ、ありがとう、ごさいました」
後部座席でうなだれる静流を抱いて優しく背中をさするチヒロは、沈んだ声で応えた。

「あの痴漢たち、絶対許さないわ」
悲しそうな声に応えた雪乃の声は怒りに満ちていた。
「ホント、痴漢は死刑にすべきですよ」
ドライバーズシートでハンドルを操る夏美が先輩婦警に同意して憤慨した声を漏らす。

「せっかく、こんなカッコウして我が身をさしだしてるのに、見向きもしないなんて、失礼よ」
似合わないセーラー服を着た美人婦警は、自分が痴漢されなかったことを怒っていた。
「はあ…、雪乃さん…」
ココに及んでまだそんな不満に憤る先輩に、後輩童顔婦警はあきれかえっていた。

「さあっ、ついたわよ、痴漢ども、こってり絞ってやるわっ」
そうするうちにミニパトは警視庁お台場署の看板を掲げた警察署に到着した。意気揚々とミニパトを降りた雪乃は元気に手を振っていたが、それは手コキする手つきにしか見えなかった。

「あの…、さっき『警視庁湾岸署』って…」
地下鉄の駅で浮かれた雪乃のセリフを覚えていたチヒロは、ついツッコミを入れていた。
「ああ、あれっ…、だってその方がカッコイイでしょ、タンタンタタンッ、ってね」
照れ笑いした雪乃は例のドラマのテーマ音楽を口ずさんで、マヌケな作者に変わってうっかり口走った間違いを訂正していた。

「志乃原巡査、痴漢おとり捜査から戻りました」
交通課に二人を連れてきた夏美が、課長に綺麗な姿勢で敬礼する。
「志乃原君、ごくろう様、大量検挙だそうだね」
バーコードハゲの課長は答礼を帰すと、夏美の幼児体型の名残を残したセーラー服姿を好色そうな目で舐め回していた。

「こちらで、ちょっと待ってて下さい」
交通課に案内されたチヒロは、なんで交通課の婦警が痴漢の取締をするのか不思議だったが、
「たいへんでしたね、どうぞ」
パンティが見えそうなほどのマイクロミニで脚線美を誇らしげに披露するミニスカポリスに
「あ、ありがとうごさいます」
缶コーヒーを渡されて丁寧に頭を下げた。

「あの、聞いてもいいですか?」
缶コーヒーのプルタブを開けて静流に渡したチヒロが遠慮がちに聞くと、
「なんですか?」
夏美が親しげな笑顔で応える。

「交通課って、こんなコトもするんですか?」
チヒロは先ほどの疑問を口に出していた。コーヒーの湯気を吹いて寄り目なファニーな顔を見せる静流も、気になっていたのか横でうなずいていた。
「あ…、そうですよね、それは、『婦警』の仕事って言っちゃうと、それまでなんですが…」
もっともな疑問に困惑した笑顔を見せた夏美は、なんだか要領を得ないコトを口走った。

「女性警官」ではなく「婦警」と言ったことに特別な意味があったのだが、一般市民のチヒロには理解出来るはずもなかった。

「あっ、それでですねっ、私が署内で一番子供っぽい顔だから、セーラー服着ても、違和感無いだろう、ってことで…、それに私、刑事志望なんですっ」
チヒロの納得できない表情を見た夏美は、あわてて説明を付け加えた。
「そうですか」
たしかにセーラー服を着た夏美は高校生だと言っても通りそうで、一応納得したチヒロは笑顔で応えた。

「でですねっ、雪乃先輩も、『自分もイクッ』って言い出しちゃって…」
チヒロの笑顔に元の親しげな笑顔に戻った夏美は、雪乃が飛び入りした理由も説明していた。

「はあ…、雪乃さんには助けて頂きました」
夏美はセーラー服の似合わない美人顔の婦警がなぜいたのかを説明したのだが、チヒロもあの性格ならあり得ることだと見当を付けていたので、スリム婦警に失礼にならないように言葉を選んでいた。

千人斬りのチヒロ (25) につづく
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千人斬りのチヒロ (23)一網打尽

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千人斬りのチヒロ (23)一網打尽

「はい、そこまで…、全員、婦女暴行と強制わいせつ罪の現行犯で逮捕します」
チヒロが肉の切れ目に食い込む鎌首の餌食になるのを覚悟したその時、後ろから歌うような美しい声がした。

「はい、おとなしくして、抵抗したら撃つから…、どうして、私を襲わないで、一般市民を狙うかな…」
満員の車内をかき分けてチヒロの後ろにたどり着いた女性は、セーラー服だったがそれが似合わない美人顔だった。犯人を威嚇したナンチャッテスリム美女は、痴漢が自分に目を付けなかった不満をぼやいてグチっていた。

「そりゃ、雪乃先輩、ナンチャッテ、バレバレだもん、私だけなら…」
セーラー服スリム美女の後ろに従う童顔セーラー服が、不満そうな声を漏らす。

「夏美ちゃん、なんか言った…」
振り返ったスリム美女の冷たい視線を浴びて
「ひえっ…、なっ、なんでも、ないですっ」
夏美と呼ばれた童顔美女は震え上がって直立不動で敬礼していた。

「はい、おとなしくしてねっ、暴れたり、逃げようとしたら、ホントに撃つからね」
夏美を威嚇した勢いそのままに痴漢集団に振り返った雪乃は、氷の視線で痴漢どもを制圧した。

「一般市民に悪さしないで、私にしてくれば、ちょっとは楽しませてあげたのに…」
拳銃をチラつかせながら萎縮した痴漢男たちに色目を使う雪乃をスルーした夏美は
「大丈夫ですか?…、しっかりして下さい」
絶頂間際で突き放されて茫然とするチヒロに声をかけた。

「おねえさまあっ」
痴漢の魔の手から逃れて緊張から解放された静流が、チヒロの着乱れた胸に抱きついて大声を上げて泣き出した。

「あらら、こんな子まで…」
正真正銘のセーラー服美少女の悲痛な泣き声に端正な横顔をわずかに曇らせた雪乃は、ケーブルを束ねるケーブルタイを大きくしたようなプラスチック・カフで男たちの両手を拘束すると、そこにチェーンを通して全員をつなげた。

「アナタたち、私が特別に絞り上げてあげるから…、覚悟してね」
太もものホルスターから拳銃を取りだして一網打尽した痴漢集団を見渡した雪乃は、ひとりの股間に手を添えてネットリした笑みを見せた。

「はい、みんな、おりて」
次の駅で降りた雪乃が拳銃をチラつかせながら、園児を先導する保母のようなかけ声でチェーンを引いて痴漢グループを引っ立てる。最後の犯人が電車を降りるとそれまで黙って見ていた乗客から拍手が湧き上がった。

「ありがとうございます、警視庁湾岸署でしたっ」
万雷の拍手にご満悦のスリム婦警は手を振って応え、とびきりの笑顔で投げキッスまでした。雪乃は柱にチェーンをつないでロックすると、婦警二人では搬送できないので所轄に応援を頼む電話を掛ける。

「すいません、一緒に来てくれますか」
電話しながら紺ミニスカをズリ上げて痴漢どもに拳銃をチラつかせる雪乃の横で、着乱れたチヒロを介抱する夏美は申し訳なさそうに事情聴取をお願いした。

「私は、いいですけど…」
まだ意識のはっきりしないチヒロは市民の義務として警察への協力を快く受けたが、静流を心配そうに見た。
「私は大丈夫…、おねえさま、ごめんね」
うつむいていたセーラー服美少女はその声に顔を上げると、涙を溜めた目をウルウルさせてチヒロの手を両手で大事そうにつかんだ。

「じゃあ、今日は学校や会社お休みしてもらっていいですか、なんなら、こちらで連絡しますが…」
事情聴取に1日もかからないが、二人が相当ショックを受けていると見た夏美は休むように勧めた。

「それはいいです、連絡できます」
警察から電話がかかったら上司の万年課長が大騒ぎするのが目に見えているので、チヒロは断った。
「私は…」
痴漢されたことが学校に知られるのは恥ずかしくてイヤだった静流は、チヒロの手を握ったまま言いよどんでいた。

「じゃあ、ご家庭から連絡してもらいましょう、今日は病欠と言うことで…」
静流の不安な気持ちを推し量った童顔セーラー服婦警は、優しい笑顔を浮かべて怯えるセーラー服美少女に提案した。

千人斬りのチヒロ (24) につづく
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