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綺羅 (33)乙女の危機一髪

ろま中男3 作品リスト
綺羅 目次

綺羅 (33)乙女の危機一髪

「…ああん、いやあ、もうっ、あっ…、はあっ」
乳房を震わせる鼓動が早鐘のように鳴って、紗羅はうつろな目で虚空を見ながら絶頂に向かっていた。

「ええかっ、ええのんかあっ」
後ろから抱きついて幼い女体を弄ぶ城島は興奮した息でさらさらの髪を揺らしながら、ワンピに手を入れて小振りなナマ乳を揉みまくった。
「ああ、いや、あん、い?」
乳房と股間の熱さに無意識にのけぞった頭にさらさらと髪を揺らしながら、紗羅の甘えたあえぎ声が漏れる。

「あっ、はあっ、んっ、む…」
頼りなく開けた唇のハシからよだれが垂れた。未開発の幼い女体が快感ではち切れそうで耐えきれない紗羅は、頭を振った拍子に目尻から大きな涙の粒をこぼした。
「いやっ、あっ…、ううっ…」
拘束された美少女は甲高い声を上げたと思ったら、低いうなり声を漏らして全身をこわばらせた。全身を快感の熱い波に襲われた紗羅はやせた女体を緊張させると、まぶたの裏が真っ白になって雷が直撃したような快感に体を震わしていた。

「イッた、みたいやな…」
エクスタシーにもだえる美少女のゴムパンツのスソからネットリした汁があふれているのを、ニヤニヤしたスケベ面で眺めた城島は天井から吊した紗羅の手を外して床に寝かせた。
「エエ気持ちやったやろ…、今度はわしをイカしたってや」
床にぐったりした由貴を置き去りにして、いったん奥に引っ込んだ。

快感の余韻に意識を漂わせながら、わずかに残った理性で乙女の貞操の危機を感じた紗羅は、震える手で鞄からケータイをたよりなげに探り出して後ろに隠した。

城島はスケベ面で笑いながら小箱を手に戻ってきた。
「ほんなら、やろか」
ズボンを脱いで下半身裸になると、先端をカウパーな液で濡らして固くなった息子を紗羅に見せつけると、
「コレ付けると、エライええらしいで」
黒光りするコンドームをくるくるとかぶせた。それは普通のではなくイボ付きだった。
「コレなあ、真珠付きと同じくらいエエらしいんや」
グッタリと横たわる紗羅を見下ろしながら、城島はエッチな笑いを浮かべた。

「コレ、もういらへんな」
紗羅の股間に食い込む性具付きのゴムパンティを脱がせた。二つの穴からシリコンの固まりが抜き取られる刺激に
「ひっ、ああっ」
美少女の幼い女体が苦しそうにのたうち回って悲鳴を上げていた。

「いくでっ」
淫靡な光を宿した目で紗羅のスレンダーな女体を見おろして足の間にカラダを入れた城島が、息子を握って紗羅の濡れた亀裂に押しつけた瞬間にケータイのフラッシュが光った。
「へ…」
突然のことに惚けた表情をみせる城島に、紗羅はなんどかケータイのシャッターボタンを押した。

城島があっけにとられている間に自宅のパソコン宛に写メを送った。後ろ手に縛られていたら、どうしようもなかったが、頭の後ろで組まされたおかげで、両手を前に持ってこられた。

綺羅 (34) につづく

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