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== 紗羅 ==

綺羅 (45)脱皮

ろま中男3 作品リスト
綺羅 目次

綺羅 (45)脱皮

「…あっ、いやっ、ああ…」
電動の鈍い音を立てて二穴を襲う刺激にもだえて体が動くたびに、各所の毛羽立ちがやっと性に目覚めた幼い女体を刺激する。

「ああ、はあっ、ああっ…」
体の線をあらわにするプラグスーツを模した拷問具に全身を包まれた紗羅は、ソファに倒れ込んで次々とわき上がる快感の波に襲われてのたうち回った。

「…、だめっ、いやっ、いっちゃう、ああ、…」
ソファから下半身がずり落ちて後頭部から首を背もたれに押しつけてほぼ90度に曲げた紗羅は、心持ちふくらんだ乳房の中心に飛び出した乳首がかすかに震えているのをもだえながら見ていた。
「あ、ひっ、いいっ…」
絶頂に達した紗羅は体をのけぞらせて股間を宙に突き出すような格好でイッていた。

「…、う、ううっ、うわあん…」
快感の大きな波が去った紗羅は目尻から涙をポロポロとこぼした。
「…うっ、はあ、ああん…、うっ、うん、うう…」
荒かった湿った吐息でしばらくやせたおなかが大きく上下していたが、やっとそれも収まった。

紗羅をイカせたあとも二穴に納まった張り形はまだ動き続けていた。

股間の刺激を刺激し続けるバイブを思いだして、
このまま、何度もイッたら、…頭が、おかしく、なっちゃう、…。
まだ中学生の自分が色情狂のエロ女になってしまう妄想をした紗羅は、
スイッチ、止めなきゃ、…。
怖くなって股間からぶら下がるコントローラーを探した。まだ快感の余韻で体の自由が効かず、股間のあたりを手探りで探すと、
「あ、ああっ…」
さっき触ったあたりにスイッチを見つけて、何とか股間で律動するバイブを止めることができた。

やっと電動の刺激から解放されてほっとした紗羅だったが、動かなくなったとはいえ挿入されたままのそれに圧迫されている秘所がジンジンするのを感じて、ぞっとした紗羅は
「脱がなきゃ…」
急いで背中のファスナーを探して、やっと上半身からぴったり張り付いた光沢を放つ皮をはがすことが出来た。

拘束具から開放されて冷たい空気に触れた乳首がぴくぴく震えている気がした。背中のファスナーをお尻のワレメまで下げると締め付けられていたお腹が開放された。
「紗羅、ふとっちゃたの?…」
柔らかいお腹を見た紗羅は、大量の汗をかいて実際にはやせていたのだが、なんだか太ったような気がした。

「あ、あん…」
腰に張り付いた皮をはがしてズリ下ろすと股間の薄い茂みが現れて、スジに外気が入り込んで股間がひんやりした。ソファにずり上がってバタバタしながらもっと下ろすと、前後のアナからぬるりと張り型が抜け出した。
「あ、あんっ」
抜け出るバイブに粘膜をこすられた紗羅はセクシーな声を漏らし、自分の声に赤くなった。

両アナの圧迫から解放された紗羅はまだヒクヒクしているような気がしたが、お尻のアナは排便したような開放感があった。後は足にまとわりつく部分だが、サイズがギリギリの上、汗でぐっしょり濡れているため、伸びるのを覚悟してムリヤリズリ下げた。

紗羅は汗に濡れた裸体をよろよろ歩かせて、なんとか透明な仕切りに囲まれたバスルームにたどり着いた。全身を熱いシャワーで洗い流した。全身で跳ね返る熱いお湯が疲れ切った体をほぐしてくれるようだった。

シャワーを浴びて少し元気を取り戻した紗羅は体にまとわりつく水滴を丁寧にぬぐい去ると、先ほどまで紗羅を責め続けたプラグスーツを丁寧にたたんで紙袋にしまった。

赤いパンティを取りあげると残りは紙袋の奥に押し込んだ。そのときいくつかの小箱があるのに気づいたが、確認はせずにそのままにしておいた。

赤いパンティはスジに沿うように股間の中心線にレースの飾りがあって、紗羅はおかしなところにあると思ったが確かめずにそのまま履いた。ハイレグでもTバックでもない普通のデザインに安心していた。

ワンピを着るとここに来たときと同じ格好になった。見た目は中学生の紗羅のままだったが、女体のエロ度がレベルアップしていることに紗羅はまだ気づいてなかった。

綺羅 (46) につづく

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